まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
- Admin *
- Write *
- Edit *
- All articles

昨日姪の壮行会的な意味でお寿司屋さんに行きました。ただこのお寿司屋さんいつもの行きつけのところではなく妹宅の近所で、かの家の御用達です。
つまりまかない婦や母にとっては初見のお寿司屋さんです。でも一度出前をお願いしたことがあるのでおいしいであろうことは予想していました。
案内された席に着くと年配の女性が注文を聞きに来てくれました。翌日休みだったのと思いもかけずお客さんが多かったのとでネタがあまり残っていないことを告げられちょっとテンションが下がります。
なのでお好みではなくまずお任せ握りを取ってからお好みのものでネタケースに残っているものを出してくれると言うことのようでした。
ならまずお任せ11貫を頼んで残りは別に注文しようとするとそれは多いのではないかといわれ(・・?
どうやら一人ずつお任せ握りを取らなければならないシステムのようです。仕方がないので5貫の握りを4人分注文しました。
たまたま位置的に注文係になっていたまかない婦ですが心はチョロ松なのですでにここまでで話の通じない注文のやり取りに心が折れそうになってきました。
注文係の交代を願って妹を見つめるとフククと肩を揺らしながらその目が言っています『頑張れ』
頑張れるかーーーーーーーー!!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
気を取り直し多分ネタケースに残っているであろうお好みネタに挑戦しました。甘えび、イカ、ウニ、マグロ、バイガイです。これはOKをもらったのですがふと気になりました。これって2貫ずつ?
聞いてみると
「あなただけ5貫にプラスで10貫だから15貫になりますね」ってひとりでそんなに食うかよーーーーーーー((((;゚Д゚)))))))
「いえ、あの、よ、4人でシェアして食べるので・・・」まるで一人だけ大食いの意地汚いおばさんですか?だって未成年の姪もいるのに自分だけ食べたいもの注文する人居るか?
相手の思い込みに気おされてキョドってしまったまかない婦です。心はぽっきり折れましたがとりあえずお好みの握りは4貫ずつにしてもらいました。ギブギブです、これ以上注文係の重責を担うことはチョロ松には無理。
他にも頼む予定だったけど誰かが茶碗蒸しを注文しただけでそれ以上の突撃はあきらめました。
「あなただけプラス10貫」の攻めるような声がいつまでもまかない婦の頭の中でリフレインしていました。
寿司は予想を超えて美味しかったけど注文係の席だけには二度と座りたくないと思ったまかない婦でした。

スポンサーサイト
| ホーム |