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個別記事の管理2016-03-05 (Sat)
こんにちは、まかない婦です。

昨日以前に働いていた人が当社を訪れました。手土産に大きな発泡スチロールの箱を持ってきて
「皆さんでどうぞ」と置いていかれました。

何事につけても丁重なその方の手土産の中身は見なくても察しが付きます。以前に社長の好物は何ですかと聞かれイカと即答したのはまかない婦です。

間の悪いことに社長は席を外していました。

「中身を確認せんでも良いがかいね?」と聞いてきた母に
「私が貰った物じゃないから勝手には開けられん。」と返しました。
「ダラんねぇけ!!」(バカモノ)と母から罵声が飛びました。

義妹も何やら笑いながら言っていました。たぶん決め事にとらわれすぎるまかない婦を笑っているのです。

弟とはそんな遠慮の不要な間柄であることは充分わかってはいるのですが、つい正しい道をたどりたがるかたくななまかない婦に母も義妹も呆れモード全開です。

言われてそれもそうかと箱を開けてみるとヤリイカが15杯も入っています。

あっ、あーーーーこいつは痛い。たぶんまかない婦が全部捌くことになるのは目に見えています。

予想通りもらったイカに目を細めた社長は
「お前がさばいてくれ。」と無情にも言うのです。
「あんたには立派な奥さんが居るぞ。」と返すまかない婦を弟と義妹が笑っています。やっぱそうだよね・・・

そして社長は空を見つめ
「里芋と炊いたら旨いな。よし、里芋をむこう。」と夢見るように言いました。

「あんたはイカのためなら働く男やな、さすがイカ男や。」まかない婦のボヤキにも似た皮肉に社員たちが笑っています。

ある日の平和な柿市商店とその社長のイカ男のお話でした。
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