まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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最近傷んだ野菜を渡されることが無茶苦茶多くなりました。大体エレベーターの中に放置されているのですが、まず朝出勤してきて放置された野菜を厨房に運びながらその材料で朝の味噌汁を作ることが多いです。
更に昼、とどめに夕方何らかの野菜が積み上げられていきます。
そして昨日は酒屋の仕事が終わった後戻ってきたら箱に一杯のひびの入った大根がデデンと置かれていました。
悲鳴を上げて母が持ち上げようとしたら箱の底が抜けてしまったので、ゴミ箱に使おうと持ち込んでいた一升瓶が6本はいる箱に移して4階の冷蔵庫にしまってもらいました。
朝昼晩どころではなく、おやつタイムにまで捧げられるろくでなしの野菜にかなり息切れしています。何とか使って入るのですが、消費するスピードが供給に追いついていません。
昨日1日で茄子、胡瓜、ネギ、鶉卵、玉ねぎ、レタス、もやし、大根と矢継ぎ早の攻撃です。
とりあえず今日は会社が休みだったので出番の人数人しかいなかったのですが割れた鶉卵で目玉焼きを作り、ソーセージステーキと組み合わせてソーセージエッグにしました。レタスとミニトマトも使いましたよ。
もう一品はフライにしたのでレタスと渡されたオレンジだけ使いました。オレンジは特に悪くもなさそうだったけど皮が少し汚かったかしら・・・?
明日は大量に渡されたビビワレ大根と長ネギを使って麻婆大根に挑戦します。ほとんど作ったことのないメニューですがまあ何とか・・・せねばな。

胡瓜とキャベツもたまっているのでそのどちらかを使える副菜にする予定です。多分コールスローと鶉卵の巣ごもりサラダかな?
まあ、予定は予定で決定ではないので、さらに足の速い食材が上がってくれば献立変更になります。そのあたり臨機応変にするのがまかない婦のお仕事です。
暑いけど頑張んべー。

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今朝出勤してきて厨房に入ったなり、強烈な悪臭に腰が引けました。((((;゚Д゚)))))))
ナニコレ?腐った獣の匂いがする。てか、昔の築90年の自宅の天井裏でネズミが死んだあと腐った匂いだよ。((((;゚Д゚)))))))
こう見えてもネズミに対しては超ビビリのまかない婦はドン引きしながら仕事を始めました。いつそのネズミの死骸を見つけるのかとビクビクものです。(|| ゚Д゚)トラウマー
でもしばらくするとその酷いにおいが厨房のゴミ箱から漂っていることに気が付きました。
そういえば昨晩砂肝と太胡瓜の料理を作ろうとして砂肝が傷んでいることに気づきそのままゴミ箱に捨てたのでした。
確かに腐った肉がさらに腐敗した匂いなわけです。でもネズミでなくてよかったよ。
築90年から脱却して以来厨房にネズミが出たことは一度もなかったものね。ヤレヤレ。



昨日は月に一度の完全休業日だったのでこのブログもお休みしました。ごめんねごめんねー

で、その前日は『誕生日会という名の寿司を食う日』だったわけです。
今では妹のところの娘や息子も参加しないので大人だけの淋しい会になっています。
とりあえず乾杯して




土用の丑の日だったのでうなきゅうが入っています。でも鰻よりアナゴの握りがとろけるほどの絶品でした。

今回は珍しくお刺身も頼んだようです。イカと蛸ですね。


こちらはアワビの水貝です。

これはまかない婦の作ったカロリー控えめのエビチリです。

千葉の叔父がくれたお中元のローストビーフです。母と2人で食べるのももったいないのでこの宴会に投入しました。いつも食ってる安物のローストビーフとはちょと違う高級品の味がします。

どうしても食べたかった鰻とシャルドネは一切れ食っただけで満足してしまい、今日はウザクに姿を変えています。
このほかにもいろいろ用意していたのですがオジジとオババには食いきれんと思い作るの断念いたしました。太胡瓜と砂肝の炒め物、太胡瓜と剣先イカの酢の物、竹輪の胡瓜詰めなどです。
あと妹が買ってきてくれたアップルパイが誕生日のケーキ代わりになりました。

酒も手取川の前杜氏さんから個人的に頂いた超絶旨い日本酒です。
誕生日に今更誰もめでたさは感じていないようですが、旨い酒とごちそうに幸せ感じたかの日です。


最近仏間で寝るときに電気を一つつけたまま寝ています。真っ暗だと枕元に置いた水をひっくり返したり、トイレに起きるときに物に躓いたりして危ないからです。
ただ、やはり明るいと熟睡しにくいので少々困っていました。
そんな時思い出したのです。以前買ったアリクイ型のランプがあります。もともと読書をするためにと買ったのですが本を読むには光量が足りなかったので放置されていたものです。
ですが足元をを照らすくらいならこれで充分なので使うことにしました。ただ付いていた電球が切れていて新しいものと取り替えました。
もともとのものよりかなり明るさアップです。

ひょっとしてこれなら本も読めるかも?
妹にもらったNクールの三点セットで夜も快適に過ごせるようになりましたし、夜中の環境はかなり向上しています。
寝苦しい夜が良い感じになってきています。ただNクールの肌がけがツルツル滑ってすぐにどこかへ行ってしまうのでそこだけちょっと困っています。あまり涼しいと足がつりそうでそこもちょっと気になりますね。


昨日来月のホームページ用の料理を作り夕食に母と一緒に食べたのですが『不味い』と言われてしまいました。

ヘタ紫茄子という加賀野菜の小ぶりの茄子で炒め物を作ったのですが皮が硬くて味のしみこみも悪かったので確かにおいしくはなかったです。だけど料理を作る人間に『不味い』はまずいでしょう?
つい先日も朝食代わりに冷凍してあった肉まんをレンチンしたら皮の一部が硬かったのですが、母はその硬い部分を食べ残しただけでなくスプーンでベシベシと叩きながら不味い不味いと連呼していました。
まかない婦が作った肉まんではないにしろその態度は承服しかねるものです。微妙にいら立つまかない婦です。(#^ω^)ビキビキ
でも確かにレシピとしてはどうかと思ったので作り直すことにしました。

これが『ヘタ紫茄子のコチジャン炒め』で昨日の作。

これは今日作った『ヘタ紫茄子のコチジャン和え』で調理した材料をコチジャンベースの合わせ調味料で味付けしたものです。
実際に代えたところですが、昨日は茄子、肉、玉ねぎ、オクラも炒めたのです。まあフライパンに投入する順番は考えたので良いかと思ったのですが、茄子は硬くて味が染みていないし、オクラはコチジャンが回りすぎていて色が悪くなっていました。
そこで今日はまず茄子の皮に刻みを入れ素揚げしました。オクラはさっとゆで、玉ねぎと牛肉はごま油で炒めました。
炒めたフライパンに茄子と茹でたオクラを加え、フルーツトマトも切って加え、作ったコチジャンベースの合わせ調味料で味付けしました。
これにより茄子は軟らかくオクラはしゃきっとしたままで色もきれいなままです。それに茹でたオクラや切ったトマトが混ざっているので味のオンオフが出来て前よりかなりいい感じになりました。
それにしても・・・二度作るのはちょっとしんどいわ・・・

母の容赦ない非難に少々ビビっているまかない婦です。

新しい制服(黒のポロシャツ)をいただき、社員の人たちからはおおむね好評なようで7~8割の社員さんたちが着用しています。なので柿市商店ちょっと黒子の会社っぽくなっています。
けどほとんどの人が似合っているなぁというのが大体の感想です。ただ、頭を丸刈りにしている人が着ている場合かなりお坊様っぽくなっていて、ご本人もやや気にしているようです。
統一感という意味では悪くないと思うのですが社員の誰かが
「これでホントにブラックだな」って言っていました。


制服はブラックですが社員の笑顔は晴れ晴れってことでよろしく。


毎日暑い日が続いています。

多くの人たちがサンダルを履き素足で過ごしていますがまかない婦は全くオフの日以外は靴下をはいています。履かない方が履物と足の裏の間がじめじめするような気がして気持ちが悪いからです。
もちろん暑いので足首まであるような靴下は避け履き込みの浅い靴下を愛用しています。
もともと足が大きくて(25.5cm)はける靴下は男物ばかりだったのですが、ここにきて足の大きな女子が増えたためか普通にはける靴下が飛躍的に増えました。
ですが履き込みの浅い靴下の中にすぐに脱げてしまうものがありますよね。一日に何度も厨房と食堂を出入りしていますがその際履物も替えているのでヘタな靴下をはくとすぐに脱げてしまい不愉快極まりないことになります。
最近ではいくら買ったばかりでも、デザインが気に入っていてもどうしようもないので捨てることにしました。断腸の思いですが仕方ありません。つい先日も一足捨てました。
だってうっとーしーよー。

履きなおしたと思えばすぐ脱げ、履物の中に残る丸まった靴下に殺意さえ覚えます。いろんなもの大事にしてめったに捨てるものないけどこればっかりは我慢ならんです。
今日は涼しいながら全く脱げてくる気配のない靴下をはいています。快適ですわ。



今日当社で全体ミーティングがあったのですが、その際に新しい制服が披露されました。
基本的に今までの制服は冬は柿色で襟だけ緑のジャンパーと極寒の時に着る紺色の尻まで隠れるごついジャンパー(ドカジャンと呼ばれている)、それに黒のやや厚手のジャンパーで、夏はサーモンピンクの半そでの上着でした。
でもこの夏の制服がかなり暑いと言われていたうえ、取引先の葬儀場などに出入りするのに赤やピンクの制服はまずいということになり、夏は黒のポロシャツになったのです。袖の部分に柿ichiと刺繍が入っています。良かったよ、当社の柿マークでなくて・・・
何気に全員が黒装束になると何となく違和感があるけど、とりあえず襟付きのものということで取引先への出入りでも失礼には当たらないはずです。
絶対着ないという人以外は1人3枚支給されました。まかない婦の分もあると言われたのですが厨房内の仕事で襟付きは厳しいです。何しろ昔の作りの厨房なので閉めることのできない窓が付いており冬はふきっ晒し、夏は熱風が吹き込む造りになっています。
夏の時期はいつも日本手拭いで首元を保冷材で冷やしながら調理を続けています。襟付き?ブルルルルル((((;゚Д゚)))))))
でもとりあえず1枚だけはいただいておきました。どうしても着なければならないこともあるかもしれませんから・・・そんなこたないか?


今日の金沢はかなり暑いですよ。なんでも34℃だったとか・・・
昔はこんなには暑くならなかったけどここ数年平気で35℃を超える日がありますよね。エアコンなしでは耐えられん感じです。
そういえば大昔東京に住んでいたころすでに6月で夏バテになってしまいました。エアコンどころか扇風機も無かったので日中の暑い盛りは近所の公民館のような場所で浮浪者の方たちと時を過ごしていました。涼しいし、お茶も無料で飲め新聞なんかも置いてあったので天国かと思ったものです。
その後栄養士の学校の同級生の人が扇風機を貸してくれたので何とか夏を乗り切ることができました。今更ですが本当にありがたかったです。
まかない婦は栄養士の前に調理師の学校にも行っていたのですがそちらは金沢の学校でした。
同級生の1/3は中学を卒業した後入学した人。1/3は高校卒業後に入学した人。残り1/3弱のひとが社会人経験者で調理師の資格を取った後商売をしようとしている人などでした。
そのころまかない婦は30歳くらいだったと思いますがこの学校での経験は本当に特殊です。あまりにもいろいろな年代の人が居て価値観も全く異なり衝突も多かったです。
入学と同時に名字が彫り込まれた立派な包丁セットを全員が購入したのですが、校長先生曰く
「まだこの名前入りの包丁で犯罪を犯した者はいない」そうです。
その言葉にかなりドン引きしたのを今でも覚えています。
いやー、私も随分と長く生きたものです。長く生きた中でも今日はかなり暑いなと思いながら昔のことを思い出しています。

昨日酒屋の店番をしていると来店された3人組のグループの女子が
「ハイボール1本で売ってもらえますか?」と聞いてきました。
もちろんと答えて二種類のハイボールを紹介すると
「いえ、あの北陸限定のスモーキーなハイボールなんですけど」とのご返事です。
うーん、知らなかったけどいつの間にか新商品が入荷してディスプレーされていたようです。そういえば冷蔵庫の中に見慣れない黒い箱が入っています。
しかしどうやらこれは3本組で売り出されている品のようなので申し訳ないけどばら売りはできないと答えると、それでもほしかったのか一箱買ってくださいました。そしておずおずと今ここで飲んでも良いかと聞いてきます。
プラコップを差し出すとその女子は嬉しそうにプルタブを開け2つのコップに次ぎ入れました。1人はハンドルキーパーなので不可なのだそうです。先ほどから見ていてもなんだか清々しい人です。
喜んで盃を上げたその人は本来ならば白州のハイボールが良いのだと言い始めました。
オイオイ、ここに同行の志がいるよ。

そして2人で白州の清々しさが良いとか淡い色合いが好きだとかの話で一時盛り上がりました。
そのついでにまかない婦の『鰻とシャルドネ』が『豚肉の味噌漬けとピノノアール』になった話しで笑いを取った後互いにお礼を言ってその方たちは退店していかれました。
白州ハイボールのようなお客様だったとふと思ったまかない婦でした。


今日のお昼ごろ酒屋の店番をしていると上品な年配の女性が来店され白ワインが欲しいと言われました。
白ワインと言っても色々と種類があります。最近は単一のブドウで造られたワインを結構そろえてあるので聞いてみました。辛口のリースリングやゲギュルツトラミネール、シャルドネと言ったところで
「シャルドネが良いわ」と言われました。
とりあえずコノスル社のシャルドネを取り出しました。950円と値段は安いけどコスパのすぐれたワインです。しかもスクリューキャップなのでコルクを開ける手間も割れたコルクに歯噛みするイラつきとも無縁です。
反対にちょっとランクを上げると当然のようにまたコルクになるので最近はあまり高いワインを飲まなくなりました。たまにトリンバック社のゲギュルツトラミネールを飲むくらいです。どうやらまかない婦シャルドネなどよりゲギュルツの方が好きなのですね。
お客様は今日は鰻を買ったからシャルドネでいただきたいとおっしゃり、買った鰻を見せてくださいました。

シャルドネと鰻・・・ベストマッチではありませんか。キリッと鋭い辛口のシャルドネと濃厚な鰻のかば焼きはベストパートナーのように感じました。ああ、今まで鰻の相手はもっぱら冷えた日本酒だったけどシャルドネの方があっているような気がします。
てことで、まかない婦も鰻を求めて近江町市場をぶらついたのですが一番安い鰻で4200円、高いものは4800円でした。
いくらなんでも買えないよ。一切れ1000円ほどだよ…

鰻を断念し、豚肉の味噌漬けを買った哀しいまかない婦です。


昨日大根、長ネギ、胡瓜を成敗して後残るは胡瓜が一回分かなとちょっと嬉しくなっていたのですが夕方になってまた長ネギが一箱上がってきました。
そして今朝エレベーターに乗ったら割れた卵が80個ほど乗っていました。

割れていないもの、ひびが入っているもの、完全に中身が逸脱しているものにより分けました。
今日のメニューはもう決まっていて鶏むね肉の人参衣揚げと長ネギのかき揚げ、副菜は胡瓜の梅香和えです。
これは亡くなった名古屋の叔父が漬けて柿市商店の従食に使うようにと送ってくれた梅干しで作りました。

人参衣がかさまし効果をぶちかましているので一枚がちょっとしたトンカツサイズになっています。ある意味嫌がらせのような大盛です。でも外側カリッとしてて中はジューシーに仕上がっているので存外嫌われてはいないようです。返品もほとんどありませんでした。
奥が副菜の胡瓜で人参衣揚げの隣の皿はダイエッターたちのために作った棒棒鶏です。
これでやっと胡瓜が無くなったと思っていたらさっきまた追加になっていました。今日も又無間地獄の闇にうごめくまかない婦です。
明日は休みの人も多いので鶏ひき肉と長ネギを混ぜこんだ和風オムレツにする予定です。卵嫌いの人が2人いるので副菜として作るつもりの金針菜とカニカマのオイスターソース炒めを主菜に仕立て直そうと思っています。
あとは茄子とピーマン、ほうれん草があるのでそれらで副菜を作る予定でいます。願わくばこれ以上渡される野菜が増えないことを薄く希望しているまかない婦でした。

最近の長雨の影響かヘタレ野菜の攻撃がパネェことになっています。今およそ40人分の昼食を作っているのですが今日その40人分の副菜に使った胡瓜はすべて1階の現場から売り物にならないけど従食食材としてはまだいけると判断され渡されたものです。てか、使いきれていないので明日も又胡瓜の副菜になりそうです。
主菜に使った大根もひび割れしたりして売り物にならないものですがその部分を削って使っています。削ったひび割れ部分はみそ汁の具か大根おろしにしてしまおうと思ってます。
一箱分あった長ネギも主菜にぶち込んでおきました。ネギなどは嵩が減るのでたくさんあると思っても使ってしまえば何とかなります。
他には茄子やレタス、トマト、ピーマンなどが多いかな?夏野菜が多いですよね。
なんて言っている間にまたぞろ長ネギが一箱上がってきました。かなり状態が悪かったのできれいにしたら半分以下の量になりました。あっ、また胡瓜も上がってきました。
4階の冷蔵庫内には人参が20kg近く出番を待っています。今のところまだ何とか使いきれそうな気もしますが使う尻からそれ以上の量のヘタレ野菜が追加されるのでまるで無間地獄のようです。
ポケットをたたくとビスケットが一つ。まかない婦はエレベーターのドアが開くたびヘタレ野菜がどっさり追加されています。あまりうれしくない魔法にはまっているみたいですね。

ほぼほぼヘタレ野菜だけで作った今日の昼ご飯です。薄切り大根と豚小間の炒め煮は大根から染み出た汁で炒め煮になっています。枝豆だけは従食部の在庫している冷凍の食材ですが他の野菜はみんなヘタレです。魚は大根のおかずが嫌な人に用意した代替品です。
明日の予定は主菜が鶏むね肉の人参衣揚げ、副菜は胡瓜のフジッコ和えにしようかなと思っています。予定は予定、あくまでも未定ではありますがヘタレ撲滅に向けて頑張ります。


立て続けもどうかと思うのですが、画像処理ができたので叔父の法事のお料理を紹介します。
未だに叔父がもういないということに納得できていません。だってお見舞いに行った時あんなに力強く手を握ってくれたのです。病院の玄関まで見送ると言って歩いてエレベーターの前まで送ってきてくれて、無理はだめだからと残念そうにエレベーターの前で手を振っていたのにその人がもうどこにもいないのです。
無というものの残酷さを父を亡くしたときに思い知りましたが今回も又ですね。叔父の家族は今なおその理不尽に打ちひしがれていると思います。
葬儀や法事はやらなければならないことでそれを執り行うことの忙しさが少しだけ哀しみから心をそらしてくれるように思います。
さて、そのご法事ですが親戚だけで本当に叔父を思ってくれている人だけの催しというのが心を慰めます。当然ですが同じ曹洞宗なのでお経も耳なじみのあるものでした。この日叔父は浄土に行ってしまったのだそうです。
まかない婦らしく料理の紹介に移ります。法事の会食は法要の執り行われた会館の一室でした。そしてなんとオープンキッチンだったのです。
つまり会食する部屋の中の扉を引き開けるとそこにキッチンが現れ料理人さんがお辞儀をしてむかえてくださいました。どうも揚げ油の匂いがするなと思っていたのですが、さすがにこれは初体験だったので驚きました。
献杯の後会食が始まります。

まずは叔父の遺影の前に影膳とビールが供えられました。

弟が金沢から持ってきたルビーロマンも飾ってもらえてよかったです。金沢大好き、実家の柿市商店も愛してくれていた叔父にも喜んでもらえたかもしれません。

一部食べちゃっていますが小さく飾られた前菜です。ままごとのようなちらし寿司がおいしかったですね。

土瓶蒸しは中華風の味付けでした。温かいです。

お刺身です。

煮物は小さな桝形に細工された大根の中に盛り込まれていました。この細工は初めて見たので職業柄弟も興味深げにしていました。

焼き物はキンメダイの粕漬けでとてもおいしかったです。手前のはサツマイモで作ったサツマイモ?です。

揚げ物はさすがに熱々のサクサクでした。竹串に刺さった真薯が特に美味しかったです。

茶碗蒸しも熱々でしたよ。

ご飯はジャコとイクラでした。さすが名古屋で赤だしの味噌汁が出ましたよ。みんな喜んでいただいていました。

最後にデザートまでいただいて、会食は終わりです。
着替えをする部屋まで用意してもらって至れり尽くせりのもてなしを受けました。来た時から帰るときまで心を寄せてくれたのがよくわかります。
叔父の家族が早く元気を取り戻してくれればと思いますが、あまりにも良い人過ぎた叔父を失うということはいかほど辛かろうと思います。
時薬、それだけが頼みです。合掌。

まかない婦たち7人(伯母1、母、叔父1、叔母1、まかない婦、弟、妹)が名古屋駅に着く前に名古屋の従弟から弟あてにメールが届きました。すでに名古屋駅で私たちの到着を待っているようです。そこまでしてもらわなくても多分自力でたどり着けるはずだし、本人は忙しいだろうにまったく『真面目か?』
ああ、そうでした。かなりの真面目人間ですよね。
でもおかげでタイムロスなくホテルにつくことができました。夜の宴会参加は固辞されたので狂った血を恐れてのことかもしれません。以前千葉での法事の際は約1名救急車に乗りました(千葉の従妹)。


名古屋に向かう電車に乗っている間に弟が夜の宴会の場所決めをして予約を取りました。『なだ万』さんです。
そこまで高級店にせずともそこそこの居酒屋で良いのではと思ったまかない婦ですが、予約を取ったりなどの雑事を進んでやってくれるなら口出しするまでもありません。コース料理にして、飲み物はいつものごとくバンバン頼みました。容赦なしの注文です。
ビール、純米大吟醸、白ワイン、芋焼酎、ビール、ビール、ウーロン茶・・・エンドレスかとも思われる注文が立て続けにさく裂していました。
まあ一番容赦しなかったのはまかない婦なので文句はありません。結局料理と酒で1人1万円ほどかかりました。



ああ、ホテルにはすでに千葉のバカヤロウ叔父さんが先着していたので宴会はさらに盛り上がりました。いつもなら名古屋の叔父もこの場にいてにこにこ笑っていたはずなのに・・・・・・その姿がないことが哀しいです。
千葉での痛い前例があるのでさほどもひどい泥酔にはならず翌日を迎えられたのはひとえに千葉の従妹のおかげかもしれません。ありがとうね。
そうそうホテルはカードキーをかざして部屋に入る式なので高齢の伯母たちが大丈夫なのかと少し心配しましたが何とかなったようです。おせっかいなまかない婦はそれぞれの部屋に乱入してエアコンをつけて回りました。自分がなかなか見つけられなかったからね。
部屋も清潔でトイレとお風呂はとても快適でした。ただ朝食のタッチパネル式の食券販売機は高齢者向きではなかったようです。
朝からの名古屋名物『味噌カツ丼』に気をひかれましたが普通のトーストと目玉焼きの朝食にしました。朝からカツはちょっと無理なお年頃です。
この後会場に向かいいよいよ本番のご法事です。続く

今日は名古屋の叔父の法事に参加した顛末を書いてみようかなと思っています。ただなぜか画像の処理がうまくいかないので写真が使えないのが残念です。
金沢からはまかない婦と母、当社社長でもある弟、毒舌家の妹と母の姉1人、妹1人、弟(友禅作家の叔父)1人の7人が参加、千葉から叔父が(バカヤロウ叔父さん)が1人プラスで亡くなった名古屋の叔父の身内は8人参加です。
金沢駅で待ち合わせしたのですが友禅作家の叔父がお供えのための手土産を忘れたと駅の名店街に行ってしまったとかでおとなしい伯母1人が荷物の張り番をしていました。
その後とりあえずは全員そろって改札を通りました。
まだ時間は20分以上あったと思うのですがつい先ほどまで喉が渇いたと訴えていた母にkioskで飲み物を買うように言ったけど全く聞き入れません。どうしても座ってしまわなければならないのだそうです。
せめてkioskのすぐそばにある自販機で茶を買うように言ったのですが、そんなことをしている心の余裕がないようです。仕方がないのでまかない婦が買って渡そうとしたのですが財布の中に小銭がないので愕然としました。
そして母たち年配組とまかない婦と妹、弟は指定された車両が違います。これはチケット購入を妹に任せたためまとめての購入が難しくなったためらしいです。
叔父、伯母、叔母、母のお惚けカルテットは別車両で放し飼いになります。とりあえず自分の荷物を置こうとしていたところへ妹が来たので母の『喉が渇いたけど飲み物を買いにはいかない攻撃』の愚痴を漏らすと自分用に買った余分なお茶をもって隣の車両に突進していきました。
どうやら先日の引率で幾分こなれたこなれたようです。ヤレヤレ気分だったまかない婦ですがこの後ビールを求めてホームに降りた叔母がビール購入後に反対のホームに泊まっていた別の列車に乗り込んでいたことは後になって聞きました。
オイオイ、いつかのまかない婦みたいに別場所に行くつもりだったのかよ・・・振り返ると立ち位置が分からなくなる筋金入りの方向音痴の叔母の面目躍如たるエピソードです。
こんなかんじのぐったぐた具合で金沢を出発した一行でした。つづく

昨日閉店間近に来店されたお客様に
「お勧めの甘口の酒はありますか?」と聞かれ、奥能登の白菊さんの純米吟醸酒とどちらが良いか迷ったのですが生酒でも良いということだったので加越酒造さんの『虹』をお勧めしました。
毎年夏の初めから売り出されるこのお酒は袋しぼりの純米大吟醸酒です。袋しぼりなのに2000円以下の値付けが怪しいほどに安すぎるとも思うのですが、お買い求めになるお客様にとってはラッキーなのでありがたく受け入れています。
「へー、じゃあそれにしよう。ホテルで飲んで美味しかったらまた買いに来るから。」と聞いて慌てて明日はお昼ごろで閉店するのでと告げると
「えーー、店じまい?」とびっくりされました。てか、お客様それ聞いたこっちがびっくりしたわ。((((;゚Д゚)))))))
「ちっ、違います。法事で店を早じまいするだけです。」慌てて否定しておきました。16日から営業再開だと告げると丁度いいから買いに来るとおっしゃっていました。
日本語って難しいなと改めて思ったまかない婦でした。


モタモタしている間にもう7月のお盆です。わーーーーーーー、でももう時間がない。((((;゚Д゚)))))))
実は明日の昼過ぎから叔父の49日の法要のため名古屋に出かけます。それで帰宅は14日になり、一応16日までお盆の期間ですが16日は営業日なので15日に親戚の墓所をめぐる墓行脚が自動的に決まっています。
持って行く花だけは今日懇意にしているお花屋さんに頼んできたのですが、自宅のお盆の用意が全くできないことになっています。
何しろ社員に食事をしてもらうことを第一に考えなければならない立場です。一応明日はレトルトカレーとカップ麺を食べてもらうことになっています。ですがカップ麺が足りないので買い出しに行かねばなりませんでした。
どう考えても時間がないので、まず仏壇の掃除を断念しました。
次にお盆の精霊棚を作ることも断念し、最低限アレンジフラワーを作り直すことだけはやりたいと思ったのですが、花屋さんに花がない。((((;゚Д゚)))))))
作る尻から売り切れるようで仏壇の花や墓花の在庫がほとんどないし、仏花以外の花もお見受けしません。
なんか無理やり有りものの花で作りなおしたけど新しい花ではないので2日ほどで丸坊主状態になる未来が見えています。とりあえず今日だけは体裁を整えたけど明日家を出る時点でどれだけこのスカシユリが落花せずに残っているのか、はなはだ疑問です。
でも『ない袖は振れぬ』ので仕方ありません。
てことで、見切り発車で金沢のことは捨て置いて、名古屋に向かうことになったまかない婦でした。ご先祖様ごめんね。来月旧盆の時に埋め合わせします。

わーーーーーーーーーー、もひとつ大失念してたよ。名古屋の叔父の新盆だから盆提灯を送らなければいかんのにやってない。最大限のポカです。凹みました。
どうか名古屋のお盆が旧盆でありますようにと、望み薄の期待に念を込めたまかない婦です。


昨日久しぶりに少し離れた場所にあるイオンに買い物に行きました。
靴下、夏用のズボン、下着、カップ麺、レトルトカレー、ハンバーグやパン、小さな鍋、お惣菜やパスタなど狂ったように買いに買い中国の方も呆れる爆買いです。
大きなカバンを肩にかけてそれなりに用意したはずですがどうしても容量が足りなくて有料の袋を3枚も買い求めました。
やっぱり当家の近くのチマチマした店と違って圧倒的な品ぞろえです。
買わないまでも見て回るだけでもとても楽しかったですよ。ここまで買い物欲がさく裂する前に来るべきだったなと反省しました。
今日は朝から買ったばかりの靴下とズボンをはいて出勤しました。それも又楽しいです。
今晩は昨日食べなかったサラダとエビ餃子でも食べようかなと思っています。作り置きの胡瓜の酢の物やパスタ、モズクの酢の物もあるので充分な感じですよね。
ではでは


昨日ルビーロマンの初競りがありました。ルビーロマンとは石川県が開発した赤くて大粒のぶどうです。ちなみに世界一価格が高いブドウとしてギネスに記録されているようです。
ちなみに今年は一房120万円の値段が付いたようです。
当社は今年は最高値を付けませんでした。それが微妙に残念なまかない婦です。
ということでルビーロマンの映像は今回なしですが、いずれ見事な房を手に入れたらご紹介しようと考えています。どうぞご期待ください。
話は変わりますが昨日閉店間際に外国人のお客様が来店されお父様のお土産にと日本酒を買っていかれました。大江山さんのつづらの波という吟醸酒です。
せっかくなので景品の籠の中にあった風呂敷で包んであげたのですが、両方を縛ったのでかなりかさばってしまいました。今にして思えば一端は巻くだけにしておけば良かったです。
でもなんか、お父さんにお土産を買う年若い息子というのがほのぼのポイント高いですね。閉店間際だったのでゆっくり接客できなかったのがちょっと申し訳なかったです。


今日お中元のビール(12本詰)を20箱ほど運んだら突然右ひじが痛みだしました。確かに重かったけどここまで痛くなるものなのかしら?仕方がないので湿布を貼ったのですが冷蔵庫内で作業をするために着たダウンジャケットに擦れて半分ほど取れかかってしまいました。
半そでTシャツなのでみっともなさマックスではあるのですがそのシップを貼りなおしました。もちろんよれて無様なことになっています。でも湿布薬って何気に高いので新しいものに貼りかえる気にはなれません。もったいないもの・・・
その後酒屋に行ったら妹に尋ねられました。
「ねえ、この名刺くれた人のこと覚えてる?」
・・・全く覚えてないけど?
妹の言うところによるとこんな人が来たよってまかない婦が言ってこの名刺を妹に渡したのだそうです。えーーーーーっ、そういわれても全く覚えていないけど?

「あんた大丈夫か?」うん、それが本当ならあまり大丈夫じゃないよね。仕方がないので妹はその名刺をくださった方の酒蔵に奇妙なファックスを送っていました。何が本当なのか疑心暗鬼に陥りそれをそのまま質問に回していました。記憶のない姉と、すべてを勘違いしているのかもしれない自分・・・これではファックスを受けたほうも呆れるでしょうね。
多分まかない婦がすっかり忘れているというのがおかしいのです。
そのすぐ後に
「あっ、頼んどいた替え芯買ってきてくれた?」
「忘れた」
ねっ、まかない婦がおかしいよね?
ひょっとして認知症?じっとり暑い室温がすこぶる下がった気がしました。アーメン

ポンコツ警報発動中


まかない婦の執着しているものの中で『石崎のトリ貝』というものがあります。大ぶりのトリ貝で大きなものは子供の手のひらほどの大きさです。
もちろんかなりの高額商品なのですがつい最近漁期が終わったようです。なのに通りかかった魚屋さんの水槽にはまだたくさんのトリ貝がいらっしゃいました。
多分養殖のトリ貝なのだろうなと思います。先日買ったときは1個1300円してたけど漁期も終わったのなら少し値下がりしたかもしれないと思ってまた買うことにしました。先日と同じく3個頼むと1200円だというのです。
1個の値段ではなく3個で1200円なのだそうです。まあ、以前買ったものより少し小さかったけどやはり大幅に値下がりしたようです。それならともう2個追加して5個のトリ貝を買って帰りました。今年まだ食べていないはずの弟にもおすそ分けしてやろうと思ったのです。
そして帰宅してトリ貝をさばいていたら中から小さなカニが出てきました。5個のトリ貝から2個のカニです。


しかも生きてますよ。

1cmほどの小さなカニだけどかなり活動的です。
えーっと、これってどゆこと?貝がカニ食ったのか、カニが『トリ貝食っちゃろ』と思って入り込んだのかどっちなの?
カニの元気さから見て多分後者だと思うんだけど・・・だとしたら養殖の貝としてそれもどうなの?
?でいっぱいになったまかない婦でした。それにしても食うか食われるか、『貝カニ合戦』かなりえげつなく怖いわ。((((;゚Д゚)))))))

今日は月に一度の月経の日でもうしばらくしたら坊様たちがいらっしゃるはずです。
いつも私室の様に使っている仏間をそれなりに整えようとしたとき気づきました。
最近亡くなった叔父の遺影の前にお水をあげる器としてまかない婦のショットグラスが使われていたのです。これは違うだろ~

別にショットグラスは4個ほどあるし叔父さんのためなら惜しいわけでもないけどショットグラスは仏器としてどうよ?
ちょっとだけ憮然として小さめの切子のグラスに取り換えました。亡くなった叔父は切子がとても好きだったからこちらの方が良いと思ったのですができれば無色透明の切子が良かったかな?
そして傍らの祖母の遺影の前のグラスも恨めしく見てしまうまかない婦です。そこにはお気に入りの小さなグラスがあり花の透かし彫りが浮き上がっています。
寝酒にワインでも飲むときのために買ったグラスですが、祖母が亡くなってから祖母の遺影の前に添えられる水の器として召し上げられました。別のグラスに何度も替えたのですがそのたび母が水の器として略取していきます。
何か素敵な器であげたいのなら自分で買ってきたものにしてほしいですよ。この器の入れ替えはもう何年も無言のまま行われておりここ数年はまかない婦が根負けしている状態です。
これを機にこのグラスも取り返したいとひそかに闘志を燃やすまかない婦です。てか、ちゃんと話をしろよってことですよね。


昨日の予定通り今日の昼ご飯は筑前煮になりました。
昨日のうちに干しシイタケは冷蔵庫で戻し、鶏肉は解凍して筍の水煮は5分間だけ熱湯でゆでた後一口大の乱切りにしました。5分茹でると水煮でもなぜかしっかりとした食感になるので重宝しています。
最近喫食者の数が増えているのでいつもより多めに作っています。ですが充分用意した干しシイタケに加えて生の椎茸が3階厨房まで上がってきました。
見ると直径1cmほどの小さな椎茸で『ちいたけ』と名付けられた商品です。面倒なのでそれも筑前煮にぶっこみました。
まかない婦の筑前煮は火の入りにくい物から煮て行って最後の方は煮崩れしやすいものや半生の食感を残したいものを投入していく作り方です。
まずは干しシイタケ、手でちぎったコンニャク、タケノコを煮て行って、牛蒡や竹輪も投入します。
先の3点はしっかり味をつけたいし、牛蒡や竹輪はあまり煮崩れしません。本来なら竹輪はもっと後の方が良いのですがね。
それからそれらを煮含めている間に人参、鶏もも肉、レンコンを乱切りにします。この3点は煮込むのに気を使います。人参や鶏肉は長時間煮ると煮崩れしやすいし、レンコンはシャキシャキの食感を残したいのです。
ですがこの煮方だと鶏肉と蓮根に味が染みにくいので、ベストはこの作り方で作って1日冷蔵庫で保管し翌日レンチンや煮なおしをせずに食べると食感もシャキシャキで肉にも味が染み、人参の煮崩れもない筑前煮ができます。
これって結構ハードル高い作り方なんですよ。以前この作り方をクックパットに上げたら姪から
「さっぱり分からん」と言われました。
料理ビギナーにはかなり分かりにくい作り方らしいのですが、最初っから食材を全部切っておくより時間的なロスが最小に抑えられます。でもそんなにわかりにくいならと全部材料を切っておいて順に煮ていく作り方に代えてアップしなおしました。不本意ですが・・・

あっ、これがその『ちいたけ』です。小っちゃいものってかわいいですね。

昨日の巨大玉ねぎの後の今日は極小椎茸のお話でした。

最近の玉ねぎがとても大きくなっています。使う側としてはチマチマむかなくても良いので助かりますがなんだかどんどん大きくなっているのです。

これってどうよ?重さはジャスト1kg。いえ、わずかばかり1kgを上回っています。普通の玉ねぎが250gほどなのでおよそ4倍です。
母も弟も何十年も(母に至っては80年以上です)八百屋をやっているけどここまで大きいものは初めて見たと言っています。
しかもこれ一個ではなくもう一つ上がってきたものも同じような大きさでした。ちょっとしたかぼちゃ並みの大きさです。
皮をむいた中も何ら問題ありませんでした。でもでかすぎて30人分の味噌汁に半分しか使えませんでした。まあキャベツも入れたけどね。キャベツと玉ねぎの味噌汁はまかない婦の秘かなお気に入りです。
エノキと豆腐、じゃが芋玉ねぎ、長ネギとおつゆ麩、白菜と薄揚げなど割と好きな組み合わせはありますね。でも渡された野菜次第なので時にはおかしな組み合わせも有りな柿市商店です。
明日は筑前煮の予定なのですがお中元で酒屋が忙しいので昼ご飯は簡単なものにして酒屋の手伝いをメインにするようにと妹に言われています。でも言われる前から決まっていて材料もすでに一部用意されているので変更不可です。
仕方ないので明日の仕込みを進めておきました。早くできると良いけどね。
あっ、玉ねぎこれ以上大きなものが出たらまたお知らせしまーす。(・Д・)ノ

今日近江町市場に買い物に行って魚屋さんでカワハギと赤貝のお刺身を買いました。どちらも450円だったので合わせて900円ですよね。
それなのに頼んでもないのに魚屋さんが
「100円値引きだ」と言うのです。まあ値引きは嬉しいかも・・・でも一部微妙なのです。
顔見知りになって何を買いに行っても大きく値引きされると、それはそれで気づまりなものです。それにそんな相手は売りたいものをプッシュしてくる場合があります。そんな気分ではないときでも押しに負けて買うことがほとんどです。
まあ、本当にかなりな値引きをしてくれるのでお得ではあります。
さて、今日の話に戻ります。
900円だったので1000円札で払いました。それで100円値引きしてくれるというので当然お釣りは200円返ってくると思ったのですが釣銭が300円だったのです。不審に思って聞いてみました。
「900円から100円引いたら800円だよね。釣銭が多いみたいだけど?」
「それで良いがや。700円なんや。」
このおっちゃん何言ってんだろ、算数できんのかーい。
「1パックにつき100円の値引きやから2パックで200円の値引きや。ほやさけおつりは300円や」
えーーーーーーーっ、頼んでもないのに勝手に200円も値引きするんは商売人としていかがなものかと?
でもよくよく聞いてみると3時を過ぎたら強烈値引きが始まるらしいです。知らんかったわー。((((;゚Д゚)))))))
近江町市場なかなかに奥深きものがあるようでございます。

昨日突然健康診断に行くことになって度肝を抜かれました。でも仕方ないので行きましたよ。

そしたら今年は2年に1度の乳がん検診にもあたっていたようです。
ご存知でしょうか?マンモグラフィーという検査があって胸をプラスチックの板のようなもので挟んで撮影するのです。
その際自分の胸がここまでぶっ潰されるということに驚愕します。
今年はさらに驚愕することがありました。検査技師の方なのでしょうが撮影の際の姿勢などに厳しく口出しをしてきます。
「頭はまっすぐ前を向いてください。胸を張って、痛くても腋はこの角にきちんと当ててください。」
そうそう挟まれる胸もかなり痛いのですが、押し付けるような配置になる腋の下もかなりな痛さです。
「頭を下げないでくださいね。かっこいい胸の写真にしたいでしょ?」
はっ??マンモの写真にかっこよさ求めてねぇけど?これってやっぱり年の差かしら?
胸のかっこよさを求める技師さんのおかげで今年のマンモはことのほか痛かったです。かっこよさより傷み軽減の方に強くひかれたまかない婦でした。

今日昼食のための交代で酒屋に行ったら妹に言われたのです
「あんた今日健康診断を受けに行く日やぞ」
うそ~ん((((;゚Д゚)))))))
慌てて日程表を見に行ったら本当に今日が検診日だったのでびっくりのダメ押しをした。ヤバい、問診票も書いてないし検便なんてまったくやってない。
しかし今からでは変更もままならないのはわかっているのです。検診を受けに行くクリニックはかなり人気のところで予約がとても難しいことを知っているのでとてもではないけどドタキャンなんてできません。
なので何にも持たずにクリニックに行くことになりました。てか、いい加減にほったらかしにしてあった問診票などの入った封筒ごとどこに行ったのやら全く見当たりませんでした。
ごく最近こたつ布団を排除したついでに母が部屋を片付けてくれたのですが、その前には壁際に立てかけておいたのです多分10日ほどは・・・
てか、まったく自分に対する好感度が見当たらないだらしのない対応ですよね。
「その辺に立てかけてあったけど見当たらないわ~」って何に対しても言い訳になりません。ホントダメ人間だわワタシ・・・(;´д`)<萎ェェェ↓
てことで人に呆れられる覚悟で検診を受けに行って、しかもここ1週間ほど薬も飲んでいなかったので過去最高血圧を更新したまかない婦でした。多分体重と腹囲も最高値を叩き出したはずです。(゚⊿゚)シラネ(゚⊿゚)シラネ、もう(゚⊿゚)シラネ

7月1日、今日金沢は『氷室の日』です。江戸時代に冬の間降った雪を室にため込み、夏にはそれを江戸まで運んで献上していたところからこの室を開ける日を『氷室開き』と言いこれは6月30日だそうです。
旅の安全を願うため氷室饅頭を神様に供えたところから定着したらしいのですが、この日金沢では赤、白、緑色の氷室饅頭を食べます。
他にも竹輪を食べる、杏子を食べる、琵琶を食べるなど食べなくてはならないものがたくさんあるのが困りものです。
特に氷室饅頭は今だに根強く残っている金沢人のこだわりです。

まかない婦宅でも一応三色のお饅頭を一個ずつと氷室の竹輪を一本購入しました。

竹輪は太いので真ん中の竹筒を取り出し胡瓜をはめ込み輪切りにしました。酒の友にぴったりです。
それにしても氷室饅頭の緑って要るのかな?確実に三色あったらこれが残りますよね。
当家でも義妹と母とまかない婦でせっかくだから饅頭を食べようということになり一個を三人で分けて食べるということになってまかない婦が緑を選ぶと
「何でよりによって緑を選ぶかな?」と義妹に呆れられました。
だってどうせ嫌われるから最初に食べようと思ったわけだよ。ひねくれてるかしら?
氷室饅頭は酒饅頭であることが多いのですがふわふわでかなりおいしかったです。いつもはあまり食べないのだけどたまにも良いですよね。
伝統行事もあと何回と思うお年頃になりました。そんなことを思えば季節の恵みのすべてが愛おしく感じられます。もうすぐ地物の立派なジュンサイが出荷されルビーロマンの初競りも近づいています。デラウエアももう出ているでしょう。
加賀野菜も今が一番豊富な時期です。旬のものたくさんいただくことにします。合掌。

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