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個別記事の管理2012-09-06 (Thu)
こんにちは、まかない婦です。

今日はまかない婦の職場である柿市商店従業員食堂で今現在も頑張っている古き物をご紹介します。

IMG_2449_convert_20120906164451.jpg まずこれです。これを一月ほど前に食堂で使い始めたときベテランの社員が「魔法瓶や、魔法瓶や!」とはしゃぎました

すぐそばでは若い社員が「マホウビンって何ですか?」とポカリン顔で聞いています???

そういえば確かに魔法瓶って言ってたよね?すっかり忘れてたよ。今では使われなくなった『死語の世界』ですか・・・

この魔法瓶本当に古いけど当社では現役です。壊れてさえ居なければ働き続けていただく所存です。

IMG_2451_convert_20120906164735.jpg 次はこれ。いわゆる昔の『便所紙』です。大昔に買ってストックしてあったのでしょう。数年前にかなり沢山出てきてまかない婦を呆れさせましたが、最近では汚れたものをチョイと拭く使い捨てのペーパーとして活用しています。

IMG_2452_convert_20120906164835.jpg それからこれは当厨房の鍋です。まともに柄の付いているものはほとんどありません

でも現役です。今日も50人分ほどのホワイトシチューをこの鍋で作りました。柄がないので持ち運びが少々不便ですが大丈夫!まだまだいけます

IMG_2450_convert_20120906164558.jpg 次はこれ。義妹が独身のときに使っていた冷蔵庫です。亡き父の入院七つ道具の一つとして長きに渡り活躍していましたが、今は休眠中。

ですが、すぐに使えるよう食堂の片隅にスタンバっています。実際にたびたび使ってもいます。厨房の冷蔵庫は家庭用の大型冷蔵庫を2つ使っていますが、時としてそれでもスペース不足になる場合があります。そんなとき活躍してくれています。

この冷蔵庫すでに30歳を越えていると思われますが、まだまだ若いもんには負けんぞと言っています

これ以外にもレトロなお道具は沢山ありますが、基本壊れるまで使うというのがまかない婦のポリシーですぴいす

ええっと、この緑色の冷蔵庫は以前まかない婦を徹底的に痛めつけたことがあります。そのときの柿市こぼれ話をここに貼り付けておきますので、お暇な方は読んでやってください。

長いですよニヤリ




柿市こぼれ話

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【背中の冷蔵庫】
 当社には地酒の小売店舗があることは前にも書いたのだが、最近ますますいろいろな蔵元の酒を置くようになってきたので、ただでさえ手狭な店がもっと手狭になってきている。

 今現在日本酒は150銘柄以上あるのだが、そのうち富山県の酒が5~6銘柄あるばかりで、その他はすべて石川県の地酒である。この中には生酒が結構あって、冷蔵庫のスペースも足りなくなってきている。

 そこで自宅にある使っていない小さな冷蔵庫を店に持ってくることにした。自宅は店舗の一軒置いて隣の家なので、小さな冷蔵庫くらい持ってくるのはたやすいことのはずだった。ただ問題なのは、二階に置いてあるので急な階段で下ろさなければならないことだった。

 しかし、中身さえ入っていなければ冷蔵庫というものは意外に軽いものだ。試しに持ってみたら、ドアが取れてしまった。取れてしまうとかえって持ちやすいような気がした。ひとりで何とか下ろせそうだ。冷蔵庫を抱えて階段の所まで移動させた。楽勝だ。

 が、ここからがちょっと問題だ。冷蔵庫が大きすぎて狭い階段では私と冷蔵庫のスペースが取れない。そうだ、背中に担いでしまえばどうだろうか?やってみた。残念だが冷蔵庫が大きすぎて手が回せない。担いで下ろすことはひとりでは無理だ。

 いや、待てよ、ほんの十数段の階段だ、背中に乗っけてバランスをとりながら下りられるのではないだろうか?出来そうな気がした。試しに背中に乗せてバランスをとってみた。四角い冷蔵庫の放冷用の細かいパイプがいい具合に背中に引っかかってバランスがとりやすい。よし!やってやる。おふざけ半分、私は冷蔵庫を背中に乗せて階段を下り始めた。

 一段、二段、三段・・・私の背中で冷蔵庫がグラグラ揺れる。いけない!冷蔵庫ばかりではなく私までもろとも下まで落ちてしまいそうだ。

 クククククククッ笑いがこみ上げてきた。電気もついていない暗い階段で、背中にドギツイ黄緑色の冷蔵庫を乗せて立ち往生しながら、自分の間抜けさ加減があまりにもおかしくて、いけないと思いながらも、笑わずにはいられなかった。笑うと背中の冷蔵庫がさらにグラグラと揺れて、危険度は飛躍的にアップしたほんとにマズイ!マズスギル。

 いまさら後戻りは不可能。下りるか、落ちるかどちらかだ。さすがに怪我はしたくなかったので、とりあえず笑うのは我慢した。冷蔵庫のゆれが幾分小さくなった。ここで予想外に冷蔵庫が重くなってきた。なんという体力の無さ!ウルトラマンでさえ3分はもつのに・・・ウルトラ涙 

 ああ、しかし下りるしかない。一段、二段、三段・・・冷蔵庫だけではなく私の足までガクガク揺れる。あと少し、ほんの数段下り切れば誰かに助けを呼べるはず。一段下りるごとに明かりが差してきた。もうだめかと思ったが、何とか一番下まで下りることができた。

 しかし、背中にのしかかる冷蔵庫はとてつもなく重くなっていて、一番下の階段に背中を滑らせて置くだけで精一杯だった。しかも自分の体で支えていなければどうしようもない。このままでは冷蔵庫に押しつぶされそうだ。

 数十メートル先のうちの社員に助けを求めようとした。が……見える範囲に居たのは西村君……彼はあまりにも若い。助けを求めるにはちょっと気が引ける。何だこのおばさんはと不審な目で見られるのは明らかだった。

 「あっ、あっ子ちゃんた、助けて……」と、声をかけるまもなく、すばやい小走りで彼女は走り去った。すぐそこにみんな居るのに誰も黄緑色の冷蔵庫に潰されそうになっている私に気付かない。

 もうこうなったら仕方が無い。私はあえて冷蔵庫の下敷きになり、そこからホフク前進で這い出した。

 やっと、黄緑色から開放されて、妙な達成感があった。やった、やり遂げた。危機一髪だったが何とかなった。多少腰は痛めたようだが何とかなった。意気揚々と冷蔵庫を酒屋に運んだ。店番をしていた妹にたった今成し遂げた武勇伝を披露した。

「ダラんないけ!!」 (馬鹿かお前はの金沢弁)目をひん剥いて妹が吐き捨てた。はい、ダラです。おっしゃるとおり、わたくしは柿市商店で一番のオオバカモノで~~~す。チャンチャン。
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* Category : 柿市従業員食堂
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by bodai_ju
モノを大切に使い切るというのは尊いことだと思っています。
うちも古いものばかりです。
私が使っているプリンタはもう部品がないという古いもので、いまでも働いています。
壊れるまで使うつもりです。

古女房も大切にしていますよ。
尤も私はあんまり大切にされているとは思いませんが・・・・(笑)。

Re: タイトルなし * by まかない婦
なぜか古いものほど壊れませんよね?造りが単純なせいでしょうか?

よって、当社の厨房にも古参のつわものがばっこしております。

私も全てのつわものに壊れるまで働いていただくことにしています。

コメント:







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