まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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画期的なことに午前中のうちに酒屋の棚卸が終わりました。


おかげでご飯日記もかけ、今ブログもかけるという奇跡が起こっています。

ああ、今日で本当に今年が終わります。やっとですよ。

年々仕事終わりが早くなっているのでなめていましたがあまり忙しくないはずだった12月の前半もお歳暮でてんやわんやになり、暇という日もなくここまで来てしまいました。
ただ、夜食ということに関していえば少し楽になってきているかも・・・意外に早く帰る人が多くて必要なかったり、本来おにぎりを出す日をパンでしのげたりで全体的に負担が減りました。
義妹の助っ人だけで乗り切った日もあります。
そして昨日は本来は事務所の人たちが遅くまで仕事をするはずの日だったのですが夜7時にはみんな帰ってしまい、ちらしずしとスープの下準備をしていたまかない婦は大きな肩透かしを食らったわけです。脱力~。

そして今日、まさかの酒屋の棚卸が午前中で終わると言う珍事が起きました。びっくりです。
駆け抜けるように過ごしたこの一月ですが終わるとあっけないものです。ですが早いに越したことはないですよね。
ではでは皆様、よいお年をお迎えください。

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とうとう12月30日になってしまいましたね。今日は柿市商店では年越しそばの日です。
明日は午前中掃除だけをしてみんな帰ってしまうので今日が全員での最後のお昼ご飯です。
蕎麦に合うように主菜は茄子と鶏もも肉の天ぷらにしました。副菜は渡されたもやしが多かったのでモヤシ炒めになっています。

こんな感じにだーっと並べています。

蕎麦は熱々を出しています。麵屋顔負けの立派な水きりでチャッチャッチャーとやっています。
あとは今日の夜食のちらし寿司ですがほぼ混ぜるだけなのであまり大変ではないとは思います。
昨日は本当はいろいろおにぎりの日で、から揚げや昆布、おかかや鮭などのおにぎりをする予定だったのですが、酒屋が終わった後では夜8時ぐらいにしか夜食を出せないので6時ごろに去年はパンを40個だしました。
今年はそれを50個にしてみたところ夜食のおにぎりは要らないと言われまかない婦的にはかなり楽をさせてもらいました。個人的には食べるならおにぎりの方が良いのですが、余っても困るものです。
その点パンなら翌日の朝でも全く問題ないので助かります。

これがそのパンです。一個がかなり大きいのですが4個食べた猛者が居たそうです。スゲーぞ柿市!!((((;゚Д゚)))))))
結局夜7時半の時点で6個ほど残っていたので翌日の朝ごはんになりました。めでたしめでたし。

そして今日の朝ごはん代わりにから揚げおにぎりや刻み昆布おにぎりが出動しました。かなり喜んでいただけた模様です。


暮れも押し迫り近所の近江町市場の賑わいも半端ないことになっています。
そんな中、毎日買い物に出かけるまかない婦に妹が頼みごとをしてきました。イクラの醤油漬けを作りたいので生のイクラを買ってきてほしいと言うのです。
でも最近チラチラとお見かけするイクラの値段がかなり高くなっています。それを告げると予算二千円台で買ってきてほしいと言われました。
いつもイクラを売っているお店にまず行ってみましたが四千円台のイクラと三千円台のイクラの二択しかない状況です。これは高すぎると思い市場中イクラを求めてさまよいました。しまいには近くのデパ地下まで行ったのですが結局生のイクラを他に見つけることができませんでした。
仕方なく最初のお店に戻ると、年末バージョンで社員1に対してバイト3くらいの割合で増員された店員さんたちが張り切って売っています。
中に2人ほど顔見知りの店員さんがいたのでこっそり忍び寄り聞いてみました。
「2000円くらいのイクラって無いかな?」
店員さんたちはちょっと困った顔をしていましたが
「よし、おまけするか。」と威勢良く言い放ち、3200円の値段の付いたイクラを2500円にしてくれました。思い切りのよいお姉さんです。そう、おまけしてくれたのはベテランのお姉さんでした。
いつもいつも要りもしないものを買い続けて顔をつないだ底力がここで威力を発揮したわけです。自分の買い物なら何とでもなるけど頼まれものはあまり妥協できんのがつらいところですよね。
とにかく3200円が2500円になった破格の値引きに気を良くしたまかない婦は傷む膝を抱えながらも気持ちはスキップ気分で機嫌よく帰宅したのでありました。めでたしめでたし。

あっ、昨日の柿市商店のお夜食はカップ麺でした。10人弱の人が食べたのかな?
実は助っ人に参上した義妹が6時半くらいから出してくれたのでまかない婦が厨房に戻ったころには夜食も終わっていました。助かったよ、普段ならそれから始動だもんね。



昨日とうとうお夜食ワゴンが始動しました。

蒸し器で蒸した大きな肉まんです。これなら一個でも結構食べ応えがあります。

肉まんと一緒にインスタントスープも持って行きました。結局事務の人が3人と仕入れ担当者が1人だけだったのですが肉まん6個は完食してくれたみたいです。良かったよ・・・
最近朝ごはん代わりにおにぎりも作っているのですがあまり食べなくなっています。なんでかな?おにぎりって日本人のソールフードだと思うけどみんなもう飽きたのかしら?
あと2日おにぎり様には頑張ってもらう予定なのでちょっと不安を感じているまかない婦です。まあ余ったらばらしてチャーハンにでもするけどね。チャーハンもめったに作らないけど山小屋にいたときかなり作ったから苦手ではないよ、ホント。
今日のお昼ご飯はコロッケだったんだけど玉ねぎの薄切りがたくさん来たのでサクラエビとのかき揚げも作りました。かき揚げも昔たくさん作ったですよ。いろいろ経験を積めてまかない婦の人生にとってかなりプラスになっている山小屋無従業員生活です。
ありがたやありがたや。(^∇^)ノ
てことで今晩はカップ麺の夜食が出動する予定です。あと数日、頑張ルンバ(あっ、また死語の世界をのぞかせちゃったね)。♪(/・ω・)/ ♪

昨日の朝目覚めて寝間着からいつも来ている服に着替えようとしたとき、昨日脱いだズボンが妙にきつかった。てか、ボタンを閉めるのにも息を大きく吸い込んで腹をへっこませなければ閉めることができない。
さらにチャックが上がらない。誰か556持ってきてほしい。ただでさえ痛む右手が限界を迎え556なしではチャックはこれ以上上がらなかったので半分だけ上げてあきらめた。
それにしても何でこんなにきついんだろう?たった一晩で爆太り?そりゃあ体形ハンプティダンプティだけどさ、ズボンのウエストの上に鏡餅のってるけどさ、それでもたった一晩でここまで太るって無くない?

無理やり中途半端に閉めたキツキツのズボンに締め付けられたせいかこの後酷く腹を壊しました。ズボンに締め付けられて下痢したわけではない・・・よね?
そしてこの後キツキツのズボンが昨日脱ぎ棄てたものとは別物であることが判明し少し安心したのですが、自分の爆太りには全く安心できていないまかない婦です。


近江町市場の中に『なんぼ』というお店があります。海苔や昆布、袋菓子などを売っているお店なのですがこのお店に無茶苦茶外国人のお客さんが多いのです。ほとんどすべてのお客さんが外国人かと思うほどです。
ですがレジにはまかない婦と大して年齢の変わらないおばさん店員さんが2~3人いるばかりなので英語の対応をしているところは見たことがありません。あれで大丈夫なのかなと他人事ながら思ってしまいます。
昨日もおにぎり用の海苔を買いに行ったところ隣のレジでお釣りをもらった女性客が突然英語でまくしたて始めました。どうやらおつりが間違っていると思っているようです。
おせっかいかとも思いましたがこう見えてもトラブルには慣れています。なんとか英語で説明したのですがどうやら彼女10円玉がいくらなのかも認識していないようです。そんな状態でどうしてお釣りが違っているとエキサイトできるのか不思議に思ったまかない婦です。
お店の店員さんの対応も自分が間違っていないことに自信があるためかかなり強気でした。強気と強気のバトルは穏便解決には程遠いのでヘタレのまかない婦が参戦して良かったと思います。
最終的には外国人のお客さんが納得しての終わりでした。普通に話しただけですが隣でビビっていた店員さんからお礼を言われました。お礼を言われるほどのことはしていません、通りすがりの元バックパッカーでございます。





で、当社は昨日も営業日だったのでイブのうちにクリスマスメニューにしてみました。
昔は骨付きの鶏足をグリルで焼いていました。そのうち骨付きのから揚げになり、今では骨なしのもも肉を一枚丸ごとから揚げにしています。もちろん小食な人もいますしナイフとフォークで切るのが面倒な人もいるので
4つほどに切って揚げたものも用意してあります。

これがその一枚肉のから揚げです。副菜のサラダはクリスマスカラーを目指しています。くすんでいますがアボカドが緑ということでご勘弁ください。
あとグリルしたものはダイエットの人、白身のフライは鶏肉嫌いの人です。
昨日は結局36人くらいご飯を食べたようです。用意した鶏肉はおよそ8kgでした。前年は10kgでその前の年は9kgだったのですが、今年は人数が少し減っているので8kgになりました。多分一枚が生肉の状態で300gほどです。それだけでも充分だと思うのですが2枚分ほど食べた豪傑もいるようです。

明日は肉じゃがに決まりました。

渡された人参のしっぽがたくさんあるのと期限切れになった糸こんにゃくが10個ほどあったためです。丁度昨日母が調達してきたじゃがいもを洗ってくれたのも都合が良かったです。
一応この後も予定した献立はあるのですが、予定は未定。何しろ何を渡されるかがいまいち把握しきれません。
まっ、何が来てもそれなりに頑張る予定のまかない婦です。



今日は会社は営業していたのですが何となくの休みっぽかったので酒屋の方はさほども忙しそうではありませんでした。なので暮れの大事業、4階冷蔵庫内の在庫を取ることにしました。
極寒の冷蔵庫です。当社の中でも一番寒い冷蔵庫なのです。ほぼ4℃くらいでしようか?しかも人が入ってきたりすると大きなファンが回りカメハメハの様に冷気が直撃します。マジ有り得ん寒さです。
以前に在庫取りをしていて体が冷えすぎそのあと数時間こたつの中で震えていたことがありました。本気で体調不良になります。

なので今回は腹と背中にカイロを貼り、父の形見のスイス製の巨大ダウンを着込んで在庫を取りました。およそ2時間半ほど潜っていましたが全く問題なく生還することができました。若干暑さを感じたほどです。カイロとダウン様様でございます。

在庫を取ったことで同じ銘柄なのにばらけていたり、お客様からお預かりしている品に信じられんほど古い年代のものが出てきたりしてちょっとドン引きしました。まあ、お客様がわざわざ古いものを取り置きされたので大丈夫だとは思うのですが・・・

昨日妹と酒屋の店番を代わった後、先日作った来月のHP用の料理をレシピ化しようと思っていました。簡単な料理だったので時間もさほどかからないはずです。
ですが・・・その後近所に住む同級生が訪ねてきて酒を買ってくれたのですがまったくのんびりとしていて長時間かかってしまいました。
「これにしようかな?でもこれはどうなの?ふーん、やっぱりこれにしようかなぁ・・・」
って、あんた、さっさと決めてくれ。暇そうに見えるのかもしれないけどこの時期に暇している八百屋や魚屋は居ないんだよ。あんたも長年この場所で暮らしてきたならわかるんじゃないの?
のんびりといろいろ迷っているマイペースな同級生に内心溜息を吐きつつ顔では威圧しないように耐えていました。
そういえば妹もまかない婦と交代するとき涙目で
「仕事なーんにもできなかった」と訴えていました。
常連の話の長いお客様がレジの前で延々と話し込み1時間余りも粘ったのだそうです。その間たくさん入店してきた別口のお客様はレジ前が一向に明かないのですべからく退場していったとか・・・
さらにようやくそのお客様が去って、よし、頼まれた発送の荷物を作ろうと奮起したところにまかない婦の友人がお酒を買いに訪れたのだとか・・・
ああ、あああああ、あの人ね。彼女も決断できないミスKYさんなんです。姉妹そろってマイペースなお客様に翻弄された昨日の日だった訳です。
あれっ?KYってまだ有効な言語だよね?ひょっとして死語の世界?
なんだか世の中の巡りの速度に置き去りにされているまかない婦でございます。


12月22日土曜日、明日が柿市商店での今年最後の休日です。明日だけは少し寝坊できるし、明日だけは夕方自分の時間です。
いつぶっ壊れるかわからん状態で編集しなおした価格表も何とか完成し、酒屋のパソコンにコピーしたらちゃんとエクセルとして収まってくれました。まかない婦のパソコン上では訳の分からんことになっていて、USBも反応しません。どーなってんの?おばちゃんさっぱりわからんよ。

もう行きつけのクリニックで処方してもらっている薬も3日ほど切れていたけど午後はやっていないので無理やり午前中に受診して薬をゲットしてきました。高血圧、高コレステロール血症、花粉症の三重苦なので薬なしではちょっと都合が悪いです。
サイレントキラーは置いといても花粉症がひどいので困ります。くしゃみや鼻水が止まらなかったりすると仕事もはかどりません。
なんか甘く見てたけどやっぱ12月に入ったとたんに忙しくってまったくくつろげる日もない感じです。
そしてこのまま地獄の大みそかまでぶっぱしるしかなさそうです。

とりあえず今日やる仕事は決めていたのだけれど結局お客様の対応に時間を取られて全く何もできない状態のままです。うらめしや~

明日はそれでも一応の休日です。夕方だけは自分の時間だし、朝だっていつもよりゆっくり寝ていられます。大事なことなので二度言いました。
ただこの後休みが全くなくお正月まで行かなければならないのが苦しいところです。ああ、うらめしや、うらめしや~




暮れです。暮れになっちまいました。

ここ最近年末の注文で飾り切りなどをするために男性社員が作業場でいわゆる「むき物」をしています。
午前中にレンコンの小さいものを母が持ってきたので明日の昼は筑前煮にしようかなと思ったわけです。そして用事があって作業場をのぞいた時レンコンを細工している人がいたので「端切れとか余ったら使いたいからよろしく」とお願いしてたらさっそく細すぎて使えない蓮根を渡してくれました。
筑前煮にするにはドンピシャのレンコンです。あとでまだ出ると言うので楽しみにしていたら渡されたのは失敗作と切りくずでした。微妙にがっかりです。

でも渡されたからには使わにゃなりません。

で、こんな感じのきんぴらになりました。こんなん誰が食べるかよって見た目ですが、端切れでも加賀蓮根のきんぴらです。それなりにおいしいはずです。多分・・・

あっ、考えてみればこれからこんな仕事も確実に増えるよね。まず金時人参でねじり梅作るから人参の切れ端いっぱい出てくる。
それから椎茸で亀作るから型抜きした外側渡されるよね。そしてかぼちゃで葉っぱ作るからかぼちゃの切りくずもたくさん出るし、柚子やレモンを容れ物に細工するから中の実を渡されるしetc.etc.
しかもそろそろ夜食を出すようになるでしょ?地獄だね、地獄が大口開けて待ってるよね。

蓮根のきれっばしから自分の地獄が見えた今日のまかない婦でした。

いつの間にか暮れに突入して社員の雰囲気がとげとげしくなっていました。今日は1人体調不良で朝のうちに早退しています。
人手不足の上に通常業務も激化してきて社員一同ややお疲れモードになっているようです。もちろん自分も含めてです。
なんだか最近朝目が覚めにくくなっています。

よく考えてみたら10年ほど前はこの時期ですでに疲労困憊していたはずです。近年ぬるい感じになってきていたので気を抜き過ぎていたのかもしれません。
とりあえず今日は年越しそばと黒豆を年末用に仕入れてきました。あと二日後が冬至なのでイトコ煮にしようと思い小豆を水戻ししました。小豆は戻さずに炊けると言いますがまかない婦の感覚としては戻したほうが良い感じに煮えます。
明日はカレーシチューにしようと思っていましたが、社員の胃も疲れているように思うので豆腐のカニあんかけに変更予定です。年末は胃に優しいものが嬉しいものです。
今日知り合いの方から円八のあんころを大量に頂きました。ササでくるんだ例の9餅入りのパッケージを15個とフラットな箱に入ったあんころを一箱です。こんなに頂いても困惑するのみと思ったのですが試しに1階カウンターに置いたらほぼ食べつくされました。あっぱれ柿市って感じです。
いつの間にかの暮れの気配にビビりながらもなんとかやってるまかない婦です。


すっかり寒くなり、みぞれが降ったりしています。金沢すっかり寒くなりました。晩酌も熱燗一択です。

何しろ熱燗以外の酒だと食事の終わりごろには母の指先がハクロウ病の様になってしまいます。死人の指でもあそこまで冷たくはないのではないでしょうか?

さて、うかうかしている間に世間は年末に突入していたようです。気づけばいつも行くスーパーの一部が真空パックされたお節料理に占領されています。今日改めてビビったのはスーパーで福梅が売られていたことです。
福梅とは金沢のお菓子で紅白の梅の形の最中です。金沢ではこれをお正月に頂くことになっています。ただ、このお菓子が好きだと言う人を見たことがありません。そもそも最中が不人気です。
ただ、お正月にしか食べないこの福梅が売られているということにビビります。思っているより時の歩みが早いようです。
お歳暮に送られたカズノコの箱を見ながら棒鱈、かいぼし、黒豆の手配を急がねばと暗く思いました。

忙しくて寒くて疲弊する年の暮れがまかない婦の背中に張り付いています。哀し、怖し、鬱陶しい大嫌いな年の暮れです。


今日は『のとてまり』の初競りでした。能登てまりとは『のと115』という地物の巨大椎茸の上級品なのですが、のとてまりと名乗るためにいろいろ規制があります。
1. かさの直径が8cm以上であること。
2. かさの厚みは3cm以上であること。
3. かさの巻き込みが1cm以上であること。
この3つをすべてクリアし、形が揃っていてほぼ球形であることと、割れなどが無いことも重要視されます。
さらに平成26年より『プレミアム』という最上級の格付けが始まりました。
結構厳しいですよ。(^∇^)
さて初競りの話ですが、初競りですでに『プレミアム』が出ちゃいました。そして当社が競り落としました。

これです。無事競り落としたとき当社の担当者よっしゃーと言って小さくガッツポーズとっていました。何で知っているかって?テレビで放映されたからだよ。

金沢では彼のドヤ顔が今日一日で何度も流れた模様です。
いやー、今年も『のとてまり』の出回る季節になりましたよね。この椎茸肉厚で煮物にしたら抜群にうまいのですよ。まかない婦のおすすめは金沢の郷土料理『治部煮』に入れ込んで、美味しい煮汁をたっぷり吸わせることです。
どうせ椎茸だろうなんて考えてたら違いますからね。
初競りの『のとてまり』は当社のお客様『ドミニク・ブシェ』さんでフランス料理で饗される模様です。どんなお料理になるのか楽しみだけど食べることはできないでしょうね。ちょっと残念。(´・_・`)
まあ年が明ければ値段も落ち着くと思うので時期を待ちます。
やっぱ後何十年も生きるわけでもないはずなので一年に一度くらいは食べたいですよね。
そんな『のとてまり』の初競りのお話でした。

昨日は今年最後の完全休業日でした。なのでブログもお休みしちゃってごめんね。

一日何をしていたかというとほとんど布団の中で過ごしていました。ただ時間があったので掛布団と敷布団のシーツ交換という大事業を成し遂げることができました。
いやいや、シーツの交換って結構大変だからね、ホント。

後は仏間のアレンジフラワーと生花に水をやったくらいで他はなーんもしていません。考えてみたら金沢に帰ってきてインフルで寝込んだ時以外では一番グタグタしたような気がします。
朝目が覚めてからネット小説を読み、また転寝してふと眼覚め、また本を読む。それを繰り返していました。
まあ、昼頃インスタント焼きそばで腹ごしらえをした後風呂に入りましたがその後はまたぬくぬくの寝床の中です。

とはいえやはり完全休業というわけにはいきませんでした。前日作ったおからの煮物が結構残っていたのでこれをコロッケにするためにかさばる具材を刻んで脱水しておいたのですが、ここに大量の加熱した豚小間を加えもう一度脱水しました。
おかげで今日は程よい硬さになった種を丸めてフライ衣を着せ、揚げるだけになったので楽ができました。
どっちみち翌日の朝ごはん用の米は仕掛けないとならないのですからゼロ労働なんてありえませんものね。
ただこれからは本当にギチギチに働かねばならないと思うとかなり憂鬱です。

ここからが正念場、いやいやだけど頑張ります。


花粉症の薬のせいか最近眠くて堪りません。今朝もぐっすりと眠っていたのを目覚ましの音で起こされました。普段は1時間ほど前に目が覚めネット小説を読んだりしてるのに今朝は全く気づきませんでした。
明日は今年最後の完全休業日なので一日ゆっくり眠ろうと思っています。年末まであとがありません。

そればかりではなく今日は朝からおなかを壊したらしく何度もトイレに行っていました。せっかくの休みが腹痛三昧で終わることがないように祈ります。
一応トメダインを飲んで買い物に出かけたのですが、やっぱり下痢しそうになって慌てて帰ってきました。激しく動くとやばいのでほどほどの速足です。

なんか昔を思い出しました。人生最大の下痢兆候に追い立てられて宿のマイルームに駆けこんだのはネパールのカトマンズにいたときです。
どうしても買い物に出かけなくてはなりませんでした。トイレットペーパーがなかったから。

あの頃バックパッカーが泊るような宿にはトイレットペーパーはついていなくて常に自分で持参していました。基本的にあの国の人は紙ではなく水で処理する系です。ただ外国人の泊まるようなところには普通の水洗トイレがあっただけそうでないお国よりはましです。
ありましたよ、トイレがどぶのような溝のみのところも。そのどぶにまたがって用を足すのですが、自分で水を流すのではなく一定時間になると水が流され汚物が排除されるシステムとかいろいろありました。ネパールではありませんよ、別の国です。
いまにしてみて恐ろしさが身に沁みますよね。日本のインターのトイレのような清潔なトイレなど夢のまた夢です。
トイレ事情だけでかなりの長時間話せる自信があります。まあ話さないけどね。ひどすぎるから・・・
こんなおなかがゆるい時には生まれた国が日本で良かったって心から思いますよ。何せ日本にはウォシュレットがあるのですから。
これって結局水で処理する系の国の影響もあるのかな?良いとこどりってこと?
それにしてもトメダイン効かなかったな。いや2時間ほどは効いていたのか?とにかく危ないところでした。ヤレヤレ😥

寒いと思ったら雪が降っていました。ひらり、はらりと降る重くて大きい金沢の雪です。

そんなわけで今日猛烈に寒いです。それに融雪装置の試運転なのか積もってもいないのに融雪装置から水がドピュドピュっと飛び出て歩きにくいです。
トレーナーの上にフリースの上着を着ていましたが寒いのでさらに薄手のダウンを羽織り、頭がぬれるのでその上からゴアテックスの雨具を着ていたら妹に
「どんだけ着ぶくれしとるんじゃ」と言われました。
あっ、自前の肉布団も込みなので今まさに地球儀デブになっています。

ああそれなのにそれなのに、こんだけ寒く天気も悪いのに花粉症の鼻水が止まらず、薬を二倍飲んだら今度は眠くてまともに起きているだけで精いっぱいです。何の花粉?やっぱり杉?
花粉が憎い・・・憎いです。


先月末で従業員食堂の食材を買いに行ってくれていた社員さんが退職してしまいました。この買い物量的にも金額的にも結構大変です。たいてい一度に4万円ほどの買い物になります。
新しい買い物係を引き受けてくれる社員さんと話が付いたので今日一緒に業務スーパーへ行ってどのような品物を買うのか見てもらいました。
最近は誰でも持っているスマホで写真が撮れるので便利になりました。これと指示した品物の写真を撮ってもらっています。これで買い間違いが確実に減るはずです。
いやそれにしても結構品数ありますよね。何にしろ安いが一番ではあるのですが時にはその鉄則が通用しない品物があります。
ずいぶん前に味を確認せず箱買いしたとんかつソースがとてつもなくまずかった時がありました。この時期でとんかつソース離れをした社員が結構いたと思います。
それから福神漬けが結構傷みやすいので(漬物なのにカビが生えたことがありました)少し割高ですが業務スーパーではなく近くのお店で買うことにしています。
まあ色々と難しいけどやはり基本は安さかな?
安さ爆発業務スーパー



昨日の夜姪と妹、母とまかない婦の4人で外食しました。姪が大好物のわが母と食事をしたいからとねだったからです。まあこれより後になると年末の忙しさでそれどころではなくなるはずなので今年ではラストチャンスだったわけです。
お店は近所のカフェアルコ・メルカートさんにしました。叔父とは和食ばかりなのでそれ以外ということと、もともとこのお店は母とまかない婦のお気に入りのお店です。
まずは母がビール




最初にサーモンとポテトの前菜です。量的にも少ないので最初の一品としてはぴったりです。

その次にはボリュームたっぷりの『はらぺこサラダ』が出てきました。ハムやサラミに茹で卵などいろいろ入っていて豪華です。

ここで頼んだ前菜の盛り合わせが来ました。これまた素晴らしく盛りだくさんです。これで2人分なのでこれとワインだけでも2人なら十分なような気もします。ただでさえ前日の超豪華なお肉に三婆はやられています。

妹の頼んだボンゴレビアンコです。1人で食べるつもりだったようですよ。もちろん有無を言わさずシェアです。

まかない婦の頼んだカネロニです。筒状のパスタにミートソースを詰めグラタン風になっています。これは自宅ではほぼ作らないので外食ならではの一皿ですね。旨し。


鶏のコンフィです。皮もパリッと焼きあがっていて旨いです。

ワタリガニのパスタはソースが絶品です。しかもカニが旬ですよ。


最後は姪の大好物ワッフルで〆ました。ワッフル〆は外食の〆としては珍しいかな?
とにかく料理は最高で楽しいひと時でした。旨々。ゴチでした。


昨日もらったお肉で母と2人の肉祭りを執り行いました。予告通りモエシャンドンのピンクを買い、フライドガーリックも作って万全の態勢でステーキを焼きました。
焼きあがったフライパンに残った脂の多さにちょっと引きましたが何しろ肉祭りなので心は盛り上がっておりました。


焼き加減はミディアムレア。いつもはちょっと焼きが甘いので今回は焼いた後しばらくフライパンの中で鍋止めしたところ抜群の焼き上がりになりました。
母と2人盃を上げさっそく肉に突進しました。食べましたよ。おいしかったのは本当です。
でもやっぱり老いたこの身には高価な脂がきつかったわけです。食べるには食べたけどすぐさまポン酢をぶっかけた大根おろしを追加しました。
やっぱ最初っからおろしステーキにすれば良かったのです。分かっていました。分かっていたけどフライドガーリックとソースで食べたかったのです。
母は半分食べたところで
「ねえ、年寄りにはこれはきついわ。」とギブアップ宣言していましたが結局食べましたよ。多分2人で1枚で良かったのですよね。
思えば遠くへきたもんだ

でもね、こんなまかない婦でも妹よりはましであることが分かったのです。肉が余ったので姪に一枚あげたのですが、うちの妹その肉焼いた煙だけで胸焼けして食欲を落としてしまったようです。一口も食ってないのに・・・

ああ、思えば遠くに来たもんだよね私もあんたも・・・肉は好き



今日友禅作家の叔父の息子夫婦、まかない婦にとっては従弟夫婦がお歳暮をもってきてくれました。そして母が転んでけがをしたことをまるで叔父が原因の様に謝っていました。
あのね、違うから。叔父さん関係ないし、うちの母がよそ見してて躓いただけだし。ホントだよ。

それに3~4日は腫れあがった紫色の顔をしていて化け物じみていたけど今は普通だから。叔父さんなーんも悪くないよ。むしろドタキャンしてしまったことになってこちらが心苦しく思ってるよ。ホント。
そんで従弟から超高そうなステーキ肉をもらったので今晩は母と2人で肉の祭典の予定です。
すでにフライドガーリックを作るためににんにくはスライスしてあります。大根おろしがあるのでおろしポン酢で食べるのもありだけどここはやっぱりフライドガーリックとソースで行きたいまかない婦です。

そんで今からちょっといいワインかスパークリングワインを買おうと思っています。
今酒屋の冷蔵庫をのぞいたらモエシャンドンのロゼがまかない婦のことを色っぽい目で見つめました。結構高いシャンパンですがこんなことでもなければ回転しないと思うので思い切って買うことにします。へたな赤ワインより良いと思うの。
てことで今晩は肉祭り予定のまかない婦宅でーす。


今日はほんこさん=報恩講の本番です。いつも通りの時間には起きましたが、いつものようにゆっくりするわけにはいきません。
まず、お茶とお茶菓子の用意をして仏間の掃除は母に任せ、精進料理を作ります。
昆布だしを取ってきて昨日下茹でしてあった蕪と高野豆腐、シメジを煮ていきます。できた煮物に青味として蕪の葉の茹でたものを添えます。蕪の葉は義妹が用意してくれてあったので少し助かっています。
それから真ん中の杯のような器に切れ漬けを盛りつけます。
今日の従食用にうどんをゆで、刻んだネギを添えて昆布だしの汁をはり汁物に仕立てます。
ご飯をよそって、もう一品はいただき物の昆布の煮物を使おうかと思ったのですが佃煮と漬物がかぶるような気がして蓮根のきんぴらを作ろうと思ったのですが、レンコンがあったはずなのに見当たりません。
しょうがないので人参を千切りにして金平を作り、白ごまを散らしました。

これが出来上がった御膳です。よっしゃー!出来たどー!と盛り上がっていると
「坊さんいらっしゃったぞ」と弟から内線が入りました。
えーーーーー、10時半じゃなかったの?まだ10時だよ。
文句言ってもしょうがない。出来立ての精進料理に蓋をして仏間にぶっ飛んでいったところ、坊様ズがお着換え中でございました。ほんこさんの時はいらっしゃった後部屋で別の衣に着替えられます。
若干覗きのようで気がひけましたがせっかく作った精進料理を無駄にすることはできん相談です。

少し長めの読経が終わり、茶菓のもてなしが終わった後坊様ズは帰って行かれました。
この後確認したところもともと10時にいらっしゃることになっていたことが分かり、皆にジト目で見られたわが母です。自分で10時とメモしてたのに10時半だったかな~などと言って混乱を招きました。まあちっちゃいことです。とりあえず間に合ったのですから無問題です。


金沢は今日とても冷えています。昼過ぎ買い物に出たのですがマフラーを忘れたので震えあがってしまいました。そろそろダウンや手袋の出番かもしれません。

さて、明日我が家では『ほんこさん』です。ほんこさんというのは報恩講という仏教の行事なのですが先祖や宗派の開祖に感謝する一年に一度の行事という風に思っています。
面倒なのはこの時精進料理を一通り作ってお供えしなければならないということです。ご飯に汁物、漬物と椀物、それプラス一品という感じで仏壇の中に納まるままごとのような御膳がどこの家の仏壇にもついていると思います。面倒くさいです。

大体坊様だって見てやしないし、ほとんど蓋つきの器なので蓋したままにしておけば中入ってなくてもバレないような気もします。やらないけどね。しぶしぶ作るけどね・・・
てか根が結構真面目なのでかつおだしではなく昆布出しで作ったりしています。バカです。しかも作る量が極小なので鍋ではなく中華の鉄ぴしゃくで作っています。なんかばかばかしい感じもします。
でも婆ちゃんがずっとやってたので仕方なく続けています。多分まかない婦より婆ちゃんの方が面倒くさがりだったのに頑張ってました。
一応シメジと蕪は素材として使おうて思って確保してありますし、どうせネギも刻まなきゃならんので使う予定です。
普段の仕事もあるのにちょっと・・・かなり憂鬱な感じ?とりあえず仏間の掃除は母に頼みました。やれやれ、どうなることやら・・・


金沢ではインフルエンザがかなり流行しているみたいです。去年より2週間ほど早い流行だそうで、予防注射打ったばかりの身としてはちょっと遅すぎたかと後悔しています。
インフルエンザではないのですが当社では今風邪が蔓延していていつ自分がひいてしまうかわからない危険な状態です。
基本風邪は3日ほどで治るとか言われていますが気管支系統がネックで常に咳をしている身では楽観できません。そしてこの暮れの忙しい時期に体調不良は絶対に避けたいところです。
ここ数年は12月に入っても前半の2週間ほどは割と余裕だったはずなのにどうも会社が忙しそうです。先月でベテラン2人が退職したのと取引先が増えたのが重なっているのでしょう。
そこへもってきて風邪ひきで休んでいる人もいたりして結構ハードなのかもしれません。何やら品出しのための箱もうずたかくフルヘッヘンドです。
酒屋の方は言わずもがなの忙しさです。もちろんお歳暮シーズンであることが大きいのですがお取引先様からの注文も多いですね。
今は日本酒のしぼりたてが出始めたところなので日本酒的にも盛り上がっています。今年は特に天狗舞さんのしぼりたてがたくさん出ています。今までこんなことなかったような・・・(。´・ω・)?
まあ値段もかなり安いし、その割に飲みやすくてコストパフォーマンスが高いお酒です。
毎年楽しみにしている夢醸さんのうすにごりも入ってきたので楽しみです。
ですがまだ秋のひやおろしが結構残っているのと恐ろしいことに夏酒も数本冷蔵庫でおねんねしているのでしぼりたてに手を出している場合ではありません。残念です。

まあいつもの年より早く忙しさとインフルエンザとしつこい風邪が三つ巴でやってきたかな?まだ誰もインフルエンザにかかっていないけれど、会社でやってるインフルエンザの予防注射すらまだ受けていない人がいる現状ではいずれいらっしゃるかもと覚悟しておかねばならんのかもしれません。


昨日一日流れ落ちる鼻水に翻弄されました。風邪ひきで耳鼻科に行った義妹情報によるとスギ花粉らしいです。
オイオイ、スギ花粉って年明けじゃねぇんかーい?

昨日三倍飲んだ花粉症の薬のせいで干からびてカッピカピになったまでは薄っすら予測がついていたのだけれど、その後酷く眠くなって会社も休みだったので午後の3時前から寝てまった。

起きたときは5時過ぎだったので一瞬朝なのか夕方なのかわかんなくなってビビったけど爆睡と言えるほどぐっすり寝てたみたい。
その後起きて夕ご飯作って、食べて、また寝た。どこどこまでも眠れるってことはよほど薬も効いたのかな?副作用だけ強いわけないから一応主作用もあったわけだよね?
そういえば鼻水止まってたかな?
今日は余分な薬は飲んでないけどやっぱ結構眠いよ。

薬の用法容量はきちんと守りましょう。ねっ。


朝起きる前から鼻水が止まりません。止まりません、止まらない・・・もうどうにも止まらない。

今日本当は会社が休みで数人の出番の人の食事を作るだけだから楽なはずなんだけど、鼻をかむのに忙しくしかも味見してもいまいちわからない。鼻をかむから手も頻繁に洗い続けている。忙しいし効率悪すぎる・・・

仕方がないので鼻の穴にティッシュを詰めて働いていたら女子社員が厨房までやってきてお歳暮を渡しながら
「なにやっとるん?」と聞いてきた。
鼻水垂れるのでティッシュ詰めてますけど何か?
てか忙しすぎるので背中にティッシュボックス括りつけておきたいと言ったら母が
「背中に在ったら取りにくいのでは?」と言わずもがなの質問をぶっこんできた。
むかし洗面器をザックに括りつけて旅してたことはあるけどティッシュボックスの話は戯言です。あれっ、でもダリのフランスパンみたく頭に括りつければ良いかも?
でもさすがに社員が引くだろうな。とりあえず花粉症の薬を通常の2倍飲んでみたが30分経っても改善されないのでもう一個飲んだ。3倍である。
そして今『乾いて候』状態という当然の結果に苦しんでいる。鼻水は止まったが乾いてヒリヒリしてるし喉の渇きも半端ない。唇は渇いてひび割れしそうになっている。
あー鬱陶しいです。


ついさっきインフルエンザの予防接種を受けてきました。会社単位で近所のクリニックにお願いしているのですが幾分会社が負担してくれるので自己負担は2000円です。
実は先月末日までに受けるように言われていたのですがお歳暮シーズンとホームページの更新でワタワタしていたのでちょっと遅れてしまいました。
ただ今日は少し余裕があったので(明日会社が休みなので)母、妹、まかない婦と五月雨式に行って予防接種を済ませました。もたもたしてたらシーズン突入で予防接種が手遅れになってしまいます。
月末からちょっと遅れたまかない婦ですが、まだ受けていない人がいると聞いて確認したところ6~7人も未接種です。これはいかんです。
会社に戻って言っておきますと言いながら自分も遅れた身なのにと少しおかしく感じました。
まあ本当のところ人手不足が深刻なのでインフルなどになってしまわれては困ります。
まったくどこかにいないかしら、うちの会社で働いてくれる人。
朝早いし、休憩時間ないし、あたりのキツイ社員満載だから最初はびっくりすると思うけど儲かったら海外旅行に連れて行ってくれるし、保険や年金の部分もしっかりしているし、朝6時前に出勤する人には昼ご飯だけでなく朝ごはんも用意してるし、健康診断も毎年やってて条件的には特別悪いばかりでもないと思うんだけど・・・
いないかなー、働いてくれる人・・・


とうとう12月になり心理的に圧迫されています。柿市商店にとって12月は地獄の月です。
ですがまだ月初めなので青果物業の方は割と余裕があるようですが酒屋は妹と2人しかいないのにお歳暮やお取引先さまからの注文、来店されるお客様への対応と思った以上に忙しい毎日です。
そしてややお暇な本社の方では朝ごはんを食べにたくさんの従業員が来て、見る間に用意しておいたおかずが消えていきます。まず鍋に一杯あったカレーがとうとう無くなりました。
それからサラダが消え去り、切れ漬けや野菜炒めもほとんどなくなったので期限切れで渡された胡瓜の漬物と茄子の漬物を切って出しましたがそれも風前の灯火です。
その後スープ煮のほぼスープだけ残っていたものに春雨と肉団子を追加しておかずとして出しました。
常備菜は椎茸の軸の佃煮と白菜キムチ、ふりかけや蕪の葉の漬物などしかなくなってしまいました。どこまで食い尽くせば収まるのか恐ろしい勢いです。

とりあえず味噌汁はまだあります。今朝はもやしと厚揚げ、長ネギの味噌汁です。
戦い済んで日が暮れて・・・って日は暮れてないけど、むしろ午前10時だけどほぼ食べ物の残っていない食卓は哀れです・・・
明日はもう少し何とかしたい。ここまで困窮したくないと思ったまかない婦でした。


昨日友禅作家の叔父に誘われて近所の馬数さんへ母と二人歩いていた時のことです。
最近オープンした一階がバーで上階がホテルになっているらしい建物のそばで母がバーに気を取られていた時突然つまずいて3mほど先までつっころびながらぶっ飛んでいき、顔面から道路にぶつかっていきました。
ゴンと音がして母がおでこを打ち付けてひどく転んだのを見て心の中で『転ぶにしてもひどすぎる。もそっと穏便な転び方はできなかったものか?』と嘆きました。
あー、これはもうデコ切れてるわ。流血事件だよ。

慌てて駆け寄り助け起こすと酷く痛がってはいましたがバックリ割れではなかったのでとりあえず安心しました。でもショックのためか酷くうろたえています。
これはもう割り勘会どころの話ではありません。即座にもう入店している叔父に電話して今日はボッチでやってもらうことに話をつけました。
母は叔父に悪いからあんたは飲みに行けと言いますが、この状態の母を一人で家に帰し飲みに行ったりすれば身内からの総バッシングの嵐が待ち受けています。てか、本当に一人で帰れるのかも危うい状態です。
めったにしないけど腕を組んで母を支えながら帰宅したのですが、途中で足がもつれた状態を再現しようとしてさらに転びかけていました。危なすぎます。

まあ帰ってきて明るいところで見たところデコが擦り傷になっていたうえ腫れはじめていたのでキズバン貼った上から湿布薬を貼っておきました。
ありあわせのもので夕食を済ませ、熱燗で体を温めた後母が食べると言うのでカレーも食べました。ここまで食べられるのなら大丈夫でしょう。
そして今日、出勤してきた母は顔の左半分がキョンシーになっていました。打ったデコから降りてきたらしい紫色の内出血がチャームポイントの不気味なキョンシー(左半分だけ)です。
他にも足や手を打ったらしく痛みを訴えていました。当分半分キョンシーが続きそうです。
でも思ったより大ごとにならなくてよかったよ。ほんと一寸先は闇だよね。平和な日常が突然禍々しく牙をむくことあるよね。
改めて肝の冷えた出来事でした。


今日午後3時を過ぎたので買い物に出ようと思い一声かけてから行こうかと酒屋に寄りました。
するとレジの前に座った妹が万歳しながら
「無間地獄だー!!」と吠えたのです。
すでに何件もの荷造りをし、忙しく過ごしていた挙句の連続ご注文攻撃です。しかも3時過ぎって遅くね?宅急便の集荷終わっててもおかしくない時間だよ・・・
荷造りして、荷造りして、荷造りして・・・やっと伝票を入力しようとパソコン開けたらまた注文が入ってて、もう本当に無間地獄ですか?
急いで本社4階のバックヤードから注文の品を選び出し、酒屋に戻ろうと思ったけど冷蔵室内で冷えたのかトイレに行きたくなってきたのだけれど、とりあえず品物を酒屋に届けなければ時間的にギリなので持って行って
「トイレ行ってくる」と言ったとたん妹が目をむいたけど知ったこっちゃない。トイレへゴーだよ。

その後酒屋に戻ると
「あんた忙しい時に必ずトイレに行くよね?おかしくね?ほんとおかしいよこのションベン婆」
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ、トイレ行ったくらいでこの言いざまはひどいのでは?
さらに
「あんた本当におかしいから。キー〇やぞ。普通やとか思っとったら大間違いやからな。」と言い募ります。トイレへ行くのはすこぶるダメな所業だったようです。

更にその後買い物に行くと言ったら妹が再び目をむいたけど明日もまかない婦の仕事があるし食材は買いに行かねばならんのでゴーですわ。
そんなこんなの忙しい12月の酒屋の様子です。

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