まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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昨日社長に頼まれて購入したディナーチケットで金沢東急ホテルのレストラン マレドールでディナーを頂いてきました。
このホテルのラウンジにはもう20年近く通っています。父が亡くなった後毎月の命日に墓参りをし、帰りに母と2人でこのホテルのラウンジでキールとマティーニを頂き、リフレッシュして帰宅するをこの20年ほぼ毎月繰り返しています。
今ではホテルの人たちにも顔なじみが出来て、親しく声をかけてくださるようになっています。
ですが、レストランを利用したのは今回が初めてです。予約の電話を入れたときすでにいつもラウンジにいる女性だと声で分かりました。多分向こうも分かったと思います。
それでも初めてのディナーに少し照れながら席につきました。
「緊張するわ。」と嘆く母に
「いつもの私たちですから・・・」とさりげなく声をかけてくれたのは本当に長い付き合いになった男の方です。

ピッカピカのカトラリーの数の多さにちょっと引いているまかない婦と母です。

コースには飲み物が3種類着くそうで、
「最初はいつものキールとマティーニにされますか?」と聞かれ、その言葉に甘えました。

前菜はチーズのムースと生ハム、自家製の干し柿だそうです。

軟らかな蕪の中にガーリックの利いた梅貝がたっぷりのスープと閉じ込められていました。ショウロンポーのようにスープがあふれます。

ここで一杯目のカクテルを飲み終わったので2杯目はセッティングされたグラスにシャルドネを頂きました。あれっ、シャブリだったかな?

能登牛とフォアグラのパテです。きのこのように見えるのはトリュフのソースで輪っかは揚げたごぼうです。

2個目の焼きたてのパンが出てきましたアオサのパンだそうで、イカ墨のバターと能登の塩をのせた無塩バターで頂きました。普段はカロリーオーバーを気にしてバターには手を出さないことにしているのですが、せっかく趣向を凝らしたバターなので頂きました。

耐熱のフィルムに閉じ込められたワカサギのスープが出てきました。

フィルムを切るとこんな風に広がります。以前このフィルムはホテルトラスティの鉄板の上でも見ましたが、直火以外は大丈夫なのだそうです。スープは熱々でした。

魚料理は鰤と大根です。鰤は揚げてあり、大根は赤ワインで煮てあるそうです。向こうに見えるのはアマランサス、手前右はふきのとうの天ぷらです。

次が肉利用理なので赤ワインを頂きました。マルベックだそうでまかない婦の好きなブドウの品種です。小さなフランスパンが可愛いです。

牛ヒレ肉のグリエと百合根、さつま芋のきんとんを黒豆のソースで頂きました。

デザートはフォンダンショコラとカシスのソルベです。最後になってのフォンダンショコラは年配者にはちょっとキツイです。しかもチョコが滴ってテーブルクロスを汚してしまいました。面目ない。

最期にまた小さな菓子が出てきました。チュッパチャブスのように棒に刺さったトリュフチョコとひも状のマシュマロを結んだお菓子です。写真はピンボケだったので割愛します。濃いコーヒーで頂き〆ました。
最初から最後まで美しいコースでしたがちょっと食べ過ぎてしまったようです。丁重にもてなされ大満足でしたが夜はちょっと苦しかった・・・
次があるなら少し量を減らしてもらった方が良いのかも・・・
飲み物もご馳走も大変結構でした。

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最近秋川滝美さんという作家さんの作品にはまっています。
最初は『いいかげんな夜食』という作品を出ていただけ大人買いしました。1~3巻です。夜食というテーマに惹かれたまかない婦ですが読んだら恋愛小説だったので驚きました。でも主人公の言い回しなどがとても気に入り何度も読み返しました。
読みすぎて一緒に風呂まで入ってしまったので本が大変なことになりつい最近もう一度買い直ししました。

これです。最初の本には本当に悪いことをしたと思っています。
この後『居酒屋ぼったくり』という本を今度は単行本で大人買いです。

これは同じ作家さんの本なので書評などから興味を引かれ買ったものです。でも時々出てくる全国の銘酒の中になぜ石川の酒がないのかと残念に思っています。
こちらの本には料理のことが結構載っているので真似して作ったりもしてみましたがあまり上手くできずがっかりしています。でも本は面白くて同じく何度も読み返しています。
その後同じ作家さんの『ありふれたチョコレート』に進みました。
この作品の中に出てくるチョコレートをデパートで見つけて買ってきました。

出来うればまかない婦も「性悪上司 瀬田」のようにこのチョコレートに癒されたいと思ったからもあります。でも最近のまかない婦の食生活から見て、チョコレートの癒しよりチョコレートによる糖尿病患者への歩みの方が問題です。

単行本ではすでに2巻目が発売されているのですが、最初に買ったのが文庫本なので買うに買われずうろちょろしています。
あっ!今検索したらすでに文庫が発売されています。あー、この前本屋へ行ったときなんで気づかなかったかなぁ・・・
近々購入、ただいま決定いたしました。ほんじゃあ今日はこれにて。


つい先日社長にあるホテルレストランのお食事券を買ってくれと頼まれ購入しました。そのお食事券は今月中に使わねばなりません。
そして月末の今日、明日その券で食事に行かなければならないと母に告げたところぶち切れられました。


どうやら経理関係の仕事が混んでいるらしくテンパっているご様子です。
ですが今更行けないと言われても払ってしまったお金は帰ってきません。こっ、困ります・・・

切れキャラはプンプンしながら去っていきました。たぶん今日お誘いの電話をかけてくるであろう友禅作家の叔父もぶっ飛ばしで断るつもりでしょう。
あーあ、叔父さんがっかりしちゃうぞ。かわいそー・・・
発動中の切れキャラ様、お仕事さっさと片付けて早くおとなしくなってください。お願いします。

P.S.今日酒屋へいらっしゃったお客様が
「ブログ見ました。あのチョコレートも買いましたよ。」とおっしゃいました。うちの店のようなささやかな店のさらにこのブログです。驚きました。

あのチョコレートとはサンニコラのチョコのことだと思います。本当にお勧めです。
近所の名鉄エムザのお土産売り場『黒門小路』も超お勧めです。いろんなお菓子屋さんの銘菓を一個ずつで売っているので有名どころの菓子を一個ずつでも詰合せられます。
工芸品のコーナーもあってレベルの高いものが並んでいます。自分や極近しい人への奮発したお土産を探すのには良い店だと思います。
もうすぐ北海道新幹線が開通するので北陸の人気も一年だけかと思っていましたがそうでもないようです。今日もたくさんのお客様をお見かけしました。ああ、ありがたや、ありがたや・・・


何やら3月に入ると異常に気温が上がるとか?金沢は少し上がってほしい気温に震え上がっている今日の日です。

何せ今こんな状態で横殴りの雪が降っています。ついでに雷もゴロゴロ言っていましたがまだ大したことにはなっていません。
今朝は少しでも暖かくなればと思い粕汁を作りました。蕪と大根、揚げの味噌汁に手取川さんの酒粕をたっぷりと入れました。粕汁大好き社員が喜んでいますが、嫌いな人は親の仇を見つけた如く鍋の蓋をガチリと音を立てて閉めています。
食べ物の好き嫌いも千差万別ですが、おおむね好き嫌いの多い人は我儘な人が多いように思います。当社の社員はまかない婦に鍛えられていますのであまりわがままばかり言う人は少ないです。おかげさまで・・・

昨日あまり寒くて酒屋で震え上がったので仕舞っておいたヒートテックを着たうえフリースも厚手のものに代えました。今頃こんな天気ありかよ・・・

今日来店されるお客様はみんな手袋までしています。今も雪が降り続いていますがどうやら積もることはなさそうです。
雪の多いこの街には融雪装置なるものが道路に設置されており小さな噴水のように水をまき散らしています。これが一様ではなく中にはとんでもなく遠くまで水を飛ばしている場所もあってうかうかしていると冷たい水に直撃されます。
それでも昔のように頻繁に雪すかしをしなくても良いので助かります。
今夜も熱燗かな?日本酒が苦手な母も冬の間は喜んで温かいお酒を飲んでいます。意外なことに濁り酒を熱燗にしても旨いんですよ。一度騙されたと思ってお試しあれ!


昨日味噌汁にでも使えと弟が里芋の切れ端をくれました。料理屋さんなどでよく見る六方むきをする際に出た切れ端です。
朝の味噌汁に使い、エノキとシメジ、青ネギも入れたにぎやかな汁物になりました。
ですがもう作り終わった後にまたほんの少し持ってきたのです。こんなちびっと困るなあと思い、レンチンして味噌汁に入れてしまえと思ったのです。
ナイロン袋に入っていたのでそのままレンチンしました。ほんの2分ほど・・・
しばらくするとグゥオーンと異常な音がしたのでレンジの方を見ると電子レンジの中で里芋が火を噴き燃え上がっていました。
えっ、里芋って燃えるんだ・・・

びっくりしながら扉を開けるとほとんど炭のようになった里芋の残骸が溶けたビニール袋の中に無残な躯をさらしていました。
そういえば昔もこんなことがあったなと遠い昔東京の新小岩で一人暮らしをしていた時のことを思い出します。
その日まかない婦はオーブントースターでスペアリブを焼いていました。焼いている最中に友人から電話がかかり、少し長い会話になったのだと思います。
突然 ボッっと音がして1mほどの火柱が上がりました。

もう電話どころではありません。ただちに台所に駆けつけ火柱を上げるオーブントースターに座布団をかぶせました。すぐに鎮火はしましたが大変な煙です。コップ一杯の水で完全に火を消した後窓を開けるともうもうたる煙が出ていきました。
「あっ、火事だ火事だ!!」と通りがかった誰かが叫んでいます。
ヤバイヨヤバイヨやめてください、もう鎮火しています。お願いだから騒がないでください。

幸い大家さんに知られることなく黒い煙は窓から出て行ってくれました。ですがそれから数日焦げ臭いにおいが部屋に染みつきまかない婦を責め続けました。
よくよくオーブントースターの説明書を読めば脂の多い肉を料理するのはダメだと書いてあったのですが、そんなもん読まんもんね。

今日の日に電子レンジの中で見た小さな火柱が昔の大きな過失をあっという間に呼び覚ましました。それにしても良かった~火事出さずに済んで。
今日も昔もめでたしめでたしのまかない婦でした。


読書三昧の毎日の挙句、月末の仕事が全く進まないという最悪のシナリオ通りの展開になっています。
特に毎月作り続けるオリジナル料理の発想が全く浮かびません。

というか、この時期加賀野菜的には悪い季節です。3月が本当の旬だというものは1~2点しかなく、その品も豊富ではなかったり先の月に使ってしまったものばかりです。
しょうがないのでこの時期は山菜などを取り上げて使ってみたりしています。それとて加賀野菜ではないということでオールスター的に使っているのでもう料理法の持ち駒が無くなってきています。
ずっと考えて、何も決められず時ばかりが過ぎていました。
そして昨日ようやくまだ使っていない方法でのレシピを思いついたのです。思いつきさえすればこちらの物、何とか月末までには物になりそうです。
ですが中央市場が休みということで休日になったこの日にある程度仕事を進めておきたいと思い材料を買いに市場まで出かけてきました。

ところが、当社同様休みの店が多くて素材が揃いません。ここでまた少し方向転換です。
こんな感じで毎月苦労しているのですが誰がまかない婦の独りよがりな料理なんか見てくれるかしら?
はなはだ疑問としか言いいようのないこの問いに我ながら寒さを感じます。

まあグダグダ言っていても始まらないのでとりあえずこれから作ることにします。

今回メインでもないのですがこの新顔野菜を使ってみました。蕾菜といって高菜の仲間らしいです。癖が無くて使いやすいのでいろいろと使い勝手の良さそうな野菜です。
ただ、レシピ化するに当たり栄養価を知りたいといろいろ検索して農林水産省のページまで行ってみましたが求めるデーターは手に入りませんでした。がっかりです。
どなたか知っていたら教えてくださいませんか?なんて、無理だよね。


今朝朝食の時何のはずみか過去に当社社員のやらかした失敗の話になりました。
ある社員、とりあえずAさんとしておきます。Aさんがまかない婦に聞きました
「叩きゴボウってどうやって作るんですか?」まかない婦もよくは覚えていなかったけど確かすりこ木でポンポンとゴボウを叩き、ヒビを入れて寸に切っていたと思ったのでその通りに伝えたはずです。
ですがその叩きゴボウが大変なことになったらしいのです。
別のある社員が言うには数本入ったゴボウの袋をAさんがヨッシャー!とばかりに一本背負いしコンクリートの地面に叩きつけ粉々にしたというし、また別の社員が言うにはAさんがゴボウを並べた上にまな板をのせ、それを車で轢いて粉々にしたというのです。

まあとにかく、ゴボウが粉々になったというのは本当のようです。
いやー、やるなAさん。やるやるとは思ってたけどそこまでとは・・・

ところで、まかない婦のアドバイスどうなったんかね?一本背負いも車で轢くも無かったとは思うんだけど・・・ドボジデ?

昨日母と外出してカレーを食べて帰ってきたことはブログに書きました。

2人で1人分のターリーセットをオーダーし、ビールとワインでいただいたのですが3種類のカレー(豆のカレーにチキンが入ったもの、野菜カレー、ジャガイモのカレー)と野菜サラダ、大きなナンが1枚と飲み物が付いています。
食べ終わった後、まだなんとなく物足りないような気がしてチーズナンを頼んだのがドツボでした。

いえ、その時はおいしかったのです。抜群においしくて満足して帰ってきました。
問題はその夜です・・・いつまでたってもちっともおなかがスッキリしません。ずーっと満腹のままで胃もたれしています。
半分寝ぼけながら胃腸薬を飲もうかどうしようか迷っていました。この状態をチーズナンが枕元に立つというのでしょうか?

ようやく異常な胃のハリが少し治まったような気がしたのは今朝の早朝でした。こんなことなら早めに胃薬飲んどけば良かったです。

チーズナンの亡霊に祟られながらの一夜が明け、元気に働いてはいるのですがイカメシみたいになったおなかは引っ込む様子もございません。これも一種の祟りか?
じりじりと近づいてくる検診の足音に少しビビりながら、膨らんだ腹をじっと見ているまかない婦です。

つい今しがた外出から帰ってきました。今日は月に一度の休日をもらい丸一日自分の時間です。
目覚めても布団の中にいてもいい自由、そんなものを手放して長い時が経った後に手にした休日は本当に愛しい宝です。

目覚めては本を読み、また眠って目覚める。そしてまた本を読み眠る。そんな繰り返しが本当にうれしいひと時です。
お昼前にようやく起きてこれも実は大好きなインスタント焼きそばを作って食べました。こんなものが好きだというのが我ながら納得できませんが好きなののは好きで仕方ありません。
午後から母と2人映画を見に行きました。行き当たりばったりで決めた映画はスターウオーズ、懐かしのレイア姫やハンソロに巡り会いました。ニューキャラクターのBB-8も抜群の愛らしさ、買って転がしたくなるお客様にも納得です。
映画の後はインド料理店で食事です。パリッと焼けた大きなナンがとてもおいしいのです。
むかしインドを旅行していたときにもナンの美味しさに感動しましたが、決して一般庶民が日常的に食べている食べ物ではなかったです。
主流はチャパティでしたね。それはそれで美味しいのですがやっぱりナンは抜群においしかったです。今日は2人でターリーセットを食べたのですが巨大なナンを食べた後また別オーダーでチーズナンなるものを頂きました。
こんなものインドでも食べたことはなかったけどすげーうまかったです。
この店のナンを焼く特殊な窯を妹夫婦の友人の九谷焼の作家さんが作ったそうです。オーイ、N子さんの旦那ー、おかげで美味しいナンが食べれたよー、ありがとねー!!
すべてのことに感謝感謝、特に高齢の母の元気がありがたく休日をエンジョイしたまかない婦と母でした。




最近読書にはまっています。いえ、もともとなのですがこの頃ではネット上でしか見ることのできない小説にはまり、読みまくっています。
本編は単行本もしくは文庫本として刊行されているのですが、番外編がネット上に残っています。それをまた本編並みに何度も読み返しています。気に入った本は20回ほども読み返すという奇癖の持ち主であるまかない婦、本なら良いのですがパソコン上の物語を追うのは少々疲れます。
本当はそんなことをやっている場合ではないのです。今月は特に一か月が短いし、来月のホームページ用の原稿も早々に作らなければなりません。その上今月末は棚卸です。

棚卸用のエクセルで作った一覧表の値段も新しいものに代えねばなりません。いつもの月より仕事は多いのです。早くとっかからねば痛い目に逢うのは目に見えています。
夕食が終わった後酔っぱらいながらまたパソコンを開け読書にふける毎日は結構なお年になったこの身には少々きついです。

そして気づけば読書関連の物が増えてきています。酒屋に並ぶブッシュミルズは今野敏さんの本を読んだ後に仕入れました。
ジョニ黒や竹鶴は秋川滝美さんの居酒屋ぼったくりを読んだ後に増えたアイテムです。居酒屋メニューのおつまみソーメンも作ってみましたが思うものとは別物になってしまいました。
しかし、このおつまみソーメンを実際に作っている人がほかにもいたので笑っちゃいました。そして良い出来だったので料理に対する自信がぺちゃんこにつぶれました。

有川浩さんの植物図鑑を読んだ後にノビルのパスタは二度作りましたが満足のいく出来にはなりませんでした。
高田郁さんのみおつくし料理帖の料理も何点か作ってみました。
こんな風に読んだ本にある意味振り回されている毎日です。でもそこまで入れ込める本に出会えたのは幸せなのかもしれません。
今も隠蔽捜査、しゃばけ、居酒屋ぼったくり、などの続編を待っています。作家さん、早くしてね。

本の続きを一刻も早く読みたいので自分のブログがおざなりになっています。許してチョー!(゚∀。)アヒャ

毎日毎日いろいろな野菜がまかない婦の手元にやって来ます。最近特に多いのがネギでしょうか?

ネギと言っても切り落とされた青い部分です。このままでは硬いので真ん中の軟らかいところだけを使います。

これがその軟らかい部分です。ですがこれがもう3箱分溜っていますし、普通の長ネギの売れ残って古くなったものもけっこう回ってきています。
合わせるとかなりの量になります。20kg入りのジャガイモの箱で軽く1.5杯は有るでしょう。
さて、このネギを使ってどんな料理を作るかですが、つい先日ネギを大量に消費できる『ネギと鶏腿肉の塩炒め』は作りましたし、休日の出番の人たちにはその料理の砂肝バージョンも作ったばかりです。すき焼き風煮込みでも良いのですがちょっと青い部分が多すぎるかも・・・
かといって焼き鳥を40人分作るのは大変です。
結局考えに考えてスープ煮にすることにしました。いつもなら春雨とレタス、あればネギを使う程度ですが今回はネギをドバっと使おうと思います。
スープ煮の場合あらかじめスープだけは作りますが具材はどんどんプラスしていくのでネギの退色もさほどひどいことにはならない予定です。
ようやく明日のメインが決まりネギの大量消費のめども立ちました。あとは副菜ですか・・・
これもまた冷蔵庫の在庫と相談して決めます。
ハーッ!毎日が真剣勝負、まかない婦稼業決してたやすくない感じです。

そうそう、何度修理を依頼しても一向に水漏れの治まらない食洗機から出た水を何とかしようと、敷いてあった新聞に足を取られ手ひどくすっ転んだ挙句膝を強打し、誰かに腹を立てましたがその誰かの顔が見えず消化不良になっています。
責任者出て来~い!!


今朝の朝食の時の話です。先日作りすぎたメンチカツを当社で一番食べる食の破壊王にたくさん食べてくれと頼んだところ、朝からそんなには食べられないと言ってたった一個だけ皿に取ったのを見て、一緒に食べに来ていたベテラン社員が
「もっと食えるだろう。」とあおりました。
「どんだけ大食いだと思っているんですか?」
「すごい大食いだと思っとるよ。」
「俺そんなに食わんですよ。」
「イヤイヤ、お前には餓死した子供の霊が憑いている。」

言いえて妙!!まさしくそんな食べ方です。
ですがそんな風に言われたためか彼は1個以上食べませんでした。
えー、がっかり

そんなわけでお昼御飯の食卓にもメンチカツ出ています。たくさん食べてね。

P.S.彼以外にも結構食べるのに大食いじゃないと主張する社員がいます。いったいどのあたりが彼らのボーダーラインなのかお伺いしたいところです。


昨日社長に頼まれてまたしてもマリエールオークパインさんでの日本料理の会に行ってきました。『抄春の膳』とうたわれたそのお料理はたぶん早い春を意味しているのだと思いますが、ドカ雪の降る中真冬真っ盛りの日となり春の気配さえ感じられません。テーマが少し先走った感じでした。

それでもここでのお食事はいつもおいしいし、フリードリンクもこちらが呼ぶ前にさっと聞きに来てくれるので数ある催し物の中でも良い感じなのです。
ですが風呂場で転倒し、さらに吹きすさぶ雪模様にすっかり行きたくないオーラを放ちまくっている母を連れて行くのは少しかわいそうでした。
でも着いてしまえばそれなりにお洒落して出てきた母はやはり根っからのお出かけ好きです。
いつも受付を済ますのが遅いのでとんでもなく後ろの席が多いのですが昨日は真ん中あたりの席でした。しかし、2人づつのゲストは隣の人たちと全く話をしようとせず、せっかく同席したのにこれではつまらんことです。
いつもならだれか社交的な女の人が居てテーブルが和やかな雑談の場になるのですが今日はおっさんと若造ばかりです。女の人が居ないテーブルはつまらんですね。
まかない婦も一応女ではありますが全く社交的ではないのでつまらんなりに誰ともしゃべらなくてもいい事態に心地よさも感じました。人間とは厄介なものです。

おっさんとオバサン、若造のテーブルに春の花が飾られていました。

前菜です。野菜の昆布締めと白エビとフィンガーライムのサラダがおいしかったです。ユキノシタまで食ってやりました。

おつくりはマグロとタイでした。鯛のお刺身を菜の花のピューレで食べてくださいと言われましたが、「醤油の方がうまいよ。」と向かいの席に座った人が言っています。まかない婦はピューレで食べてみましたがやはり醤油の方が良いように思いました。

そうこうするうちに催し物が始まりました。今回は南米パラグアイのアルバというハープに似た民族楽器とフルートの演奏です。なかなかに良かったですよ。

牛筋大根です。

天ぷらが出てきました。筍の天ぷらがコリッとしていて旨かったです。アナゴは味が付いたものを揚げたものでした。

このサラダの真ん中の赤いものはトマトのシャーベットです。これが本当においしかったです。

牛ロースとフォアグラに八朔を搾りかけていただきました。肉もフォアグラも美味しかったです。

筍ご飯と粕汁、野沢菜の漬物です。粕汁がすんごく旨かったのです。中に入っていた鮭も脂ノリノリの感じでした。

デザートには最近結構ポピュラーになってきた白いちごが使われていました。クレメ・ダンジュという軟らかいチーズがクレープに包まれています。やや食べにくい感がありました。
この後コーヒーで〆になりました。いつも通り結構なお食事でしたし、母は何やら抽選でいただいたらしく来た時とは別人のような恵比須顔でした。
ヤレヤレとホッとしたまかない婦、今回もやや体重を増やして帰還いたしました。


今朝まかない婦が冷凍にしてあった生パン粉を取りに自社ビル5階の自宅部分に入っていくと洗面所の前に何やらフリーズしたように立ちすくむ母を見つけました。

どうしたのか聞いてみると風呂場の窓を開けようとバスタブの縁に登り、足を滑らして転落し体中打って痛さのあまりの恨めし顔で立っているのだそうです。
あ~あ、いつかはやると思っていたよ。

まかない婦はその窓があいているととても寒いのでほとんど開けません。仕方なく母が毎日窓を開けていたのですがまかない婦が登ってもちょっと不安を感じる高さです。高齢の母にはやはり無理だったみたいです。
母は上目づかいでまかない婦を見ながら
「あんたが窓を開けんから仕方ない・・・」と恨めしそうに言うのです。

おっしゃる通りです。悪いとは思っていたのですが・・・だって寒いんだもん・・・
母は痛い痛いと言いながら湿布薬を貼っていました。まずいなぁ、今日夜お出かけの予定なのに・・・
この後厨房へ戻って今日のお昼御飯のおかずを作りました。材料の調達はいつも母がしてくれるのですが無理かなと聞いてみると
「誰かに手伝ってもらうから大丈夫だ。」と強気です。
良かったよ昨日のうちにメンチカツ用の肉種を母に捏ねてもらっといて・・・まかない婦は相変わらず右手の手首が痛くてあまり力が入りません。
おかげで今日の昼食も時間内に作ることができました。
でもちょっと張り切って作りすぎちゃったみたいです。

今現在このバットに2杯メンチカツが余っています。全部で112個作ったのでこの程度余るのは普通なのかも・・・丁度今日は一番たくさん食べる社員が休んでいます。
明日祭日で会社も休みなんだけど、いつものおかずの他にこれも出して食べてもらうことにします。
まっ、何とかなるさ。足りないよりは余り気味の方が良いさね。


今日は本気で冷蔵庫の在庫減らしに挑戦しました。

これが今日のお昼御飯です。高野豆腐の肉詰めの肉種の中にはネギ、京人参、エノキの軸がたっぷりと入っています。一箱あったネギは今朝の味噌汁とこの肉種で全部使い切りました。京人参は半分ほど使い、エノキもほとんど使い切りました。
煮物に添えた人参は在庫品から半分以上使ったのですがまだ残っています。人参嫌いもいるので大根も少し使いました。
副菜のサラダでグリンリーフ少々と紫玉ねぎは全部使いましたし、渡されていたトマトも使い切りました。
茄子は割れたのやらでっかいのやら小指ほどのものなど様々渡されたのですが一緒くたに煮てしまいました。
これで残ったのは大根の切れ端が2個、人参数本、白菜たくさん(これは今日使っていないので減っていません)、大根葉たくさん(義妹が味噌汁用に使ってくれましたがほとんど減ってはいないようです)、フルーツ類はそのまま残っていますがエノキの軸はみじん切りにしたものが少々残っているだけです。
結構頑張りました。

明日は残りのエノキの軸と京人参は使い切る予定ですが、すでにネギのお代わりとエノキの軸のお代わり、京人参の切れ端も一袋上がってきています。ネバーエンディングストーリー、明日もまた頑張らざるを得ないまかない婦です。

あっ、関係ないけどちょっと見てほしいです。

今朝朝ごはんのおかず用に出した野菜炒めです。

もう一鉢あった分は食い散らかされてキャベツばかりになっています。さすが柿市商店と言ったところですか・・・
この鉢から肉だけを奪取せんと小さなお玉をふるいながら自分の取り皿に取り分けている姿は食欲という欲にとりつかれたあさましき姿です。怖いですよ~、柿市商店の朝ごはん。

* by ターチK
押し寄せるへたれ野菜料理、参考にさせてもらっています。リメイクも大好きで我が家もほとんど無駄にしていません。引き続き創作料理を楽しみにしています。
Re: タイトルなし * by まかない婦
ターチKさん、つい最近スクランブルエッグが傷んでしまい泣く泣く廃棄しました。やはり薄味の物やレアっぽいものは傷みやすいです。
まかない婦、今日も頑張っています。
まかない婦、今日も頑張っています。

金沢は今日雨が降っています。室内でも湿気が半端ないことになっており自社ビルの階段は結露で水浸し、出番の従姉が踊り場ですっ転んで湿布を分けてくれと言いに来ました。

さて、気づくと当社従業員食堂に押し寄せるヘタレ野菜が大変なことになっていました。

白菜の一部です。食堂の冷蔵庫内にもはや入らず4階の大型冷蔵室に一箱入っています。

大根ももっとあったのですが今日の従食で一本分ほどは使いました。

人参は折れたりひびが入ったものです。明日の主菜にできるだけ突っ込むつもりです。

中国産のネギが売れ残ってバッタバタになったものです。明日の肉種に半分ほど混ぜ込む予定です。残りは味噌汁かな?

京人参を梅型に抜いた残りです。半分ほどみじん切りにして明日の肉種に混ぜ込みます。

売れ残ってしんなりしたグリンリーフを水切りして冷蔵庫でパリッとさせてあります。サラダ3回分以上あります。

これらのヘタレ野菜はこんな感じでエレベータに入れられ3階に上がってきます。今日は日曜なのでレタス2個と大根の切れ端4個が午前中に上がってきました。平日より格段に控えめです。


いつも渡されるエノキの軸です。義妹が食べられるところだけ切って取り分けてくれています。これをフードプロセッサーで微塵にし、少なくても4/5ほどは明日の肉種に入ります。残りは冷凍保存して出番を待ちます。
このほかキウイフルーツ、グレープフルーツ、ナメコ、レモン、紫玉ねぎなどが冷蔵庫内で出番を待っています。
これらの物をどう無駄にせず使うかがまかない婦の腕の見せ所です。あっ、他に大根葉が一箱来ていました。
とりあえず明日は少なくても1/3ほどは使いたいと考えています。結構大変なのですがこれらの野菜をいかに仕立てておかずにするか、考えるのは面白くもあります。
では明日!頑張りますよ。


ついさっき近江町市場へ買い物に行きブログネタを拾って帰ってきました。

地下にあるマツモトキヨシで買い物をしてレジについているとすぐそばで
「マツモトキヨシ、マツモトキヨシ・・・」と言いながらレジのあたりをうろうろしているおっさんが居ました。
何だろあの人?と少し気味悪く感じましたがレジを済ますと見当たらなくなっていました。でもなんとなく嫌~な予感がしたのでまかない婦にしては珍しく足早にマツキヨを離れキャラバンサライに入店すると・・・
ゲッ!まかない婦のすぐ横にそのおっさんが居てまた
「マツモトキヨシ」と言ったのです。
正直ビビりました。

何よりかなり本気の早足で歩いたのにビッタリついてきたところが驚きです。
まあ、その先何をされるということもなくおっさんは去って行ったようです。ひょっとしてついてきたと思ったのはまかない婦の勘違いかとも思ったのですが、キャラバンのスタッフの人が2人とも
「変わった人を連れてきましたよね。」「うんうん。」的な対応だったので勘違いでもなさそうです。

あんたに引き付けられる人怖っ!という妹の声が聞こえたような気がしました。
おっさん頼むわ、どうせついていくなら若い御嬢さんにしてちょ!へんちくりんなオバサンについてくるのおかしいでしょ?
あっ、どこをとうとってもおかしい感じだったからあれでいいのか?とにかくキモかったです。みなさんもマツキヨ男にご用心。


最近ちょっと気になっていることがあります。実は当社の小さな酒屋にこれまた小さなワインセラーがあります。ギッチリ入れても30本くらいしか入らないセラーですがそれなりに高いワインも入っているのです。
先日このセラーの中から紅白一組のワインがお嫁入りしました。

その時見たワインがおいしそうだったので何かの折に一本買ってみようと思っていました。そして身内の宴会の時そのとっておきの一本を開けたのです。
開けたのですが色がワイン色ではなくくすんだ茶色っぽい色だったのです。ボルドーのワインは茶色っぽい色だとは言われていますが明らかにおかしな色でした。
味や香りは特におかしくもなかったのですがちっともおいしく感じなかったのです。色のせいでしょうか?
そしてまかない婦の心の中では『ひょっとしてセラー内のワインがすべてイカレポンチになっているのでは?』との恐ろしい疑問が膨れ上がっていきました。
ただ、それから何本か買って飲んでみたところ明らかにおいしくなっているワインもありました。共通し言えるのは滓が溜まっているということです。
滓の溜まったワインは嫌いではありません。大体美味しいワインに多いというのが経験からくる意見ですが、茶色というのはいかがなものなのでしょうか?
こうやってブログを書きながらググってみたらやはり茶色というのはまずい状態らしいです。実は昨日も一本買って飲んだのですが味や香りは良かったけどやはり少し茶色かったです。
こうなりゃ一本ずつ原価で購入して飲みつぶしていくしかなさそうです。
あ~あ、ちょっとブルー入ります。やっぱり仕入れた時から年代物のワインは当店のような店では取り扱わない方が良いのかもしれません。まあ、お客様が買われたものはそんなに年数の経っていないものだったので大丈夫かとは思います。それだけは良かったですわ。

ひやおろしや夏のにごり酒の飲みつぶしに四苦八苦しているうちにしぼりたての時期になり、今度は熱燗用の酒として長期在庫になりかかっている日本酒を潰している昨今ですが、ここにまた長期在庫のワインも参戦です。
休肝日やってる場合じゃないような・・・


2月10日、昨日は友禅作家の叔父の亡き奥様の祥月命日でした。毎年この日は叔父の自宅に招かれお参りした後近くの寿司屋に行っての宴会です。
ですが今年は寿司屋さん自体の法事と重なってしまったので仕出しの御馳走を取って叔父の自宅でのホームパーティーになりました。法事=宴会の柿市方式では自然な流れです。
叔母が亡くなってからもう15年たったのだそうです。あの頃まだ小さかった叔父の孫たちはすっかり大きくなり、一番上の子は今年から働くのだとか・・・
きれいな御嬢さんに変貌した小さな女の子は私たちにお茶を出してくれたり、テーブルの用意をするなどしていて子供だった面影すらありません。全く子供たちの成長には目を見張るものがあります。

一番下の子はまだおなかの中にいたのですが昨日見たらもう背の高い男の子になっていました。
叔母が生きていれば孫たちの成長をどれほど喜んだことか、優しくて朗らかな本当に素敵な人でした。
ホームパーティーには焼酎、ビール、日本酒と逸品ぞろいのお酒が並んでいます。焼酎はプレミアものですし日本酒は天狗舞の古古酒大吟醸、黒いラベルの貫録のお姿です。
いつもだったら当社の酒屋からまかない婦の好きな日本酒を一本買ってくれるのですが、今年は年の初めに芸者さんからこのお酒の一升瓶をもらったと言っていたので丁度良いと、今日の日に出してきてくれたのでしょう。
お正月に芸者さんが着るお引きずりの着物を作るのに叔父とその息子の従弟がかなり大変だったという話は聞いていました。その後貰ったのでしょうね。
高貴な酒を独り占めして4合ほども飲んだまかない婦です。弟も妹もウワバミ並みの酒豪ですが車の運転があるので控えていました。哀れです。

今年は当家でも祖母の七回忌と曾祖母の50回忌が重なっています。叔父の所は来年が17回忌になります。これ以上法事が増えないように親戚のみなさん頑張ってください。お願いします。

はじめまして * by 加賀友禅ファン
友禅作家の叔父様のお孫さんは、もしや三代目として後を継がれるのでしょうか?
楽しみですね!
楽しみですね!
Re: はじめまして * by まかない婦
加賀友禅ファンさん、多分そうなるのではないでしょうか?
すでに二代目はいい仕事をしていますしね。
すでに二代目はいい仕事をしていますしね。

今朝寒かったので粕汁を作りました。粕汁は好きな人は大喜びですが嫌いな人は全く食べようとしません。
今朝も蓋を開けてすぐにしめた人が居たので、母がなぜ嫌いなのかと聞いていました。
彼は以前に日本酒でひどく二日酔いをし、それ以来粕汁さえも嫌なのだと言っていました。
あっ、それまかない婦にも覚えがあります。まだ20代だったころ高校の先輩と飲み友達になり連れて行ってもらったバーの準常連になりよく一緒に行ったものです。時には一人で行くこともありました。
その店はガリバーという小さなお店で、小粋なツインマスターが客と楽しく会話しながらリーズナブルな値段でいろいろなお酒を楽しむことができました。


ああ、本当に懐かしいです。

そのバーであるとき酒で世界一周をしようということになりいろいろと飲んだようです。たぶん紹興酒やウイスキー、バーボンなどを飲んだ後、ロシアで沈没しました。
ズブロッカというウォッカを知っていますか?ヨモギのような香りがする草が一本入っています。このウォッカがまかない婦にとどめをさしました。
どうやって帰ったのかは覚えていませんが、3日ほど顔の周りにヨモギのにおいがする雲がかかっていました。土星の輪っか状態です。

それでもヨモギ嫌いにはなりませんでしたよ。
今でもあのウォッカを見るとガリバーのことを思い出します。あの2人のマスターはお元気でしょうか?
金沢に帰ってきてしばらくして街でマスターの1人にお会いしたのですがその後の消息を知りません。楽しかった時を与えてくれた小さな店と人と酒に思いをはせた今日のまかない婦でした。

金沢は今日もムッチャクチャ天気が悪いです。大風が吹いてトラックが横転したとさっきからニュースで言っていますし、雷もけっこうピシャっていました。

さすがに天候最悪地帯といえど今日は行きすぎな感じです。

さて、今日は珍しいものを見せてもらったのでそれを載せようかと思います。

ちょっと不気味ですが金花糖です。金沢ではひな祭りのお菓子として売られています。普通は野菜やタイなどが多いのですがこれは犬や姫ダルマ、七福神のようですね。
もらってもただ甘いばかりの砂糖の塊のような菓子なのですが、買うと結構高いのです。これでたぶん3000円はすると思います。
これは妹がもらったものですが、当家では食べる人が居ないのでもらってしまった場合は煮物に使ったりしています。むっちゃ高いお砂糖代です。しかも、この着色料の色が煮物に移ったりするので要注意なのです。

そうそう、話変わりますが菓子つながりです。今日先日金沢へ来た山小屋時代の友人からお菓子が届きました。ハラダのラスクといえば知る人ぞ知る群馬県の銘菓です。それが3箱も届いたのです。
まかない婦が送ったサンニコラのボンボンショコラのお返しか?それにしてはお返しの方が高額のような気がしますが・・・
それにそんなにたくさん食べれないし・・・てか、食べたらもっと太るし糖尿病も怖い年頃です。

そんで社員のみんなに1個ずつ分けてあげました。中には
「これ家にも有ったけど食べないでくれって言われましたよ。」と言っている男性社員もいました。
まかない婦も時々デパートの催事で見かけますが買ったことはありませんでした。だっていっつも買う人が列をついていますから・・・
金沢人としては列に並んでまで買うという根性がありません。並ばなくても買えるものがいっぱいありますものね。
それで初めて食べたハラダのラスクはやっぱりおいしかったです。サンキュー信子さん。たぶん奥さんの方が手配してくれたのでしょう。
なんか過剰な分何かを送り返したいなという気持ちなのですが、以前別の友達との間に送り付けあいみたいなことになったので今回はやめておきます。
そんなわけでブログの中でお礼言っときます。サンキュー


先日酒屋に来店されたお客様がマスクをしていました。

あっ、まかない婦とおんなじだ!花粉症だよこの人。

まかない婦もその日はたまたまひどくはなかったのですが、ひどいときには一日中鼻水が垂れつづけテッシュでかむのもせわしすぎるので鼻に綿球を詰めます。
まるでお亡くなりになった人のように見えるのでそれを隠すためにマスクは必須アイテムです。
ですがそれはあまりにも息苦しいです。

ここで『鼻ぽん』という鼻に詰める用の鼻栓が活躍します。これは鼻水をかなりな時間キープしてくれるだけでなく、息もしやすいという鼻栓界のスペシャルスターです。
ところが最近どこの薬局に行ってもこの鼻ぽんが売っていないのです。

仕様がなく普通の綿球を鼻に詰めているわたくしです。
同病相哀れむ。先日のお客さんにも同情しましたが、以前にエレベーターに乗っていたとき後ろの人が大くしゃみをし、花粉症なのにテッシュがないからハンカチを使うしかないと嘆いていたとき、自分のテッシュを差し出しとても感謝されました。
自分がそんな状況の時誰かが助けてくれる日も有るかもしれませんよね。情けは人のためならずです。
花粉症によいと言われるものはほとんど試しましたが一向に有効なものがありません。今軽く頭痛までしているので症状としてはかなり重症の方です。
発作の時飲むようにと但し書きのある頓服をすでに二錠飲んでいます。鼻水は一応止まっていますが肌や唇もカッサカサで水気がありません。これって年齢肌にはかなりダメージ大きいですよね?
あっ、瞼は腫れあがって土偶顔になってます。カッサカサの土偶、今から酒屋の手伝いに出動します。もちろんマスクはしていきますよ。ダダ崩れの顔もマスクで半分隠れるのでこれはこれで良い感じなのですが、メガネが曇るのが困りものです。
さてさて、全国の花粉症仲間の皆様、これからが正念場のスギ花粉です。お互い頑張って行きましょうね。


最近近くの百貨店名鉄エムザの酒売り場がとても良くなりました。以前は決まりきった酒蔵の酒がメインで当社の小さな酒屋より品ぞろえは良くなかったのですが、最近では見違えるほど素晴らしい品揃えになりました。
やっぱり石川県を代表する百貨店には頑張ってほしいものです。最近では前を通るといろいろな蔵元さんの試飲会などもやっていて顔見知りの方にお会いすることもたびたびです。
知らん顔するのも変なのでなるべくご挨拶するようにしています。えっと大江山さんとか、竹葉さん、宗玄さんなどいろいろです。
その場所で昨日はchikuha Nのプレゼンをやっていました。このお酒は大学生がプロジェクトを立ち上げ能登の蔵元竹葉さんと農家の方と協力して米作りから取り組んだお酒です。
特別純米酒の生原酒で瓶のお顔も今風です。

これがそのお酒です。Nは農業、能登、日本酒の頭文字から取っているらしいです。
数日前に妹が買ったものを飲ましてもらったのですが、結構味がしっかりしていて思ったよりずっとおいしかったです。なんとなく竹葉さんの純米しずくに似た味だなと思ったのですが、一緒に取り組んでいる蔵元が竹葉さんなのですから当たり前ですよね。
昨日の試飲会でお酒の売り込みをしていた若い女性2人がモデルさんかと思うほどの美人だったのでこれも素晴らしいと思いました。ひょっとしてミス日本酒とかの人かと思ったのですが、プロジェクトに参加している大学生の方だったようです。
もともとオープンな性格ではないのでいったん通り過ぎたのですが、勇気を出して戻り
「昨日飲んだけどとってもおいしかったです。」と伝えると2人の美人はうれしそうに微笑みました。
こんなおばちゃんの一言でも彼女たちが前に進む力に少しはなれるのではないかと思います。愛語回天、世の中が良き方に回ることを願います。

あっ、そうそう、まかない婦のnew耳かき棒ですが風呂場で石鹸をつけて洗ったらきれいになりました。ですがいちいち風呂場で石鹸洗浄はかなりレベルの高い面倒くささです。何とかならんもんかねまったく・・・

* by マタキ
Chikuha Nの紹介ありがとうございます。
お久しぶりにお会いしたいです。またお店の近くに寄った際には顔出しに行きますね!^ ^
お久しぶりにお会いしたいです。またお店の近くに寄った際には顔出しに行きますね!^ ^
Re: タイトルなし * by まかない婦
マタキさん、わざわざこのブログまで来ていただいてありがとうございます。驚きました。
またのご来店お待ちしております。火入れの方もいい感じですね。
またのご来店お待ちしております。火入れの方もいい感じですね。

今日買い物から帰ってきて急いで酒屋へ向かいました。昨日プッチョから頼まれた荷物を今日は出さねばなりません。もうじき佐川急便のお兄さんがやってくる時間です。
慌てて酒屋に入っていくとまかない婦の顔を見てなんだかぎくりとしたのは常連のお客様です。

前回いらっしゃったときは小さなBB-8を操作させてくださいましたし、時々差し入れの食べ物を頂くこともあります。
今日は竹葉さんのしぼりたてやにごり酒などをずらりと並べてどれを買おうかと思案されていたようです。知る人ぞ知るマニアックな酒屋はやりすぎなほどの偏った品揃えです。

まず右から『能登純米 しずく 無濾過生原酒』『能登のかすみ酒』『しぼりたて生原酒』『活性にごり酒』『純米 しずく 無濾過生原酒』です。これ全部数馬酒造さんのお酒です。実はこのほかに『N』という特別純米の生原酒も陳列されています。
この中でまかない婦のお気に入りは能登純米のしずくです。微発砲のピリピリ感も心地よいしっかりとした味わいのお酒です。

そうそう、お客様ですが酒を選びながら急に
「いやー、やっぱりお姉さんはすごいですね。匂いがしましたか?」と観念したように焼き立てのベーグルを差し出し
「2人いるから2個だな。」とまだ温かいベーグルをおすそ分けしてくださいました。
イヤイヤ、べつにベーグル狙ってねぇし・・・匂い嗅ぎつけたって獣でもねぇから・・・
そう言いながらも頂いたベーグルはホッカホカのもっちもちで本気で美味しかったのですわ。

まあいいか獣でも。どうせ当社はケダモノだらけ、1匹くらい増えたところで大差なしってことで・・・
ベーグルどうもごっつぁんです。

あっと、プッチョの荷物は佐川急便のお兄さんに数分待ってもらって何とか今日の出荷に間に合わすことができました。まかない婦の中で佐川男子の男前度3%ぐらいアップしました。


ついさっき山小屋時代の知り合いが本当に当社の酒屋を来店し、酒を買ってくれました。午後の3時くらいに来ると聞いていたので待っていたのですが、厨房の方の仕事も気になるので一旦戻ろうとすると妹が聞いてきました。
妹「どんな感じの人?」
ま「う~ん、プッチョみたいな人。」
妹「プッチョって?」
ま「あのね、体はかなりがっちりした感じなんだけど、手足がしょぼくてプラプラ感ある。」

自分の友達を捕まえてのプッチョ宣言に妹はあきれ顔です。そういえばその少し前に巷で大人気のある方を称して
「エミューに似てる。」と言ってこちらも呆れられました。
イヤイヤ、あんたの口の悪さには負けますから。ついさっきもまかない婦に向かって豚だのブスだのダラブチだのさんざん連呼してましたよね?
そんな悪口の罰が当たったのか、まかない婦が厨房に去ってからおしゃべり好きのお客様が来店されさんざんしゃべくりまわられた挙句、これもまかない婦の友人の旦那が来店され彼独特の不可思議ワールドに引きずり込まれ仕事が全く進まなかったとか。
これもひとえにまかない婦のせいだそうで妹曰く
「あんたが引きつける人間、怖っ!」だそうです。
そういえば今日来てくれたまかない婦の友人が加賀野菜を送ってくれとお金を手渡しながら二度も
「腐った物とか入れないでよ。」と言っていました。そんなん入れるかよ!
彼はまかない婦がふざけて何を入れるかわからんと警戒しているようです。それって何十年も前にドックフードを食べさせたこと言ってるのかな?それともおにぎりに飴入れたこと?
なんにせよいったい何十年前の話だってことですよね。こっちだってキャットフード食べさせられたりいかれちまったサラミ入りのお好み焼きで地獄を見たりしたんだから、あのころはそんなこといろいろとありましたよね。
ああ、でも本当にほんの短い再会だったけど昔がよみがえります。楽し苦しの山小屋時代、懐かしいです。

そういえば彼このブログ見てるって言ってたな・・・プッチョって言ってたことばれちゃうか?
まあいいか、群馬からあのプラプラ足で回し蹴りも届くまいさ。


最近新しい耳かき棒を買いました。それがまた異常に高かったのです。
形状はコイル状になった細いワイヤーがUの字になっていて耳垢がよく取れます。以前はUの字3連ちゃんになった耳かき棒でそれも結構高かったです。
ですが毎日のように強い力で耳かきをするのでこれで2本ぶっ壊れてしまいました。
今回のコイル状の物は耳垢が取れるのはよいのですが、耳かき棒自体をきれいにするのがとても大変なのです。
まず、テッシュやタオルなどで拭ってもコイルの中まで入り込んだ耳垢はびくともしません。水洗いしてみましたがこれもダメ。

しまいにはデンタルフロスでコイルを一つづつ掃除してみました。それですらダメ~!!

どうすりゃいいのか全くわかりません。

自分の耳穴はきれいになったのですが、耳かき棒は汚れっぱなしです。
いくら高かったとはいえこれって嫌ですよね?捨てちゃおうかしら?
ありとあらゆる食材を完全成仏させんと、ただでもらったのどぐろの頭を炊き、それすら売れ残った今朝その身をほぐして佃煮風に煎り付け、それが完売したことに無上の喜びを見出したまかない婦ですが、高級耳かき棒は捨てちゃうかも・・・
だってきったないんだもん。

耳かき * by N子
水あらいしてもだめですかね〜?
Re: 耳かき * by まかない婦
N子さんお久しぶりです。水洗いしてみたけどダメだったです。
こんなもの売るメーカーの気がしれません。この欠点は最初っから分かってるはずだから掃除用の何かをつけるのが常道だと思いませんか?
こんなもの売るメーカーの気がしれません。この欠点は最初っから分かってるはずだから掃除用の何かをつけるのが常道だと思いませんか?

今さっき外出から帰ってきました。今日は会社が休みだったのですが、ここ最近の休みは仕事が終わるとほとんど炬燵でゴロゴロするばかりでした。これではいけないと一念発起しさほど行く必要もない美容院へと行ってみたのです。

本当はその後にすぐ横のデパートへ行きバレンタインチョコの特設会場へ行くつもりでした。
すでにしばらく前からオープンしているその特設会場は今ならまだ人もさほどいないだろうしチョコを選ぶのにはもってこいだと思ったのです。
それに明日出張で金沢に来て、顔を出していくと知らせの有った昔の友達に地元のサンニコラのボンボンショコラを手土産に渡したかったのです。彼の奥さんも同じく山小屋時代の友人です。その人に地元の逸品を持って帰ってもらうのは我ながら良い考えだと思いました。
まあ、たとえ彼の都合が悪くなって来られなかったとしても自分が食べちまえばいいわけですしね。

中田屋のきんつばや烏骨鶏のカステラはもう名前が知られているかもしれませんがサンニコラのボンボンショコラは県外の人は誰も知らないはずだし、抜群に旨いのはまかない婦のよく知るところです。
勇んで最上階に上がり、目当てのサンニコラのブースに行ったのですが・・・

いえ、正直に言えば未練がましく1階の売り場まで確かめがっくり度をさらに深めて帰ってきました。
恨むぞサンニコラ・・・だったらバレンタインチョコの売り場になんで店開くかな?
何一つ買わず帰宅したまかない婦、旧友に渡す手土産も無しのまんまです。5日じゃおせーんだよ!!


昨日手取川さんの営業部長さんが来店されました。先日の上映会にこちらが招待していただいたのですがそのお礼に来られたそうです。
えっ?お礼を言うのはこちらでは?

確かにおっしゃる通り2人しかいない店員が外出したため酒屋は閉めざるを得なかったのですが、注文をくださる取引先には先から連絡済でしたし、お客様が来店されようが張り紙をして外出してしまえばそんなようなものです。
それより映画の内容がとても良かったのでそんな話で3人で盛り上がりました。
この部長さんとの付き合いも長くなり、叱られることの方が多いのですが言ってくださればこそ学べることも多いというものです。
ですがいつもこちらがやられっぱなしとばかり思っていたこの部長さん、近年の蔵の酒不足の処理に追われ気を病んだというのですから驚きです。
そんな弱い人とも思えなかったけど人は見かけによらぬものです。

まあ、大人気の手取川さんのお酒ですから足りない分を何とかしてほしいという要望がよほど多く執拗だったのかなぁと想像するばかりです。
部長さんは結構長い間当店でしゃべって行かれ
「この店でストレス発散ができる。」とおっしゃっていました。まあ、ため込んでいないでなんでも口に出した方が気持ちは楽になりますよね。
特にもストレスの原因と思われる話もされてはいませんでしたが、何かしらしゃべることで気がまぎれるのでしょうね。
招待されたばかりでなく手土産の大吟醸酒までいただいてお礼をせねばならないのはこちらの方です。会場を去る時にあんまりたくさんの方に囲まれていたので社長さんたちにお礼を言うこともできませんでした。そのことが少し心懸かりです。
次回、蔵にお邪魔する際にでもまた何か美味しいものでも持っていこうかと思いました。
金沢の街に今しんしんと雪が降り積もっています。

何年も会っていない山小屋時代の友人が近々出張で金沢を訪れるそうですが、空っ風の群馬から湿ったぼた雪の降るこの町に来たら勝手が違うのだろうなとちょっと心配しています。
それまでに雪が積もらなければいいがと思ってはいますが天気の悪いのが常のこの街です、足元だけはご用心ください。


今日鶏もも肉を5kgと溜まりに溜まった大鍋いっぱいの長葱を使って炒め物を作りました。今までであったら充分な量だったはずです。ところが盛り付けてみると数人分足りません。

まあ、主菜の皿が大きすぎたというところもあったので特に大きな皿を小ぶりなものに代えました。ここで何とか人数分に分けることはできたのですがなんとなくショボイ感じです。

どうしても納得できなかったので別に取ってあった鶏胸肉をそぎ切りにして炒め、プラスしました。これで何とか体裁は整いましたがお代わりの分がありません。
鶏皮ならあるのでそれとキャベツを炒めお代わり分にしました。

これが鶏皮とキャベツの炒め物です。

こっちは主菜のネギと鶏もも肉の塩炒めです。似て非なるものがお代わり分として出ているわけです。
ここまででかなりの二度手間になっていますが、さらに副菜の方でも二度手間の仕事が待っていました。

これが今日のお昼御飯のおかずで、副菜は里芋の煮物か菜っ葉の納豆和えかのチョイスです。ここで里芋の煮付けがまたぞろ不足気味で、今朝慌ててむいてくれた里芋をまた新たに炊きました。
二度手間、三度手間、四度手間ほどの要領の悪さです。

ほんの少し前までだったらこれで充分だったはずなのにいつの間にか人数が増え、しかもおかずをたっぷり食べる人がどんどん増えています。
まかない婦のお仕事、結構大変になってきています。
ただ今日は里芋を弟がむいてくれてあったので何とかなりました。
もうこんなことが無いように少し余裕を持った量を作らねばと思った今日のまかない婦です。ヤレヤレ、今日はちょびっとしんどかったぞいね。


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