個別記事の管理2017-06-05 (Mon)
こんにちは、まかない婦です。

先日古参の従業員が食堂に飾ってある婆ちゃんの遺影に手を合わせながら
「ワシは婆ちゃんの飯を30年も食べてきた。婆ちゃんは優しい人やった。」と言っていました。

オイオイおっさん、あんた耄碌したんじゃないかいね?婆ちゃんが優しい人やったってどっから出てきた話かな?

聞きとがめたまかない婦におっさんは正気に戻ったようです。
「そういえば会長といっつも喧嘩しとったな。あと追っかけて文句言うとった。」

そうです、昔の我が家は毎日のように言い争う婆ちゃんとうちの父のバトル場でした。寄ると触ると喧嘩をして口汚く罵りあっていた2人です。

でも婆ちゃんって本当はおとなしい人だったのではないかと今では思っています。だって少しずつ認知症になっていったあと、婆ちゃんはおとなしくて怒ることもなく、しかも感謝の言葉を忘れない人でした。

本来の性格はそんなおとなしい人だったのでしょう。ただ柿市商店という修羅場の中でおとなしくばかりはしてはおられなかったのだと思います。

だからまかない婦たちのよく知っている明るく朗らかで少々喧嘩っ早く、洒落の効いてた婆ちゃんはこの家に嫁いできた後に作られた別人格のような気さえするのです。

食堂で遺影に頭を下げるおっさんも根っからのワルなのにそんなところだけ殊勝です。これも又別人格?

そういえば自分もかとも思えます。人って単純なものでもなく、環境によっても変わるものなのかもしれませんね。

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