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個別記事の管理2015-10-07 (Wed)
こんにちは、まかない婦です。

昨日の6時過ぎ前日に訪ねてきた外国人のお客さんが再度来店されました。

前日に目をつけていったニッカの『竹鶴17年』を買いに来られたのです。

前日にはショップカードをほしいと言われたのですがHPアドレス以外は全部日本語なので外国人のお客様には意味をなしません。仕方がないのでお手持ちのマップに当店の場所を印し帰って行かれました。

当日のうちに戻ってこられるのかと思い妹に申し送りすると案の定顔をひきつらせていました。

一日ずれましたが戻ってこられ竹鶴をお買い上げです。

本当に最近のジャパニーズウイスキーの人気はすごいです。当店では元から山崎や白州の10年12年は常においてありました。と言っても2本づつぐらいしか置いてなかったのですが誰も買う人もいないのでそれで良かったのです。

時折弟や自分、ごくまれにお客様が買う以外動きの少ない商品でした。

ところがサントリーがウイスキーの大きな賞を取り、創業者のNHKドラマ『まっさん』の放送が始まったあたりからジャパニーズウイスキーブームに火が付きました。

まず外国人のお客さんが目の色を変えて(もともと変わっている人もいますね)高いウイスキーを買いあさるようになり、小さな店のささやかな在庫はあっという間に売り切れてしまいました。

特に中国人のお客様の勢いは凄まじいものがありました。どんなに高くても頓着せずあるだけ買っていかれます。チャイナパワー恐るべしです。

ですが西洋人のお客様のニーズがなかったのかと言うとそうではなく、「なんでこんなにウイスキーがないんだ。」と腹立たしげに問いただされることもありました。

それはね、あなたたち外国人のお客様がぜーんぶ買っちゃったからだよ。

そのあとも仕入れ先の好意で時々入荷するウイスキーを妹はかっぱらわれないように古い階段の上の方にディスプレイしていました。

昨日売れた竹鶴はその中の一本です。

高いウイスキーを包装紙で包む間そのお客様は言われるのです。
「このお店とても静かですね。僕はこのお店の静かなところが好きです。」

・・・たぶんほめ言葉なのでしょうが、商売人として店が静かなのが良いと言われて喜んでいる場合ではありません。

言われてみればほかにお客様もなく、妹のかけたオルゴールのCDがチンコンカラリと鳴っていました。

サンキューと返すには返しましたが顔は引きつっていたと思います。

静かな店はそのあと一人だけお客様がありましたが店じまいした時の売り上げもひっそりとしたものでした。

千客万来の金沢でこのありさまでよいのだろうかとは思いますが、この状態ですら手に余っている今日この頃です。

チンコンカラリと鳴るCDを止め、後片付けして店を後にしました。
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