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個別記事の管理2012-11-05 (Mon)
こんにちは、まかない婦です。

まかない婦、数日前なぜか酷く落ち込んでしまいました原因ははっきりしません。北陸特有の鉛色の空と薄ら寒さだったのか、何気にちらりと見たインドの写真だったのか・・・

多分写真の方かしら・・・

むかしむかし、まかない婦がインドやネパールを頻繁に訪れていた頃、南インドのマドゥライでミナクシ寺院というテンプルにはまってしまい、何日も逗留して毎日そのテンプルを訪れていました。

暗くてひんやりとした寺の内部で飽きもせず何時間も座り込んでいたものです。町の名前はマドゥライで良かったのだろうかと思い、確認のため検索してみると旅行者の写真付きのブログに行き当たり、懐かしい町や寺院が少しも変わらずディスプレイ上に現れました。

IMG_0148_convert_20121103115720.jpg
これが昔まかない婦が撮影した写真です。

マドゥライの寺院
こちらはAZIANOKAZEさんのブログから拝借した写真です。画素数が違うので比べ物にはなりませんが、時は異なるものの同じ場所を同じように旅している人がいることに、なにやら感動してしまいました。

でも、感動しながらもなんだか切なくなってしまったのです。かって自分が持っていた自由な時間、自分自身を1人で所有していたわがままだった昔、そんなものが今の私には無いことが元々勝手な人間だった自分を息苦しくさせます。

もう、他の人の一生分以上旅をしたというのに、自分の中にまだふらりとどこかへ行ってしまいたい衝動があるのに呆れてしまいました。

その旅も決して楽しいことばかりではなかったというのに・・・自分が盗難にあったこと2回、病気で死ぬかと思ったことや交通事故、痴漢、ぼったくり、詐欺、一緒に旅行をしていた友人がパスポートや現金全て盗られた上にトラベラーズチェックまで置き忘れて一文無しになったあの日・・・さまざまなトラブルに巻き込まれ、「自分は一体何をしているのだろう?」と深く疑問を抱いた日々・・・

職業「旅人」と気取りながらもその実「苦行僧」ではないかと頭をひねったあの頃・・・

そして、最果ての地南インドのカニャクマリでぶっ倒れて本当に死ぬかと思ったあの日に、どうしてもここでは死にたくないと強く思ったことは忘れられません。

死ぬなら日本で死にたい。日本に帰れないまでも、日本行きの飛行機の中ででも良いから日本に向かいながら死にたい。その思いで自分に鞭打ち、ようやく帰ってくることが出来ました。

そのエアチケットの予約もデリーで日本行きを押さえようとしたら、コンピューターの調子がよくないのでとりあえずバンコクまで行ってくれと言われ、顎がブラジルまで落ちそうでした。

とりあえずバンコク・・・・?まったく理解不能の異世界です。

どうなったかって?とりあえずバンコクに行ってみたらおスルスルに予約が取れて無事に帰国することが出来ました。これもまた不思議な話ではあります。

あの混乱と喧騒の中に戻って今のまかない婦が耐えられるのかどうか、はなはだ疑問ではありますがミレーのザックを背負ってもう一度行って見たい気はします。とりあえずネパールにはもう一度行きたいな。

ポカラのフイッシュテールロッジの大きな暖炉の前でククリラムでも飲んだらさぞかし幸せだろうなと、空想の世界で遊ぶ今日のまかない婦でした。

オットット、今日の話自体が理解不能なものになってしまいましたね反省します。明日からはまともな感じでいけるよう頑張ります。ではまた明日
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* Comment : (4) * Trackback : (0) |

* by bodai_ju
わたくし、インドの仏教美術が好きで60歳を過ぎてから科目等履修生という社会人学生になってK大学で仏教美術の勉強をしました。
インドのアジャンタやマトゥーラ、サールナートなどで現物を見たいという気持ちありますがまだ行っていません。
インドどころか、まだ外国へは一度も行っていません。
今は、基礎年金だけで生活しているので海外旅行するお金もないのですが、それよりももっと大きな理由は飛行機がダメなんです(笑)。
ひと様からは、飛行機は一番安全な乗り物だと言われているのですが・・・・。

Re: タイトルなし * by まかない婦
アジャンタ、エローラ、サルナート、ブッダガヤにも行きました。

やや規模は小さかったのですがアブーマウンテンの彫刻は見事でした。でも、ブッダガヤはボッタクリの町で治安も悪く最悪でした。

お金を持っている日本人のツアー客が現地の人を堕落させたように感じました。

飛行機が苦手では海外旅行は難しいですね。往復のチケットさえ買ってしまえばお金を掛けずに旅することも可能な国です。

私は二ヶ月で交通費、宿泊費も含め4万円ほど使いましたが、インドを一周してネパールにも滞在したことを思えば安かったと思えます。

理解可能です! * by いぬこ
すごくわかります。苦悩の中で何かを探していたんですね。
いぬこも「自分探し」という言葉に身を任せていました。でも本当は、あの国々に行くと、ぼんやり日本にいるより「生きている!」って感じがして好きでした。自分の生を確かめるってことだったと思います。
自分探しといえば、アントニオ・タブッキオをご存じですか?
「インド夜想曲」絶品です。

どちらでしょう? * by まかない婦
いぬこさん、インド夜想曲とは楽曲ですか?それとも本のタイトル?
どちらにしても気になります。

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