まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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ようやく1年の仕事が終わろうとしています。酒屋の棚卸がさっき終わり、これから出番の人の食事を提供して片づけてしまえばおしまいです。
ここまで長かった・・・

あとは出番の人が一階でレンチンできるように電子レンジを三階から降ろします。そのあとはでき得れば丸一日くらいは爆睡したいものです。
それにしてもなぜ酒屋の棚卸は12月31日なのでしょうか?悪意しか感じられません。
特に数年前までは自販機の中の飲料まで全部出して数を数えさせられました。毎年ほとんど雪が降っております。金沢です。
この理不尽な棚卸をいつか別の日に代えてほしいと思っております。
あれっ?まかない婦の退職の方が早いかな?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
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八百屋なのでいろいろ珍しい食材も使うことがあります。例えば紫色のじゃが芋とか菊芋なんかも料理できます。
でも今、私たち厨房チームを困らせている食材があります。ビーツです。
知っていますか?ロシア料理のボルシチに入っているあの赤紫の蕪のことです。
もともと時々食事をしに行く料理屋さんの珍しい野菜をふんだんに使った野菜サラダの中に、高確率で渦巻ビーツが使われていて見た目は美しいけど食べると泥っぽい味がして好きではないなーと思っていました。
渦巻ではなく本来のビーツも同じように泥臭いみたいで漬物担当の義妹が結構困っています。
一応切れ漬けの中に刻んで入れたり酢漬けにしたりしていますが好んで食べている人を見かけません。

これ酢漬けですけどつけ汁の色が半端ないです。食べ物の色か?
でも本当のところ色よりあの泥臭さが問題かもしれません。
そして同じように感じる人が多いのでしょう。ビーツの下処理というところで泥臭さを抜くテクニックが何種類か開示されていました。やっぱりねー。(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
オーブンで焼いたり蒸し器で蒸したりゆでたりと結構時間もかかるようです。
でき得ればもちっと穏便な食材を渡していただきたいと思うまかない婦でございます。(*- -)(*_ _)ペコリ

昨日、一昨日とフィギュアスケートを見ていました。男女とも優勝者は圧巻の演技、見ていて眠くてフラフラだったけど癒されました。こんなにも頑張っている人たちがいて、夢を実現しています。
その姿がすがすがしくて勇気づけられました。疲れただの何のと言っている場合ではなかったですね。
あと数日、まかない婦も頑張ります。

そうそう、三階厨房で弟夫婦と母と4人で働いていた時昔話に花が咲きました。
ずいぶん昔ですが、会社が休みの日に卵を売ってくれとやってきた年配の女の人がいて、たまたまそばを通りかかったまかない婦が応対しました。
ですが休みなうえ卵の値段も知りません。申し訳なかったけどお断りしました。するとそのおなんなの人は怒ってしまいまかない婦に食って掛かりました。
「あんた、私はね、この会社の若旦那の姉の近所の者やぞ」
えっと、近所のものだからどうだというのでしょうか?そもそも若旦那って誰?
しいて言えば社長である弟かしら?若くないけど・・・
「あのー、若旦那の姉って私でしょうか?」
「はっ?あんたじゃないわいね!!」激おこです。
どうやらよくよく聞いたところ叔母の連れ合いの義叔父がいわゆる若旦那の正体だったようです。えーっと、『若』の要素がかけらもないのですが?
とりあえず若旦那の姉の近所の方はたいそう立腹され、トンマのマントのまかない婦にほとほとあきれたようでした。
あっ、わざとじゃないですよ。まかない婦疑問に思ったことはとりあえず聞くというスタンスです。
そういえば以前にもある社員の入院時の保証人になってくれと泣きつかれてしぶしぶサインしたことがあったのですが、そのとき本人との続き柄を書く欄があったのです。あれっ、これってなんて書けばよいのかしら?
「この続き柄のところ他人って書いとけばいいの?」
またしてもトンマのマントの登場です。あきれ返った当人に
「上司って書いてください」といわれたけど、まかない婦あなたの上司ではないよね?
とりあえず他人はダメだということだけはうっすらとそうかなーっと思っていたので言いなりに上司と書いておきました。一番適切なのは知人ではないかと、今にして思うまかない婦です。
まかない婦の人生に綺羅星のごとく散りばめられたトンマのマント発言、そのうち一覧にして発表ししようかしら?我ながら場の読めない呆れを引き出す名言集になることでしょう。どっとはれ。(*- -)(*_ _)ペコリ

柿市商店は未だかってない年末を迎えています。本来なら昨日あたりから残業をする人に夜食を出していたのに、酒屋を閉めて本社に戻ってきたらもう真っ暗でだれ一人残っていませんでした。(。´・ω・)?
今日も一年でも最も忙しい一日のはずが
「暇なので午後から帰ります」と早退した人がいます。
おいおい、用意した夜食はどこへ行く?
とにかくコロナとGO TO停止をうけ取引先の盛り下がり方が半端ないことになっています。
さらに取引先でコロナ感染があったところもありさらにさらにのダダ下がりです。😞
そんな毎日なのに確実にこちらの体力的なものがそがれているようで、今朝目覚ましに起こされたときの自分の第一声が
「眠たい。もっとねかせて」でした。我ながら哀れです。
今日は冷凍のコロッケを揚げるだけのらくちんメニューにしたので副菜は少しだけ頑張りました。多めにキャベツを切っておいたので明日もしくは明後日副菜に使おうと思っています。
思っていたより暇な年末になりそうです。早退した人でさえいるので今晩の夜食もありっこなしです。用意していた焼きそばは明日の副菜になる予定です。
夜食の準備がないので明日の仕込みも少しできました。これを喜べばよいのか哀しむべきか?難しいですね。


12月26日、10年ほど前なら寝る時間も削って働いていた柿市商店ですが年々それが穏やかになり、特に今年はコロナあり、ごGO TO停止ありで盛り下がった年末になっています。
例年なら今日あたりは夜食を出していたのですが多分今年は夜食の必要はないのではないかというのがベテラン社員の予想です。
それでもやはり疲れは蓄積しているようで特にまかない婦は昨日の冷蔵庫内2時間の在庫調べがボディーブローのように効いています。今日は午前中からなんだかフラフラして心もとないです。
「明日は簡単なおかずにしまっし(しなさい)」と義妹に言われましたがもとよりその予定です。
ここ10年以上年末の動静を記録しているのでこの先どうなるかほぼほぼ分かっています。大して忙しくないと思っていても体力気力ともゴリゴリと削られじり貧になり、31日の在庫を取り終わるころには立派な廃人の出来上がりです。(°_°)
明日はコロッケとサラダの予定です。人参がたくさんあるのでニンジンのツナサラダにしようと思っています。添え物用のグレープフルーツも10個以上はあったはずです。
ただレタスの在庫がなかったのでキャベツの千切りになるでしょう。
年末の天ぷらそばのために明日のうちに鶏の胸肉を回答せねばならないし、掃除用の雑巾も用意しなければなりません。
さすがに明日は夜食を作ることになると思うのですが・・・
うーん、今年は先が見えんわ。((((;´・ω・`)))

今日は昼ご飯の用意が割と早く終わったので暮れの大仕事冷蔵庫内の在庫調べをしました。ほぼ0度の冷蔵庫内に2時間居続けたので凍結人間と化したまかない婦です。
まあ登山用のダウン(父の遺品)と足の裏と腰に張り付けたカイロのおかげで言うほど寒くはないのですがやはりぎくしゃくしますし、とにかく疲れました。
でもこれでかなり心理的な圧迫は減りました。
他の仕事に押されて従食が手抜きになりがちですが今日は頑張ってカレーも作ったので(当社のカレーはルー頼みではないので結構手間がかかります)我ながら頑張ったなと満足しています。
ギギキと音のしそうな体になりましたが仕事が進んだのはめでたいです。
正月に向けてまだまだやらなければならないことは山積みですが一山超えたかな?

明日も手抜き料理で頑張ります。


メリークリスマス!

てことで今日の柿市商店のお昼ご飯は大きな鶏のから揚げにしました。
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一枚の鶏もも肉を大体5つに切ってから揚げにしそれを盛り付けています。つまり一人分鶏もも肉一枚です。
以前は鶏の足を丸ごと揚げていました。でも結構高いし、骨の周りは食べ残されるしであまりよくなかったので結局骨なしの鶏もも肉をから揚げにすることにしたのです。
でももも肉1枚丸ごとだと食べにくいというクレームがあり、結局切ってから揚げにすることに落ち着いた昨今です。まあ一人分にしたらかなり量は多めです。から揚げ食べる人が今日は29人で、鶏もも肉は8.3kgほど使いました。普段のから揚げの時は大体6kg ほど使うのでやはりいつもより盛っています。
副菜はクリスマスカラーのサラダで、いつもならゆで卵とブロッコリとトマトなのですが割れた卵があったので卵はスクランブルエッグになりました。🥚.
アボカドも上がってきたので緑担当はアボカド🥑で赤はやはりトマト🍅です。
どちらも結構ボリュームあったけど返しはあまりありませんでした。鶏皮が嫌だという人にはほかの揚げ物つけておきましたよ。
それを作りながらも押し寄せるヘタレ野菜をさばいていきます。トマトは結構柔らかいものが多かったのでつぶしにして明日のカレー🍛に投入予定です。
アボカドは何とか使い終えたのですが、真ん中が褐変した長ナスが1箱ほど来ていました。🍆
周りを薄くそいで使える部分だけ使います。

渡された量が多かったので周りだけでもかなりの量です。

ごま油でさっと炒めた後ほんの少しの水を加え、砂糖とかつおだし、薄口しょうゆに刻みトウガラシで炒め煮にします。
昔栄養士の専門学校で習った料理ですがそれなりにおいしいです。そういえば和食の先生は捨てるような部分でもう一品作ると加点してくださいました。
懐かしいですね。
こんな感じでまかない婦頑張っております。落ち武者ってのは最近どこへ行っても装備されてる検温するための画面に映るまかない婦の姿です。

落ち武者もしくは河童です。


今日は今年最後のお休みです。この後全社員一丸となって休日のないまま働き続ける予定の柿市商店です。
まあ例外の人もいます。なぜか会社の定休日を全く無視してカレンダー通りの休みを要求します。当然の権利かもしれませんが暮れやお盆の一番忙しい日、会社の休日でもないのにスラーっと休んでいる鋼のメンタルにはお手上げ状態です。

まあ、一部の例外以外は一緒に頑張る柿市商店でございます。
まかない婦と母も社長の温情で今日は朝御飯だけ作れば良しのらくちん業務になりました。(*- -)(*_ _)ペコリ
今はおにぎりを作り終えてお茶の浸出タイムでございます。この間にブログを書きお茶を用意した後は自由時間です。
まだ結構早い時間なので部屋に戻ったらまた二度寝しようと思っているのですが、布団の中が冷え切ってしまうとなかなか眠れないので電気行火を一年ぶりに引っ張り出しコードをつなげてきました。
足が冷えたままだとなかなか眠れないものです。
普段は風呂に入ってから布団に入るので全く問題ありません。
そういえば山小屋で働いていた時も寒かったけどいつもお風呂に入っていたから眠れました。それでも赤ちゃん用の湯たんぽを使っていましたけどね。
電気もなければもちろん朝でもお湯が出なかった昔の山小屋では湯たんぽの中のお湯が朝になるとちょうど洗顔に適したお湯に冷めていました。一口で二度おいしい?湯たんぽって優れものです。
それではそろそろお茶も染み出た頃なので今日は失礼いたします。おやすみなさい。


いよいよ年の暮れです。近江町市場へ買い物に行けば棒鱈や酢だこ、昆布締めにするタラやカジキマグロの身がでんでんと並べられています。
スーパーには卵焼きやおめでたい絵柄の練り製品、田作りや黒豆が並んでいます。すっかりお正月を迎える用意です。
まかない婦自身も黒豆はもう買ったし(乾物ですが)カイボシは頭やはらわたを取り除き用意万端です。棒鱈は戻して切ったものを29日に引き取りに行く段取りが付いています。
当社ではお節料理用の梅ニンジンや花形に抜いた里芋、松かさ状に細工した慈姑などを皆で量産中です。
細工物はきれいですがそれを切り出すため余分な部分はほとんど廃棄になります。サトイモやニンジンのまだ食べられる部分が大量に捨てられるのを見るとむ切なくなります。
ですがまかない婦一人の力量ではむそれを全部再利用することは到底無理です。
ただ、切り落とされた里芋のヘタは捨てずに取り置きしてあります。いずれ時間に余裕ができたときに使う予定です。ヘタを詰め込んだダンボール箱だけで3箱あるので、ある意味使い放題です。
明日は急遽昼ご飯を作らなくてよくなったので、年末にもう一日だけ休めるようです。働き方改革に感謝感謝です。🙏

今日いかれポンチの三つ葉を1箱渡されました。個包装の三つ葉が30ほどはあるでしょうか?
しかし状態が非常に悪いです。葉は黄色いものが結構あるし、軸も傷んで茶色のものや腐り始めているものさえ混じっています。社長が市場で廃棄処分になりそうになっていたものをただでもらってきたのだそうです。
「ダメやったら捨てればいいから」と言われましたが、きれいにしてゆでれば三つ葉のお浸しですよ。何十年も八百屋で暮らしていてもめったに食べられないものです。多少大変でもなんとかすべてきれいにして社員に食べさせてあげたいですよ。
なので頑張ったけど他の仕事もあったので結局10袋も退治できませんでした。出来上がったお浸しはゆでて絞ったら大きめのおにぎりほどのボリュームしかありませんでした。🍙
むなしさの風が吹いています。でも明日はこの続きを続行します。
幸い主菜の方は大根の下茹でまで終わっていてあまり手間がかからないと思います。でもこの分では2時間ほどかけて成敗しても全員の分には到達しないかもしれません。
時間で区切ってそれ以上かかるようなら別物に切り替えれば何とかなりそうです。
てことで、明日も頑張るまかない婦です。


今日義妹と話していてあまりにもおかしかったので昔話を一つしたいと思います。
当社は三ちゃん農業的な会社から今に至るので親戚、兄弟がいろいろと働いています。今日はもう退職した叔母の話です。全盛期叔母は『親方』と呼ばれ当社で幅しく働いていました。
もう何十年も前の話、まだヘアマニキュアなるものが珍しかった時代の話です。
何を思ったか叔母が緑色のヘアマニキュアで髪を染めたのですが、その際少し余ったのでもったいないと思い地肌に塗り付けたのだそうです。
どうなったかもう話の筋が見えてしまったと思うのですが、叔母の頭皮が緑色に染まってしまいました。

そしてその叔母を見て当社の社員が
「親方、頭に苔が生えとるぞ」と言ったとか・・・
苔ではなく叔母のもったいない精神の発露でした。いや、こんなに何十年たっても笑えます。叔母は偉大です。(^∇^)

年の暮れ、石川県の巨大椎茸の優良品『のとてまり』が出荷され26万円で競り落とされたそうです。今回当社ではなかったようで残念です。
『のとてまり』とは石川県産の巨大原木椎茸『のと115』の優良品に冠せられる名称です。
『のと115』の中でも特に優れた特秀品が『のとてまり』です。のとてまりとして認定されるためには
1. かさの直径が8cm以上であること。
2. かさの厚みは3cm以上であること。
3. かさの巻き込みが1cm以上であること。
この3つをすべてクリアしたうえ整った球形であることや割れがないことなども要求されるようです。
さすがに26万円の『のとてまり』にはてがとどきませんでしたが手違いで宙に浮いた『のと115』のかなり上の方のランクのものをいただいてきたので今日はおひるごはんの煮物に使って全員で食べることにしました。
売るべき品物を知るということも大切な勉強になります。

これが頂いてきた『のと115』です。化粧箱入りなところからもかなり良いものであることがわかります。

今日のお昼ご飯は大肉団子と車麩、里芋の煮物だったのでそこに使うことにしました。8個あったので1個を4等分するとおよその喫食者数となるので好都合です。
このとき傘の表面から切ろうとすると割れたりするので裏側から切ることがポイントです。

大肉団子と煮ています。軸ももったいないので裂いて入れています。

写真真ん中の白い碗の中の黒い物体が4等分され煮込まれた『のと115』です。大肉団子がド迫力の大きさなのであまり目立ちませんがそれなりのボリュームです。
おかげさまで今日はほぼ全社員がご相伴にあずかりました。ごちそうさまでございました。


今日の柿市商店のお昼ご飯は筑前煮でした。自分で言うのもなんですがかなり評判の良いおかずです。

人数が多いので大鍋で作っています。

従食用なので出来上がりが粗いですが味はまずまずと思われます。
こだわりはシャキシャキした食感に仕立てた蓮根、煮過ぎてばらけたりしていない鶏もも肉、適度に柔らかくしかも煮崩れていないニンジン、他はしっかり味のしみた牛蒡、こんにゃく、干しシイタケといったところでしょうか?
竹輪も入っていますが自分があまり竹輪好きではないのでこれだけは適当に作っています。本当はあまり過熱しすぎない方がよいのでニンジンが煮えた後に加え味をなじませるのが良いはずです。
この筑前煮がおいしいからレシピ化してくれと以前に言われクックパットのかきいちのキッチンに載せたのですが、わかりにくいと言われ分かりやすい作り方に代えて載せなおしました。
でも本来の作り方の方がタイムロスが少ないのでこちらもレシピ化したいと思っていたのです。
そこで今日たまたま筑前煮だったので写真撮影しながら作りクックパットに載せました。こだわりのレシピを強制的にこのブログにも載せます。自己満足の世界です。
よろしければ作ってみてください。特に生筍の手に入る時期にはぜひあく抜きした生筍で作っていただきたいものです。水煮とは一線を画す出来になると思います。

今日会社が休みなのでまかない婦は出番の人の昼ご飯を作っていました。いえ、もう12時過ぎたので二人ばかり食べています。
そんなタイミングで
「酒屋のお客様がいらっしゃっています」と呼ばれました。
困るんだよねー、今決して手がすいているわけではありません。食事の支度やサーブもあるけど、明日義妹がほとんど手伝えないというので明日の仕込みもしているのです。
でも、断れるわけもないので手を止め降りていきました。見覚えのあるお客様が髪の毛に雪をかぶって待っていてくださいました。も、申し訳ないです。手土産までいただいてしまいました。
明日また電話してくださるということでしたが急に酒屋を開けることもできないので勘弁していただきました。
こんな時本当に困ります。
年の瀬の寒さが一層身に沁みます。せめて天気でもよければ心も軽くなるのでしょうか?
金沢には雪と雷の警報が出ています。今かなり激しく雪が降っています。雷はまだなってはおりません。


今日柿市商店では全体ミーティングがあり、今現在の会社の現状や忘年会新年会などのお話がありました。
毎年建てるプレハブや、年末限定で借りる屋根付きの駐車場などは例年通りのスケジュールで行くらしいです。
例年通りではない一年が今終わろうとしています。
何も特別のことはしていないのですが年末と言うプレッシャーからか体調もいまいちです。母はようやく足を引きずりながら歩いていますが本人の話では少し良くなってきているのだそうです。ホントか?
金沢でも雪が降り昨日からぐっと寒くなってきました。雪なんて本当に要らんわ。o(o・`з・´o)ノ
なのにどうやら花粉が飛び始めたようでくしゃみや鼻水が出始めました。理不尽です。この寒い中どこで花が咲くというのでしょうか?
まったく納得できんことばかりです。
喘息の治療を始めて咳が本当に出なくなってきました。それで担当医の先生が薬を減らしてみようと言い実際に二種類の薬が減りました。
薬が減るのはうれしいのですが咳がまた激しくなるのではないかと少々不安でもあります。
副作用は少し眠気が強いことと味がやはりわかりにくくなっていることです。口の中に常に吸入薬の味が残っていて、苦く感じたり味が強く感じます。
なので食べるもののほとんどがおいしくないのですが、なぜか食べ続けているので一向に痩せる気配もありません。
おいしくもないのになぜ食べるのか?自分のことながら不思議です。常に飢餓を恐れるごとくです。えーっと『食いちぶ』?
ちなみに『食いちぶ』とは金沢弁で異常に食に執着する様、もしくは食べたことを忘れてまた食べ物を要求したりする人を指すようです。
『食いちぶ』かもしれません。(「・ω・)「ガオー

昨日報恩講も無事に終わり、まかない婦は御膳を片付けるために3階厨房へ、母が仏間の片づけを担当してくれました。
御膳をの中身を片付け、洗ってから一つ一つを柔らかい紙で包んでいきます。最後に風呂敷でひとまとめにして後は仏間に戻すのみです。
この後明日の仕込みなどを少しだけしていたら母がエレベーターから降りてきたのですが苦いものでも食べさせられたようなしかめっ面をしていました。
聞くと、掃除の最後にろうそくを消そうとして仏壇前の座布団に乗ったとたん座布団が滑って手酷く転んだのだそうです。どうも膝がぐにゃりと曲がったと言っていました。
足を引きづっていたのでこれは時間がたつほど悪化するパターンではないかと思いました。まかない婦にも覚えがあります。
転んだその場は何とか歩いて帰宅しましたが翌日ほとんど動けなくなっていました。しかもその痛みがかなり長く続いたのです。いやなパターンです。

まあ心配したほど深刻なことにはなりませんでしたが下手すりゃ骨折→入院→寝たきりの3段活用ですよ。まったく生きているということは一寸先の闇を気づかぬふりで歩いていく危険なウオーキングですよ。
結局従兄宅のお参りごとにまかない婦はてんぱりすぎて使用不可能、母はすっころんで使用不可能になりドタキャンした次第です。ごめんなさい。



ジャーン!今日も又報恩講の御膳を作ってます。
でも先週とあまり変わらないかな?とりあえず今回は「ゴマ生麩と京ニンジン、シメジの煮物、三つ葉のせ」と「コフキカボチャ」「ほうれんそうのお浸し白ゴマのせ」「花麩とねぎの澄まし汁」「炊き立てご飯」です。

これ先週のですけどね、あまり変わらんです。
まあ仕方ないですよね。季節でも違っていれば内容も変わるかもしれませんが一週間ではさすがに・・・
まあとりあえずこれで第一関門通過です。掃除は母に任せたので今はお坊様を待っているところです。二度のキャンセルはないはずなのですがちょっとだけドキドキしながら待っています。
今晩はこの煮物をアレンジして鍋物としていただく予定です。タラの白子と豆腐がスタンバイしております。

今日は1日酒屋が恐ろしく忙しくて妹が常に緊迫しています。
かといってまかない婦が余裕があるわけでもないのでさほど手伝ってあげることもできていません。
そして忙しい妹にぼーっとした姉であるまかない婦がこっぴどく怒られ逆切れのけんかになりました。
バッティングマシーンってあるでしょ?うちの妹バッシングマシーンになっています。まかない婦はサンドバック状態です。

逆切れしたら涙目になってさらに文句を言い続けていました。ある意味あっぱれな態度です。
そんな大変な1日もあと30分ほどの営業で終わりです。今日という1日は本当に疲れました。多分妹はまかない婦の2倍ほどは疲れているはずです。
明日は日曜日で本来なら朝食だけ用意して休みのはずなのですが、先週報恩講をドタキャンされたので明日に日延べになりました。
おかげで掃除、アレンジフラワーの立て直し、精進料理の下準備と先週とほぼほぼ被った雑事に追われています。まあ、このせいであまり酒屋を手伝えなかったという面もあります。
本当に疲れました。

年末なのであまり疲れを蓄積させないように気をつけねばならないのですが、思うようにはまいりません。
皆様もお体大切に、心静かにお過ごしください。


先週報恩講をドタキャンされたので今週またやり直さなければならず鬱々としております。

明日はアレンジフラワーの立て直しと精進料理の下準備をまたしなければなりません。
酒屋も忙しいので今日のうちに厄介な案件はつぶしてしまいたいと思っておりました。
な・の・に・・・我ながら少々あきれてしまいますが魚屋さんで勧められてさばいてない赤貝を買ってきてしまいました。だってすごく生きが良いって聞いたし、殻からは外してあったのでどうせ半分に割るだけだろうと思っていたのです。
いつものことですが、見込みが甘かったとしか言えません。貝ヒモの周りには何やら不明の赤黒い膜のようなものがこびりついていますし貝を割ると中には明らかに不要なものと思われるドロドロしたものが詰まっています。
刺身包丁で切ったりこそげたりして悪戦苦闘しましたがなかなかきれいにならずしかもまな板の上は血みどろです。

そういえば赤貝の血はヘモグロビンで赤いのだったかとふと思いました。
なのでシンクの中も殺人事件の事後のようで母が顔をしかめています。
この人が赤貝を好きなので買ったということもあるのですが、今の時点では言い訳にすらなりません。
母、義妹、弟の三人が苦戦するまかない婦を見て
「また厄介なものを買ってきた」とか
「自分で自分の首を絞めている」とか
「もー、汚いわいね!」とか言っていて立つ瀬もない有様です。
酒屋が忙しいので母に後の始末を頼み、作った刺身はキッチンペーパーにくるんで
「好きなだけ持ってってくれ、酒屋に行かねばならんのだ」と弟に言い置いて慌てて退場しました。
本当に見込みが甘いまかない婦です。


酒屋のお仕事の忙しさが多分ピークを迎えております。毎年お歳暮を注文してくださるお客様用によけておいた二本詰めの日本酒をまず酒屋に運びました。何十本もあります。
すでに妹が熨斗や包装紙、送り状などは書いてくれてあったのでまかない婦は酒を運び終えた後まずは今日の従業員食堂の食事を作りました。
亡くなったおじが作ってせっせと届けてくれた梅干しを使ってじゃが芋の梅香和えを作りました。亡くなってなお私たちに心を向けてくれているようで切なくなります。普段梅干しとして食卓に上ることのほとんどない極上の梅干しです。
まかない婦が昼食を作っている間に妹が包装して他の商品もプラスしながら本社で配送してもらうため並べていきます。
食事を作り終わったまかない婦は新しく入荷してきた商品や追加購入した商品を店頭に並べるものとバックヤードに保管するものに振り分け、在庫表に記入しながら片づけていきます。
酒屋と本社4階のバックヤードの間を何往復もして重いお酒を片付けていきます。
混とんの闇と化していた酒屋の入り口がようやく片付いてきたころ、入荷した商品に誤入荷のものが紛れていることがわかりました。
こんなに忙しい時に限って・・・

その処理も妹がはたし、ようやく食堂に戻って午前中にできなかったまかない婦としての仕事をしていると酒屋から呼び出しがかかりました。
「えーっと冬純米が入荷したからよろしく」
えーーーーーーーーーーーー、やっと酒運びから解放されたと思っていたのにまたか・・・

とりあえず午後の1時を過ぎていたので昼ご飯の海苔巻きを食べます。

この後また荷物運びです。まあこのぐらいしかできないのだから文句も言えません。
しかし、言っては何ですがまかない婦かなりのお年です。荷運びにんそくとして使うには少々無理があります。
でも今日がピークかもしれません。疲れたけど少しはお役に立てたかも・・・
妹は今日が関ヶ原と分かっていたのに二日酔いだそうです。飲みすぎなんじゃよ。


最近顔が汚い。もともとシミとかは結構あったのだけどあまり外出しないようになって落ち着いていると思っていたのだがここにきてしもやけみたいに頬が赤くなってきている。
赤い中に茶色のシミが点在していてこれっておかしくないかなと思っていたのだけど、今朝それが両方の頬になっていることに気が付きました。
ギョギョギョ🐟🐟🐟であります。
これってひょっとしてマスクのせいかな?これ以上ひどくなったらまた沢田皮膚科にGOだよ。
喘息の治療を始めてほとんど咳が出なくなってきたけど暖かいところから急に寒い場所に出るとひどくせき込むことがわかってきました。この場合はマスクですよね。

こうなったらもうマスクなしの生活に戻れるのかどうかわからなくなってきました。汚い顔を隠すという意味でも有効です。

でも何らかの支障があってその対処法もあるならやらないという選択肢はないです。
やらなければいけなかった咳喘息の治療をずーーーーーーーーーっとほったらかしてきた自分だからこそ、やれることはやっておけと思う今日この頃です。

今日の当社のお昼ご飯は焼き鳥でした。でも考えてみると今までに焼き鳥ってこの会社で作ったことあったかなーと思ってしまいます。
多分やっていないmaybeね。
ただ作れないとか作ったことがないとかではありません。病院の栄養士だったころはサイクルメニューと言って決まった献立を回していました。多分35日で1サイクルだったと思います。
だから35日に一回は焼き鳥の日だったわけです。
柿市商店で焼き鳥を作るのとは格段の差で厄介です。
まず一人に使う肉の量が決まっています。例えば100gならそれかける人数プラスアルファになります。これは急に入院してくる人や退院する人、軟らかいおかずから普通のおかずにランクアップする人が日々変わるためです。予定の人数より少しだけ多めに用意します。
使用料かける人数で肉の総量が決まります。これが鶏むね肉だったとして。例えば胸肉が14枚仕入れてあったらその肉一枚から何個の肉を切り出せばよいのか計算します。一人分4個必要なら人数プラスアルファ掛ける4個を計算し、それだけの肉を切り出すには1枚の肉を何個に切り分けるか計算します。
これ肉だけではなく間に挟むものがネギなら何個か?も同じように計算です。確か働いていた病院では玉ねぎだったので長ネギよりさらに厄介です。
そしてこれを串にさしていき、鉄板に並べて焼きます。
でも考えてみてください。ただでさえ病人の多い病院で年配者の割合も多いのに串に刺した肉は超絶食べにくいです。しかも鶏むねなので焼きしまって硬くなります。
大変な手間暇がかかる割に全く評判のよくない料理でした。作る側としたらむなしいことこの上なしです。
当社では鶏もも肉にしましたし、蒸し焼きにしたのでそれほど硬くはなかったはずです。
それなりに大変だったけど長ネギがたまりまくってしまったので仕方なく作りました。

これがしかたなく作った焼き鳥でーす。副菜はアボカドとスクランブルエッグのサラダになっています。
アボカドが割ときれいだとよいのですが色が悪いものが大量にあるとこちらも地獄に近くなっていきます。今回は割と楽な方でした。フーーーー。


昨日年に一度の報恩講だったはずなのですが・・・
10時半になってもお坊様がいらっしゃらなかったので菩提寺に電話してもらいました。
その結果、どうやらいらっしゃらないようなのです。わけを聞くと『報恩講だと伝え忘れたので行くに行けなかった』と言うことらしいのですが、だったら電話でもしてくれればよいと思いませんか?
報恩講だからと普段は顔を出さない社長や義妹まで9時過ぎから母と4人で待っていたのです。前日から仕込んだ精進料理の御膳も仏壇に供え部屋も掃除し、花も新しいものに代えて待っていた挙句のドタキャンと言うことに相成りました。
午後から来てくださるとのことですが既に4人とも心が折れてしまいました。

結局来週に持ち越しになりお坊様の謝罪を受けましたが、こちらとしてもドタキャンに覚えがあるのでまあしゃーないかって感じです。
ただし心が折れたので午後は半日ふて寝の日になりました。
まあ薬の副作用でどんだけでも眠れるんだけどね。さすが咳が止まっただけあって副作用もきっちりとありますよ。休日はほぼほぼ寝て曜日となっています。



金沢はまたしても観光客数が膨れ上がっているようです。結局首都圏から近いし、コロナの患者数も少なめ、さらに今冬の味覚がおいしさを増しています。そりゃ来るよね。
嬉し恐しの金沢人です。

さて、金沢と言えば伝統行事?の報恩講の時期です。これは大体11月の行事だと思うのですが、当家では月初めの日曜日が月経の日になっているのでいつの間にか12月の初めが報恩講の時期になっています。
一番参るのはこの時精進料理を作り仏壇に供えなければならないことです。最近親戚から聞いたところによるとそれも取り寄せできたりするらしいですが当家ではいまだにこぶだしを使って作っています。

そんでもってこれが今年の『ほんこさんの御膳』でございます。
まず炊き立てのご飯。右はこぶだしと薄口しょゆで作った澄まし汁で長芋と三つ葉です。
真ん中は義妹がいつも作ってくれている切れ漬けです。白菜、ニンジン、大根です。
大きな椀には煮物を入れてあります。生麩とシメジ、京ニンジンの煮物です。京ニンジンは隣で見ていた義妹が一個だけ花形にしてくれたのでそれを使いました。
右奥のお椀には味噌を大葉で巻いたもので市販品ですがおいしかったので使ってみました。
しかし器が小さいので普段と同じように作ると違和感半端ないものになるのでちまちまと素材を小さく刻んで作っています。シメジはもともと大小様々なので使い勝手が良いです。
長芋は細く刻んだうえ長さも半分に切りました。ちまちまちまちま作っております。
今御膳も作り終わりお坊様の到着を待っております。終わった後もいろいろと後片付けがあるので結構大変な『ほんこさん』です。
ああ、金沢では報恩講のことを『ほんこさん』と呼んでいます。多分他県には通用しない言葉なのですよね。報恩講さえあるのかどうか疑わしきところだと思っております。


今日『のと115』という石川県産の原木シイタケで混ぜご飯を作りました。
のと115 はかなり大きくなる原木シイタケでこれの優良品種が『のとてまり』として出荷されています。
のとてまりのほうはまだ初出荷前ですがのと115の方はすでに出荷されています。
これを先日社長が仲買の方に頼まれて何箱か買ってきました。どうも多く仕入れすぎて売れ残りそうになったので破格値で売ってくれたようです。
ちょうどこの日大根葉とシメジで炒め煮を作ろうと思っていたのですが社長に言われて115に変えました。

これはその115の石突を切り落としたところです。

せっかくの115なのでいつもより大きめに切りました。

刻んだ大根葉と人参とともに多めのごま油で炒めます。味付けはしょうゆと砂糖、かつおだしの素です。
汁がかなり出ると思いますがご飯に混ぜるときは汁も必要なので捨てません。適量のご飯に具を全部ぷっこんだらそのあと汁も混ぜ込んで味を見ます。好みで塩で味を加減してください。
この混ぜご飯の作り方ははるか昔に山小屋で働いていたころ、小屋主のおばさんのヲマンおばさんに教わりました。驚くほど油をたくさん使っていたので油でゆでるのかと思ったほどでしたが、まかない婦のレシピでは油控えめにしてあります。
結構おいしいしシイタケでなくてもいろいろなキノコで作ることができるのでレシピを載せておきますね。

金沢は一時期の人出が落ち着き観光客さんたちのぎゅう詰め状態は緩和されてきています。
それでも日々目にするコロナ関連のニュースに少しだけビビっております。
最近になってマスクの重要性が改めて知らされていますよね。まかない婦もいざというときのために(例えば遠距離の電車での移動や家族がコロナにかかった場合など)高性能のマスクを探したのですがどの薬局でも売っていませんでした。
ああ、やっぱりねぇと思っていると薬局のマスクコーナーを物色する年配のご婦人二人連れを見かけました。その方たちはお目当てのマスクを見つけたようでしたがその会話を聞いてひどく驚いたのです。
「良かったわー、良い柄のマスクがあって」
「本当にいい感じのがあって良かったわよねー」
えーーーっ、柄?こだわるとこそこ?
これだけ緊迫しているのに柄じゃないでしょう。まあ着ている洋服と色味を合わせたりしているのを見るとおしゃれだなぁとは思うけど年配の方が目指すのはそこじゃない感が強いまかない婦です。
まかない婦も妹の手作りの好みの柄のマスクがあるけど普通の人より咳が出る分汚れるんだよね。やっぱり使い捨てマスクについつい手が伸びます。
それになんかもったいないよね。もっと平和になったら使いたいと思います。
あっ、高性能マスクは義妹が探し出して買ってきてくれました。先日使ってみたら口周りに適度な空間があって付け心地は良かったけど見た目が鳥のくちばしみたいなのと耳にかけるゴムが少し痛いのが気になりました。
今は付け心地の検証している場合ではないけどいずれひと段落していろいろ出回るようになれば試してみたいところです。
花粉症がひどいのでマスクと縁が切れるとは思いませんが、いつかおしゃれマスクで出かけられる日が来ればいいなと思っております。


例年当社は暮れがひどく忙しく社員も疲弊しがちですがここ数年は12月の前半は比較的余裕がありのんびりしています。
そう思って油断していたら去年12月に入った途端お歳暮で酒屋が忙しくなり大歳まで忙しいまま突っ走ったのでありました。
さて、今年はどうなるのでしょうか。
今日久しぶりに荷物の発送があったり新商品の入荷があったので酒屋をやっている妹がかなりてんぱっていました。
昼に呼びつけられて発送の手伝いをしながら
「なんでこんな時に限ってワインを注文するのか?」と涙目で詰まられました。
うーん、だってお歳暮とかクリスマスとかでワインの需要も増すし、店の在庫がスカスカになってたから・・・まあ、間は悪かったかもしれないけど注文しないわけにもいかんよね。

入荷した品物をかたずけ、妹を手伝うのですがどうもご不満のようです
「ほんとに、仕事頼みたくても伝票の入力はできないし、送り状書いてもらうには字が汚すぎるし、頼めるのは荷物の出し入れだけか・・・」
いかにも悔しそうにまかない婦を見ています。顔に『使えねえババアだぜ』って書いてありますよ妹様。
すいませんね、力仕事だけのポンコツで。(*`^´)=3
酒屋だけでなく厨房もそれなりに忙しくポンコツなりに働いております。明日は肉じゃがコロッケの予定でございます。

咳喘息の治療を始めてせき込むことが少なくなりほのぼの幸せを感じていたのですが、ここにきてまた少しずつせき込むようになり少し憂鬱になっていました。
まかない婦の咳はゾンビ並みの回復力があるのか?こんな短期間に薬に対する耐性をつけたのかと若干あきれていました。
でも今朝になってそれが単に自分のミスが引き起こした事態だと理解しました。
朝の吸引をしようとしてまだ前回の薬が残っていることにふと疑問を覚えたのです。カウンターの数字を見ると2の数字が見えたのですがあれっ?20に見えるけどなんで?
じっくり見てもやはり2ではなく20です?あれっ?あれっ?本当なら0になっていないとおかしいよね?
一日2回、1吸引ずつだと思っていたけどひょっとしたら2吸引だったのかしら?
前回の薬があまり効かなかったので薬が変わったのです。前のものは一日2回2吸引ずつの上、せき込むようなら2回までは追加吸引可だったのが今回の薬は一日2回1吸引ずつで追加吸引はなしだと思っていたのが1回につき2吸引だったのです。
これまたまかない婦の思い込みの激しさが暴走した結果です。そりゃ咳も出るわけだよ・・・(゚△゚;ノ)ノ
余った薬がもったいないのでちょっと多めに吸いたいところですが作用がこれほどしっかりしているのなら副作用も強いはずなのでしぶしぶ諦めました。
ちぇっ、もったいねーぜ。(*`^´)=3

今日、義妹がまかない婦に聞きました
「雅美さん、温泉卵どうした?」
どうもしていないがなぜ温泉卵?
「社長が昨日落としてダメにしてたよ」
はっ?なんで?
「牛乳飲もうとしていたみたいなのに、なんかごそごそした挙句卵をパックごと落として掃き掃除しとったよ」
えー、それって全滅ってこと?
「大体牛乳は一番前のポケットのところに入っているのに何で奥にある卵を落とすのかわからんと言ったら、何か赤いものが見えたから気になったって言ってた」
そういえば今朝社長に
「あの十字屋の明太子だれにもらった?」って聞かれたけどそんときにはもうまかない婦の卵は全滅していたってことやね?
社長の言ってた赤いのってまかない婦がこの前冷凍庫の中から出してきたあれか?十字屋だか何だか見てないけどね。
それにしても恐るべきは社長の食べ物に対する深い執着と食べ物方面だけに働く触覚だよね。怖いわー。((((;゚Д゚)))))))
普通自分のものでもない食べ物を気にすることもないけどうちの社長は必ず冷蔵庫チェックして気に入ったものがあったらつまみ食いするよ。さらにもっと気に入ったら家へ持って帰っちゃうよ。誰の許可も不要なようだよ。怖いよー。
そうそう、明太子の確認はされたけど『卵をだめにしてごめん』の謝罪は聞いていません。それでいいのかグリズリー?🐻ガオー
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