まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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ずっと昔からまかない婦の頭の中に繰り返し現れる言葉があります。『バホダトブキブキ、バホダトブキブキ』これって何だろうと考えてみました。どうやら自分をおちょくっている言葉のようです。
そう考えると『バカ、あほ、ダラ(金沢弁でバカのことです)、とんま、ブキミな、ぶきっちょ』なのかもしれません。
昨日、まかない婦は最高にバホダトブキブキな人でした。

2か月ぶりにようやくクリニックに行ったまかない婦はすっかり高血圧になっていていったん中止した血圧の薬がほしかったのです。そこで血圧手帳なるものに日々の血圧を10日分ほど書き込み持参しました。
ですが最近では頭痛までするようになっていて、かなりヤバしと心配した母から余っていた(これもどうかと思うのですが・・・)血圧の薬をもらい3日ほど飲んでいたのでここ数日は割と落ち着いた値でした。
クリニックの先生に血圧手帳を差し出し、今日の血圧がやや低い理由を説明せねばと『母から薬をもらった』とくそ正直に言い放った途端、先生が説教モードに入りました。
1,血圧が高いと思ったらすぐにクリニックに来なければならない。
2,他人の薬をもらうことは絶対NG。
わかっててやったことだけど、先生とすればここ突っ込みどころだよね。
説教モードに入った先生に言い出せなくなってしまったことがあります。妹に足がつるのを防ぐ薬があればもらってきてほしいといわれていたのだけれど・・・
「それって、私の足がつるからって言えってこと?」と言わずもがなの質問をしてギロリとにらまれ、『そっ、そうだよね。私だって足つることあるもんね・・・』と自分に言い聞かせながら覚悟してクリニックに来たはずだったのですが、どうしても言い出しにくくてそのまま自分の薬だけもらって帰ってきました。

そして帰ってきて妹にそれを告げたとたん。
「ダラんねえけ!!言わんでもいいことを言って、言わなきゃならんことは言わず、ダラやろあんた!!」
あまりな言われようではありますが、おっしゃる通りなのでツボにはまって笑いがさく裂しました。
そして今度は厨房に戻り、母にこの話をすると一通り大笑いした後。
「あんたそんなこと言ったら、今度は私が先生に叱られるがいね!!」
とこちらもご立腹です。

挙句に今日出勤してきた義妹にこの話をすると。
「アホか?!」と絶句していました。
どこへ行っても季節外れのゴキブリのように激しくぶったたかれたまかない婦です。バホダトブキブキ、バホダトブキブキ

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昨日月に一度の墓参りに行ってきました。

墓参りの帰りにぶらぶらと歩きながら、お寺の近所の方々が玄関先で世話をしている季節の花を見るのが一つの楽しみになっています。

お寺に咲く花もすっかり様変わりしています。ついこの前は梅や桜が咲いていたような気がしますが、もうアジサイの出番です。


まだ咲き始めです。

寄ってみてもかわいいですね。

花簪のようにも見えます。

お寺の入り口のスズランの咲く場所に今はどくだみの花が咲いています。匂いはひどいけど花自体は美しいですね。

ツツジの時期は終わったのかと思っていましたがきれいな鉢植えがありました。

何の花かは知りませんが今を盛りと咲いています。

仁丹みたいな小さな花が精いっぱいに咲いています。

これもアジサイですね。かなり珍しいけど最近はやりなのだとか。
いろいろな花を楽しみながら街中まで歩いたまかない婦と母でした。



実は2か月ほど前にかかりつけのクリニックの先生から高血圧の薬をストップされました。大して高くないから大丈夫だろうという判断です。
ですが本当にそうでしょうか?クリニックで測るとほぼ正常値ですが、自宅で測ると常に立派な高血圧です。これって何?
白衣高血圧というものがあり、白衣を見ると血圧の高くなる人が居るとか・・・てことはまかない婦は白衣低血圧?毛ガニ先生の毛むくじゃらの手を見るとププッと笑ってしまうのが本当は高い血圧を見かけ上下げてる?
とにかく今困っています。多分血圧に起因する頭痛がするようになってきました。しかもここ最近月末なので忙しくクリニックに行けていません。
というかもう2か月ほど行ってないかも・・・
仕事も何とかめどが立ったので明日には行って薬をゲットしてこねばならんです。
ここで血管ぶっちぎれの大変な状態になるのはちょっと困ります。でもまた行っても正常値だったらどうしよう・・・以前風邪をひいて病院に行ったのに検温したら35℃代という情けないことがあったからなあ・・・
まかない婦って性格だけでなく体調の現れ方までひねくれてるのかしら・・・・ちょっとありそうで怖い、自分自身です。


昨日当社の社員が親指の付け根を包丁で切り、かなりの流血事件になりました。

縫ってもらいに行くのかと思いきや絆創膏で治すというのでまかない婦の手持ちのハイドロコロイド絆創膏を一枚あげ、その上を覆う極薄のフィルムも恵んであげました。
キズの処理は昔とずいぶん変わりました。以前は消毒してキズを乾かすため赤チンや粉末状の止血剤などを使ったものでしたが、今では前述の特殊な絆創膏を貼り、しみ出た浸出液でキズを早く治すという方向です。
特殊絆創膏を貼る前に血みどろの手を洗ってもらったのですが、その時すでに止まっていた血がまたしみ出てきました。軽く洗う程度にしてくれればよかったのですがお前アライグマかと突っ込みたくなるほど念入りに洗っていたのであれでは再度出血しても仕方がないかもしれません。
案の定ジャンボサイズの絆創膏でも止められなくなった血が漏れてきて、仕方なくゴム手袋をして隠していました。
デスノートのエルに似た彼が血みどろになりながら薄く笑っている様ははまりすぎていて引いてしまいます。

そう言えばまかない婦も以前にひどく出血したことがありました。東京で一人暮らしをしながら栄養士の学校に通っていたころ庖丁を研いでいて砥石と包丁の間に挟まれた指の先端がズックリと切れ、どこかへ飛んで行ってしまったのです。ほんの数ミリの指の先ですが激しく出血し、1人暮らしの理不尽さを強く感じました。
指の先をずいぶん探しましたが見つかりませんでした。どんなふうになってるのか確認したかったのに・・・多分本体から離れたとたんに小さく縮み上がったのでしょうね。見たかったです。

調理をする人間にとって手の怪我は厄介なものです。小さな傷があることに自分で気づかないこともあるので、まかない婦はおにぎりを作るときは必ず薄い手袋をつけることにしています。
この特殊絆創膏にも随分とお世話になっています。極小からジャンボサイズまで形も様々なものを取り揃えていますが結構高いのが困ります。ですがおかげでひどく深い傷でもこれで治すようになりました。
ただお隣の皮膚科の先生は引退して閉院してしまい、ペインクリニックの先生も亡くなってしまったので気軽に行ける病院が減ってしまったのは残念です。
そう言えばペインクリニックの先生が亡くなってから肩こりがひどくなっています。ひどくなれば何とかしてくれる先生を失った今、なし崩し的にひどくなる肩の痛みに少々途方に暮れているまかない婦です。


今日は先日のまかない婦と母の月一の休日に外食したカフェアルコ・メルカートさんの料理などを紹介しようかと思います。
オープン当初からまかない婦と母のお気に入りのお店です。何より野菜をいっぱい使った料理がとてもおいしく、価格もリーズナブルです。

頼んだものがコース料理のように順に出てくるのもなかなかポイント高いです。
ただここ数年外国人のお客さんがとても多く、ここはどこの国かと思うほどですが、もともとバックパッカーだったこの身にはかえって懐かしいような気さえするのです。
近くのホテルがホリディ・イン系列に変わったためウエスタンの外国人が多いのも面白いところです。
まずはビールとワインで乾杯しました。



まず頼んだのは母の大好きな温泉卵ののったシーザーサラダです。厚切りのベーコンがまだ熱々でいつ食べても美味しいですが、卵が最後まできれいに食べられないのが秘かな悩みです。

次は梅貝のココット焼きです。にんにくが利いていて良い味です。

このお店のパスタはいつ食べても旨いです。今日はペスカトーレにしました。
母が
「会社のスパゲティもこれくらいの硬さにに茹でればよいのに。」というのですが、会社では所詮大量調理なのでアルデンテに茹でたつもりでもやってるうちに軟らかくなりがちです。

鶏とアボカドの鉄板焼きです。この手の物は最後まで暖かく食べられるところが良いと思いますが、Sを頼んだので2つに分ければあっという間の消費行動の末冷める間も無く2人の口中に消えていきます。
食事をしていると以前から働いているスタッフの方が挨拶をしに来てくれました。
「お久しぶりです。」と嬉しそうです。
私たちももっとたびたび来たいのですが和食一辺倒の叔父と外食するようになってからこのお店に来る機会がぐっと減りました。
和食好きとはいっても野菜の料理が結構好きな叔父ですから、このお店の料理は口に合うと思うのですが外人だらけでワイワイと騒がしいこのお店の雰囲気はダメかもしれません。

ブレンドコーヒーで〆て機嫌よく帰宅した母とまかない婦でした。


いつ来ても美味しい料理でもてなしてくれるこのお店はまかない婦のおすすめの金沢のレストランです。和食ばかりが金沢じゃないよ。地物野菜や魚をふんだんに使ったこのお店の料理、もっとたくさんの人に食べてもらいたいです。
てか、もうすでに連日にぎわってますな・・・


昨日会社が休みだったので昼過ぎから駅前に遊びに行きました。本当のところ家で読書をしている方が幸せなのですが、このままでは引きこもりのお婆さんになってしまいそうです。
母と2人駅前のフォーラスまで行ってみました。ここには品揃えの良い本屋さんが入っているのでまかない婦もよく行きます。
映画でも観ようかと思ったのですが丁度良い時間に始まる映画もなかったので取りやめにし、まずはお茶でも飲もうかということになりました。
丁度映画館と同じ階にカフェがあり、一度も入ったことが無かったのでトライしてみることにしました。

母はお店のおすすめのカフェラテにしたようです。

まかない婦はアイスベリーティーです。ベリーの風味が利いていますがスプーンがないので食べることはできず少し残念でした。
この後もちろん本屋へ行き文庫本を4冊ほど買いました。やはりまかない婦という立場上食べ物関係のお話にかなり惹かれます。

買ったのは今野敏さんの本が一冊と、『かくりょの宿飯』というファンタジーです。早く帰って読みたいと思いましたがとりあえず外食することに決めていました。
なぜならブログもまだ書いてなかったし、ひとりゆっくりパソコンに向かうには厳しい母を先に寝かす必要があります。外食した後は母はほとんどすぐに部屋に帰り寝てしまいます。
まかない婦は
「米も私がとぐから良いよ。」などと言って母を安心させそのあとゆっくり自分の時間を楽しみます。ほぼ毎回この後は読書三昧です。
お前も悪よのぉまかない婦・・・

黒い笑みを浮かべながら厨房へと向かったわたくしです。


今日は月に一度のまかない婦のお休みの日です。昼過ぎから母と買い物に行く約束をしましたが、それまでは寝ていようと歌っていようと自由な自分の時間です。

いちばん好きなことをして時間を過ごそうと昨日は明け方5時まで小説を読んでいたのでそこから朝寝に入りました。

すると午前中の9時過ぎあたりに何やら大きな音がして人が入ってきた気配で目が覚めました。なんだか失礼しましたなどと聞こえたような気がします。

まかない婦が眠っていたのは自分の部屋ではなく本社ビル5階の自宅部分で以前は父の居室だったところです。
自分の部屋に寝ていると朝3時ごろからの騒音が凄まじいうえ、出入り口に荷物を積み上げ出入りすることもできない状態に毎朝腹を立てなければならないという理不尽に耐え切れず父の居室に避難生活を続けるここ何年かの毎日です。
この部屋の入り口のドアには鍵をかけていたはず、そこを突破してはいってくるのはマスターキーを持っている人か何らかのメンテナンスの会社でしょう。
思い当たるのはエアコンのお掃除です。
知ったことか!どうせこの部屋ではメンテナンスが必要なほどエアコンなんかは使っていません。ふてぶてしく寝続けさらに本を読みグタグタと時を過ごしました。
母と約束した午後3時にエレベーターで降りてくると、エアコン掃除の人たちがまだ働いていました。まかない婦の中ではふてぶてしいおっさんの様相を呈していたはずのその人たちはまだ若いお兄さんたちでした。
す、すまん・・・でも月にたった1日の朝寝をだれにも邪魔されたくはなかったです。自分の部屋ではないので文句も言えませんが、こんなことがあるのを理解しているので100%くつろぐこともできない哀れなまかない婦です。
いずれ会社が移転すれば晴れて自分の部屋で眠れるはずです。避難場所がいくら素晴らしい部屋でも自分の部屋ほどに良い部屋はありません。
いつか心にかかる雲もなく、ゆっくりと眠れる日が来れば嬉しいのにと思う今日のまかない婦でした。

やはり心配していた通りのことが起こり始めました。
昨日作ったかに玉の卵と出汁が余ったので混ぜ合わせて大きな茶わん蒸し状の物を作り朝ごはんに食べてもらおうと思ったのですが、レンチンしてひと混ぜしようとしたら卵が泡を吹いていました。

あっ、ああああああダメですね・・・

それでもあきらめきれず少し食べてみましたがやっぱりダメ、かすかですが酸味があります。

もったいないけど大鉢いっぱいの茶わん蒸しは廃棄処分です。
こればかりではありません、切れ漬けは酸味が強くなったので甘辛く煮付け、蕪の葉の漬物は色が悪くなってきたのでゴマ油で炒め甘辛く味付けします。
出してあったスパゲティがおかしなことになる前に卵に混ぜ込んで焼き上げ、代わりに茹でてあったうどんを使って焼うどんを作りました。朝から大変なリメイク料理三昧です。
ですが大茶わん蒸しは以前にも翌日作ろうとしてダメになっていたので、温かいものをなどと思わず昨日のうちに完成させておくべきでした。これだけ暑くなれば冷たい茶わん蒸しで充分喜ばれたはずです。
判断の誤りが損失になります。次回からこの轍は踏むまいと心に刻んだまかない婦です。
そして今日は濃いめの味付けの煮物と、ひじきの煮物にして損失防止を図った献立に組み替えました。
少し警戒を強め、頭を使いながら仕事を薦めなければならないようです。
どんなにくだらない素材を使っていても食中毒だけはまっぴらごめんです。


今日は金沢らしからぬさわやかな良い天気です。暑いというほどでもないのですが涼しくもありません。梅雨の足音が聞こえてくる今日この頃、気になるのは食品の傷み具合です。
もともと売れ残ったり返品を食らったりのおかしな食材を使うことの多い当社従業員食堂ですから出来上がった食べ物は出来るだけ早く消費してほしいのです。
ですが朝の7時前から昼過ぎの3時ごろまで、朝ごはんから昼ご飯が終わるまでのあいだ食卓に出されている数々のおかずが傷んでしまうのではないかと気が気ではないまかない婦です。
野菜がたくさんあるので漬物類も手作りのものがほとんどで、味付けもそんなに濃くはないので傷んでしまうことも無きにしも非ずです。
そんな時頼りになるのは官能検査ですが、これは人間の味覚嗅覚視覚などを使った検査法です。早い話が食べてみるのです。

まかない婦は毎朝いろいろなものを少しずつ食べてみていますが、あれっ?っと思ったものはたいていダメですね。栄養士の学校で習った通り簡便ながら精度の高い検査です。
そう言えば昔山小屋で働いていたころ買い取ったポテトサラダの缶詰がすでに期限切れだったことがあり、開けたとたんにポテトサラダが吹き上がるという珍事がありました。
もちろんお客様には出せませんが、従業員の食事にでも使えればと思い開けてみたのです。ですが吹き上がるポテサラは官能検査の対象にすらなりませんでした。
そんな分かりやすい事例は無いのが普通です。ただこの時期味付けの薄いおかずは本当に要注意です。本当に暑い季節になってしまえば冷房が入るので中途半端に暑かったり湿気が多い梅雨時の方が危険です。
これから当分気の抜けない日々が続きます。

幸いなことに今まで食中毒という不名誉な事故はありませんが、この時期さらに気を付ける必要があります。ストレスに弱いこの身には辛い季節の到来です。


実はつい先ほど大事件が勃発しました。
今日は半年に一度のお掃除の日です。契約した会社の方が朝早くからいらっしゃり窓や床、正面の大きなシャッターも掃除してくださいます。おかげで建ててから28年も経っている割に自社ビルはきれいに保たれています。
でも今日は一つ余分な仕事をお願いしました。酒屋の天井で回るファンと換気扇の掃除です。こちらも改築してから10年以上一度も掃除をしていません。あまりに高いところにあるのでやりたくてもやれなかったというのが無精の理由です。
OKをもらってああ良かったと思っていたのですが、みんながお昼を食べている時に母が血相を変えて食堂にやってきました。
「うちの会社に救急車が来た。」
えっ?また?
よくよく聞いてみるとどうやら酒屋の掃除中の事故のようで、当社の社員ではありません。ありませんが大事です。消防や警察の人が何人も来ているようです。何や足場から落ちたとか・・・
自分が頼んだ仕事がたぶん原因なのだと思うと心は激しく動揺しました。酒屋まで行ったのですがどうしてもドアを開けれず気持ちはどんどん重くなりました。

ブログも今日は書けないとパソコンさえ電源を落とそうとしたのですが、お掃除会社の社長さんが事情を説明に来てくださり足首の骨折で済んだからと聞いて、凍り付いていた心がようやく緩みました。
本当に毎日いろいろなことが起こるものです。
ようやく緊張も解けこれから母とお茶でも飲もうかと思えるようになった今の私です。


今日メールのチェックをしていたらクックパッドからメールが入っていました。『かきいち』としてクックパッドに企業としてのページを持っているので、『今週あなたのレシピが○○回見られました』とかその他にもいろいろとメールが入ることはありますがなんとなくいつもと違う感じなので開いてよく見ると・・・
つい最近アップしたレシピの材料の欄に書き込まれているのに作り方のところで登場していない素材があるので編集しなおしてほしいという内容でした。
えっ?238万レシピもあるのにこんなに細かいところまでチェックしてるのか?

自分のレシピの不備のことよりそちらの方に唖然としてしまいました。クックパッド恐るべし!心底感嘆し、素晴らしいと思いました。
我に返ってそのレシピを開いてみると、おっしゃる通りぶっ飛ばされている部分があります。慌ててマイピクチャーから写真を引っ張り出し、作り方の欄に書き込むと、上の方に『編集しましたぜ』とお知らせする箇所があり、至れり尽くせりの構成にもう一度感心しました。
さすが天下のクックパッドです。1/2380000のまかない婦のレシピもちゃんと見ているのですね。
とりあえず問題のレシピを引っ付けて置きます。

このレシピの作り方の5の部分がそっくり抜けていました。一応直しましたが、これでOKなのかしら?
今まで結構やっつけでやってたからほかにも不備があるかも・・・
そう言えば会社の従食用に作った椎茸の佃煮のレシピをアップした時、調味料の分量がきちんと記入されていないとメールが来たこともありましたっけ・・・
「醤油はドドドーと入れて、ファッファーと煮るがや。」などと言って料理を作っていた祖母のそれでも美味しかった料理に随分感化されてるからなぁ・・・
妹など豆腐の味噌汁を家庭科の授業で作ったときに先生から
「あなたのお豆腐の切り方は普通の4倍の大きさです。」と咎められたそうです。婆ちゃん、何でも具は大きいのが標準でした・・・
クックパッドに感心しながらも婆ちゃんの料理に思いをはせる今日のまかない婦です。

今日最悪に黒く不気味な様子を呈している揚げ油で揚げ出し豆腐を作り、グロイ油を廃棄処分にしました。揚げ出し豆腐は廃棄前の油で作ると良いと調理師学校時代の先生に教わり、それを何十年も真面目に守り続けているわたくしです。

そしてその揚げ油を固めて捨てようとフライヤーから専用の容器に移そうとしたところ下に落ちず、左横に飛び散ったためフライヤーのあたりがドロドロの油まみれになっています。
折悪しく厨房の掃除を一昨日やったばかりなのでガッカリ度半端ないです。

いえいえ、毎日掃除しろよとどこからか突込みが入りそうですがこれでも結構忙しいまかない婦です。もう薬が切れたまま1か月半ほどかかりつけのクリニックにも行っていません。2日前にようやく時間を作り行ってみたら午後休診でここでもまた大がっかりです。

結局洗剤の原液を撒いて念入りにもう一度掃除をすることになったのですが、その際義妹の足に水しぶきがかかったらしく大声で騒ぎたてられました。
「ああ、うるさいわ。あんた元気やね。」と言っておきました。声の大きさがその人の元気度を表しているような気がします。義妹はものすごーーーく元気です。
毎日の生活は結構大変そうなのに不思議な人です。まあ、一緒に仕事をする身としては元気であってくれた方が助かっちゃってるわけです。
明日はそんな義妹が休むことになっているのでまたしても忙しさがアップする見込みです。この後少しだけでも仕込みをしたいと思っています。
そんなわけで今日はここらで失礼します。ホナ



まずこちらをご覧ください。昨日花屋さんで芍薬を安く売っていたので買ってきました。ピンク色の方です。
すると義妹が自分の家に咲いている芍薬の方がきれいだからと言って白い方を今日持ってきてくれたのです。どちらも見事に美しく咲いています。
さて、最近首が痛くてたまりません。こんな時に頼りになるペインクリニックの先生が病気で亡くなられてしまったので、ことさら首が痛みます。
今まで少々首が痛くても、どうしようもなくなれば先生に頼れると思っていたので何とかやり過ごしてこれたのですが、頼みの綱の先生がいなくなってしまったので急に悪化したように思います。
まかない婦ばかりではなく弟と妹、それに社員の中にも先生に依存していた人間がいて、同じように途方に暮れています。
特に弟は週に何回も先生のお世話になり、すっかり友達のように付き合っていたので甚だしく動揺しています。
毎年会社ごとインフルエンザの予防注射もしていただいていたのに・・・
麻酔科の先生だったので注射が上手くて痛みがほとんどないのもありがたかったし、気さくな性格でいろいろ話しかけてくださるのでクリニックに行くのも体調が悪くて行っているはずなのに全く苦になりませんでした。
本当に本当に残念です。
痛む首をさすりながら先生を思っています・・・

昨日取引先の営業の方が配置換えになるからと新しく当店の担当になる人を連れて挨拶に来てくれました。

まかない婦はその場にいなかったのですが、そのあと近江町市場でたまたまお会いしました。
ここ何年もお世話になった浜ちゃんは当店にとても良くしてくれました。一般に回りにくい品を入れてくれたり、無理な注文にも対応してくれてまかない婦の知る限り代々の営業の方の中でも断トツ一位の貢献度です。
以前の営業の方には
ま「あ~あ、前の営業の人の方が良かった。」と面と向かって言い放ちズンドコまで落とし込んだり
ま「ねえねえ、いつもメモしていくその手帳、ひょっとして消える手帳?この前お願いしたこと書いてたよね?」などと真顔で聞き、かなりフレンドリーな営業の方をドン引きさせたりしていたのですが浜ちゃんに限ってはそんなことほとんどなかったです。
あっ、これ悪気とか嫌味ではなく心から素直に滑り出て行った言葉です。ほんと傷つける思惑は0%だったのですが・・・
新しい係りの方が浜ちゃんほど使える人なのかどうか今少し心配しています。

当社でも諸事情により配置換えがありました。あっちこちに飛ばされる社員は迷惑なのでしょうが、どこにも使えない男というわけではなかったということで納めていただくしかなさそうです。
そう言えば酒屋の取引先会社の店長さんたちの移動が激しすぎて、今どこのお店にいらっしゃるのか追い切れなくなってしまいそうです。
この会社の場合は業務拡張が著しいのである意味おめでたいことなのですが、日々衰えるこの頭ではすべてを把握するのがどんどん難しくなり、今では酒屋の仕事はほぼ妹に頼りっきりでただのパシリに成り下がっているまかない婦です。
考えることを止め、ただパシっているのは存外気楽なご身分です。
ああ、今日のお昼に以前当社で長年働いてくれていた人に呼び止められました。手土産に焼き立てのぱんをもってきてくれたそうですが、母は同窓会で県外へ、弟はゴルフで出社しておらず、義妹は外出中、そんなわけで焼きたてのパンは妹のところに持って行ってくれました。
妹が生まれる前から当社で働いてくれていたこの人はことのほか妹を可愛がっていました。最も今では可愛らしさのかけらもないわが妹ですが、過去の幻影の中に生きている小さな女の子をいまだに可愛く思ってくれているようです。
人間って不思議ですよね。
まかない婦もさっきちょっとだけかじってみましたが、身の危険を感じてしまうほど美味しいパンでした。3切れだけわけまえとして頂きましたが速攻食べそうで怖かったのですぐに冷凍しました。
デブにはメガトン級に危険な食べ物のようです。


この前の日曜日『ワイン金沢』という催し物に行ってみるつもりでいました。ですが、一緒に行こうと誘った妹に振られ、次に声をかけた母にはもっと手ひどく拒否られました。

いや、酔っていたのであまり覚えてはいなかったのですが、酔うと感情がむき出しになりがちな母にかなりひどく断られたことだけは半分イカレタこの頭にも残っていました。
また前日の夜叔父に誘われて飲みに行ったこともあり『イベントに行こう』気分はダダ下がりに下がっていました。
そしてまた最近お気に入りのインターネット上でしか読めない小説にのめり込んでしまったのです。最近では翌日会社が休みの日は夜中の3時ごろまでパソコンを開いて何度も同じ話を読み返しています。
本当は本になった物の方がよほど読みやすいのですが見つけてしまった宝の山の中でマタタビをもらった猫のように溺れています。無尽蔵の読み物が見にくい画面の向こうでまかない婦を待っています。

そんなわけで行くはずだった外出もせず、寝っころがってパソコンにかじりついていたまかない婦に母が冷たい目を向け言い放ちます。
「あんた異常やわ!!」
えっ?何をいまさら・・・もしかしてまともな人間だとも思っていたのかと反対に驚いちゃいました。
もちろんまかない婦は異常ですよ。うるさく非難されたくないのであなたが自室に去ってから毎夜パソコンでお気に入りの作家の追っかけしてますけど何か?
非難されたことより、母が現状をあまり把握していないことにかえって驚きました。

一日に何度もひょっとしてお話が更新されているのではないかとページを覗き、まだとわかるとお気に入りの場面をリピートする。すっかり追っかけになってしまった自分を嗤う今日この頃のまかない婦です。


14日の土曜日に、また友禅作家の叔父からお誘いがあり外食することになりました。今回は『馬数』さんという超人気店です。
叔父は先日頂いた勲章を見せてくれました。

結構キラキラしています。胸に付けたところを写真に撮りたいと言ったのですが軽くスルーされました。恥ずかしかったのかな?
とにかく母と叔父はビール、まかない婦と叔父は日本酒で乾杯です。あっ、叔父はビールと日本酒両方飲んじゃってます。



突き出しは蕨と何かのニコゴリでした。季節の味です。

刺身好きの叔父のために必ず注文する盛り合わせです。本当は好きではないガンドの刺身が(鰤の一回り小さい奴です)むっちゃ美味しかったです。サヨリ、ハタハタ、甘海老、梅貝、鯵、イワシ、カワハギ、赤イカ、マグロ、カジキマグロ、鯛だったかな・・・どれも旨いです。

このお店に来たら必ず頼む野菜サラダです。珍しい野菜がいっぱい入っています。黄色と赤紫の人参、赤茄子、シオーナ、エシャレット、トレビス、チコリ、紅芯大根、ビーツ、ズッキーニ、フルーツトマト、マイクロトマト、カリフラワー、などですか・・・まだあったけど忘れたなぁ・・・ドレッシングは柚子にしました。
ここのサラダは本当に楽しみです。一応野菜ソムリエ(ジュニア)でもあり八百屋の従業員でもあるまかない婦ですが、これなんだろうと首をかしげる野菜も時々あったりします。

イイダコの煮物です。とても美味しかった。


すっぽんのスープです。土瓶蒸しのような小さな器に入っています。1人一個ずついただきました。スープが美味しいですよ。


白子焼きです。

梅貝と金時草の酢の物です。酢の物好きの叔父のためオーダーして作っていただきました。

まかない婦は〆に卵かけご飯を頂きました。

叔父と母はおにぎりを頼んだのですが、このお店ではおにぎりは壺に入って出てきます。

焼きおにぎりと特選オニギリです。タラコかな?
このお店本当に料理がおいしいです。母も叔父も気に入っているのでまた近いうちに来ることになりそうです。
最後にもう顔なじみになったこのお店の御主人夫婦と妹さんからもおめでとうの言葉を頂き、店を出ました。支払いもすっごくリーズナブルです。本当にお薦めのお店です。


昨日従食で久しぶりにオムライスを作りました。いつの間にか喫食者の数も増え、40人近くの昼ご飯を作っているまかない婦にとってオムライスはちょっと手ごわいメニューです。
調理師学校の洋食の先生だった高田先生がしっかりと教えてくださったおかげで、プレーンオムレツが焼けるのでオムライスも何とか作れます。本当は卵でくるまなければならないのですが、それなりに端に寄せて皿に落とせば何とか形になるのでキッチンペーパーで形を整えます。
本当はくるむこともできないわけではないのですがこの方が時間がかかりません。何よりいろいろな社員が混在しているのでちんちくりんのオムライスから巨大なものまでバラエティ豊かに作らなければならないので時間が勝負です。

大中小のオムライスを並べてみました。ちょっとした興味で一番大きいのをはかりで測ってみたら1.7kgほど重さがあったので驚きましたが、あとで皿の重さを量ってみたら実際のオムライスは900g弱の重さしかありませんでした。思った以上に大皿って重いんですね。

特大のオムライスの卵がちょっと焦げ気味なのはチキンライスをのせて巻くときに破れないようにほかのサイズの物よりしっかり目に焼くためです。

チキンライスを作る中華鍋も特大です。これ以上となったら回天鍋しかないかな?
社員はこのオムライスを食べた後、余力のある人はジャーに入れたチキンライスも食べます。今回は一升近く残ったので明日の朝欲しい人に食べてもらった後はチーズをインしたライスコロッケにでもしようと思っています。
使いまわしも考えながらの調理はなんだかパズルみたいで結構楽しいです。
今日ワイン金沢に行こうと思っていたのに結局外出せずまたいたずらにグダグダして読書にいそしんだ一日でした。なんだかすでに十分悪い視力がさらにダダ下がりにダメになっているような気がします。
このまま本も読めなくなったらかなり困るなぁと最悪のシナリオに思い至り、秘かにおびえるまかない婦です。


知り合いの方の息子さんがただいまイギリスでホームステイしながら留学の準備をしているらしいのですが、お金が無くなると家に連絡が来るのだそうです。
「床屋でヘアーカットするから1万円、いやヘアカラーもしたいから3万円送ってくれ。」と言って来たり
「洗濯機を一週間に一度しか使えないからパンツを買わなきゃなので1万円送ってくれ。」などなど送金依頼はかなりのようです。
それにしてもパンツに1万円ってどうよ?女性用のラブリーなパンツではあるまいに男の人のパンツなんてそんなに高くはないのでは?といぶかるまかない婦に母が言います。
「何枚も買わなきゃいけないからでしょうよ。」
えっ?穿いて一枚かぶって二枚、両腕に通しても四枚しか要らんでしょう?てか7枚でOKだよね?そんなに要る?第一ある程度はもう持って行っているよね?
そんな話をしていたらパンツつながりで妹が言い出しました。先日テレビで見たんだけどパンツをかぶり自転車に乗った男がどこやらで出没しているのだそうです。しかもパンツのお股の部分が鼻を隠しているというハードなかぶりです。
そしてそのパンツかぶりが通りすがりの女の人の尻を揉んでいくのだとか・・・
なんてすばやいお手でしょう。自転車で通り過ぎざまに揉むとなればよほど素早く指を動かさねばなりません。そうまかない婦が疑問を呈すると、母が
「鍛えとるんや。」と言い放ちます。
それってどんなトレーニング?てか、うちの母パンツかぶり贔屓か?
ああ、下品な話で申し訳ございません。

あしたの『ワイン金沢』という催し物に行きたかったのに道のりがかなり遠く、ちょっとしたへそ曲がり気分ののまま書いてしまいました。ダメですね。


今日の昼ご飯の話です。揚げ油がそろそろ交換時期に近づきつつあります。その前にとりあえず鶏のから揚げと魚の揚げ物、揚げ出し豆腐などは作りたいと思い、から揚げを作ることにしました。
喫食者は40人弱。から揚げ用の鶏もも肉は6kgで鶏皮が4~5kgほどありました。肉と皮は別々に切り、肉に鶏皮をグルグルグルリと巻き付けて揚げていきます。一重では揚げている最中にはがれてきそうだと思ったらもう一枚巻きます。
そして揚げあがったから揚げは赤ん坊のこぶしほどの大きさです。

こんな感じになっています。あまりにも大きすぎるためか、必ず切ってくれと言って来る人が居るので自分で切ってもらうためナイフも用意してあります、
写真上部の小鉢のおかずは副菜ですが、この中から一種類を選んでもらうことになっています。今日は蕪の葉の納豆和えとブロッコリの納豆和え、焼きナスになりました。
鶏のから揚げがダメな人(ダイエット、鶏肉嫌い等)には自宅用に作った鶏肉のハンバーグや煮物、コロッケ風の揚げ団子や小エビのかき揚げ&かぼちゃの天ぷらなどを回しました。
小エビは自宅用に買ったものでしたが、使い切れず傷む前にと今日かき揚げにしました。
副菜には昨日上がってきた大ぶりのブロッコリ6個を茹で、納豆で和えたのですが社長が
「ブロッコリと納豆は合わない。」といちゃもんをつけてきたので
「他所で食えや!!」と吠えておきましたが、全く気にもしていないようです。
蕪の葉の軸を漬け物にするために邪魔だった蕪の葉先を茹で、これも納豆で和えてあります。
あと、大きめの中茄子が上がってきたので焼きナスにしました。
義妹が漬物にするために社員が廃棄処分にしようとしていた白菜の外葉を奪取してきました。これで汁物も作ったようです。
こうやっている中でもやれ嫌いではないけどこのおかずはいらないだの、食べてはいかんと言われているもののこのおかずが食べたいだのいろいろ言う人が居てそのたびこの小さな心は揺れています。
いっそ耳が遠ければよいのにとすら思います。
そんなこんなで余るはずのなかったブロッコリの納豆和えが鉢にいっぱいほど返品されています。
恨むぞ柿市・・・

明日のおかずづくりへのモチベーションがダダ下がりです。もー何も作らんけんね!!


昨日は中央市場が休みだったので会社も休みでした。母がお友達とランチに行ってしまったので結構忙しかったのですが3時ごろにはほとんど洗い物も終わりました。
その後またパソコンを開き、最近お気に入りの作家さんのページを開き小説の続きがアップされていないか確かめ、まだだとわかってちょっとがっかりしました。

この作家さんにはまる前に超お気に入りだった作家さんのページを開けると、まかない婦の大好きな小説の4巻がすでに先月発売されていたことに気づき、久しぶりに外出することにしました。
この本は近所の書店では取り扱いがなく、駅前の書店まで足を延ばさねばなりません。たった一冊の本のためバスに乗ってお出かけです。


本はすぐに見つかり、にぎやかな駅ビルの中でお気に入りの生麩を購入。そのあとバスで取って返し、今度は母の日のプレゼントを物色しました。分かってます、すでに遅きに失していることは・・・

結局買ったのがこの杯です。足のところがパンダと正体不明の生物でできていて面白いうえそこはかとなく不気味です。

母は喜んでくれましたがこれがパンダだとは思えないようです。ほかの何に見えるのか教えてほしいまかない婦です。
この器で日本酒を飲むことになり、自分も個性的な盃を出してみました。

意味不明な羽のような突起がついている内側がとろりとした銀、外は白の変わった器です。時々これで飲んでいるとその器のどこが良いのかと母が不審そうに見ていますが、結構気に入っています。
飲んだお酒は在庫が少なくなってきた初しぼりです。手取川、夢醸、宗玄と残っている銘柄も売れ残りとは思えないほど良い蔵ばかりです。まあ、良い蔵の物を厚めに仕入れたので最後まで楽しめる感じになっています。
良いことばかりではありませんが、毎日の暮らしを少しでも楽しくしていこうと思っています。


流れっぱなしの水道修理が終わり、使えないお兄さんが帰った後、今度は食洗器修理の若いお兄さんがやってきました。
小一時間ほど食洗機の周りを這いずって何やらしていましたが、その人がまかない婦に声をかけてきました。
「あのー、オーバーフローの管から水が漏れるのは当たり前なんです。それをきちんと排水溝につなげれば・・・」
いいえ、あんちゃん、その食洗機は使っている間はもちろんのことスイッチを全部切ってもチャラチャラチャラチャラ一晩中水が漏れているんですよ。運転中にオーバーフローがあるのを当たり前としてもそれはおかしいでしょう?
それを聞いてあんちゃんは首をかしげ、また食洗機の中やら下やらに体を突っ込んで調べていました。
しばらくすると壊れた部品を見つけだしまかない婦にもそこから水が漏れているのを確認させてくれました。
「部品の交換のため見積もりを出させてもらいます。」あんちゃんの言葉に少し怯えが走りました。
「見積もりってことは・・・そんだけ大事ですか?」
まかない婦の中に『見積もり=食洗機全とっかえとどっちが得か考えてみよー』のイメージがあります。まかない婦の怯えを察したように
「そんなに大事ではないのですが・・・」と言葉を返すあんちゃんですがその・・・の部分は何?怖いけど聞いてみたい気がしました。
まあ、どのみち食洗機なしでは成り立たなくなっている厨房ですから、お金がかかっても修理するしかありません。その見積書が穏便なものであることを願うばかりです。
ドレッドヘアーのようなチャラい髪形のあんちゃんでしたが先ほど水道修理にきた真面目そうな人よりはるかにいい仕事をしていきました。
ただ、さっき見たら食洗機の中の部品がしっかり止まっていなくて指で押すと上下に揺れました。本来固定されているはずの部品のどこをどうやったらこうなるのか今度来たらこれも元通りに直してもらおうと思っています。
そうそう余談ですがドレッドヘアーの画像を検索したらインドのサドゥーが出てきました。これもドレッドヘアーなの?
また一瞬で過去に引き戻されココナツを頭上に差し出しながら踊らされた(まじないのためらしいです)痛い過去を思い出したまかない婦でした。

ついに今朝ここ数日厨房チームを悩ませていた水道がぶっ壊れました。カランが空回りしてお湯が出しっぱなしです。

上から抑え気味にして回すと少しだけたれ落ちる湯が細くなったりはするのですが、結局またピュルルルルルなどと歌いながら激しく垂れ流したりするのです。

ここでようやくメンテナンスの会社に連絡をとり、小一時間で修理の方がやってきました。ああ良かったと安心して昼ごはんのおかずを作り続けていたのですが、すぐ隣で作業していた方が言ったのです。
「ここまでは直しましたが、これ以上は部品がないので・・・」
ま「エッ?エエエエエエエエエッ??」

ここまでも何もびた一文変わっていないし、お湯ダダダダダダと垂れっ放しだし・・・
動揺して心の中で言ったはずの『エッ?』が口から飛び出しちゃってたようです。
メンテナンスの会社の方が部品を取りに会社に戻られた後、義妹が呆れてまかない婦に意見しました。
義「あんた何や、あんなことぐらいで動揺して、ほんとに心のちいせぇやつやな。」
言われなくても知っている。身体ばかりは大きくて一見大らかそうなまかない婦は些細なことにもびくつく小心者です。そうでなければお化けを見たと勘違いして過呼吸の発作を起こすはずなどありません。
それにしてもあれは無いでしょう?
義妹や母にしても
「水漏れ直しに来るんならたいがいの部品持ってくるのが普通やろう。まさか出張料2倍取るつもりじゃないやろうな?」などとブーたれていたよね?
それでもようやく水道がまともに出したり閉めたりできるようになって、こんな些細なことにホッとしている厨房チームです。何事もない普通の毎日が本当にありがたいことなのだと改めて思った今日の日でした。

* by ターチK
6/8のブログをみて、柿市の営繕担当の私が呼ばれているような気がしました、でも事は急を要したみたいですね、水道修理のプロが部品の持ち合わせが無いということは、プロ失格です。
Re: タイトルなし * by まかない婦
ターチKさま、本当にあの水道工事の人には呆れました。
そのあと食洗機の修理の人が来たのですが、その人はまともでしたよ。でも同じように部品がないと言って帰っていきました。そちらは納得できる感じだったのでただいま部品待ちの状態です。
そのあと食洗機の修理の人が来たのですが、その人はまともでしたよ。でも同じように部品がないと言って帰っていきました。そちらは納得できる感じだったのでただいま部品待ちの状態です。

ゴールデンウイークがとうとう本当に終わり、昨日はやっとじっくりと休める日曜日でした。
昼食を出番の人たちに食べてもらった後、後片付けはほぼ母にしてもらってブログやご飯日記を書き、最近はまりまくっている小説をこれで何度目か読み直しました。
そのうちウトウトして寝込んでしまい、正しいグタグタの日曜日を過ごしました。

目が覚めるともう夕方です。母の日だけとどうしようかな?プレゼントを買いに行くのにも中途半端な時間です。
それじゃあ自宅の晩御飯を少し盛って母に喜んでもらえるようにしようと思い立ちました。
既に大根と鶏肉の煮物はスタンバイ、茄子のオランダ煮も作って冷蔵庫で冷えています
だったら母の喜びそうなロゼのスパークリングワインを買い、彩の良いサラダを作ることにします。
先端だけが傷んでいるので渡された胡瓜と生姜を千に刻み、大好きなカニ足かまぼこの香箱を上に飾ります。ここまでは食べられないかもしれませんが、手をつけなければ翌日の副菜に回せます。

そしてこれがその晩御飯です。サーモンピンクのスパークリングワインは辛口ですっきりした味わいです。手前の丸いものは枝豆豆腐。義妹にもらった甘口の醤油でいただきます。
この他に春祭りだったので母が赤飯を買ってきてありました。昔は苦手だった小豆が今では苦も無く食べれるようになりました。年を取ることも悪いことばかりではありません。
母の日のプレゼントはまた後日ということで、とりあえずは晩御飯でお茶を濁しておいたまかない婦でした。


金沢は今日割と良い天気です。調理中少し暑苦しさを感じたので食堂の窓を開けてみました。
一辺以外は外れてしまった役立たずの網戸がまるでカーテンのように優しく風に揺れています。
調理場では最近無茶苦茶固くなってしまった蛇口から突然水が漏れ出し、これ以上締め付けられないほどなのに一向に水が止まりません。
そしてドゥルルルルル、キューイクプクプなどと水漏れの音とは到底思えないおかしな音を立てています。
数年前から腱鞘炎で痛い手首にさらに負荷をかけグッとカランを閉めては見ますがいったん止まってもまたすぐにおかしなミュージック付きで水が漏れ出します。
何とかシリコンの道具を使ってすべてのカランをきつく締めても、今度は食洗機の奥からタタタタタタタと水漏れの音がします。

この食洗機の水漏れの修理に何度来てもらったかわからないほどですが一向に直らぬ頑固者です。
今日の麺類のお供にネギを刻めば、塔立ちしてカチカチに固くなったネギが刻んで水にさらそうとしても少しの軟らかさもなくまかない婦の手に抵抗しています。
すべてのものが思うようにならないような気のする今日の日ですが、お日様が見えるというだけで心は少し軽いのです。
今日は母の日だそうですが、どうしようかな?
母と相談してこの後の予定を決めようと思っています。とりあえず「お母さんありがとう」


小さなころから父に『道楽者』と呼ばれて育ってきました。呼び名は『クソメロサ』、雅美という名前もあったのですが・・・メロサとは女性の蔑称でさらにそれにクソもついているひどい言葉です。
道楽者と言われたのは究極の運動音痴のためキビキビした動きができず、いつもダランダランとしているからだと思います。

毎日ケンカする父と祖母とのバトルの隣で生きてきた割に3人兄妹のだれもぐれたりしなかったのがある意味不思議です。
父からは道楽者と言われながらも実は結構まじめだったので働き始めても手を抜くことができず、1人だけ朝早くから働いたりしたのですっかり浮いてしまい職場で孤立していました。
次に働いた尾瀬の山小屋では1人だけ働いたりしないように自分で自分を戒めていました。その次働いた病院の栄養科では思うように働けず随分追い詰められました。
考えてみれば山小屋で働いたのが一番楽しかったように思います。閉鎖された空間で喧嘩したり飲み明かしたり、その時の友人が一生モノの友人になっています。
今は自宅兼職場の青果物業で働いていますが、背中を支えてくれる人たちが居るので何とかやって行かれます。
今日同窓会の案内が届きました。見たとたん憂鬱になりました。

多分もうすぐ栄養士会の総会の案内が届きます。考えただけで憂鬱です。こっちも出たくねー・・・

結局家の中でしかまともに働けない人間なのかもしれません。道楽者ですが結構一生懸命働きます。
小学生のころは上級生を見てあんなに大きくなるまで生きてはいられまいと思い、大人になると早く強いオバサンになりたいと思っていましたが、今更どうなるのヘタレ状態のまま年老いて行こうとしています。
思ったほどひどい人生ではなかったようにも思いますが道楽者のままダレダレと生きることもできなかったようです。
この先どうなるのか分かりませんが、とりあえずは明日も頑張って働きます。そして日曜なのであまり働きすぎないように自分を甘やかすつもりです。
そんなことだけこの年になってやっと出来るようになりました。生きるのが少しだけ上手になったかな?そんなことをふと思う今日この頃です。


割り勘会でいつも一緒に飲み食いしている友禅作家の叔父が叙勲だそうで、昨日は3人でささやかな祝賀会です。お店はくすの樹さんになりました。
今回だけは私たち2人が払うと言ったのですが、割り勘のままで良いのだと叔父が言うのでせめて一番高いお酒で乾杯しようということになり天狗舞さんの『中三郎』で祝杯をあげました。


このお店では日本酒を注文するごとにいろいろな盃を持ってきて選ばしてくれるのですが、中三郎を頼むと必ずと言ってよいほどこの輪島塗の作家さんの杯が登場します。まかない婦はこの杯、叔父は一口ビール用のグラスに似た形の杯、母は小さな壺状にまとまった杯です。
叔父はこの杯を選べるサービスとこの輪島塗の杯をとても気に入っています。

お通しはカタハや鶏肉、薄揚げなどの煮物でした。

金目鯛の兜焼きが店からのサービスで出てきました。かなりのボリュームでしたが母と叔父に食べやすそうなカマの部分を渡し、まかない婦は顔を頂きました。目玉の周りの身がとてもおいしかったです。

実はサラダ好きの叔父のためグリーンサラダを頼みました。昨日は太いアスパラが入っていました。春ですねぇ・・・


筋金入りの刺身好きの叔父のため盛り合わせの他に赤西貝の刺身も頼みました。

こちらが盛り合わせです。

叔父は酢の物も大好きなので今回は金時草の酢の物を頼みました。

これは母の大好物蓮蒸しです。個性的な器で出てきました。

これはまかない婦が頼んだイタリア蒸しです。前回恐々頼んだら妙においしかったのでまた頼みました。茶わん蒸しの中にミニトマトやチーズが仕込んであります。意外に旨いです。


叔父はオーソドックスな茶わん蒸しにしました。3人ともバラバラで我儘な客です。


この店に来たら絶対に頼むことにしている池田屋のヘシコです。サバの米ぬか漬けですが、しょっぱすぎずほのかに甘みがあります。いつも探していますがどこにも売っていません。


アサリの酒蒸しも叔父が好きなので頼んでみました。

これもこの店独特の焼き方のコンカイワシです。米ぬかで漬けた鰯ですが、このようにぬかをガチッとつけて焼いてくるところはないと思います。

〆の氷見うどんです。誰かがこのブログを見て『また氷見うどんかよ』と笑う声が聞こえてきそうです。

叔父は今回ナメコ雑炊を食べていました。血圧が高いのに漬物や糠漬けが大好きな叔父です。
母は蟹雑炊だったかな?まかない婦はいつもよりかなりしっかりしていたはずですがそこだけ記憶が定かではありません。
中三郎を4合飲み、そのあと梵の日本の翼を2合という贅沢なチョイスをしたのでいつもより支払いはかさみましたが、お祝いの席でケチケチしても仕方がないので良い酒をガブガブと飲んであげました。母と叔父はビールも並行して飲んでいましたよ。
楽しく飲み食べして帰ろうとしたら近所の方がテーブル席にいらっしゃって叔父におめでとうございますと言ってくれました。叔父もさすがに嬉しそうですが、この割り勘会での食事を本当に楽しみにしてくれているようです。
今後とも長~く楽しくやっていきたいと思います。


今日は子供の日。子供とはあまり縁のない昨今の生活ですが休日はありがたいです。今日は酒屋も休んでゆっくりするつもりです。

さて、金沢の名産の中に金箔があります。全国の金箔のほとんどをこの金沢で作っているらしいのでそれらを使ったお土産が結構あります。
日本酒の中に金箔が入っているものもあるし、サイダーに入れちゃっているものもあります。
金箔を作っている店はそれらを使った商品をいろいろと販売しています。テレビで金箔のパックを見たことありませんか?あれもこの金沢の店です。
つい最近近江町市場でべっとり金箔に覆われたソフトクリームを食べて居る中国系の観光客を見ましたが、あれはインパクトありました。
そして昨日酒屋でお酒を買ってくれたお客様が金箔を貼ったゴルフボールを忘れていかれました。彼女を当店に待たせわざわざそれを買いに行ったと聞いていましたから何とか届けてあげたいと思っていたのですが、名前も住所も知らず困ったなぁと思っていました。
そしたら今日になって電話がかかり、着払いで送ってほしいと頼まれました。
ああ良かった、妹も気にしていて店の片隅に持ち主を待っているその小さな袋を何度か眺めていましたから。
忘れ物ってめったに持ち主の元には戻れないようですが、今回は戻してあげられます。本当に良かったです。

ゴールデンウイーク真っ盛り、今日も酒屋の店を開けているのですが風が強くてドアを開けておけません。店中のすべてのものがぶっ飛び、あっという間に砂まみれになってしまいます。すげー風です。

つい今しがた店の前の大通りの上空高くへ舞い上がったスーパーの袋を店内の数人のお客様と呆れてみていました。まるで風船のようにビルの向こうに消えていきました。
さて、先日の夕食時。母と2人でテレビを見ながら飲み食いしておりました。鯖の味醂干しに枝豆豆腐、ゆでた蟹の爪、オニオンサラダに大根の煮物など順に食べていたのですがどうしてもまかないふと母の食べる速度が違います。
元々食欲旺盛なまかない婦とテレビに魂を奪われがちな母では当然の事なのですが、この母が実はかなりのお嬢様です。料理を作るのはもちろんまかない婦ですが、大皿から取り皿に取り分けるのもまかない婦の役目です。
でなければこの年のいったお嬢様、料理に手もつけません。クック&サーブは1人わたくしだけです。
サバを食べ、豆腐とカニ爪もシェアして食べました。もう一品も分けて食べた後母は延々と大して面白くもないテレビを見ています。
まだサラダや煮物も手付かずでしたが買ってきた蓮根のサラダの小さなパックもそのままでした。
どうせ母はもういらないのだろうと思ってうかつにもそのサラダを1人で食べてしまった後突然
「自分だけ旨いもの食べて!」と母がキレ、憤慨しながら食卓の後片付けを始めました。
えっ、食べたかったの?だったら自分で取り分けるとか食べたいとか言ってくれればどうよ?テレビばっか見て料理の方見ようともしてなかったジャン。

多分酔っていたせいもあるのだろうけれども『食べ物の恨みは怖い』の言葉通り夜叉のような顔をした母はまかない婦の目の前からフェードアウトしていきました。
おお、怖っ。


当社の社員のAさん、数日前までひげ面のボサ頭だったはずなのですがある日きれいさっぱりどこまでもそり上げてお坊様のようになり出社してきました。

おやおや、どうしたことかと思っていたのですが、ここから先は人づてに聞いた話です。
Aさん酔っぱらってひげをそっていたら手が滑って髪の毛の方まで刈ってしまったとか、その姿がどこやらの国の黒電話ヘアーにさも似たり・・・

これではいかんと嫁さんにお願いしたところ、さらに納得の出きん出来栄えになったとか・・・?
結局カットハウスへ行ってツルンと坊様仕様のお姿に整えていただいたらしいです。
そんなわけで即席お坊様がもう一人増え、柿市商店坊主ズは現在5名編成です。

そんなちょっと見物騒な柿市商店ですが、この連休は去年までとかなり違っていました。
いつもの年ならゴールデンウイーク中
「飯なんか食うとれるか!!」とおっとろしい形相で働き続ける社員に奉仕するため、何度もオニギリを作り差し入れするまかない婦なのですが、今年はおにぎり用に炊いたご飯が大量に余り、前日の残りの朝カレー、さらに昼もカレーとなってようやく何とかつじつまが合ったという前代未聞のゴールデンウイークとなりました。
ある社員は
「こちらも慣れて手際が良くなったのと、取引先が分散して注文を入れてくれるようになったためだ。」と言っていましたが本当か?
だったら良いのだけれどニュースでは個人消費が冷え込んでいるようなことを言っていました。いくらたくさんお客様が来てくださってもそんなことでは経済が回りません。
大きな災害に見舞われたこの時にこそお金を使ってかの地に届くよう願っています。

柿市商店は創業109年、もともとの場所に有った小さな店舗は改築して酒屋の店として使っています。
その店舗の中に昔ながらの木の階段が残っています。この階段を亡くなった祖母が毎日拭き掃除していました。
何十年も磨きこまれた階段はつるつるしていて実はちょっと危険です。まかない婦も以前一番上から3升の米が入るジャーを持ったまま下まで落ちたことがあります。
亡くなった父がまかない婦の絶望的な運動神経を危ぶんでそれからしばらくジャーの上げ下ろしをしてくれたものです。親とは有り難いものですね。

その階段に妹がウイスキーや日本酒、繊細な酒の空きビンや売り物のTシャツ、ボックスワインやぬいぐるみなど様々なものをディスプレイするので、毎日CDプレイヤーの電源を切りに上がり降りするたびにいろいろなものを落としてしまい非常に困っていました。
ある時とうとう自分自身が足の置き場を見誤り転落してしまいました。

とはいっても5段ほどだったのですがいろんなものを落とさないように気を使いながら自らを犠牲にしたので手ひどく一番下まで落ち、地面に置いてあった15×20cmほどの小さな籠の中に落下したのです。
その籠の中には梅酒のカップ酒が入っていたのですがもちろんまかない婦の足で弾き飛ばされてしまいました。

ぶっ飛んで行った数個のカップ酒は奇跡的に一個も割れず、小さな籠も何とか原形をとどめています。
象が踏んでも壊れない・・・大昔の筆箱のCMをなぜか思い出していました。
幸いなことにまかない婦自体もどこも怪我もせず、その話を聞いて妹が
「籠が無事だったことがあり得ない。」などと言っておりましたがさすがに危険と思ったようでかなり片づけてくれました。
おかげで上り下りが格段に楽にできるようになり、もうお酒を落とすことも無くなりました。良かったです。

象が踏んでも壊れない籠と弾き飛ばされても割れない梅酒は以前と同じ場所に鎮座しております。なんとなくラッキーな品物のような気がしたまかない婦でした。