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個別記事の管理2012-09-02 (Sun)
こんにちは、まかない婦です。今日は9月2日。後二日で祖母の命日です

二年前の9月4日に祖母が亡くなりました。近所の特養に入ってもらっていたのですが、97歳でとうとう逝ってしまいました

会社が休みの日は厨房の片付けを済ませて母と2人必ず顔を見に行っていたので、祖母がなくなってからはその時間がぽっかりと空いてしまい、むなしい思いがしばらく続きました生きててくれるだけで良かったんだけどなぁ・・・

祖母が亡くなる10日ほど前に主治医に「後数日だと思います。」と言われ、その日から私達を中心に祖母のベットのそばで夜も付きっ切りで見守りました。

嬉しい事に母の兄弟も1人残らず協力してくれて、私達兄弟や従姉妹までひっくるめて総勢10人以上の人たちが祖母に付き添い見送ってくれました。

私も特養から朝4時に会社へ戻り、シャワーを浴びて出勤しました。勿論毎日ではありません。2人ずつ付き添って、連日にならないように協力し合いました。

数日と言ったのが10日ほどになったので、主治医の先生はややあせったようです。「お疲れが出ないように・・・」と言われましたが、いまさら付き添いを止める事もできませんでした。

祖母は自分の子供や孫、ひ孫にまで見守られて苦しむ事もなく逝きました。余りに美しいその死に顔は全ての人を驚かせました。

「なんだよ、今までの顔は老婆のふりかよ?」ケケケ 婆ちゃんの笑う声が聞こえるような気がします。

4日は会社が休みではないので、今日これから母と2人で墓参りに行きます

なんか、こんな風に書くとまるで私達一族は良い人ばかりのように思えちゃうかもしれませんが、婆ちゃんの通夜で親族揃って泥酔し、特にまかない婦は大酔っ払いとなってへまをしました。


その話、ここに貼り付けておきますね。よかったら読んでみて下さい。ちょっと長いですよ




【酒の失敗談・そこまでして酒飲まんなんのかという話】

こんにちは。いつもこのコーナーは妹が書いているのですが、今回に限り姉の私が書くことになりました。勿論やっちまった本人は私です。

先日私たち姉妹の祖母が亡くなりました。97歳。でも、もっと生きていて欲しかった……それはさて置き、何が原因で集まったにしても、集えば宴会の始まる私たちの親戚です。何日も祖母に付き添いをした挙句の葬儀ですから、こここれに至るまでにすでに体は疲れきっています。それは私ばかりでなく、叔父や伯母にしてもほぼ同様です。ですが、宴会はやります。

通夜の晩、お客様方が帰られた後葬儀場に、母と私、伯母2人、叔父2人と従妹が1人、総勢7人が残りました。親族の控え室には布団も用意され、小さいながらもお風呂もあります。賢明な伯母達は早々に休みましたが、残りの5人はサバイバル宴会を続けました。程々にするとか、酒を控えるという選択肢が頭の中にあまり無い一族です。
「いい加減にしなさいよ。」と、母が4人に注意したのが深夜2時だったそうです。そのときすでに、4人ともかなり酔っていたらしく、特に従妹は白目を剥いて更にその目をぐるぐる回し体もぐらんぐらんゆすりながら、なおも飲み続けていたのだそうです(映画のエクソシストさながらです)。『ああ、駄目だ。これはもう完全に駄目だ。』母は心でつぶやきましたが、私達を見捨てて寝てしまいました。

4人が完全に酔いつぶれたのが、多分2時半ぐらい。夜中の3時にもう1人の叔父がやって来たときにはおばあちゃんの棺はほったらかしで、つぶれた酔っ払いがその辺りに転がっていたという状況だったらしいです。何のための通夜の付き添いだったのでしょうか? 3時にやって来た叔父はどうせこんなことだろうと、辺りを付けて来たに違いありません。

問題はこの後に起こりました。実は当社ではたとえ社長の葬式であっても休業するというわけにはいかず、当然食事も出さねばなりません。食事を用意するのはまかない婦である私の仕事です。そこで、出勤するために朝の4時半にタクシーのお迎えをお願いしてあったのです。しかし、グダグダの酔っ払いが2時半に寝て、そんな時間に起き上がれるわけがありません。
「タクシー迎えに来とるぞ!」と、叔父に起こされ時計を見るとすでに約束の時間を15分以上もオーバーしていました。
ガバと起き上がると取るものも取りあえず寝巻きのままで玄関まで猛ダッシュです。靴は履けませんでした。元々キツキツだったのに、今この状態で寝巻きにパンプスでもないでしょう。要するに寝巻きにはだしのグラングランの酔っ払い女の出勤です(髪型は西田敏行風に決めてみました)。

そんな有様で玄関を飛び出すと、タクシーの運転手さんが車を磨きながら待っていてくれました。出てきた私を見て、明らかに嫌な顔をしましたが(おいおい、大変な客が出てきたよ的なお顔です)、四の五の言われる前にさっさと乗り込んで会社へ乗り付けました。申し訳ない気持ちもあったので、メーター1200円ほどのところ2000円渡しておつりはいらないと告げると、急に機嫌が直ったようです。金の力は偉大です。

会社ではすでに5時近くなっていたので、男子社員はほぼ全員出勤していました。
「おはよう。」と、小さな声で挨拶して、はだしのままエレベーターに駆け込みます。誰も気付いていませんようにと心で念じていたのですが、無駄でした。後で
「お前裸足で来たんじゃないか? 頭おかしくなったんじゃないか?」と、古手の従業員に突っ込まれました。頭はおかしくなっていません。ただ寝坊して、段取りが少々狂ってしまっただけです。ですが、たとえひどい二日酔いでも働きます。怒涛の勢いで働いて。社員の朝食をこなし、昼食の準備もしました。

働いていたのは私ばかりではありません。サバイバル宴会でエクソシストばりの酔いっぷりを披露した従妹は、きちんと朝6時までに居残り組の朝食を準備してくれましたし、義妹も朝6時には当社の社員食堂に駆けつけて、朝食の準備を手伝ってくれました。2人のおかげで大量にあった巻き寿司や煮物、オニギリなどが無駄にならずにすみました。感謝、感謝です。

頼まれた荷物を持って葬儀場に戻ったのが、葬式の1時間前です。ここでまた事件です。部屋に掛けてあった喪服に着替えようとすると、スカートはようやく穿けたものの上着が小さすぎて袖が通りません。超人ハルクか? ちが~~う。この喪服私んじゃない。きっと一緒に寝ていた従妹が間違えて私の喪服を着ているんだ。あの酔っ払いめ。

落ち着いて考えてみれば、小ヤギがカバの服を着るようなことがいくら酔っ払っていてもあるはずは無いのですが、アルコールにやられた脳では、ありえぬこともあるように思われたのでしょう。無実の従妹に喪服を返せと迫りました。従妹の方も『大変や、私ひとの喪服を着とるんや。』と、うろたえたそうですが、どう見ても自分の喪服に違いないので頭は更に混乱したようです。

結局私が着れなかった謎の喪服は名古屋の伯母のものと分かり、私の喪服は別の部屋に掛けてありました。悲しく厳粛なはずの葬儀の場を、一瞬にしろお笑い会場に変えてしまった私の大失態です。あ~あ、おばあちゃんもこれでは安心して成仏なんて出来んでしょうね。ごめんね婆ちゃん。



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* Category : 家族
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by bodai_ju
自分の子供や孫、ひ孫にまで見守られて苦しむ事もなく97歳で大往生し、余りに美しいその死に顔は全ての人を驚かせ、しかもお祭りのような賑やかな?夜とぎをしてもらったおばあちゃんは立派に成仏していますよ。


ありがとうございます * by まかない婦
ありがとうございます。
祖母もあきれながら私たちの事見ているのでしょうね・・・

コメント:







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