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個別記事の管理2015-02-06 (Fri)
こんにちは、まかない婦です。

ここ数年のお付き合いなのですが、小松の加越酒造さんのお酒に注目しています。

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純米大吟醸 加賀の月『月光』 の袋しぼり無濾過生原酒 720ml 税込1620円です。

大吟醸の袋しぼりでこの値段ってあり得ません。本来なら4000円ぐらいなのではないでしょうか?

なぜこんなにお買い得なのか蔵人の奥田さんに聞いてみました。
「だって、袋しぼりと言ってもしぼっているの自分ですから・・・」

 「はっ?自己評価低っ!」奥田さん、もっと自信を持ってください。良いお酒ですよ。

その証拠に去年は何度もお代わりできた一升瓶が今年は2回目の注文をかけた時には売り切れていました。

あーーーー、みんなに旨いってばれちゃったな・・・

当店で仕入れたこの酒の一升ビンの最後の一本を予約されたお客様が、先日お酒の引き取りにみえました。その折入荷したばかりでこれも予約を受けていた同じ蔵の生酛仕込みの純米吟醸酒も持って行かれたのです。

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これがそのお酒ですが720mlで1728円だそうで、袋しぼりの大吟醸より少しお高い値段設定です。

生酛仕込みのお酒はたいそう手間がかかるらしく最近あまりお見かけしません。何でも櫂で材料を根気よくすりつぶすのだそうです。

それを蔵人の奥田さんが作ってみたくて他の蔵の杜氏さんに教えを乞い作り上げたお酒らしいです。

その生酛仕込みのお酒を手にしたお客様に
「蔵人の心意気も一緒に飲んであげてください。」と声をかけるとお地蔵様のような優しい笑顔でにっこりと笑い店を出ていかれました。

きっと大切に飲んでくださるものと思います。

まかない婦宅では昨日に引き続き熱燗にしようかなと思っています。店で売れ残った夏のお酒がようやく無くなりました。今晩は秋のお酒が熱燗になる予定です。

季節商品は並べて見たり飲み比べたりで楽しいのですが、いったん売れ残ると季節感の無い定番商品とは比べ物にならないほどリスキーです。

それでもせっかく季節のお酒が有るのにそれを仕入れないのもお客様に対して不誠実ですよね。第一いつも同じものばかりではいくら良い商品だと言っても飽きてしまいます。

その辺りの兼ね合いの難しさをつくづく感じます。

今が真っ盛りのしぼりたてや濁り酒を横目で見ながら、寂しく秋のお酒を買った今日のまかない婦でした。
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