まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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今朝の朝ごはん時のことです。
酒屋のお客様から頂いた梅干しが話題になっていました。何だか粉をふいたようになっていて見かけが微妙な梅干しですが普段食卓にのることのないものなので結構人気です。
評価は人それぞれでしょっぱすぎるとか、酸っぱすぎるとか、甘いとかそれぞれが好き勝手なことを言っています。
その中に1人
「俺の口には合わんわ。」と賢しげに言っている人がいます。しょっぱすぎるとの評価のようですが えっ? えっ? えっ?
まかない婦は見た。

あんたね、そんなにでかい梅干しご飯の友じゃなくただまるっと食べて口に合う人居るのか?
梅干しがあんたのお口に合わんというより、あんたの行動が常識に合わんよ。

まあ、これ以上人気の梅干しが減る原因が1個でも減って、まかない婦的には良い感じですけどね。
梅干し空食い禁止令発令!!

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毎年のことですが年明けから会社が暇です。
暇な社員が食堂に押し寄せるので反対にまかない婦はかなり忙しくしています。普段は忙しくてご飯を食べに来られない人たちまで食べに来るので用意してあるおかずが瞬く間に消費されていきます。
いつもなら前日に作ったおかずが程よく余っているはずなのでみんな朝ごはんにそれを食べて丁度良い具合に食べ物が消費されていくのですが、前半の方でほとんどおかずが無くなりそうになります。
それでも常備菜が結構あるので大丈夫な感じにはなっているのですが、それらの減りもかなり激しくなっています。
そして、たくさん食べに来ればそれだけ汚れた食器も多くなり、それらを引いて来たり、洗ったりが結構手間取ります。
もうきりがないのでおかずを大目に作って翌日に回すという小細工もやめてしまおうとしています。その代わり柿市従業員食堂の必殺技『天かすの卵とじ』が毎日のように出現しています。
大鉢にいっぱいの卵とじを毎日作っていますがほぼ午前中で完売しています。こえ~

他に酒屋のお客様から頂いた梅干しが最近の人気メニューです。あんなしょっぱくてでかい梅干しを一度に2個も食う社員が何人もいるのでちょっと呆れています。体的に大丈夫なの?

義妹が担当している漬物の中では切れ漬け(白菜、大根、人参、ゆず、紅芯大根等が入っています)が人気ででかい鍋いっぱいに作った切れ漬けが2日で完売するのが最近の当たり前です。
ちょっとみんな食べ過ぎじゃないかなあ・・・
お暇な状態は来月も絶賛続行中になる予定なのでこのままではまかない婦の体力とともに従食部の資金もガリガリと削られていきそうです。
食材を仕入れに行ってもらっている社員に渡すお金が最近では一回4万円くらいかかっています。こっ、こえ~

なんとなく、存続の危機さえ感じる今日この頃の柿市商店従業員食堂からの緊急報告でした。


きのう久しぶりに叔父と3人での割り勘会でした。加賀友禅界の重鎮であるはずの叔父は近頃すっかりまかない婦の飲み友達になっています。

昨日ははな乃さんでした。いつも座る席はすでにお客様がいっぱいで初めてのカウンター席でしたが、このお店のカウンターは実に広々としています。

突き出しは菜花と生湯葉のひと品でした。しっかりとおだしが滲みています。
進められてかっぱという特別純米酒のうすにごりをいただきました。
そのあと奥能登の白菊の純米大吟醸があることが分かったので大喜びでそちらにシフトしましたがかっぱも悪くなかったです。

何気に旨いのでいつも頼んでしまうエイひれです。

いろいろ行っているお店の中でお刺身はここが一番おいしいかも?安定の旨さです。特に平目の中にあん肝こっそり忍ばせたやつお見事でした。ひろっこ使ってるね。

鱈の白子の酢のものです。酢のもの好きの叔父のために取りました。

私たちがハス蒸し頼んだので叔父は茶碗蒸しを頼みました。

こっちハス蒸しです。ねっとりと旨いですよ。

アワビのバター炒めがあったので頼んでみました。なかなかおいしいし、こうして食べると新じゃがもおいしいですね。

2人とも乗り気ではなかったのですが、お勧めだったのでアンコウのから揚げを頼みました。旨かったし、自宅ではまず作らないからね。料理を作る立場としていろいろ勉強になりますよ。
まあ、まかない婦と板前さんでは土俵が違いすぎるけど、それでもいろいろな料理を知るのはためになります。

自分が鴨が好きなので頼んだ鴨焼きです。鴨だってオンシーズンだよ。

〆の茶蕎麦です。真冬でも冷たいの頼んじゃいます。

母はおにぎりにしたようですが、また叔父に1個食べられています。叔父さん食べ過ぎです。
こうしてイカメシもしくはサムゲタン状態になった3人は膨れた腹をさすりながら家路につきました。めでたしめでたし。




今朝、当社の朝ごはんの食卓で穏やかならざる発言がありました。
「死んでやる」
えっ?何故に?

見ると死んでやる死んでやると連呼しながらひきわり納豆をぶっかけた山盛りご飯を食べるある社員が・・・
ああ、そういうことね。彼は心臓の手術をした後納豆禁止令を食らっているはずです、担当医から。
まあ、納豆ご飯一杯くらいで死にはしません。てか、分っててわざとやってるよね。あっ、だからと言って2杯食うのはいかがなものかと・・・
死なないけどあんまし良くないよーな・・・
「死んでやる、死んでやる」さらに連呼しながら2杯目の納豆ご飯をうまそうに食っている彼です。
勝手にしまっし!!

Re: タイトルなし * by まかない婦
koroさん、貴重な情報ありがとうございます。
当社には2名ワーファリンを使っている社員がいてどちらも納豆は好きみたいです。とりあえず本人に知らせてみますね。
サンキューでした。
当社には2名ワーファリンを使っている社員がいてどちらも納豆は好きみたいです。とりあえず本人に知らせてみますね。
サンキューでした。


今日当社のお昼ごはんは鶏のフライでした。この料理以前からよく作っていたのですが最近はあまり作っていません。
まかない婦の作るフライが硬すぎるとみんな言っていると歯の悪いある社員が言うのでそのみんなとは誰なのか個人名を述べよと詰まりたい気持ちを抑え無視していたのですが、そんな中傷はボディブローのようにじっくりとこちらを抉るものです。自然と作る頻度も減ってきました。
ところが数日前に姪がこの料理を好きだと言っていると妹から聞き、そうだよね、好きな人もいるよねと評価を少し引き上げました。

そこで早速作ることにした訳です。


写真左手前が紙カツです。上は選択式の副菜で前面右はダイエットの人たちの主菜焼き魚です。
この紙カツの作り方ですが鶏胸肉の皮を取り去り、ぷっくり膨らんだほうから薄い削ぎ切りにして行きます。更に削いだ身を切った出刃包丁でバシバシと叩き扁平にしていきます。今はさほどでもありませんが以前は叩きが厳しくて鶏肉は薄く、薄~く叩きのばされたものです。
そうすれば数が取れるし火も素早く通りとても都合が良かったからです。まかない婦は内心自分の作るこのフライを『紙カツ』と名付けていました。まさに紙のように薄い肉をカツにしていたからです。
今日紙カツは好評だったようでお代わり用に少しばかりあったカツがきれいに完売しています。カツが硬いという苦情は聞こえてきていません。てか、苦情言う前にその歯治しなよ。

なんだかちょっと強気になってる今日のまかない婦でした。


今日金沢はぐっと冷え込み、路面が凍結しています。慎重に足を進めてもずるっと滑ります。道路自体が凶器と化すこの状態を金沢では『キンカンナマナマ』というのだそうです。
この方言はかなり有名ですが使ってる人はうちの妹くらいしか知りません。
とにかく朝は特に危険なキンカンナマナマです。
笑い事ではなく数年前にキンカンナマナマ状態でとっ滑り骨折した人がいます。また会社の前で転んで流血騒ぎになった年配の方もいらっしゃいました。
ズリズリ滑る凍った道をよたよたしながら自販機の飲料補充をしたまかない婦です。寒いのでホットの飲料が良く売れ、1日補充をさぼると売り切れの商品が結構出ます。
寒くても文句も言わずセコセコ稼いでくれるまかない婦の相棒は理想的な友です。

さて、今日は車麩を使った煮物が当社の昼ご飯でした。車麩って知っているでしょうか?バウムクーヘンのように棒に巻き付けて焼いた大きな巻き麩なのですがほかの地方にはあまりないようです。
これが煮汁を吸うと巨大化してトロトロに軟らかくなりかなりうまいのです。と言ってもたかが麩なので若者受けはしないと思っているのですが、意外と社員に人気があり今日もお代わり用に出しておいた車麩はほぼ完売状態でした。
肉肉肉の獣社員が多いはずなのになぜか肉が返品され車麩が消えていました。こんなことはあまりないはずなのですが・・・
金沢以外から遊びに来られることがあればお土産に買っていくのも一興かと思います。かさばるけど軽いからねっ。


ちなみに下の卵がはまっている奴が車麩です。鶏肉と色が一体化していますが食感は全然違います。
車麩を使ったレシピ一つだけつけておきます。実は射込み煮風のレシピもあげてあったはずだと思ったのになかったのでちょっとびっくりしています。車麩の料理のポイントは戻し方なので別のレシピでもいいかなって思いました。
これです。戻し方以外は簡単なのでもし車麩を見かけたら作ってみませんか?30分以上お湯でもどしてください。その際液面に浮いてしまうので皿などで重しをし、湯の中にどっぷりと浸けるのがポイントです。
あと最近人気が出てきた金沢おでんにはこの車麩が入っています。これも又旨いですよ。


昨日テレビで放送されていた大麻関連の話からまかない婦の過去の旅行の中で一番嫌だったことの話になりました。義妹が
「あれでしょ?荷物を切られたこと。」とまかない婦に問いかける。
えーっと、そんなことあったかな?いろんな目にはあったけど荷物切られたことはないような?
しかし、よくよく聞いてみれは゛以前に香港の税関で何らかの怪しい薬物を持っているのではないかと疑われお土産に買ったすべてのものをカッターで切り裂かれたときのことを言っているのだということが分かった。
えー、あんなの大したことない。どっちみちおかしなものに手を出したこともないチョー真面目人間だから誤解にすぎないし、もちろんどこを調べても不法なものの出る隙間もない。
そしてもちろん腹は立ったけど頭にきて周りを囲んでいた職員に日本語で怒鳴りつけ、ようやく間違いだと気づいた捜査官の人たちがまかない婦のお土産にバンドエイドを貼ったのを見て不覚にも笑ってしまったことで、この出来事のマイナスイメージから『良い土産話ができた』に認識が変わった後では嫌な思い出ではなく、おかしかった出来事に上書きされている。
嫌だったことと言われ一番に思い出されたのはインドのレーという街の銀行で黄色人種だからと200人抜きぐらいで順番抜かしをされ悔し涙にくれたことだろうか?
あの時は本当に腹が立った。他にも外国人旅行者は20人以上いたけどすべて西洋人で毛色が違うのはまかない婦とその連れの日本人女子、そして地元のチベット人ぽい女のひとだけだった。この3人が200人ほどの外国人や地元の兵隊さん(丁度彼らの給料日だったらしい)達の後回しにされて本当に腹が立った。
どれだけ訴えてもちっとも両替はされないし、腹を立てて帰ろうにもパスポートを預けちゃっている時点で勝ち目はない。人種差別というものを初めてしかも強烈に叩きつけられた出来事だった。ちなみにそれをやった人はインド人の女性行員だった。
今思い出しても腹立たしいが、チペタンの女性は抗議もせずに黙っておとなしく待っていた。多分こんなことは珍しくもなかったのだろう。
あんなに腹が立ったことは人生の中でも最大なのではなかろうか?でもそんなことに慣れてしまっている人たちがいる。あれほど腹立たしいことが日常茶飯事とあればそれは本当にひどすぎる話だ。
色んな国を旅行していろいろなことがあったけど世界には本当に理不尽な目にあっている人がたくさんいる。そのことついつい忘れてしまいがちな今のまかない婦だけど、忘れちゃいけないなと改めて思った次第です。
* by いぬこ
まかない婦さんお久しぶりです。
久しぶりに、ブログを見たら、印度のお話に、昔を思いだすいぬこです。
まかない婦さんとインド。ネパールの話をしたら、三日三晩くらいできそうです。
シリアの難民を想う日々です。
久しぶりに、ブログを見たら、印度のお話に、昔を思いだすいぬこです。
まかない婦さんとインド。ネパールの話をしたら、三日三晩くらいできそうです。
シリアの難民を想う日々です。
Re: タイトルなし * by まかない婦
いぬこさんお久しぶりです。
たまたまですがレーでの嫌な思い出を書いたやつですね。実は中国でもかなり嫌な目にあっています。
日本では平和な時が流れますが、海外ではそうはいきませんよね。
今にして思えば懐かしいです。
たまたまですがレーでの嫌な思い出を書いたやつですね。実は中国でもかなり嫌な目にあっています。
日本では平和な時が流れますが、海外ではそうはいきませんよね。
今にして思えば懐かしいです。


今日柿市従業員食堂ではまかない婦が微妙に苛立っていました。

今日はゼンマイと突きこんにゃくの煮物を作ろうとしていたのですが、ゼンマイの特用袋が欠品していて入荷待ちになってしまったのです。それでもすぐに入ってくるような印象だったので待つことにしました。
ところが9時ごろに朝ごはんを食べに来た古参の社員が
「自分が取りに行く係りだけど聞いていない。」と言いながらゆっくりとご飯を食べています。
話が違~う!!
今から取りに行き、いつになったら入荷してくるか判らぬ品物を待つほど楽天家ではないまかない婦です。すぐに解凍してしまった鶏肉を使う別の料理を考えました。
ああ、車麩と炊き合わせるか・・・急いで車麩を戻しながらゆで卵を作り始めました。
それにしても車麩が戻るのに30分ほどはかかるし、茹で卵の皮をむくのも結構時間がかかります。ちょっと・・・かなりブルー入ってきました。

その挙句に急がねばと焦るあまり足元に置いた3升炊きのガス釜にむこうずねをぶっつけ痛恨の一打にしゃがみ込みます。

くー、誰が悪いというわけでもないけど腹が立つんだよ!!特に今のこの一打が腹立つわー

そのあとすぐにゼンマイが入荷してきたので結局元の献立に戻し、1.5倍ほども働いてちょっとクッときているまかない婦です。
まあ、手を付けてしまったた仕事は翌日の仕込みをしたという風に考えればそれはそれで仕事がはかどった的なことになったので無駄働きではないのですが何やら腹立たしい今日の日でした。

もー、誰に怒ればいいの?


昨日はまかない婦と母の完全休業日だったので郊外のイオンに買い物に出かけました。しかし、天気が物凄~く悪かったです。
みぞれ交じりの雪が降り、雷も鳴っていました。

道を歩く観光客の人たちの足元がヨレヨレで危なっかしいです。そんな中強引に出かけて行ったわけです。
久しぶりの買い物は結構楽しくて良かったのですが、帰りのタクシーを呼んでいる間も恐ろしく風と雪が吹き付けて締めてあったドアがパタンバタンとあおられていました。
そんな中にインド人らしい人たちのグループが寒さに震えながらもヒンズー語でにぎやかにしゃべっていました。あたたかなかの国の人たちにはこの天気は堪えることでしょう。
頭も首もマフラーでぐるぐる巻きにしたちょっと見異形のグループになっちゃってますよ。
イオンから帰ってきて夕食に買ってきた厚切りの牛タンを食べることにしました。となると日本酒よりもワインの方が良いですよね。

お正月用に買ったハイパーエドシックの限定品があったのでそれをいただくことにしました。

箱が少しカビています。ということはちゃんと湿度もあったということなので品質劣化は無いと信じます。

開けてみると黄金色のシャンパンは小さな泡を登らせてこちらを誘っていました。
こんな何でもない日に開けるのはもったいないと母が言いましたが『なんでもない日万歳』です。

シャンパンは極上で牛タンもまあまあでした。なんでもない日の夕食は極上のシャンパンのおかげで幸せかみしめる一時になります。
なんでもない日おめでとう。



今日はまかない婦の月に一度の完全休業日。目覚めた後も布団の中でグダグダして好きな本などを読んで過ごします。
長年完全休業日がないまま過ごしてきたので最初のころはひたすら寝続けることに執念を燃やしました。思う存分眠ることが長年許されなかった身の上です。
さすがに一年以上たった今ではずっと寝ているのも違う気がして好きな読書を続ける時間にあてています。
そんな中これも一つ月に一度のお楽しみの食事があります。もちろん朝は食べず、ブランチのようにして食べるインスタント焼きそばです。
元々焼きそばは好きでインスタントのものを子供の時から自分で作っていました。今はカップ麺ですが以前のフライパンで作るものの方が好きだったかもしれません。ただ、なべ底にこびりつく麺の扱いが子供には少々厄介でした。
今のカップ麺は簡便で良いのですがどうしても水気が残ってしまいソースの絡み具合が水っぽくなるのが残念です。
ですが月に一度のインスタント焼きそばをかなり楽しみにしている自分がいます。そんなに好きならもっと食べればよいかというとそこはどうも・・・
なぜならインスタント焼きそばのカロリーがかなり高いからです。

すでに太っていますがこれ以上太りたいわけではないのでインスタント焼きそばのカロリーはかなりのブレーキになっています。
思えばまかない婦の好物はハイカロリーのものが多いです。メロンパン、蒸しパン、チョコレート、カレーライスにオムライス、ハーゲンダッツのマカダミアナッツ入りのカップ、ホワイトチョコレートなどなど・・・
これではデブっても仕方ないじゃんと思えてきます。

そんなわけで月に一回この日だけしか食べないことにしています。あっ、このブログ書いてて改めて気づいたので次回からはフライパンで作る方に変えるかもです。
いつもはカップにレタスを入れて野菜を少々プラスしていますがフライパンならもっと世界も広がりますよね。
小さな幸せ積み重ねてこの世の片隅に生きていくまかない婦のごくごく小さい幸せのお話でした。

今日当社の従食で鶏のから揚げを作りました。このから揚げ当社で出されるいろいろなおかずの中でもかなり人気の高いものです。ある社員は
「このから揚げはもはや神だ。」と言っていました。
いえ、あの、そこまでのものじゃないんだけどね・・・

従業員食堂で使う肉と言えばまず鶏肉です。なぜって安いからさ。ヽ(≧∀≦)ノ
当社で使っている鶏もも肉は2kgで645円(税込み)です。100gにすると32円ほどになります。安いでしょう?
さて、人気メニューのから揚げを作るために鶏もも肉は6kg用意します。そしてそれと同じ程度の鶏皮も使います。この鶏皮を幅広のリボン状に切っていきます。鶏もも肉一枚についている鶏皮を引っぺがし2~3枚に切ります。
鶏皮は別に買ったものではなく、鶏ももや鶏むねについていたものをはがして冷凍してあります。どうも鶏皮だけは食べられんという人が何人かいるためです。唐揚げ以外の料理では鶏皮をむいて使うことが多いです。
この鶏皮を解凍して切り、一口大に切った鶏肉にグルグルグルリと巻いていきます。このとき勿論唐揚げ粉を使っています。
鶏肉に巻き付ける皮ですが、薄くてペラペラの所や皮下脂肪がついていてツルツルしているところなどいろいろと混在している状態です。
このツルツルした鶏皮は鶏肉から離脱しやすいので切り分ける際に特に気を付けています。全部がツルツルにならぬようペラペラ部分もできれば一部に混ぜます。
ですがそれでも巻き付けてみると結構はがれやすいものは分かってしまうので、そういう場合はもう一枚皮を上から巻き付けていくのです。これを適温のフライヤーで揚げれば、ある意味嫌がらせのような鶏皮ぐるぐる巻き唐揚げの出来上がりです。

そして出来上がった唐揚げがこれです。200個ほど作った唐揚げで鶏皮が完全離脱したものはほとんどありませんでした。まかない婦執念の逸品です。
しかしこうなってしまうと鶏皮を巻いていない唐揚げはジューシーさが足りません。グルグル巻き唐揚げ揚げたては汁が滴るジューシーさです。自分で言うのもあれですが、旨いっす。

しかも鶏皮で嵩増しされているので一個がでっかいです。普段自分で作っていながらほとんど従食のおかずは食べないのですが、今日はみんなと同じ程度いただいてしまいました。
クックパットにレシピ化して載せるにはちょっとせこい唐揚げですが、ほんとおいしいよ。


今日金沢には冷たい雨が降っています。雪ではなく雨だということは気温がさほども低くはないということなのでしょうがまさしく大寒の今日の日は間違いなく寒いです。
この寒さの中酒屋的にはかなりホットなことになっています。ほとんどの蔵元さんからしぼりたてや濁り酒が発売されショーケースの中がにぎやかです。

上段左から萬歳楽の純米初しぼり(石川門という石川県で作った酒米を使用)、萬歳楽の濁り酒、竹葉の能登純米のしずく、竹葉の純米のしずく、竹葉のしぼりたて生原酒、竹葉の活性にごり酒(銘打った割に活性が低いとの評価あり)、天狗舞の純米原酒の生酒、天狗舞本醸造のしぼりたて、天狗舞の山廃にごり酒。
二段目左から夢醸の本醸造しぼりたて金箔入り、常きげん純米無濾過生原酒しぼりたて、奥能登の白菊の純米にごり酒、奥能登の白菊特別純米の無濾過そのまんま、手取川の純米にごり酒白寿、萬歳楽の山廃純米生原酒剣、宗玄の本醸造にごり酒、宗玄の純米生原酒初しぼり、宗玄のしぼりたて生原酒です。

それから三段目なのですが左から大江山の本醸造しぼりたて生酒、一つ飛ばして獅子の里の純米吟醸無垢のおりがらみ、神泉のしぼりたてたれくち、能登誉のしぼりたて、加賀の月の純米大吟醸月光の袋しぼり無濾過生原酒、手取川の純米酒しぼりたてです。
かなり錚々たる顔ぶれですが、このほかにも売り切れてしまったものや後ろの方に隠れているもの、これから発売されるものなど目白押しで嬉しい悲鳴です。
ただ、秋に仕入れたひやおろしが結構売れ残ったのでそれらを成敗するためまだ新酒に手が回っていないのが本当のところで数本しか飲んでいません。これってとっても無念です。

問題はひやおろしもそうなのですがボジョレーヌーヴォーが全く売れなかったためほぼ一人で飲み続けたところにありそうな気がします。
最近ではノンフィルターやヴィラージュヌーヴォに移行しているのですが、買ってくれるお客様がいないでは話になりません。来年からここは切り詰めるべきところのようです。
今日は晩御飯がすき焼きの予定なのでこの前買った宗玄さんの初しぼりで責める予定です。あと身内の宴会用に買った手取川さんの露燦然も残っていますがこちらは新酒ではなく前年度のものです。まあおいしいからそれは良いのです。
売れ残りのお酒を買って熱燗であったまる今日この頃ですが、鍋料理なら冷やでもいいですよね。ホナ


今日は昨日の予告通り新年会で撮った写真をご披露しようかなと思います。

まずはしょっぱなの演奏です。獣ぞろいの当社ではありますが、毎年新年会のオープニングは格調高く始まります。4曲ほど耳なじみのある演奏を楽しませていただきました。美女のロングドレスもなかなか良き眺めです。

社長のあいさつも今年はインパクトがありました。

当社専属ミュージシャン兼社員です。このままエンタの世界でも活躍できそうな実力ですが、さすがに最初の驚きは薄れたので皆動じなくなりましたが去年は総立ちでしたよ。まったく大したものです。

こちらは景品争奪戦のじゃんけん大会です。毎年社員のハートを熱く燃え上がらせています。
ここから東急ホテルのフルコースの写真です。

前菜のサーモンのマリネです。この後魚介のスープも出たのですが写真がピンボケだったので割愛します。

野菜のゼリー寄せです。なかなかにおいしかったですよ。当社が八百屋なのでのこれかな?

魚料理です。多分鯛だと思います。しっとり焼きあがっていておいしかったです。

肉料理です。このお肉がとても軟らかくて結構なお味でした。

デザートはモンブランのアイスでした。かなりカッチカチに凍っていました。
こんな感じで量的には丁度良かったのですが当社の肉食獣には少しボリューム不足かもしれません。
この新年会の後さらに食べに行ったもの、飲みに行ったものと街中のホテルでの新年会は楽しくはじけていきました。
今年はバス旅行が二回とそれとは別に慰安旅行も予定されているみたいです。みんなで楽しくやっていけると良いですよね。ホナ


今日は昨日の柿市商店新年会について書こうと思います。酒の失敗談とかぶったらいけないのでお酒に関する話は入れません。
いつものごとくフルート、ピアノ、クラリネットの演奏で格調高く始まった新年会。社長のお話、芸達者な社員の弾き語り、景品争奪大バトルと大きく盛り上がりました。
でもそんな中まかない婦にとってとてもうれしかったのはある意味個人的なことです。
ある古参の社員が直接
「いつも食事を作ってくれてありがとう。」と言ってくれたことです。
その後中締めのあいさつの時もその社員が厨房チーム3人にお礼を言ってくれました。ああ、まかない婦をしていて良かったと思わせてくれた彼に感謝です。
亡くなった父が
「社員に飯くらい腹いっぱい食べさせてやってくれ。」と言っていました。威張りまくっていましたが実は婿養子に入った父にはやはりつらいことも有ったのでしょうか?とてもそうは思えない横暴ぶりでしたが、心は意外と傷つきやすい人だったと思います。
そしてまかない婦も社長である弟も東京で一人暮らしをしていたときに食べたいものも食べられない程度の経験はしていたので、とにかくほかの人にそんな思いをしてほしくないという心はあります。
だから下らんおかずでもとりあえずはおなか一杯食べれる量は準備しているつもりです。
ですがそれをありがとうと言ってもらえることだとは認識していませんでした。まかない婦として社員の食事を準備するのは当然のことですものね。
だから一層言ってもらったありがとうの言葉がうれしかったです。嬉しかったくせにそれを素直に返せない自分の屈折にやや呆れはしましたが、総じて良い新年会になりました。
今年も泥酔者による破壊行為がなく、奇跡的に穏やかで普通の会社のような新年会になりました。ありがたや、ありがたや・・・
今年はいい年になりそうなそんな予感がする年明けの宴でした。

明日以降、撮った写真なんかも載せようかなーと思っています。ホナ


天気予報通り金沢の街も雪が降りかなり積もっています。こんな時に金属製のものにうっかり足を下ろすと雪国育ちの私たちでも下手をすれば転んでしまいます。

八百屋でありながらも酒屋の店番も兼ねているまかない婦は会社でも結構ドンケツまで残っています。
そして暗い中お客さんに注文された酒をバックヤードに取りに行く行き帰り、自社ビル玄関前足元の金属製の靴ぬぐいがギランギランと光ってまかない婦を待っているのです。オイデーオイデーと金物が呼ぶ声が聞こえます。

その声の禍々しさよ・・・
そして今日は当社の新年会の日です。毎年のことですがたいてい天気が悪く、ふぶいたり降ったりが定番化しています。そういえば去年の新年会もひどい天気でした。

しかも会場が寒くて本当に参りましたよ。
てなことで今年もそれなりに天気が悪いであろうとの予測の中、着々と近づく宴会の刻限を待っている次第です。
今年は一応ホテルでやるらしいので寒くはないと思うのですが、また誰かが粗相してとんでもないことにならねばいいがと冬の外気温以上に冷たいものが背を走る今日の日です。


休み前の夕方、ふらりと来店された年配のお客様が天狗舞の古古酒大吟醸と手取川古古酒大吟醸の一升瓶を一本ずつお買い上げになりました。どちらも1万円以上する高級酒です。
嬉々としてバックヤードから手取川さんの古古酒大吟醸を出してきたまかない婦ですが、高級酒らしく桐箱に入ったうえさらに紙箱に収めらられたこのお酒のその紙箱がほんの1cmほど裂けているのを見てこれではいかんと見本の箱を取り出しました。
そしてお客様に
「この外箱が少し破損していますのでこちらの箱に替えますね。」と断りながら新しい箱に入れ替えしようとしたその時、ベリッっと嫌な音がして取り替えようとしていた無傷だった箱が大きく破れてしまいました。
あっ、と小さくうめきながら心の中では『手取川さん、箱が弱すぎるです』と蔵元に理不尽な恨みの声を上げたまかない婦です。
あっと呻くまかない婦の前で不憫な人を見るような眼を向けてきたお客様は
「あーあ、そっちの箱で良いよ。」と最初の箱を指さしていました。
その後もそれぞれのお酒を立派な袋に入れようとくんずねんずしていたまかない婦に大きな不安を抱いたようで、自ら袋の口を開け手伝ってくださったのです。
ありがとうございます。そして申し訳ございませんでした。

あきらめたように2本の高級酒を抱えたお客様は禍々しきものから逃げ去るように足早に当店を後にされていったのです。さよーならー(○´・Д・`)ノ
二度目の来店は無きものと少しく気落ちしたまかない婦でした。


何やら北陸地方に大雪の警報が出ている模様です。まだこのあたりはあまり降っていません。
元々雪国のくくりなので雪くらい大したことはないはずなのですが突然ドカッと降ったりするとすっかり軟弱になってしまった金沢人はアップアップしてしまいます。
数年前にそんな年があって配達に向かった社員が帰社できずそのあたりの宿に泊まったそうですからかなりでした。それと雪道にはまって脱出できなくなった社員がエンジンをふかしすぎて車が全く動かなくなったそうです。
バカか?そんな時は車から降りて少し雪透かしをして、通りがかりの人に後ろから押してもらって脱出するのが定石でしょう?タイヤの下にはドンゴロスが最上ですが段ボールでも可なので何かを差し込むと余計脱出しやすくなります。
昔はそんなこと良くあったけど、最近では融雪装置がかなり網羅しているので車を押すこともなくなりました。
夕方になり予報通りかなり降ってきました。本気で積もりそうです。さっきバックヤードに酒を取りに行ったら扉の前のステンレスの靴ぬぐいが足の下で滑って超危険なことになっていました。怖いよー。

雪国育ちも年を取り、何かと足元危ない感じなのでこんな日の金属製のものは断固拒否したいところです。クワバラクワバラ


当社の3階厨房に新しい子がやってきました。

ジャーン!!手前の四角っぽいお掃除ロボットで拭き掃除に特化したルンバの妹分です。
社長が買ってきてくれました。たまには良いこともする男です。
これを動かしてみると静かーに、静かーにただ黙々と拭き掃除をしています。何だか愛おしさすら感じます。
東芝のロボットのようにしょっちゅう何かに乗り上げて
「柔らかい布で拭いてください」と奉仕を強制するでもなく、ルンバのように強力アタックで大きなホワイトボードをひっくり返すことも有りません。
母と弟は目を細め愛しい子を見守るように立ち尽くしていました。恐ろしい子、ほんの数分で人の心をわしづかみです。
毎日の仕事に追われ掃除まではなかなか手が届かない厨房チームにとってこの新しい子は頼りになる助っ人です。
文句も言わず電池切れで朽ち果てるまでひたすら掃除を続ける、けなげなロボットはお兄さんたちと一緒に厨房の片隅で次のご奉仕の時まで控えています。
3台並んだところはなかなかに人目を惹きます。
今まで買ってもらったものの中でもかなりポイントの高いルンバとその妹分、これからもよろしくね。


昨日の朝ごはんの際年配の従業員が若い社員に絡んでいました。
しばらく散髪をしていないだろうその社員のむっさりとした髪型を見て密かに面白くなかったようです。
「おやおや、ホームレスがいるぞ。」
言いえて妙。人の心をえぐるのが好き&上手いおっさんです。
若い社員は散髪はあまりしないようなことを言っていました。面倒だから?それとも散髪代が惜しいから?
しかししつこくなぶられたためか今朝見たらすっきりとした髪型をしていました。
今日も同じような時刻に朝ごはんを食べていた古参のおっさんがその髪型を見て持ち上げます。
「おや、イケメンがいるな。」
おーい、ホームレスからイケメン認定か?ちょっと極端なんじゃないかい?
いじられてしぶしぶ散髪に行ったらしい若い社員は小さな声で
「寒い」と言っていました。そうだね、今髪切ったら寒いよね。
金沢の町は今日あられが降っています。ほんとかなり寒いです。
そうそう、古参のおっさんが言っていましたが料金の安い床屋へ行くと散髪の後掃除機で首などについてしまった髪を吸い取るのだそうです。さすがにそんな美容院には出くわしたことありません。
合理的であるような気もしますが、掃除機は掃除に使う方が良いような気がするまかない婦です。(´∀`σ)σ

ついさっき年末のあれこれを書いた紙を少しわかりやすくまとめ上げファイリングしました。これはもう何年もやっているのですが意外と役に立ちます。
例えばこの日に仮の作業場を建て稼働させたとか、この日から年末の残業する社員に夜食を出したとか、その夜食の内容や量。昼の従食にどうつなげたとかが書いてあります。
これ結構貴重な情報です。特にこんな風にしたけど失敗して大量に余ったので来年は半分に減らすようになどと去年の自分から今年の私への伝言が書いてあってそれがとても役に立ちます。
それにその年の暮れにあったいろいろな事件なども書かれていたりしてそれも又面白いのです。
例えば忙しさのあまり切れた女子社員が仕入れ担当の当社の重鎮のおっさんたちに手持ちの注文が書かれたメモ紙を叩き避けたとか、最高潮に忙しい12月29日の日に殴り合いのけんかが勃発して積みあがった荷物が崩れ落ち仕入れ担当者が怒声をもって静めたとか、いろいろとドラマチックなことも書いて有ったりして振り返って読んでみても面白いです。
そういえばあまりの忙しさに暖房も入っていない場所で死んだように眠っている人がいたり、何日もほぼ徹夜で詰めていた社員が肝心の一番忙しい日に大遅刻してほかの社員がたたき起こしに行ったりと年末の当社ではいろいろなことがありました。
去年のの私から今年の私には前年までと明らかに違った業務の様子や、消費された食材の量などがアドバイスとして書き込まれています。
また今年の年末そのファイルを覗きながら暮の対策を立てるのでしょう。
頑張れまかない婦!頑張れ柿市商店!(^-^)/

今朝ラジオショッピングでドヤしてた商品紹介がかなり不審なものでした。
ルビー、サファイア、エメラルド、真珠にダイヤモンドの5本の首飾りが5本まとめて9000円での売り出しだそうです。それってどんな宝石三昧?
お買い上げ希望ではないけどちょっと見てみたいです。

そういえば以前母と叔母がダイヤのペンダントをテレビショッピングか何かで見て2人で注文したことがあったそうですが、届いた品物を見て唖然としたそうです。
ダイヤはゴマ粒ほどの大きさだったのだとか・・・もちろん2人とも今現在そのダイヤのネックレスがどこへ行ってしまったのか全くご存じないようです。
テレビで見ても大きさ把握できなかったのかな?
あっ、そういえば叔母にもらったワッフルを今朝のお茶の時に食べようと思い
「チョコとカスタードどっちが良い?」て聞いたら母が
「マスタード」と答えました。
芥子じゃねーし!!

言いまつがえ王、健在です。。゚(゚^∀^゚)σ。゚

まかない婦の母はすでに80歳を超えました。しかし見た目はさほど老けていません。昔も今も夢見る乙女です。
この母が最近ガラ系からスマホに替えました。義妹の強力なプッシュと後押しでそろそろとスマホデビューした母です。
四苦八苦しながらも母は頑張っているようです。ひょっとしてまかない婦よりましかもしれません。
ですが高齢者にとってスマホはかなりの難敵のようです。以前デパ地下で自分のスマホに苦情をぶちまけている年配のご婦人方をお見掛けしました。
彼女たち曰く
「触った覚えもないのに送信される」
「大切な写真が消えてしまった」
「前の携帯が良かったのにー!」

母の手に入れたスマホは年配者用だそうで軽くタッチした程度では感知しません。そこはグイグイグイと押さねば作動しないようになっているらしいです。なるほど、これは良いですね。
道理で軽くタップしても作動せず、使い方から完全に違うのかと愕然としました。
そういえば以前妹から義妹に電話がかかりそれが尻ポケットに入れていての誤作動だったことがあって身内受けしました。母のスマホではそんなことはなさそうです。
まかない婦も決して使いこなしてはいませんが、スマホのおかげで夜も携帯小説を読むことができて。嬉しいやら苦しいやらの毎日よ過ごしています。
本を読めるのはうれしいのですが、寝不足が続くのが苦しいところです。

今日も1日外出せず、ずーっとウェブ上の小説を追っかけていました。楽しいけれど読みかけの連載中の小説が30本ほどあり、すでに何が何だか分からなくなりつつあります。
今はまっているのは婚約破棄された悪役令嬢ものです。すっごくたくさんあって玉石混合、片っ端から読んでますがそれなりに楽しいです。今までで一番気に入ったのは『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・』です。
ざっくさんの『どちらと結婚するのですか』も気に入っているのですが一向に更新されずちょっと焦れています。
『悪役令嬢後宮物語』も続編を待っています。作家さんたち頑張ってー!!

年が明け、ついにまかない婦の小さな敵が勢いを増してきました。スギ花粉です。

去年の暮れから次第にひどくなってきた花粉症の症状がここ数日さらにひどくなってきています。

夜眠ろうとしても鼻水が止まらず長時間ただ鼻をかむからくり人形のような状態になったり、花粉症の薬の副作用で渇きがひどく舌が干上がってガサガサの物体化してしまったり・・・
薬はもちろんですが入浴で花粉を落とすことも大切です。
そういえば最近入浴剤を替えました。それが本当に温泉のようでつるつるしているうえ良いにおいがします。とても気に入っているのですが難点は体がつるつるしすぎることでしょう。
先日は湯船から出ようと踏み出した足が滑り危うく非常に危険な股裂き状態になるところでした。とても気に入ってはいるのですが高齢の母のためにこの入浴剤は止めた方が良いのかもしれません。
特に母は長湯です。しかも温度の高い風呂が好きなのでしょっちゅう湯あたりをしています。

更に風呂から上がると必ず窓を全開にしています。この窓がハンドルをぐりぐり回して開ける構造なのですが、湯船の枠の上にのらないとそのハンドルに手が届きません。
あんな不安定な場所に登った時に足元が滑ったら大惨事になりかねません。ビジュアル的にもひどいことになる可能性を秘めています。犬神家の一族?
まあもともとあまりにも長湯の母に
「風呂でぶっ倒れても裸のまま救急車を呼ぶ。」と言ってあります。その大惨事を想像して少しでも長湯を控えてくれればとの切なる願いを込めての脅しです。
ですが本当にそれが起こったときにいくら小柄とはいえマッパの母にパンツをはかすのは至難の業になることでしよう。介護経験のある人なら意識の無い人間がいかに重くて扱いずらい対象であるかわかると思います。
まかない婦の脅しが現実にならぬよう母と自分のために願っています。
さて、明日もお休みなのでまたゆっくりと寝られますね。今晩もティッシュと点鼻薬、ゴミ箱抱えて寝ることにします。ホナ


先月の末にいつも酒屋でいろいろなものをくださるお客様から梅干しをいただきました。

その梅干し(小梅)がちょっと何なのですわ・・・
ねっ、これなんかおかしくねぇー?表面に浮いているのは塩?それともクエン酸?
せっかくいただいたけどこの見た目かなり変。ひょっとして傷んでいるのかと思い食べてみましたが軟らかく漬かっていて味もおかしくはありません。でもこれは・・・
それでも梅干しに飢えている当社社員は果敢に食べています。なんなんだろうこの白いの?
義妹は塩こうじで漬けたのではないかと言っています。くださったお客様からの説明聞いてないのでわかりません。
けどまあ、みんな嫌がらずに食ってるから良いか?
お客様からはこのほかに柴漬けや野沢菜漬けもいただいています。なんかお返ししんとねー(お返ししなくちゃねー)。


今ちょっとイライラしています。社長である弟に聞きたいことがあるのですが顔を合わす機会がまだありません。実は明日また宴会をやるのかどうかを聞きたいのです。
もう明日に迫った話なのでどうしても確かめたいのですが、この手の話に弟がすぐ返事をくれることは稀です。大体黙って無視します。
まかない婦としては返事はイエスでもノーでもいいのではっきりしてほしいのですがさらに食い下がると突然切れます。

返事が欲しいだけなんだよ、そこでなんで怒るかな?
こんなことよくあります。なので確認する前からじりじりしてしまいます。結局今回は夕方に顔を合わせ返事をゲットしました。かなりまれなケースです。
弟の返事をしない対応にもジレますが、まれにお客様にもイラつきます。
去年の暮れにいらっしゃったお客様はほぼ一年に一回顔を見せるお客様で長生舞さんの下さるカレンダー狙いです。いわく
「私はいつもこの店で高い酒を買っているのよ。」だそうです。
この酒屋にまかない婦かその妹しか居ないし、その2人の認識が『カレンダーだけをゲットしに来るお客さん』です。
面倒なのでさっさとカレンダーを渡しましたがその話を聞いた妹は悔しそうでした。さっき本屋さんでちらりと見たら日めくりのカレンダーって結構高いのですね。妹が悔しがるのも少しは分かりますが、欲しい人にもらっていただければくださった方も嬉しいのでは?
確かにあまり愉快ではないけどさっさと終わらせた方が良いことも有ると思うわけですよ、姉としてはね。
まあ、日めくりだけでなくほかのカレンダーまで持っていった上、そのカレンダーに不満げだったので優しい気持ちにはなりづらかったです。
結構良いお客様の多い当店にもそんなイレギュラーな方も来店されます。
そういえば今年は本社も含めいただくカレンダーの数が少なかったようです。なんでかな


お正月休みも終わり今日から営業が本格的に始まりました。でも当家のおせちのお重にはまだご馳走がいっぱい詰まっています。おばばが2人で食べきれる量ではありません。
そこで従業員のみんなに食べてもらうことにしました。結局2つ買ったおせちはどちらも洋食だったので肉系のものが多いのです。肉肉肉の柿市社員にはご馳走に違いありません。
でもちょっと心配だったので食卓に出す前に一応味見をしてみましたが、特に怪しい味になっているものはありませんでした。唯一味見できそうもない大きなクルマエビはどうやら焼いてあったみたいなので煮物にしました。その辺にあった蓮根も一緒に煮つけます。
ハムやパテ、ハンバーグの煮込みなどは問題なく消費され、マリネ類や煮物も食べてくれる人がいたので3段に詰まっていたおせちがほぼ消費されました。良かったよー

そしておせち以外の定番おかずもずらずらと並んでいます。その中に酒屋のお客様から頂いた梅干しもあります。小梅なのですが塩なのかクエン酸なのか結晶が表面に浮いていて見た目はいまいちなのですが梅干しなど食卓に出ることがないのでかなりの人たちが喜んで食べています。
そんな中小梅を食べたある社員が
「えー、種だけや。畜生、誰か種だけ戻しやがったか?」と恐ろしいことを言っています。
あのね、いろいろひどい当社の社員だけどそれはないと思うわ。てか、無いと信じたい。

ご馳走がテーブルの端から端まで並ぶ年明けの朝食で、さすがにそれはと少し怯えた今日の日でした。

昨日菩提寺に墓参に出かけました。神社に詣でる人は随分多いけど、墓参りに行く人もそれなりにいるようです。墓の前の新しい仏花がそれを教えてくれます。
寺には山茶花の花が咲いていました。写真に撮ろうと思ったのですが電池切れになっていました。マジかよ・・・

墓参りの後はいつもながら東急ホテルのラウンジで一服です。顔見知りになったホテルマンの人たちと新年のあいさつを交わし、もはや定番となったオーダーをします。
最近母の大好きなキールが大振りのブルゴーニュワイン用のグラスで出されるようになり、母にはそれがやや不満のようです。
聞こえよがしにグラスが違うというようなことをブー垂れています。幸いどなたの耳にも届いていないようです。

ゆっくりとカクテルとチーズを楽しみ帰宅します。その前に近くのデパートで妹の誕生日プレゼントを探します。7日が誕生日なのでちょいと急ぎです。
幸い自分的には満足できる品物を見つけました。あくまでまかない婦基準なので妹に通用するかは疑問です。ま、これはもう気持ちの問題ですものね。
武蔵が辻のバス停近くの紙屋さんでは今年の干支鶏の折り紙細工が飾られていました。いつも素晴らしいので楽しみですが、バッテリーがなくて写真が撮れません。いずれ映像は近いうちにご披露します。素晴らしいです。
グダグダの正月休みも今日でおしまい。エレベーターの中にはじりじりとヘタレ野菜が積み込まれています。
明日からまた戦闘開始です。


1月2日は身内の年明け宴会と決まっています。今年はまかない婦と母、妹夫婦とその娘、弟夫婦の7人です。

まずはこれがなければ年が明けない感すらあるお寿司です。

棒鱈と黒豆はまかない婦の手作りです。おせち料理は三段で洋食のおせちです。

鱈の真子も煮つけてみました。弟夫婦と母の好物です。

子のおせちの人参のワイン煮風のものが旨かったそうです。カイボシは手作りで、今年はことのほか良い感じにできたのですが、量が多すぎるようです。

ひよこ豆と海老のサラダがおいしかったけど、手前の鮭のマリネの玉ねぎがちょっとしょっぱかったです。義妹が自作の紫玉ねぎをのせて味を替えようとしていましたが、あんたの玉ねぎそのまま食べた方が旨いから。いやホント。
鴨は結構気に入ってる市販の冷凍食品ですが、これが一番人気あったかな?ただこのつけ汁でもう一品作る予定の所素早い後片付けの義妹に廃棄され崩れ折れました。

酒は手取川の『斗瓶取りの露燦然』と天狗舞の『吟こうぶり』です。
でもさすがにご馳走もお酒もあまり入っていきません。普通のものが食べたいです。やっぱ年かな?
おかげで後片付けまできちんと完遂できました。


あわただしくも苦しい年末が終わり、ダラダラの年明けが始まりました。
買わされたおせち料理が二つ。そのうち一つはまだ手を付けていません。
でも自分で作ったカイボシ、棒鱈、黒豆、酢蓮根などもありお屠蘇を飲みながらそれらをつまみ、作ったお雑煮を食べただけで詰め物ぎっしりのイカメシ状態になってしまいました。
そしてコロコロのイカメシはその後ゴロゴロして一日を過ごしました。ああ、憧れのゴロゴログタグタの一日です。多少腰が痛くなったぐらいなんてことありません。
会社の従食は今日までお休みでみんなお弁当を食べてもらいました。
母とまかない婦のイカメシ二丁はこの一回の食事で消化しきれないパンパン状態になったので、そのままグタグタして寝ました。憧れのお正月が穏やかに過ぎていきます。
今日はこの後また宴会です。


今除夜の鐘をききながらパソコンを立ち上げました。なかなか風情があるものですね。
今日1日の仕事が終わったのが昼を少し回った頃でした。これは例年に比べれば画期的な早さです。いつもの年なら午後3時といったところでしょうか?
最後の仕事は酒屋の棚卸なのですが、そこに至る前に社食の朝ごはん、年末用のおかずづくり、社食の昼ご飯の用意とあって、しかも朝ごはんを食べに来た人たちの食器を洗ったりも結構大変なのです。
毎年この日は母が使い物になりません。社員が何人もお金を請求にきてその対応に追われ、しかもなぜか浮足立っていて通常の仕事モードが全くオフになってしまうようです。
でも去年から義妹が助っ人にきてくれるようになってまかない婦の負担も劇的に減りました。ありがたや、ありがたや

それでその後身内の宴会に突入したわけですが、これも毎年のこと途中で使用不能宣言をされ退場しました。
それでなぜ今ブログを書いているかと言えばどうしてもしなければならない仕事が残っているからです。それは電子レンジを3階の食堂から1階に移動させることです。
明日明後日はまかない婦と母の完全休業日なので食堂は閉鎖状態、みんなにはお弁当を食べてもらうことになっています。そこを押して3階まで上がってくる人があまりいないため、せめてお弁当なり朝食代わりのパンなり温めて食べてもらおうということです。
そんなわけでわざわざこの時間にまた食堂にやってきて、ついでにパソコンを開けたということです。実は毎年誰かが電子レンジを下におろしてくれているのではないかとかすかに期待しているのですがそりゃあないわな・・・

ということでこれからその最後のお仕事に取り掛かります。皆様良いお年を、そしてもう今年になってしまったので本年もどうぞよろしくお願いします。

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しかしある時、神経痛も発症し神経痛の薬とのかねあいで ワーファリンを別な薬に変えたところ納豆オッケーになりました。
その薬葉ちょっと高いのですが、納豆ごはんの旨さにはかえられないと、神経痛の薬をやめてからももとの薬にはもどしていません。
死んでもいいと食べるのも自由ですが
今はいろんな薬がありますので、お医者様や薬剤師さんに相談されたほうがいいかもしれませんね。
好きなものは体に悪くても食べたい気持ちはよくわかりますが