まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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昨日母と弟と3人で従兄のお通夜に行ってきました。
着いたときからあれっと思っていたのですが、次々建物に入っていく喪服を着た人がいる一方同じほどの数の人たちが建物から出て帰っていきます。どうやらお参りだけしてすぐに退出しているようです。
コロナ以降この手の葬儀が増えましたが、その中でもここまで人が流れているのは初めて見ました。
建物の中に入り祭壇にお参りすると確かに亡くなった伯父によく似た面影の人が遺影の中で人懐っこく笑っていました。
やはり数回は会ったことがあるようです。
お参りして3人で親族に頭を下げ挨拶をすると弟と母の顔は覚えられていたようで挨拶を返されました。
会場に座っている人はほとんどいなくてわずかにマスクをした従姉の姿と一番奥の席に亡くなった従兄と同じ年代の人が背筋を伸ばして座っていました。親しくしていた友人なのかもしれません。
それにしても座っている人がほとんどいないことに改めて驚きます。これでいいのかな?早くコロナが終わらなければずーっとこんな感じですよね。
柔らかく笑う従兄の遺影を見ながらさみしいなと少し思ってしまいました。安らかに・・・合掌。
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またしても今晩お通夜に行くことになりました。父方の従兄が亡くなったのだそうです。
とは言えお付き合いはほとんどなかった方なのですが今月はこの手の話が多すぎます。まかない婦たちより顔が広い社長に至っては何度目になるのか・・・
確か5回目の時に
「もう勘弁してくれ」と嘆いていたので少なくても今回で6回目のはずです。まかない婦たちでさえ3回目です。たった一月のうちに3回は多いですよね。
母は伯母の葬儀の時に喪服を汚してしまったからとクリーニングに出していたので(その次の葬儀の後に)慌てて洗濯屋さんに電話していました。まだ洗ってなくても構わないそうです。
喪服1回着たら3回続くというのが本当になってしまいました。
今月が過ぎれば潮目も変わると信じながら喪服の用意をする今日の日です。

土曜日に身内の誕生日会をしました。ソーシャルディスタンスを保つため椅子の間は大きく開けてあります。そしてマスク会席ですよ。食べていない間はマスクでお話しするってあれです。




ケーキ屋さんも需要がないのかホールの物は売っていなかったそうです。なのでカットケーキをホール風に詰めてもらいました。まかない婦はモンブランをいただきましたよ。久しぶりにこんな大きなケーキを食べました。🍰
ごちそうはいつもの通りのお寿司とチーズ、卵焼きに白貝の酢の物等々です。

今回は特別にまかない婦の作ったアワビのバターソテーが参入しました。行きつけのお店で時々食べていた料理ですがお手頃価格のアワビがないと登場しないのでこれでコロナ自粛も含めると2年以上食べていません。
でもどうしても食べたくて近江町市場中探したら小ぶりだけど1個500円で売っているお店があったので買ってきて作りました。
アワビって生で食べるとあんなに硬いのに火が入るとなぜあれほど軟らかくなるのでしょうか?謎の食材です。
とりあえずは好評でした。
あと評判が良かったのはチーズに添えたハラダのラスクの甘くない奴です。チーズやワインにぴったりです。🧀🍷🍷
ちょうど初しぼりが発売されたばかりだったので何種類も開けて飲んで・・・酔っぱらいました。

最初の2本までは感想をメモしていたのですが3本目で文章として成立しなくなっています。楽しかったのでしょうね。
蜆の味噌汁も作ったのだけど味噌を入れすぎたらしく激くどいみそ汁になったようでみんな蜆だけを拾って食べていました。すまん、喘息の治療を始めてから本当に味が分からんのよ。いろいろ作っているのは以前の量をなぞっているだけです。
まかない婦としてこれってどうなの?咳する人に戻るべきかな?


今日買い物に出かけたら近江町市場がたくさんの観光客で賑わっていました。
ちょっとビビるほどの人出です。
顔なじみの魚屋さんに
「これなら儲かるやろ?」って聞いたら、しょっぱい顔をして
「若い子ばっかりやからねー、あんまり買い物なんかせんわ」(買い物なんかしないよ)と悲しそうに言っていました。
商売にはあまりつながらなくってもたくさんの人を見るのはなんだかうれしいものです。だけれどほんの少し怖くもあります。

ほとんどの人はちゃんとマスクもしてるけどこの前みたいに外しちゃってる場合もあるのかもしれません。
ただ、もう我慢も限界なのかもとは思います。だってみんな1年以上頑張ってきたものね。
ちゃっかり去年もお花見しちゃったまかない婦ですが、今年ももちろんお花見はする予定です。🌸
ただやっぱり桜の下で一献傾けるのは今年はまだ無理なのかな?来年を楽しみにまた1年待つことにしようと思います。
願わくば桜咲くそのもとで一献


また1年・・・

今日とうとうお待ちかねの『初しぼり』が発売されました。22の蔵から300mlで一斉発売された大吟醸や吟醸酒のしぼりたてです。
毎年とても楽しみにしていますが今年石川県で作った『百万石乃白』という酒米に変えた蔵が結構あって、大吟醸から吟醸に代えてきたりと変動の激しい年になりました。
毎年自分の中では恒例となったトーナメンとに今年はどの蔵が優勝するのかこれはもう大混戦になりそうです。
そして毎年ほとんどの蔵の物は仕入れているのですが今年は全部の蔵の物を仕入れました。妹にはチャレンジャーだねと言われましたが先入観を取っ払って飲んでみようと思っています。

昨日苦労して並べたからね。感慨もひとしおです。
さっそく数点売れたそうで、このために買ったこの細身の冷蔵庫と遮光のフィルムが今年こそと意気込んでいるようです。

まかない婦もさっそく期待高まる初しぼりを2本購入しましたよ。こんばんはこいつでいっぱいいかねばならんのです。当然母も巻き添えになります。

初しぼりトーナメント・まかない婦杯、優勝が決まったらまたお知らせしますね。(@^^)/~~~

明日石川県では『初しぼり』と言われる大吟醸や吟醸酒のしぼりたてのキャンペーンで一斉に22の蔵から300mlのお酒が発売されます。
なので今日はそのお酒が入荷してきました。
自分がこのキャンペーンが大好きなので商いが小さい割にたくさん買い付けしていると思います。
だからそれを店頭に並べたり、並べ切らない分を在庫に回して記録したり片づけたりで大忙しでした。


本当なら今日は来月のホームページ用のオリジナル料理を作る予定で食材も買ってあったのでやる気満々だったのですが・・・
さすがにキャンペーンの品物の片づけにしこたま時間がかかってしまったのでどうしても無理だと思い諦めました。

買ってあった食材は今日使わないのなら傷んでしまいそうだったので冷凍しました。でも明日使いたいので同じものを今日また買ったわけですよ。もったいない、もったいない・・・

でも他の仕事も詰まっているので今日料理を作るのはやはりどう考えても無理でした。諦めが悪い分無駄に焦って苦しみました。
もういいや。明日にぶん投げだ。


昨日酒屋のお客様においしい純米酒を紹介してほしいと言われ能登誉さんの千枚田と竹葉さんの能登純米、初桜さんの大慶を買っていただきました。
3本のうち1本は一升瓶で箱に入れてほしいと言われ箱も付けました。袋は要らないのかと聞いたところ有料かどうかを聞かれ、3円だと答えるとエコバックに入れるから不要とのお返事でした。
そしてエコバックにその3本を入れたわけですが、無理!無理無理無理無理無理だよー!!
全く収まっていない3本のお酒、その中でも箱入りの一升瓶がエコバックの薄い生地を突き破らんばかりに攻撃しています。それ絶対無理な奴!!
あまりの威容にこちらの方がビビってしまい景品の棚の中から風呂敷を出してきたのですが、これがまた不織布の頼りない風呂敷でサイズもギリギリです。
お客様は何とかその風呂敷で包もうとしていましたがそれも又無謀としか言いようがありません。
しまいに一番大きなプラスチックパックを差し出し
「お願いだからこれに入れていってください」と頭を下げたまかない婦です。もちろん捧げものです。
たった3円、されど3円の価値は限りなく大きいようです。とりあえずこれで酒瓶が落下して割れるという大惨事が防げたのでまかない婦の心はようやく安らぎました。
蚤の心臓が縮み上がるのでお願いですから必要な場合は袋を買ってくださいませ。お願いいたします。(*- -)(*_ _)ペコリ

今日またカキご飯を作りました。顔なじみになった魚屋さんに勧められて断れなかったからです。カキが苦手なのに・・・


一部は炒め物に使ったのですが残りでまたカキご飯です。とりあえずご飯だけはおいしくなるのが分かったので今回はカキ貝はだしの素と考えています。
前よりしっかり加熱したうえ、炊きあがったところに混ぜ込んでやりました。もう生っぽさはかけらもないと自負しております。

これがそのカキご飯です。でもやはりかなり量が多いのでとりあえず妹に一部押し付け、今回はいつも熱心に働いてくれている社員さんにもおすそ分けという名の押し売りをしておきました.。それでもまだたくさんあるので休み明けかしら・・・
カキご飯は個人宅の物ですが。今日柿市商店のお昼御飯は「酢豚」ならぬ「酢鶏」にしました。本当は肉団子の甘酢あんかけにしようと思ったのですが、鶏むねでもいいかと思い、さらには胸肉の酢豚風でもいいかに至りました。

写真手前右がその「酢鶏」です。元が肉団子の甘酢あんなのでほぼほぼ肉が多めの料理なのですが、お代わりようの鉢の中はもっと肉肉しています。なのに
「肉だけ食べよう」と宣言して野菜を振り落とし肉だけゲットする輩がおります。あんた何を目指してんの?はじめ人間ギャートルズか?🍖
そろそろ肉をよけて野菜を食った方がよさそうにお見受けしますが・・・
どれだけ肉だらけにしておいても必ず野菜だけ残る料理なのでそれを見越して実は鶏皮を唐揚げにしたものも用意してあります。野菜だけにされた時点で登場する予定です。
日々これ戦いなり。戦国の時代を生きる柿市商店従業員食堂でございます。


昨日雨の中金沢駅まで行ってきました。
たくさん持っていたメガネがすべてポンコツになり、唯一今使っている眼鏡も下を向くと滑り落ちてきます。
ただ一つ全く傷んでいないメガネはレンズに色が入りすぎていて真っ黒。視野が暗すぎて怖くて歩けません。しかもかけていると限りなく人相が悪くなるというおまけつきです。(-_-メ)

これ今現在の手持ちのポンコツ眼鏡です。一番前のは蔓が一本行方不明。二番目はレンズか片方行方不明。三番目はフレームがいびつに歪んでいてどうしようもありません。
どうしようもなくて昨日駅中の眼鏡屋さんに眼鏡を買いに行きました。
しかし、ここで問題があります。眼鏡をはずして目当てのフレームを掛けても視力が悪すぎてどんな感じなのかがわかりません。仕方がないので眼鏡をかけたままフレームを顔にあてがってみますが正直どうなってんだかよく分からんですよ。
まあもともとどーでもいいのでなんとなくこれかなというフレームを選びます。スペアがないと不安なので2個買いました。👓👓
そして今使っている眼鏡がずり落ちてこないように調節してもらいました。
これで出来上がってくればまた👓長者に逆戻りです。少しだけ浮かれて到着を待っています。
年をとってもたわいもないものですよ。



休みの日の出番の人たちの食事が終わると鍋や残った食器を洗い仕事もほぼ終わりです。
晴れた日だと窓際のテレビに近い場所に座り母がくつろいでいます。
暖かで明るく穏やかな時間です。時々クッキーなんかを食べお茶をしますが、テレビを見ながら寝てしまいそうになります。平日にはない至福の時間です。
テレビでは崖に追い詰められた犯人が刑事に説得されていたりします。特に面白い番組でなくて良いのです。BGMみたいなものですよね。
最近は春の気配で気候はさらに眠気を誘います。

昨日は義弟にもらったホワイトデーのプレゼントである極上おいしいプリンをとうとう食べ終わってしまいました。少しおいしいお菓子を仕入れておこうと思います。この午後の休憩のために。🥯☕

今日カタログギフトでいただいた蕎麦のセットが届きました。半生麵で丸芋蕎麦と越前蕎麦のセットです。
それを見た社長が
「これは冷やしで食べたほうがおいしいな」と言い出しました。
またかよ!このサーモスタットの壊れた男は冬でもしょっちゅう冷たい麵を要求します。
桜もまだ咲かぬうすら寒い今日の日に氷の浮かんだ蕎麦は彼以外の社員には迷惑以外の何物でもありません。強気で却下すると
「お前は頭が硬すぎる」と反対に呆れられました。
頭が硬いのは事実として、まるでまかない婦の方が異常者であるような扱いです。
「自宅で冷たい麺食ってろ!」ついつい社長であることをまるっと忘れてしまいます。
このサーモスタットの壊れた男は毎日当食堂の味噌汁をぬるいぬるいと不満たらたらです。ですが加温プレートの温度をもうワンランク上げると味噌汁が沸騰するのでスルーしています。沸騰した味噌汁を飲みたいならレンチンしてください。
くだらんとは思っても重ねて言われると言葉の力でこちらの精神を削られます。できれば不満は心の中で処理してくださると結構かと思います。悪しからず。

一昨日の夜咳がひどくて小一時間ほど全く眠れませんでした。しまいにえづきそうになり体を起こして耐えました。
これって本物の喘息の発作みたいだわ。

でも弟と妹が小児喘息だったので本物の発作をよく見ていたまかない婦です。彼らは眠ることができず座って休んでおり、息はヒューヒューと音を立てていました。あんなのを恒常的に見ていたこの身としては自分の状態が本当に喘息なのか未だに

でもそのあともおちおち眠れなかったので翌日は寝不足で少し座っていても眠くなりとても困りました。そういえば薬の副作用に眠気もあったような・・・
以前に比べれば格段に咳き込むことは少なくなったのですが、時々先祖返りのように症状が悪化します。大量の薬を飲み続けているのになー。

それでも昔を思えばこのくらいは全然ましです。
症状がひどくなったらまたいつもの医院に行って吸入なり点滴なりをしてもらえばよいのだと思うと後ろ盾があるようで安心です。やはり一番厄介なのは原因がわからないことですよね。
30年以上『よく咳の出る人』だったまかない婦は今『喘息』であることがやっと判明しすがすがしく暮らしております。


昨日の昼過ぎ。ギャーという声を上げて義妹が何か粗相をしたらしく新ショウガの皮の甘酢漬けの小さな小鉢が床に落ち、中身がぶちまけられていました。粗忽の王者『破壊王』の降臨です。
何かしら言いながら床をふきふきしていました。
そのすく後にその場所を通り足がつるっと滑って股裂きになり転倒しました。

「大丈夫か?おしり割れたんじゃないか?」と母がふざけて言っています。まかない婦の知る限りほとんどの人の尻は割れています。しかも打ったのは尻ではなく膝ですけど。

義妹は笑いながらも謝っていました。仕方ない、破壊王には抗えないから。
ずぐに湿布を貼れと言われたけどさほどの痛みでもなかったのでスルーした。夜お風呂に入るときに見たら青タンになってたけど大したことはなかったのでスルーしました。
そして今朝、従食に使う品物を取りに行き冷蔵室の中の薄揚げをかごに入れて立ち上がろうとしたときに、手ごろな場所にあった柱に摑まったらその柱が抜けて今度は本当にしりもち付いたのです。

柱がぬけるってありえんわ。ひっくり返ったまかない婦を心配した後、笑いの発作に襲われながら女子社員のミホちゃんが張り手で柱を元に戻していたけど、相撲取り?
昨日打った膝がなんだか痛い今日この頃。2度目は単なるしりもちだけどなぜかしら昨日打った膝が痛い。

てか、摑まると外れる柱何とかして!!

そうそう、うちの破壊王今日もなんかやってましたよ。ギャーって言ってたからね。今度は植木鉢を破壊したのかな?
「大きな鉢に植え替えしなきゃ」って言いながら何かやっていました。ご苦労様。

ムキエビが安く買えるようになったので今日はむきエビと甘えびのかき揚げにしました。さて、明日何を作ろうかなーと迷う間もなく大根の切れ端がたくさん上がってきました。
折れたもの、ひびの入ったもの、青首が青すぎて切り落とされたものなど理由は様々ですが下手をすればそのまま廃棄になりそうなきれっばし軍団です。

これはその一部ですが、いかにもですよね。もうちょっと状態が悪い場合はダメな部分を切り落として大根おろしにでもするのですがそこまでひどくなかったので厚切りに仕立てて主菜に使うことにしました。

皮をむいて切ってしまえばそれなりに使えます。これに砂糖をぶっかけて少し脱水させます。
その間に豚小間を乾煎りして火を通し、そこに脱水した大根を染み出た汁ごと入れてだしやしょうゆを加え過熱すると、大根からさらに汁が出てきて煮物になります。今回はこれを薄揚げに吸わせる作戦です。期限切れ直前で冷凍しておいた薄揚げが確か20,枚ほどあったはずです。
これでほぼ立派な主菜の出来上がりです。主菜か副菜かは組み合わせるたんぱく質源の食品の量になるかな?今回の場合は豚小間だけれと大体大根一本に対し肉の量が500g以上になればほぼ主菜。反対に300g以下なら副菜といった感じでしょうか?
まかない婦が主菜を作る場合には肉の量は一人100g以上にしています。大体そんな感じでざっくり作っちゃっています。
明日は食べる人が30人ほどだったと思うので肉の量は3kg強ですね。さらに薄揚げも入るので御の字でございます。

こんな感じで『明日何にしようかなー』と悩む余地が押し寄せる野菜によりなし崩しになる毎日です。それなりに楽しい仕事ですよ。


昨日『カキご飯』なるものを作りました。実は大振りのカキ貝を見ておいしそうだと思い買ったのですが、実はカキ貝があまり好きではないまかない婦です。なのになぜおいしそうだと思ったのか、そしてなぜ買ったのか、自分でもよくはわかりません。
買ったときは肉と炒めてオイスターソースという考えだったのですが、いざ作ろうとしたときカキ貝って結構ハードル高いです。
まず、水が入ってパンパンになった袋からカキ貝を出すときに必ず水がブシャーと噴き出して何かを汚します。そのあとカキ貝の汚れを取るため何回か洗わねばなりません。面倒なのでまかない婦は塩で洗っていますが、片栗粉で洗えとか大根おろしで洗えとかめんどくささを爆上げする作業が提示されます。
洗うだけでもうんざりなのに大根おろし・・・ありえんわ。

どうやらまかない婦、カキ貝は食べるのばかりでなく料理するのも本当のところは嫌のようです。
なので肉だけ冷しゃぶにして食べてしまいました。
そして残った結構な量のカキ貝・・・どうする?
考えた結果カキご飯にして弟と妹におすそ分け(無理やり)することにしたのです。最近市場のお魚屋さんが作っているカキご飯が結構おいしそうだということもポイント高かったかな。
作ったことはないけれど検索すればだれでもレシピが手に入る。ましてやまかない婦は一応料理のプロ。なのでざっと作り方を見ればなんとなく作ることができます。計量しなければ調理は早くできるものです。味さえ気にしなければね。
てことで検索したら生姜とカキ貝をさっと煮て、その煮汁でご飯を炊くというレシピに行き当たりました。これは当家のマツタケご飯の作り方と同じなのでこれで挑戦します。
マツタケご飯の時と同じように薄味で煮て、その煮汁でご飯を炊き最後に塩で味を決めてから具を戻します。
このやり方でやったらすごくおいしいご飯になったけどカキ貝は戻しただけだったので中がまだ半生でした。
うへー、私やっぱりカキは嫌いなんだ。ご飯はおいしいけどカキは過熱しすぎで縮みあがってもしっかり火を通した方が良かったよ。
カキご飯を押し付けた弟と妹も同じ感想でした。ご飯はおいしかったそうです。大切なことなので2度言っておきます。


昨日お休みだったので母がお雛様を飾り付けました。

すべてがコマでできた木製のお雛様です。

驚くべきは桜や橘ばかりでなく内裏雛の間にある梅の木まで花の一つ一つがコマになっており外して回すことができます。いえ、小さすぎるので武骨なまかない婦の手では回すことはちょっと無理・・・
でもこれ出して飾り付けるのは気が遠くなりそうな予感しかしません。しかも昨日は3月14日、しいて言えばホワイトデー。でもひな祭りはとっくに終わっています。
ただこれを飾ろうという根性はすごいよね。わが母85歳なり。頭を垂れる。ペコペコ(*- -)(*_ _)ペコリ
母曰く
「来年は飾れないかもしれないから」だそうです。ここ二年ほどで姉弟が3人も逝ってしまったので少しナーバスになっているようです。
大丈夫、母が飾れなくなったらまかない婦が飾るから。多分・・・テヘ


昨日酒屋の店番をしていてそろそろ7時だから店じまいかなと思っていた時、5人ほどのグループのお客様が来店されました。
その人たちの2人しかマスクをしていなかったので『おやっ、外国人のお客さんかな?』と思ったのです。
国の事情が違えば常識も違うものだからそんな場合もあるかと思っていたら、全員バリバリの日本人でした。
えっ?ここ最近マスクなしのお客様をほとんど見ていなかったので驚いたとともにとてもいやな気持がしました。マスクをしている2人のうち一人は顎にマスクをひっかけているだけで口の周りは全くカバーされていません。やっている意味もない顎マスクです。
その状態でぞろぞろと店に入ってくるその態度が嫌でした。
あれっ?私ってこんなに狭量だったかな?
以前マスクをしていない年配の人を咎めるデパート店員を見て『やだなー』と思った私はどこへ行ったのでしょう?
さっさと出て行ってくれ。と念を送っていたのが伝わったのかそうでないのか、10分ほどで天狗舞さんの純米酒を買って出ていきました。
「ありがとうございました」と声掛けはようやくしたものの、心の中では『早く出て行ってくれ』と思っていたまかない婦です。
でもきっとこれから、こんなことは多くなっていくのでしょう。その時どう対処するのが正解なのか悩んでしまいます。

あの人たちきっとマスクは持っていたのだと思います。でもつけないんですよね。ある意味豪傑です。
今どこへ買い物に行っても店の入り口に『マスクの着用をお願いします』の張り紙がしてあります。もちろん当店の入り口も然りです。そこを素知らぬ顔をして入ってはいけないですよね。あれっ?全国的には違った風潮なのかな?
井の中の蛙、大海を知らず。井戸の中にて天を見上げる蛙です。🐸

最近冷凍のむきえびが常に安く買えるようになりました。
そこで休日の出番の人のお昼御飯にまず使ってみました。

ブロッコリとエビの卵炒めです。中華料理屋さんのお惣菜にエビとアスパラの卵炒めがあったのでそれのまねっこですが、オリジナルは塩味がきつかったので薄味で作りました。
ブロッコリの食感がしっかりしていてなかなかおいしかったと思います。

そこで今回は全員のおかずとしてエビとほうれん草の混ぜ込みオムレツにしてみました。
ところがエビが結構大きかったのと数が多かったこと、ほうれん草を生のまま使ったことで具が多すぎてうまく巻き込めませんでした。大きいサイズの物はそれでも何とかなったのですが、小さいのは明らかに無理だったのでオープンオムレツにしました。
これを見て義妹がそちらの方がおいしそうだと言っていました。確かにそうかもしれません。やはりオムレツより卵炒め風にした方が良かったような気がします。
とにかくこれで全員に使っても問題ないことが分かったのでこれからいろいろバリエーションを増やしていこうと思います。エビのスパゲティとか、豆腐のエビあんかけとか、アボカドとエビのサラダ等々いろいろできそうです。
でももうオムレツはやらないよ。

だってエビが多すぎるからね。






先日退職した元社員さんの旦那さんのお通夜に行った時のことです。社長が
「礼子ではなかなか時間までに着けない」と言ったのは以前にまかない婦と妹が二人で能登の輪島市に行ったときに繰り広げた珍道中ぶりを覚えていたからだと思います。
まず能登に行くなら使わなければならない『里山街道』を横目に見ながら家に電話したら
「その道にのらずにどうやって能登へ行くつもりだ」と弟を呆れさせました。
それ以外にも古いナビを使っていたのですでに料金が無料化されていたのに
「料金所です」のナビにビビりながら金を握りしめていたら
「料金所を過ぎました」のナビ。知らない奴とわからない奴のコンビは何をしでかすかわかりません。
さらに『穴水から先には道がない』と妹の旦那が言ったとかでまた弟に電話すると
「ダラか?!」(馬鹿なのか?の金沢弁)と絶句されたものです。
こんな妹の運転に対する信頼度は弟の中ではほぼゼロ。むしろマイ。
ですがあれから数年が過ぎ、妹の車もナビも新しくなりました。さらに運転していったのは義弟の方です。
ところがあまりにも新しい会館だったので車のナビには会館どころか住所すらまだなかったそうです。なので反対に見くびっていた弟の方が道に迷ったらしいです。
義弟と妹のコンビはナビと携帯を使っておするするに到着しました。
そして帰り道で
「うわー、大きい川やねー。」
「これって手取川か?」
「やっぱ浅野川とは違うわー」
と盛り上がっていましたが、川ではなく海だったので広くて当たり前でした。漁船が何艘も停泊していていましたよ。川ではないですよね。
海の近くに暮らしていながら普段ほとんど海を見ることないですから、海と川との違いにも気づかなかったのでしょうかね。🚢🚢🚢
妹とその車は少しだけレベルアップしたようですが中身の方はお互いポンコツのままのようです。


昨日妹が義弟と共に迎えに来てくれて母と4人で通夜の会場に向かいました。
本当は7時からのお通夜なのですが、コロナ以降通夜の席につかなくてもお参りだけして失礼するのがOKになっているので早く行って早く帰る作戦です。
真新しい会場はナビにのっていないので妹がスマホでナビっていました。
6時に出たら会場につけないと言われ5時出発にしたうえさらに10分前にピックアップしに来たので会場に着いたのは5時半を少し回った頃でした。高速を使ったのでかなり早く着いたみたいです。
慌てて迎え入れられ、もちろん身内の人しかいなかったのでかえってゆっくりと話ができました。柿市商店の創成期から働いてくれていた女性社員で遠い親戚でもあります。亡くなったのはその方のご主人です。
一通りお話してから香典を受付にいた人に渡すと
「おっ!!」という声と共にその受付の人が飛び出してきました。
「ワシやワシや、かっちゃんや」と自分の子供のころの呼び名を自分で言いながらマスクを外すと、そこには長年当社で働いてくれた今は亡き元専務の息子であるかっちゃんの人懐っこい笑顔がありました。
かっちゃんはもう50代になっていましたが子供のころはよく会社に来て一緒に遊んでいたはずです。(変わり者のまかない婦除く)
そういえば元専務の奥さんが亡くなった方の妹さんです。元専務も母の従弟に当るのでほぼほぼそこにいる人たち皆が親戚です。
それからしばらくは今度はかっちゃんとの昔話に花が咲き、厳粛なる葬儀会場が身内の同窓会的な雰囲気になっていました。
話していて思ったのですが、本当の葬儀に来ていればゆっくり話すこともできなかったけどしっかり話も聞けてかえって良かったと思いいたりました。
長く病んでいたわけではなく、1週間ほど前から体調を壊し、救急車を待つうちに静かに亡くなったそうで、誰の手も煩わせず、かといって警察のお調べもなく(1年前に亡くなった伯母は一人暮らしで亡くなったので警察の捜査が思ったより長かったです)苦しみも少なく亡くなったのを母は羨んでいました。
パタパタと周りの人が亡くなっていく気がします。これ以上続かなければよいがと心配です。
当社社長はこの1週間ほどずーっと喪服を着っぱなしです。前の喪服は裏地が擦り切れて新しいのを買ったと言っていましたがそろそろ次の喪服を買わなければならなくなるのではないかと他人事ながら危ぶんでいます。合掌。

良くないことが続きます。今朝妹から電話がかかり長年当社で働いてくれたみよさんという女性社員(退職してもう長いのですが)の旦那さんが亡くなり、今日がお通夜だそうです。
亡くなったご本人にも何度か写真を撮ってもらったり、釣ったアユを分けてもらったりしていたのでこれはやはり行った方がよさそうです。
会場がかなり遠いのですが妹が車に乗せて行ってくれるというので便乗することにしました。
お通夜の一時間前に迎えに来てくれると話していると、美川に住んでいる人と社長が会場まで一時間以上かかるからそれでは間に合わないと言い出しました。ラッシュの時間にぶち当たるのもまずいそうです。
さらに弟が
「あいつ道を知らんから絶対迷う」と言い出したので妹に電話しその通り伝えると
「ナビついとるわ!!」とかなりお腹立ちのようでした。すまん、そのまま伝えた姉ちゃんが悪かった。
とりあえず一時間早く出発することになりました。
弔事が続きます。喪服も靴もまだ片付けていなかったのですが、金沢では『喪服を一回出すと弔事が三回続く』と言われているのでビビります。これ以上続いてくれるなと願うばかりです。

昨日無事従姉宅の葬儀が終わりました。伯母さんは骨になって小さな骨壺の中に入れられたのですが、残っていた骨が細くてこれならいくら小さな骨壺にでも全部入るのではないかというみんなの希望的観測を外れて、入りきらなかった骨がたくさん残りました。
いつも思うけどその骨どうすんの?
葬儀で困ったことの一つに伯母さんの写真がほとんどなかったということがあります。伯母さんは写真に撮られることをとても嫌がったそうです。あれほど美しかった人なので、老いていく自分の姿が残るのが嫌だったのかもしれません。
最終的には当家に残っていた20年ほど前の集合写真から遺影を取ったのですが伯母さんの美しさが写真からはうかがい知れず残念に思いました。伯母さん、嫌でもちょくちょく写真は撮っておいたほうが良かったのでは?姪としてそれが残念です。
本当に最終的にはほとんど身内だけの小さなお葬式でしたが、誰と話してもほとんど隔たりがなく近しい人を送るには良かったと思います。
初七日のお経までお坊様の都合で結構時間があったので持ち帰るはずのお弁当をみんなで食べました。刺身がおいしかったです。昔と比べてこんなところもかなり自由になりました。
葬儀が終わったので千葉の叔父との同居生活も終わりです。部屋が広くて離れているし、見かけによらず細かく気を使える叔父なのでほとんど不都合はありませんでした。ただ寝言を激しく言っているのに若干ビビったまかない婦です。どうせこちらも寝ているときはどうなのかわからないのでお互い様です。確実にいびきはかいていると思いますけど何か?

せっかくだからと亡くなった2番目の伯母さん伯母さん宅からもらってきた和食器を千葉の叔父がかなりもらってくれたので昨日千葉に送るのに義妹と一緒にワイワイ言いながら荷造りしていました。
「あらうるさい人やなー」と何気に義妹をディスった叔父に
「いつものことですが?」とまかない婦も軽く義妹をディスっておきました。身内のいじりにもびくともしない義妹です。
すったもんだの騒動を伴い伯母が行きました。さよなら伯母さん。ど派手でお酒も好きで楽しい人だった伯母さんのこと好きでした。ありがとう。さよなら。


昨日のお通夜で遠い親戚の方に何年ぶりかでお会いし
「あんた、太ったねー」と言われました。知っています。
弟の健一は
「あら、シゲちゃん」と呼びかけられ
「違います」と答えたそうです。
シゲちゃんとは我らがバカヤロー叔父さんで、母の弟にあたる人ですがみんなの人気者です。人気者ですが代を超えて間違われるのは嬉しくはないとは思います。
葬儀の場でしかもソーシャルディスタンスを保ちながらでは思うように昔話もできません。特に母と叔父二人はやや耳が遠いようで大きな声で話してあげなければなりません。この会場では不適切ですよね。
でもほとんど親戚だけの葬儀というのも良いものです。伯母を心から送りたいと思う人だけが来ています。長い間生きてきて本当にご苦労様でした。仲の良かったもう一人の伯母を追いかけて行ったのかもしれません。たった一年前にもう一人の伯母を送ったばかりです。
今日は葬儀で結構時間のかかるスケジュールのようなので当家に宿泊中の叔父は明日千葉に帰ると言っていました。
久しぶりに会う従姉たちもさすがにお母さんを亡くして意気消沈しているようでした。それでも三人そろって伯母を送ってくれて良かったと思います。
さて、まかない婦はこれから朝ごはんの用意です。昼はレトルトカレーとカップ麺だよ。ごめんね社員の皆様。
そうそう、昨日通夜から帰って母と叔父と3人で晩御飯食べたのだけど叔父があまりにもたくさんビールを飲むのでちょっとだけ驚きました。ねえ、それって水なの?てか水でもそんなにゃ飲めんよね。(゚△゚;ノ)ノびっくりしたなーもう

実は昨日伯母が亡くなりました。
一週間ほど前にコロナで全く面会できなかった伯母に、会いたい人がいるなら会わせたほうがいいと医者に言われ
「妹に会いたい」と伯母が言ったそうで、母と叔母2人の妹が呼ばれたのです。
「すっかりやせていた」と目を潤ませた母を見たのですがこんなにもすぐ亡くなるとは思っていませんでした。
伯母の娘である従姉も当社で働いているので昨日から当家は軽くパニクっています。
千葉の叔父も来るそうなので一応用意もせねばなりません。と言っても叔父はおおらかな人なので多少部屋が汚れていても文句も言わないだろうし、またまかない婦と仏間でしばらく過ごしてもらいます。
もともと二間をぶち抜いているので広さ的には問題ないし、まかない婦が自分の部屋に戻るには部屋の荒れ果て具合からも多大な労働がうかがわれます。
大変なことはスルーする。人が何と言おうとも。この意気です。
今日夜に通夜、明日は早めの時間に葬儀の予定です。柿市社員の皆さんにはいつものレトルトカレーとカップ麺で対処します。
やらねばならなことを極力そぎ落とせば割と楽に過ごせます。叔父も細かいことは気にしない人なので気も楽です。一応布団やまくらは用意して、あとはベットに装着するだけです。
てことで夕方に備えてまかない婦は部屋で昼まで休息することにします。ではでは。

昨日朝ごはんの用意をしているときに突然社長が現れたのでびっくりしてしまいました。だってでっかい体をしているのに全く音を立てずにそばにいたのでギョッとしたわけです。(゚△゚;ノ)ノ
どうやら筍のあく抜きをしたかったらしいのですが業務用の容量なので鍋も大きく場所を取ります。筍の箱2箱以上は茹でていたと思います。
筍のあく抜きって知っていますか?米ぬかと唐辛子を入れた水で筍を皮ごと茹でます。沸騰してから一時間茹で続け、火を消してから一晩おくのが王道です。
ですがこの様子ではゆであがってすぐに持っていくパターンです。
筍の鍋を火にかけるまではやっていきましたが、あとはまかない婦に丸投げです。ふと見ると落し蓋にピカピカの真新しい鍋蓋をぶっこんでいきやがりました。もっと使い古した蓋でいいでしょ?そこでなぜピカピカの蓋を使うのかな?てか、その鍋終わった後誰が洗うの?
沸騰してから吹きこぼれないように、さりとて沸騰は続くように火加減し過熱していると様子を見に来た社長が火を強くしました。
「あのね、水って沸騰したらそれ以上火を強くしても温度は変わらないよ」
「わかっとるけど、別に吹きこぼれないだろ?」
それはそうです。だって火加減を見て沸騰をキープしてるからね。つまり火を強める必要は皆無です。
さらに大きな菜箸を取ってきて少しかき混ぜていました。何のため?
過熱が終わったものを作業場に持ち込んでいったからそれ以上面倒ごとはなかったけど、午後になってベテラン社員が金たわしが欲しいと言ってきました。
新品の金たわしを渡すと
「社長が筍茹でた鍋そのままほったらかしになっている」とぼそりとつぶやき、しばらくして洗った鍋を持ってきました。
米ぬかの汚れはしばらく水につけておかなければなかなか取れません。多分筍だけきれいにして鍋はそのままだったのでしょう。
かなり迷惑な人です。プンヾ(`・3・´)ノプン
鍋蓋もどうなったことやら・・・昼ご飯用の汁物を作っていた義妹が蓋が見つからないと困惑していましたが、あきらめて同じサイズの蓋を使っていたからそのあとは知らないけどね。大丈夫だったのかしら?(。´・ω・)?

先月末が会社の棚卸だったので一応すべての在庫を取りました。2階の乾物などを置いてある棚、冷凍室、5階自宅の冷凍庫に預けてあるもの、3階食堂のところどころにあるものと置いた場所さえ忘れ去りそうです。
それを以前作ったエクセルの表に入力しようとして愕然としました。エクセルの表はぶっ壊れ前半が表示されず、以前妹が使っていたフリーのソフトとやり取りするうちに別物に変化してしまったエクセルもどきの表だけ残っていました。
一から作り直すのも大変なのでもどきの方に入力していったのですが、もどきが計算を全くしません。
えーーーーーーーーーーーーーー、どうすんの?((((;゚Д゚)))))))
とりあえず今回は入力してプリントアウトし、計算は自前ですることにしました。

まあ、まかない婦のすべて手書きの物よりは幾分かましでしょう・・・
それらの帳票類を持って酒屋と食堂を行き来するのにどうしてもファイルするものが欲しくなり今日クリアファイルを買いに100均に行きました。そして買ったはいいのですが・・・

このアトム少しおかしくないですか?思わず中国製のデンデン太鼓のようなドラえもんを思い出し購買意欲がガクッと下がりました。

でもアトムの下から出てきたレオやユニコがまともだったのでバッタものではないのだと思い買ってきました。

自分が気に入って美術館で買った若冲のクリアファイルとはかなり乖離していますが、このアトムもよくよく見れば味がありますよね。むしろ良しかも。


今日何かの折に昔話になり、母が入院した話になりました。確かまかない婦が小学6年で今は社長をやっている弟が小学5年のころだったと思います。
肝炎で3か月ほど入院していた母のもとにまかない婦をかしらとする3兄弟はほとんどお見舞いに行きませんでした。なぜなら父が
「病院は病気の巣だ。そんなところへ行ったら病気がうつる」と言ってお見舞いに行かせてくれなかったのです。
まだ本当の子供だったので母の顔を見たかったのは当たり前のことなのに頑として見舞いに行かせないという父を憎いと思っていました。憎い憎いクソジジイです。
母と同室の人は子供が来ないのを不審に思っていたらしいです。
その代わり父が行って
「お前寝てばかりで暇だろう」と言い、帳簿付けの仕事を置いていったそうです。鬼ですか?鬼畜ですか?


母は仕方なく仕事をしてまた体調を崩し、医者様に叱られたので夜中こっそりと帳簿付けをしていたのだそうです。そんなことをしていたので入院も延びたのでしょう。
思えば父は酷かった。なのに死なれたときはみんなが号泣しました。とんでもないクソジジイだったけどどこか良いところもあったからかな?
今は昔の遠い思い出です。考えたらろくな思い出がないことに改めて驚いたまかない婦でした。(゚△゚;ノ)ノ

当社のホームページを見てくださいましたか?
今月まかない婦はのと115を食材として取り上げ、取り合わせた日本酒は天狗舞さんの「おりがらみ純米大吟醸生酒」です。日本酒の方は生酒らしいかすかな苦みはありますがおいしくてどこか品のある味わいです。料理は何でも合うとは思いましたがあまり濃い味わいでない方がいいかなとは思いました。
のと115の特徴を生かすにはあの分厚い傘の部分を生かしたいところです。過熱された際のとろりとした口触りは普通サイズの椎茸では再現できないものです。

まず、担当者に頼んで115を仕入れてきてもらったら思った以上の良品だったので驚きました。これなら115の優良品の「のとてまり」と言ってもよいのではと思いましたが、巻き込みが1cm以上ないといけないという規約に引っかかったようです。

大きさ的には全く問題がないし、むしろこれを「のとてまり」として扱えないのが残念な気がします。この椎茸を4人分の料理で3個使います。

前々から捨てるには惜しい立派な軸が裂いて使ったりすると結構固いと思っていたので今回は薄く輪切りにしました。とても柔らかくいただけましたよ。
それとこの椎茸は傘の裏側からでないときれいに切れません。厚さは5mm以上にしてこの椎茸の味わいを追求します。

味付けが強くなり過ぎないようにバターでソテーして仕上げに醤油を垂らすという味付けにしました。取り合わせた野菜はピーマンとアスパラガス。牛肉は一番最初に中火で乾煎りして火を通しています。

出来上がりにミックスナッツを飾って盛り付けました。
椎茸がトロッとしてておいしかったです。普通の椎茸で作るなら一個を半割で使えば近くなるかもしれません。バターの風味が椎茸とベストマッチです。
椎茸が6個あったので残りは治部煮風にしたり、又炒め物に使ったりで使い切りました。おいしかったです。


喘息の治療を始めてはや数か月、咳はほとんど収まって時々夜中に咳き込む程度になり、一番うれしいことに買い物中に咳き込むことがほとんどなくなりました。
さらにいつもの年より花粉症の症状がかなり抑えられています。
ただ、問題なのは恐ろしいほどの薬の量です。そしてそれに伴い薬局での支払いが半端ないことになっています。
今日から一か月に一度の診察にようやく移行したのですが30日分の薬局での支払いが7990円でした。

オイオイ、これって三割負担だよね?これが全割負担だったらどうなっちゃうの?恐ろしや恐ろしや・・・

そんでもって医院での支払いも入れると1万円超えちゃってるよ。これってどうよ?多分高額治療になるのかな?
今まで必要になるはずないと全部捨てていた領収書を今年からプールし始めました。
金額のことばかりではなく一日に薬を飲むタイミングが4回あって、一日三回飲まなければならない薬が一錠が大きいうえ数が多いし、漢方薬の顆粒が口に残ります。さらに吸入する薬の苦みがずーっと口の中に残り、料理の味がわかりずらくなっています。
でもそれだけのリスクがあっても、やっぱり咳のあまり出ない生活は本当に貴重です。ありがたやありがたや。

ほどほどのハンドバック程度のボリュームがある薬の袋を複雑な思いで見る今日のまかない婦です。


昨日母とまかない婦は叔母の運転する車に乗って菩提寺の墓参りに行ってきました。

月命日から1日遅れてしまいましたが叔母と3人での墓参りです。三婆墓参りに行くの巻でございます。
いつもの年ならこんなスギ花粉真っ盛りの時期に杉木立の中にある墓に行くことは自殺行為なのですが、かかりつけ医が変わってアレルギーの薬も変わったためかいつもの年より症状がかなり穏やかなので行くことにしました。
それにしても・・・あっけにとられるような汚さです。いえ、うちの墓ではなく隣の友禅作家の叔父の建てた墓の方です。何ですか、カラスの糞だらけで自分の家の墓は母と叔母に任せてまかない婦は叔父の建てた墓をゴシゴシとこすりまくりました。カラスの糞の跡をブラシで一つずつこすって落としていました。
「雅美、まだるっこしいわ」なかなか終わらぬ掃除に業を煮やした叔母がブラシではなく箒で糞の跡をこすり始めました。確かに早いけど雑です。まだ糞が残っているぞ。💩
「いや、そんなことはない」と小さな体で胸をそらし叔母が箒を振った途端、うんこ汁がまかない婦を直撃しました。
「ギャー、ちーちゃんひどいわ。うんこ汁が付いたわ」と手についた汁を叔母の素敵なセーターになすりつけました。
「あっ、雅美なんてことを!!洗濯代払ってもらわんなんわ」ε=ε=(怒゚Д゚)ノ
静謐であるべき墓の前は争うまかない婦と叔母により大変にぎやかになっております。


まあ、まったくマジ喧嘩ではないのでご心配なく。
帰りも叔母に送ってもらって楽ちん墓参りを終えた三婆でございました。(*- -)(*_ _)ペコリ
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