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個別記事の管理2013-07-26 (Fri)
こんにちは、まかない婦です。今しがた酒屋に置き去りにしてきたとき妹が半べそをかいていました

今日という日は妹にとって大変な厄日だったようです。

まず、宅急便が昨日送り出した東京のお得意様の酒を割りました。そのすったもんだの間に妹の苦手なお客様が来店されました。

たまたまその時自販機飲料の補充をしていたまかない婦にそのお客様の相手を押し付け、用があるからと出て行ったきり帰ってきません。

私もそのお客様に手こずりながら帰ってこない妹にイライラしていました

お得意様からは破損の状況の電話が入るし、慣れない一升瓶の包装を頼まれるし、しかもまだ荷造りがあるのではないでしょうか?何やってんだといぶかりながら4階まで包装紙を取りに向かう途中3階食堂を覗いてみると母とおしゃべりしながらパンを食っている妹を見つけました。

「何やってんだ!」 どうせそんなことだろうと思っていたけど、苦手なお客さんから逃げていたわけです。

サボる妹をどやしつけて酒屋へ戻りようやく包装もしてお客様を送り出しました。酒屋の店番を妹に返したのはかなり遅くなってからです。

まかない婦にも大事な仕事があります。もう月末なので来月のHP用のオリジナル料理を作らなければなりません。材料は揃えましたがもう時間がありません

この仕事は明日するとして、とりあえず買ってきた材料を下ごしらえしておかねばと取り掛かってすぐ妹からSOSの電話がありました。 「手伝ってくれ~!」

お得意様へ送る荷物を作ってくれと言うのです。妹はいつもまかない婦の荷造りに大変不信感を抱いています。荷造りをしてくれというところを見るとよほどせっぱつまった状態です

酒屋に駆けつけると荷造り以外に婚礼祝いのお酒を用意しなければならないようです。

しかし、こんなときに限ってプリンターのインクが切れています。伝票の打ち出しはかろうじて出来るものの、のしはおかしな色になってしまい少々無理があります。

でも、まかない婦と違って妹の字は悪くありません。「手書きで書けば?」と勧めたのですが何枚か書いてみた字がどうしても気に入らないらしく、ギフトの部門のプリンターで打ち出しに行ってしまいました。

テーブルの上には立体的な鶴の水引がかけられお酒は既に用意されています。後はのしを貼り、風呂敷で包むだけです。

呆れたことに妹がさっき持ってきた風呂敷は破れていてお役に立ちません。ついていない日と言うものはここまでマイナスのサイクルが回るものなのでしょうか?

破れた風呂敷を手に提げた妹の姿は哀れでもあり、おかしくもある人生の縮図のようです。

帰ってこない妹を待っている間に、もうお祝いのお酒のお客様が来店されました。四の五の言っている余裕は有りません。妹が放り出していった手書きののしを見せOKをいただいて、後は風呂敷です。

風呂敷を取りにまかない婦もギフト部門に走りました。残念ですがギフトのプリンターでものしはまだ打ち出されていません。

ターイム・アウト

ニュー風呂敷を手に持って酒屋へ走って戻りましたお客様は機嫌よく待っていてくださり、にこやかに帰っていかれました。

すべてが終わった後、妹は疲労困憊し涙目でまかない婦を見ていました。

その顔には「疲れたよパトラッシュ、お前もだろ?」と、書いてありました。

こんな日妹は手取川さんのお酒を買います。大好きな山本杜氏さんの顔を思い浮かべながらその酒を飲むのです。今日買って帰ったのは吟白寿です。

さて、まかない婦はどの酒を買いましょうか?今日はもちろん日本酒ですよね?どの子にしようかなぁ・・・ 実はまかない婦さほど疲れてはいません。厄日だったのは妹のほうで、まかない婦にとってはただの忙しい一日に過ぎません。

さてさて、どのお酒を買おうかしら?
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* Category : 酒屋のお仕事
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