まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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昨日のお昼時、母がまかない婦に言うのです。
母「社員のAさんの弟さんが亡くなったそうや。ついこの前奥さんの旦那さんが亡くなったばっかりやったのに・・・」
ま「って、かーちゃんちゃうやろ!!奥さんの旦那はAさんやぞ!」
母「えー、奥さんの旦那やって聞いたけど・・・」アリエンティ

母「あっ、お父さんやった。」そうでしようね。
それにしてもほんの少し前に義父をなくしたばかりで今度は弟さんとは本当にたいへんです。当社の社長も同情していました。
社「良いことは続かんけど、悪いことが続いて起こることはあるもんやなぁ。」だそうです。
葬式1つ出すのも本当に大変で一月ほどは疲れが取れないもののはず、それが2つでは気持ちも体も疲れ果ててしまいます。ゆっくり眠って体を休めてくれればよいがと思っています。
まかない婦と母は昨日自分たちの菩提寺に墓参りに行ってきました。

毎月月末の休日に行っているのですが来月は年末なので忙しくて行けないのがわかっていますので、これが今年最後の墓参りです。
秋の終わりの菩提寺には恐ろしいほどの落ち葉が降り積もっていましたが何人もの人がお掃除をしていました。落ち葉がいっぱい詰められたゴミ袋が何十個も積み上げられています。
私たちは自分の家と隣の友禅作家の叔父の家の墓2つだけをそそくさと掃除しただけですが、あんなに広い墓所をそれも無限に降り積もる落ち葉を掃除するのはまるで坊様の修行のような行いです。

しかも掃除をしていたのは若い男女のペアと年配のおじいさんです。おじいさんの方はもう何年も前から無料奉仕をしてくださっているのですが、若い二人は誰でしょうか?
ボランティア?それともアルバイト?
そういえば12月7日に大きな催し物があるとお坊様が言ってらっしゃったような気がします。平日では参加も無理なのでこの耳をスルーしていった話ですが、そのため掃除をしているのかもしれません。
今までで最高にきれいな菩提寺はあと一週間ほどこまめに掃除されるのでしょうね。お手伝いできなくて申し訳ないです。
えーっと、お掃除頑張ってください。

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当社ホームページに毎月旬の石川の地酒を選び、その酒と相性が良さそうな料理を考えてレシピ化してのせています。素材は旬の加賀野菜の中から選びます。
その料理をもう作らねば間に合わなくなります。12月1日にはアップしなければならないのですから。

来月のお酒は決まっています。天狗舞さんの『寒ブリに合う純米生酒』です。ということはブリを使った料理が良かろうということになり加賀野菜の源助大根でブリ大根を作ることにしました。
そこで大根を大きく切って中国の黒酢を味のポイントに使ったブリ大根を作ってみました。

これです。一応味を浸みこますために一晩おいたのですが試食してみると中まで味は浸みていませんでした。そして魚臭さも気になります。
時間はありませんがやり直しです。幸い大根はまだ残っていたので今度は半月切りにして作ってみました。ブリも切り身からブリカマに代えます。

これが出来上がりで一晩おかなくても何とかなりました。大根がもっと軟らかく煮えればもっと良かったのですがちょっと時間が足らなかったかな?
あとはレシピ化してアップするだけです。
毎月こんなことにならないよう余裕をもって取り組んでいるはずなのですがなかなか思うようにはいかんものですね。

寒ブリに合う純米生酒は12月1日発売なので昨晩はボジョレーでこの料理を頂きました。
ニュースで何度か言っていたように今年のヌーヴォは凝縮感があり出来が良いです。特に昨晩飲んだのはアルベール・ビショーのヴィラージュ・ヌーヴォーだったのでブリや黒酢にも負けませんでした。
少し大根が硬かったことを除けば味も上々で幸せな晩餐になりました。
まだ余っているので(なんせ二度作りましたから)大根だけもう1度煮直ししてみようかなと思っています。
ホナ


昨日の朝、近所のペインクリニックの先生が会社に来てくださり希望者だけインフルエンザの予防注射をしていただきました。

予防は健康保険の適用にはならないので注射の金額は病院ごとに違います。ペインクリニックの先生はかなり安くしてくださるうえ会社にまで来てくださるので助かります。
ちなみに金額は今年は2500円。去年までは2000円だったのですがワクチンの値段が上がったのだそうです。
先生は麻酔科医なので注射もとても上手ですがインフルエンザワクチンを打つと後が痛痒いですよね。それに今年からワクチンが強化されたそうでそのせいかかなり腫れました。
実は昨晩食事の後うたた寝をしてしまいました。そのあと目を覚ましてお風呂に入ろうと服を脱ぐと左腕の上の方が赤くなっています。『あれっ、ここに頭をのせて寝てたからうっ血したのかな?』と思っていたのですが。
風呂に入るとその赤味はさらに際立ったものになりました。ああ、予防注射の痕かとようやく気づきましたが随分でっかく腫れたものです。まるで日の丸?

今日になって注射の痕が腫れたと何人もの社員が言っていました。
わざわざ見せにきた社長の注射痕は大したこともなかったのでまかない婦の腫れを見せてあげたらすごすごと引っ込んでいきました。
義妹が凄いと言ってメジャーで測りに来ました。直径12cmだそうですが昨日よりかなり腫れは退いています。
ちなみにまかない婦と同じくらいひどく腫れた人もいたようなので私だけが特殊ということではありません。まあこんだけ腫れたのだから予防はばっちりだと思いたいですよね。
そんな今日の日の柿市商店での小さなお話でした。(^∇^)ノ

金沢にもとうとう冬将軍がやってきました。朝から冷たい雨にアラレが混じっています。

こんな寒い日ですからお昼御飯はおでんにしました。熱々のおでんで温まってもらおうと思っています。
八百屋なので大根や人参の微妙に商品にならないものも結構あるのでそんなものでおでんを作ります。

これが今日のおでんです。副菜のナムルとちょっと食材がかぶってしまったのであまりいい献立ではありませんね。

昨日も寒かったので久しぶりにホワイトシチューを作ったのです。この分では明日もあったかメニューが良さそうですね。
とうとう冬に突入した感のある金沢ですが嬉しい贈り物が届きました。

パンジーの一種だそうで、山小屋の奥様からのプレゼントです。酒屋に飾らせてもらいました。
この一鉢があるだけでなんとなく華やいだ雰囲気が漂います。
でもお世話になっているのはこちらなのにプレゼントされるのもおかしな話です。お返しではないけれどさっそくお歳暮を贈ろうと思いました。
もうすぐ12月、暮れの足音がなんとなく心を動揺させます。月末の仕事が片付いたら少しゆっくりしたいと思う今日この頃です。

先日ハンバーグを作ろうと思ったらナツメッグが無かったのです。すぐ近くのお店で売っているので母にお使いに行ってもらうことにしました。
オープンまでは少し時間があったので2人で朝のコーヒーを頂きその後お使いに行ってもらうことにしました。
「えっとペッパーやったかな?」母が何の話をしているのか分かりませんでした。最近人気のあのロボットのことかと思ったのですがどうやらナツメッグを忘れたけど香辛料だということは覚えていたみたいです。

買ってきてもらったナツメッグを入れて豆腐ハンバーグを作りました。今回はフープロで微塵にしたエノキの軸もかなり入れたので肉種が結構な量になりました。
そこでいつもは作らない巨大ハンバーグも何個か焼いてみました。直径25cmほどの皿にほぼいっぱいに焼けています。そんなのも4個ほど作りましたが社員はぺろりと食べています。
こっ、怖いです・・・

日々進化し続ける当社社員の胃袋に会社ごと食われてしまいそうなそんな毎日が続いています。
すげーぞ、柿市商店!!

昨日手取川の営業の方が商品を持ってきてくださったのですが、先日の吉田蔵の会の時の写真も持ってきてくださったのです。
渡された写真を見て
「なんじゃこりゃー!!」と殉職しかかったデカのように叫んだまかない婦です。
妹から犀与亭さんでの懇親会の最後のほうに自己紹介タイムがあったとは聞いていました。ですが全く覚えがないのです。
本当に思い出せませんかと聞かれてたった一言
「知らんわ。」と答えたまかない婦を手取川の営業の方がややのけぞりながらチラ見しました。目を合わせるのが怖かったのかもしれません。
「あの、電車を間違えて反対方向行きに乗った話をしていましたよ。」といわれて写真を見るとなるほど立ち上がってなんだかしゃべっていますよこいつ(ってオレだけど)。

ゲッ!しかも杜氏さんとがっぷりよつになってっし・・・
あーあ、終わっちゃってるねこいつ(ってオレだけど)。
ある意味覚えてなくて良かったかもと思ったまかない婦でした。どんどはれ。


昨日の休日ゆっくり休もうと思っていたのですがやはり無理でした。

さすがに酒屋は開けなかったのですが今日義妹が中ぬけすることがわかっていたので従食のほうの仕事を進めておかねばならなかったからです。
車麩の中に茹でた卵を詰めて煮付ける料理にしようと思っていたので茹で卵だけは作っておきたかったし、他にもやらなければならないことが結構ありました。
この茹で卵というやつ下手をすると皮をむくのにしたたかかかったうえ、きれいにむけずにガタガタになってしまうことがあるのです。
最近では茹でる前に殻に小さな穴をあけるグッズがあり、以前よりむきやすくなりましたがSサイズ以外の卵だとやはり少々むきにくいことが多いです。
こんな小さな会社の少人数の食事を作っていても結構苦労はあるものです。
毎日のように間に合わないのではないかと気をもみますが義妹に言わすと間に合わなかったことはないそうです。
う~ん、昼ご飯を食べている社員を見ながら揚げ物を続けていたことは結構あったような気がするけどなぁ・・・

でもまあ義妹が言うように大したことではないです。
まかない婦が東京の病院で働いていたとき、うどんの日だったのに麺を注文し忘れ当日になって頼んだので12時に間に合わなかったことがあります。

病院でこれは絶対にあってはならないことです。
ですがやっちまったのです。

言い訳にしかなりませんが聞いてください。麺の注文日だけがその他の食材の注文日とずれているのです。ほかのものは一斉に頼むのに麺だけは4日前になってようやく頼むというシステムでした。粗忽者に失敗をさせるためにあるシステムです。
なぜ麺だけ別注なのかと言えば喫食者の人数変動があるからだというのですが、それはほかの食材にしても同じことなので大きくずれる時は前日に変更の連絡をすれば良いのではないでしょうか?
失敗しといて言うのもなんですが、これは絶対にシステムが悪いと今でも思っています。
というわけで間に合わなかったトラウマがまかない婦を毎日追い詰めます。あれからずいぶん経っているのですがいまだに古傷がうずき続けているのです。
と、まあこういった訳でせっかくの休日もゆっくり休まず先走って仕事をするまかない婦です。
貧乏性というより病気か?

軽く病んだ心を抱いて今日も働き続けるまかない婦でした。

酒屋の仕事が忙しくクリアできそうもなかったので昨日の休日に店を開け店番をしながら在庫表を作り直すことにしました。ですが折悪しく昨日は全館掃除の日で酒屋にも掃除が入りました。
掃除が終わって店を開けたのは午後3時をとうに回ったころです。
ですがそのあとのんびり在庫表を作っている場合ではなくなってしまいました。
次々とお客様が押し寄せ一人では回らなくなりさんざん試飲したお客様がどさくさに紛れて逃げていきました。試飲して考え中風だったので買うものが決まっていたつぎのお客様のレジを打っている間です。
そんなんだったらあんなに何種類も飲むのは反則じゃないのか?

そんなことに構っている余裕もなく、キャッシュカードの端末が紙切れになりそうだし、手提げ袋もなくなり、試飲済みのおちょこがシンクの中にあふれ、試飲用の酒も無くなりました。
最初のほうに来店されたお客様は市場内の酒屋さんにも寄られたようですが、あまりに忙しそうで声もかけられなかったそうです。それに酒もほぼ売り切れ状態だったとか・・・
やっぱあちらの方が立地は良いよね・・・

そしていかにもお金持ち風の奥様グループの1人の方がスラッと菊姫の黒吟を買われました。数日前にたった一本だけ入荷してきたばかりです。
在庫があればもう一人の方も買いたそうでしたが無い袖は振れません。
その方のお酒を宅急便で送りだそうと荷造りする間も無く、次のお客様です。今度は試飲を重ねるカップルと外国人の2人連れを同時に相手して二組とも買ってくださいました。
カップルの支払いがセゾンカードだったので地酒を一杯ふるまわねばなりません。セゾンカードとの契約のとき約束したサービスです。
手取川の限定品 吉田蔵の純米大吟醸を飲んでもらったところ大変気に入ってくださり、いったん店を出たのに戻ってきてそちらの酒も一升瓶で買ってくださいました。
その間にようやくカード端末の用紙を取り換え、かろうじて紙切れは免れました。
ヘトヘトになりながら荷造りをして作った宅急便を届けて帰った後も在庫表は作れず、外国人グループを送り出した後そそくさと店じまいしました。
てんてこ舞い・・・

それでも「ああ、今日はよく働いたなあ」と満足して帰りました。
やっぱり金沢に100年に一度の風が吹いているのは本当のようです。
今日も良い天気だし、在庫表は完成していないのですが2日も店を開けるのはやりすぎですよね?
今日はゆっくり休むことにします。


昨日またまた友禅作家の叔父に誘われ割り勘会アゲインでした。ところが行きつけの店に次々と電話してもどこも満席、かろうじてはな乃さんだけが予約を取れました。
と言っても来店してみると予約席以外はほぼ満席でした。やっぱり連休前の土曜日はどこも忙しいようです。

こちらのお店はいかにも和の感じで椅子席もゆったりと余裕のある良いお席です。1人ならカウンターもお薦めです。こちらも広々としていて気持ちの良さそうな席になっています。

まず突き出しが出てきました。鱈の白子のあんかけです。柚子と蕪かしら?コツコツと噛みごたえのある野菜が入っていました。温かな突出しは寒さが厳しくなってきた今日この頃には嬉しいサービスです。

季節の味、銀杏を頼みました。丸々と大きくて美味しいです。しかも塩のためか最後まで温かでした。

このお店の刺身の盛り合わせはいつも素晴らしいです。これで一人前ですが添えられているつまも紅タテ、ツルムラサキの花、イカリボウフ、花穂などオッと思う品揃えです。もちろん刺身は最高に旨いです。
実は刺身が苦手なまかない婦ですが、ここのお刺身はいつも楽しみにしています。

出ましたー!!蟹です。



鱈の白子の酢の物です。他県ではあまり食べられていないようですがこれも抜群に旨い酒の友です。


ナマコ酢も頼みました。ナマコは本来硬いはずなのにこれはとてもやわらかかったです。切り方か下処理の仕方に技があるのでしょうね。叔父が旨い旨いと言いながら食べています。

叔父とまかない婦が頼んだ茶碗蒸しです。

母は好物の蓮蒸しを頼みました。菊花が散らしてあるようですね。

鱈の白子の昆布焼きです。本日3品目の白子料理ですが叔父は白子より敷かれた昆布にがっついていました。歯は丈夫なようです。


イカゲソ焼きです。かなりレアな感じに焼けています。前にきたときは赤イカのゲソでしたがこれはアオリイカかしら?

カラスミを頼んだら大根が付いてきました。どうやらこれに挟んで食べてくれということのようです。酒にぴったりの旨いつまみです。
この後佐賀牛も頼む予定だったのですが、さすがにおなかがいっぱいになってきたので〆を食べて終了することにしました。

叔父は卵雑炊にしました。

母は温かい氷見うどんです。

まかない婦は冷たい茶そばを頂きました。
食べ終わった後、いつものように帰りました。叔父は歩いて帰ると言っていましたが歩けば結構な距離です。結局タクシーで帰っていきました。
いつもいつも武蔵が辻付近で食べずとも叔父の自宅そばにもいろいろとお店はあります。たまにはそちらへ足を延ばすのも良いかもしれません。
昨晩はこんな感じの割り勘会でした。金沢の食べ物かなり旨い時期に入ってきています。
思っていた以上に観光客が増え、ちょっと息切れしている金沢人ですが、駅前のリーズナブルなはずのホテルがおっとろしく値上げをしているようです。この件についてはみんな怒っています。適正な値段でお泊りしていただき、金沢の街を楽しんでほしいものですね。
ではでは


今朝当社社長が嬉しそうに箱を抱えてまかない婦の働く3階食堂にやってきました。

箱の中身はこれ。見たこともないでっかい柿の実です。

太天柿(たいてんがき)という大玉の柿ですが、ちょっとしたメロンほどの大きさです。糖度も20度と大変高く、これはブドウ並みの甘さです。
あとで1個買って食べようと社長が言っていたのですが5個とも売れてしまったそうです。残念!

この柿もそうなのですが、今当社ホームページトップに差し込んである椎茸も見事です。

社長の手なのでそんなに大きくは見えないかもしれませんが直径13cmほどあったように見受けました。
これは天恵菇(てんけいこ)という菌床椎茸です。
石川県には以前から「のとてまり」という原木椎茸の逸品がありますが、そこまでではないにしろド迫力の大きさは群を抜いています。
秋も深まり、いろいろな食べ物がおいしくなってきています。石川県では今蟹が旬真っ盛り。もうしばらくして雪でも降ればブリや鱈がぐっとおいしくなってきます。
寒くて暗くて足元グチャグチャの冬は好きにはなれませんが、食べ物や日本酒が旨い季節です。
今晩はまた友禅作家の叔父からお誘いがかかりお出かけの予定です。なんか最近自分の体がイカメシみたくなってきています。
それちょっと悲しいのですが、休肝日をしばらくお休みすることにしたのでこのイカメシますます巨大になりそうな、そんな予感のする今日この頃です。


今日はボジョレーヌーヴォの解禁日です。

小さな酒屋もほんの少しだけ仕入れました。と言っても数年前からワンランク上のヴィラージュ・ヌーヴォにシフトしているので価格は少々高くなっています。
一番高いのはジョセフ・ドルーアンのヴィラージュ・ヌーヴォー ヴィエイユ・ヴィーニュで3800円の値をつけました。いつも高いルイ・ジャドのヴィラージュ プリムール ノンフィルターは今年は3600円にしました。
安いのはやっぱりペットボトルのヌーヴォでアーツのボジョレーはフルボトルで1500円、ハーフは1000円にしました。アルベール・ヴィショーのペットボトルもフルで1600円とお買い得です。
テレビでは今年の出来が素晴らしいのだと何度も放送されていますが、なんだかそのセリフ毎年聞いているような気もします。
ただ、このワインを送り出してくれたフランスの今の現状を見れば楽しげに乾杯する気持ちも萎えてしまいますね。
ですがこんな時だからこそフランスのワインを飲み、チーズやハムもあえてフランス産を選び、かの国の人を思って杯を上げることにします。
あっ、ハムはスペイン産でした。

とにかくフランス産を消費することで少しは役に立てるのではないでしょうか?その意味でも今年こそ皆でボジョレーを飲んでほしいものです。
献杯


昨日久しぶりにワインセラーからワインを選びお客様に買っていただきました。小さな小さな酒屋には小さな小さなセラーがあります。
中には随分前から寝たっきりになっているワインが適温に保たれた棚で出番を待っていました。
久しぶりにこの中から一本買って楽しむことにしました。
とにかく疲れてヘトヘトだったので何か自分に良いことをしてあげたかったのです。
特別高いわけではないのですが長期間出番を待っていた一本を買って家に帰りました。銘柄はシャトー メオム フランスのボルドーワインで 2001年の物です。
日本酒用に買った片口に赤ワインも美しいのではないかと先日ふと思ったのです。
サラダを作り肉を焼き、主役のワインと片口の出番です。

思った通りワインにも合う片口ですが想像以上にワインの色が濃かったですね。
明日発売のボジョレー ヌーヴォあたりを入れればもっと美しく輝くかもしれません。

とにかくワインはなかなかにおいしかったです。溜った滓が眠っていた時間の長さを教えてくれました。
明日はボジョレーです。


今日ようやく昼ご飯を作り終わり、さてブログでも書こうかと座ったとたんに酒屋からの内線電話が入りました。
「さっき伝言頼んだけど、大量に入荷してきた生酒いつになったら片付けてくれるのかな?」
えっ?聞いてないよー

どうやら母が伝言し忘れたようです。それから酒屋と本社4階の冷蔵庫を行ったり来たりの繰り返しです。本当に結構沢山の生酒が入荷していました。
4階の冷蔵庫は以前はギフト用のフルーツと酒、時々松茸やユリネなどが仕舞われていましたが最近では色々なやからが野菜を突っ込んで行きます。
今日も野菜で一杯になって酒が入庫できなくなっていたのでまかない婦は鬼のような顔に代わり大荷物を移動させていました。

その時点で場所を空けていたため何とか入庫させることが出来ましたが油断もすきもありません。
とにかく酒を片付け終わりとりあえず自分の昼ごはんの万年恵方巻きを食べたのが2時半くらいでしたでしょうか?

昨日はそれが4時過ぎになり義妹に
「今から食べるんか?それ昼ごはんか?」と聞かれ義妹が悪いのでもないのにキーっとなったまかない婦です。その時間までどうしても食べる余裕が無かったのです。

昨日に比べればまだしもの今日ですが、その後酒屋の在庫調べなどをしていたので本来の業務である買い物までの道のりは限りなく長くなりました。
その上酒屋でトラブルがあり妹もフラフラです。

一旦何かがあると通常業務がストップしてしまいます。通常業務だけでもクラクラするほど忙しい今日この頃、トラブルはきついです。

そして明日は月に一度のまかない婦の休日なのですが、このトラブル処理の為完全休業とはいかなくなりました。
まっ、商売してるんだからしょうがないか?
去年までは休みなんて全然無かったんだから朝ゆっくり寝られるだけでも良しですよね。
ヨッシャー、げっそり痩せるまで頑張るでー!


昨日のマラソン大会は大盛況でした。1万2000人ほどの参加者のうち97%近くの人が完走したそうです。

人、人、人の圧巻のスタートです。当社から参加した社員によると自己申告のタイム順に分けられ、スタート順が決まるのだそうです。

たぶんこの右端の人がトップで走り終えたソ連の選手です。2時間17分19秒だったそうですよ。凄いですねー。

マラソンが終わった後まかない婦は用事があって駅に行ったのですが、いかにもという人たちがいっぱいでした。まずシューズが違いますよね。
雨降りで大変だったとは思いますが、また来年もやるそうですから来てくだされば嬉しいです。
まあ、雨については金沢らしいと諦めてもらうしかないかな?
ですが一晩あけた今日の日はお日様の光が降り注いでいます。あ~あ、反対ならばよかったのになぁ・・・


今日朝からバタバタとヘリが飛び、ウオーと地鳴りのような歓声が沸いていました。
第一回金沢マラソンが開催された朝です。
ヘリはわかるのですが歓声が意外でした。金沢人ってそんなに熱い人たちじゃないです。
一位はソ連の人でしたが大丈夫?まあ、ダントツだったので文句はないのですがねぇ・・・
とにかく1万2000人の人が走りました。これって結構すごいことですよね。
でもおかげで商売の方は開店休業状態です。まっ、たまには早じまいして帰宅ってことで良いかもね。
なんて言いながらまかない婦自身は渡された大量の蓮根できんぴら作ってます。明日まで置いといたらどうなるかわからんからです。
大量と言えばネギもやっつけました。

これをきれいにして

ここまでやった後

砂肝と炒めて手前左の今日のお昼御飯の一皿になりました。めでたしめでたし。
ちゃんときれいに処理してるので大丈夫、安心してください。


昨日閉店間際の酒屋に中国系のグループが来店されました。台湾の方なのか中国の方なのか判然とはしませんが、服装や態度から台湾の方かしらと思っておりました。
クローズタイムを尋ねられ7時と答えると残念そうに出て行かれましたが、翌日の開店時間を聞かれたのでまたいらっしゃるつもりだったようです。
そのしばらく後に今度はフランス人の方が来店され「市の蔵」という店を教えてほしいと言われました。知ってはいますが説明しにくいのですぐそばまで連れて行ってあげました。
そして急いで店に戻ろうとしていると、今度はKKRホテルの場所を教えてほしいと日本人の方に頼まれ、当社の前が通り道だったのでまたぞろ道案内です。
まあ本当に観光客の方は増えました。
明日は初めての金沢マラソンが開催されます。1万人以上の方がそのために来県されているそうで、そのためお客様が多いのかもしれません。
昨日の中国系の方で日本のウイスキーに興味を示されていたお2人が先ほど来られてシングルモルトを4本買っていかれました。これで当社のジャパニーズウイスキーのシングルモルトはソールドアウトです。

本当に外国人のお客様方はジャパニーズウイスキーがお好きですよね。3年ほど前にはほとんど売れなかった高級な銘柄ばかりが稲刈りされるように根こそぎ買い占められていきます。
まかない婦もナイトキャップに白州や山崎を買ってちびちび飲んではいたのですが、この頃では売る方が忙しく銘柄を変えました。
サントリーの『知多』というグレーンウイスキーです。これが結構うまいのでこれでもいいやって思ってます。
山崎、白州、余市の欠乏で淋しい思いをしている方がいらっしゃったら『知多』にトライしてみるのもおすすめです。
あっ、さっきまた中国系の人が開店時間を聞いて帰られました。またいらっしゃるのかなぁ・・・


今日は昨日の続き、{『吉田蔵の会』の犀与亭さんでの懇親会の模様をお知らせします。

すき焼きで有名なお店で、この会では2回目です。
いつものことなのですが吉田酒造さん側の人たちの席は決まっているのですが酒販店側はくじ引きで席が決まります。まかない婦はなぜか社長さんの隣の席になることが多いのですが今回は向かいの席になりました。
そして社長さんのの両隣に大沢酒店の奥さんとカガヤさんです。この魔の三角地帯に恐れをなした社長さんはぶっ飛んで逃げていき、人身御供に山本杜氏を連れてきました。

真ん中で少しコンパクトになっている杜氏さんです。向かいはまかない婦でここからほぼ杜氏さんとまかない婦の一騎打ちです。


素晴らしい酒が勢ぞろいしています。これはほんの一部です。

乾杯のあいさつは山本杜氏さんからでした。

肉は食べ放題だそうですが年配の人が多いのでさほども食べられんと皆悔しがっています。でも素晴らしいお肉です。


中居さんが作ってくれるので食べるだけで良いのですが、皆おしゃべりに忙しくて大スターのすき焼きがあまり進んでいません。中居さんたち少々渋い顔をしています。

社長さんにそそのかされ、まかない婦は杜氏さんを酔っぱらわせてやろうと差しつ差されつの真っ向勝負です。今まで何年も騙されてきたのですが山本杜氏は飲んだふりをして口だけ動かし正気を保つという技を持っています。
「ささ、グググーっと飲んで。」と杜氏さんの決め台詞で反対に攻め立ててあげました。杜氏さんやや引きながらも楽しそうです。
もう何年もの付き合いなので皆結構打ち解けています。硬いところのない和やかな宴会になりました。

カガヤさんを真ん中に社長さんとイケメンの息子さんです。この写真1枚で楽しい宴席の雰囲気が伝わるのではないかしら?
でも、実をいうとこの写真を撮った記憶がありません。調子に乗って杜氏さんと飲んでいるうちにサブと交代したようです。
酩酊状態のまかない婦を見て妹に
「早く連れて帰れ。」と忠告してくれた方がいたそうです。
てーへんだ、てーへんだ!!ついさっき妹から聞いたのですが会の後半に自己紹介が有ったそうです。まかない婦、自分の脳内のどこをどう検索してみても自己紹介の記憶がありません。
あーーーーー、何を言ったことやら・・・

自分で自分が怖い今日この頃の秋の風です。


昨日会社は休みだったのですが白山市の吉田酒造さんの「吉田蔵の会」に妹と2人参加してきました。
今年は大風も吹かず、反対方向への電車にも乗らず、不埒なタクシー運転手にも当たらなかったのでおするするに吉田酒造さんに着くことができました。

この一年の吉田酒造さんの取り組みを聞き、社長さんの息子さんが作った『U』という純米酒の話も聞きました。
低アルコールで(13%)石川県の酒米石川門を使い、酵母は金沢酵母です。低アルコールということで味が物足らなくならないように山廃仕込みで作ってあるそうです。
さて、例年通りこの後蔵見学に入りました。そろいのエビス帽を被り、靴カバーをつけて記念撮影の後見学に回ります。

山本杜氏が仕込んだばかりのタンクを見せてくださいました。

ぶどう酒ならばペレルといったところでしょうか。お酒のベビーです。

社長の息子さんでイケメンの泰之さんが試飲用に大振りのお猪口に注いでくださいました。飲むというより食べる感じで口の中に米が残ります。

こちらの方がさっきのタンクより進んでいます。

この機械は『蒸す蔵君』と言ってお米を蒸す機械です。蒸し布にお米がくっつき難く作業か随分と楽になったそうです。

大きなサーマルタンクがいくつも並んでいました。サーマルタンクとは温度管理の出来るタンクのようです。

随分高いところに神棚が飾ってありました。ワシらが見守っているぞ的な威圧感を感じました。
見学はさらっと済ませ、この後懇親会の為松任の犀与亭に向かったのですが続きは又明日と言うことで・・・
まかない婦実は飲みすぎて二日酔い気味です。

今晩は休肝日、それが嬉しく感じる日が来るとは・・・情けなや情けなや・・・


昨日久しぶりにマリエール・オークパインさんのお食事会へ行ってきました。社長に頼まれ母と2人で出席です。
今回は『雪待月の膳』ということで晩秋から冬へ向かうこの時期の季節の恵みを味わいました。

前菜は数日前に解禁されたばかりの蟹です。メスの香箱蟹を土佐酢で食べます。
母は添えられたプチトマトの白和えにビビっていたのでまかない婦が母の分まで食っておきました。

まかない婦最初っから冷酒で攻めています。母はいつものごとくビールなのですが、前回も同席になった方が隣にいてその人も冷酒を頼んだので『最初は白ワインかなぁ?』などと思っていたまかない婦も調子づいています。

テーブルにはいつものように花が飾られています。

お刺身が運ばれてきました。鯛とアワビが旨かったです。友禅作家の叔父がエビの頭をいつも食べるのでまかない婦もまねして食べてみました。

温物って温かい煮物のことかしら?今回は豚バラとエビイモでした。

揚げ物で生まれて初めて松茸のコロッケなるものを食べました。銀ムツの竜田揚げが旨かったし、抹茶塩に添えた骨せんべいが繊細です。

蒸し鶏とレタスのサラダだそうです。

メインデッシュは黒毛和牛のロースだそうです。大黒シメジが可愛かったし、五郎島金時のペーストが旨かった。


キノコご飯かなんかのほうが良かったのですが、最近はやりののどぐろの寿司が出てきました。のどぐろはやっぱり焼き魚でいただきたいです。


この吸い物は文句なく美味しかったです。やっぱこれが一番かな?

デザートはリンゴのタタンです。ラストのコーヒーまでしっかりいただきました。
いつものごとく美味しい食事でした。御馳走様です。


今朝ある社員に言われました。
「ブログを見てバカゴリラで大笑いしました。」
しかし彼はバカゴリラを義妹だと勘違いしていたようです。
違いますよ、バカゴリラは酒屋に居る実の妹の方です。


いくらなんでも義妹とはそこまであけすけには戦えません・・・でもないか?
全く身に覚えもなかったのですがまかない婦と義妹の言葉のやり取りを聞いて取引先の銀行員の方がドン引きしている模様です。
その方ビミョーにまかない婦のことを恐れているような気配があります。
ヨッシャー!

長年目指していた怖いオバサンにようやくなってきたようです。もたもたしてるとオバサンがお婆さんになってしまいそうなほど時間がかかりましたがギリセーフってとこでしょうか?
考えてみれば義妹とも結構やっているのかな?
そういえばこの前フライドガーリックをすりこ木でバシバシ叩いていたところ、義妹が
「なんや、おっとろしい。」とそのあまりの凄まじい叩きっぷりにあきれてチョイ批判しました。
「うん、これ今あんたやと思って叩き潰しとった。」と言ったまかない婦の言葉を聞いて義妹は本気で引いていたようです。
フフフ、ちょいと真実が混じっていたかな?

厨房チームも楽しくやってまーす。


毎日のことなのですが次から次とヘタレ野菜が上がってきます。
肌が汚くなった売れ残りの胡瓜、部分的に黒くなったキャベツ、袋詰めになった中の一個が傷んでしまったピーマン、売れ残って傷み始めたミニトマト、期限切れの卵、スの入った大根、ネギの青いところ、フェンネルの葉、数え上げてもきりがありません。

特に休み明けなどいろいろなものが上がってきます。今日も朝から頑張りました。


株の葉先の煮物です。軸も入れるとちょっと筋張った感じになってしまいますが葉先だけなら軟らかく煮えます。軸は刻んで漬物にしました。

胡瓜の割には白っぽいのはほとんど皮をむいたからです。皮がかなり汚かったのですが茗荷をたっぷり入れたのでそれなりに美味しくできているのではないかと期待しています。

胡瓜と蕪の葉だけでは人数分の副菜には少し足りなかったのでマカロニサラダも作りました。ここでピーマン使っています。

こちらは主菜になったキャベツです。2玉半ほどは使えたでしょうか?もちろんピーマンも使いましたが一緒に炒めると色が悪くなるので茹でてトッピングしました。
いつもは副菜に添えることの多いミニトマトですがたくさんあったので主菜に添えました。それでもまだ余っているのであとは持ち越しです。

そして究極のエコ料理、蟹ガラの味噌汁です。身は細い脚ぐらいしか入っていなくて蟹を切り分ける時に出た甲羅などが入っています。食べ残しではありませんよ。最初からこの味噌汁用に取り分けておいたものです。蟹の良い出汁が出ています。

まあ、いつもこんな感じの当社エコ食堂です。

明日は卵をやっつけようかなと思っています。まかない婦頑張ります。


昨日叔父に誘われまたしても割り勘会のお食事会です。今回は大手町にある馬数(ばかず)さんです。
以前にも何回か訪れたことがありますがとにかく忙しいお店です。ご主人と奥さんそして妹さんの3人で切り盛りされるお店はいつも満員。今回だけ少し空席がありましたか・・・

突き出しはいろいろな菜っ葉のお浸しだそうです。鶏肉が入っているのかな?菜っ葉はともかく菊花が入っているのは珍しいですよね。
まかない婦は萬歳楽のひやおろし、母と叔父はビールで乾杯です。



蟹解禁の初日ですからこの夜の金沢で蟹は外せません。金沢人としてはズワイガニではなくメスの香箱蟹を頂くのが常識です。ねっとりしたカニ味噌まみれの内子とプチプチの外子を酢醤油で食べます。
なんだかお隣の富山県では北陸新幹線開業以来白エビの値段が跳ね上がり地元民の口に入りづらくなったとか?金沢でも人知れず食べられていた香箱ガニの美味しさを他県民に知られれば同じ有様になるのではないかと心配されています。

叔父との外食では必ず頼まなければならない刺身の盛り合わせです。真ん中の白いのはハタハタの白子だそうです。添えられた野菜も紅芯大根やハスイモなどちょっと珍しいものです。

前回注文した時食用ほうずきまで入っていて驚いた野菜のサラダです。今回も珍しい野菜がいっぱい入っています。ごぼうや南瓜、人参も変わった種類です。次に来たときどんなサラダに変わっているのか楽しみですね。たくさんあるドレッシングの中から選べます。

茶碗蒸しは母のオーダーです。宝珠のような器もしゃれています。

鱧と松茸の土瓶蒸しです。むちゃくちゃ旨かったですよ。

能登牛のカツレツです。自家製のデミグラスソースでいただきます。

鱈の白子の天ぷらです。そろそろ鱈も美味しい季節です。

〆は卵かけご飯にしました。このお店ではご飯も美味しいですよ。

外国人驚愕の卵かけご飯はとってもおいしいです。日本人で良かったよ・・・

母と叔父がすっごく楽しそうだったので写真に撮っちゃいました。おーい、親戚のみなさーん、私たち楽しくやってますよー。



千葉の滋あんちゃん、金沢にも『わん』が駅前にできたよ。八千代と一緒だよ。

また来年、みんなと一緒に楽しく飲める日を待ってます。それまで全員お達者でいてね。


今朝の食卓での社員同士の話が面白かったので紹介しちゃいます。
ベテラン社員のAさんがときどき見かける高校生らしきアベックがいつも同じ場所でイチャイチャしているので嫌な気分になるとぼやいていました。
そのAさんをいさめたBさんの一言が秀逸でした。
「どうせすぐ別れるんやからほっとくまっし(そっとしといてやれ)。」
たっ、確かに・・・笑ろたわ(笑ったわ)。

話は代わりますが名古屋の叔父さんに頂いた『おろし丸』という大根おろし機がここ数日大活躍しています。
何しろスの入った大根が毎日のように上がってくるのでいろいろ料理に使ったり、欲しいという社員に分けたりしていたのですが、とうとう誰も見向きもしなくなってしまったのです。

こうなりゃ大根おろしにして出してやれと思い、3日間ぶっ続けでおろし丸で大根おろしを作り続けました。するとほぼ完売の好成績です。
やっと大根が無くなったと思いほっとしたのもつかの間、またさっき3本の大根が厨房目指して上がっていきました。

当分の間おかずづくりのほかに大根おろしも作り続けなければならないようです。
さらに今度は販売用のおろし生姜も作ってほしいという話があり、やってみたところ大根と同じように削りきれない部分は出たものの出来はかなり良いようでした。
おろし丸、本当に大活躍です。名古屋の叔父さんありがとね。


昨日夕食を食べ終わりケーブルテレビで『名探偵ボアロ』を見ていた時です。気が付くともう夜の10時近くになっており母もまかない婦も椅子に座ってそっくり返ってテレビを見ていました。

ふと妹の言葉を思い出しました。
「あんたら酔っぱらったらそっくり返るがや。そっくり返ったらもう終わっとるがや。」そうか、終わっているのか・・・
そういえば飲んだ後よくこうやってテレビ観てるような・・・
あれっ?でも休肝日だから炭酸水ぐらいしか飲んでないぞ。
最近のまかない婦の食事の友はペリエのレモンです。本当はライムのほうが好きなんですけど、まかない婦以外にペリエを買う人はほとんどいないので一旦仕入れたら一箱ほど飲み続けなければなりません。というわけで今はレモンです。
ペリエのレモンで終わってしまったまかない婦の座っている椅子は、激しいそっくり返り攻撃で半壊れ状態になり、今にも背もたれが外れてしまいそうになっています。
それにしても酒も飲んでいないのに食事時間長くない?
仕事が終わって酒屋から帰ってくるのが夜7時半くらい。それから食事を作り食べ始めるのは8時くらいでしょうか?そこからの2時間はどうも長すぎるような気がします。
これでどちらかが下戸だったら大変な喧嘩になりそうです。
まっ、どっちもそっくり返ってテレビ観てますから平和な食卓です。

今日も一日良いお天気だったのですがお客様がさほど押し寄せた形跡はなさそうです。大きな世界大会も日曜で終わりだそうです。
次の大イベントは金沢マラソンかしら?11月15日に初めて開催されるこのマラソンに15日出番の社員たちはビビっています。
もちろん出場する物好きな社員もいますよ。頑張ってください。ヾ(・∀・)ノじゃね

つい今しがた知り合いのお客様に差し入れを頂きました。

岡山のキビ団子らしいです。桃太郎のキャラクターが可愛いですよね。
桃太郎と言えば今auの三太郎が来てますね。そういえば最近浦島太郎役の人が何か賞を受賞していたような・・・
それってメインキャラの桃太郎的にはどうなんだろう?

まかない婦は以前のペプシのCMも好きだったなぁ。かないそうもない強大な敵(コカコーラ)に挑むペプシということで、巨大な鬼に立ち向かっていく桃太郎と犬、猿、雉がなかなかに良かったです。
スケールの大きなあのCMが三太郎が始まってから全然放送されなくなったのが少し残念です。

話は代わりますが金沢今日はとても良い天気でした。

買い物に出かけると街中は外国人のお客様がとても多いので少しビビってしまいます。どうやら例のJCIのお客様方のようです。
ひょっとしてわが酒屋にもお客様が来ているのではないかと心配になり急ぎ帰ると予想通り二組の外国人のお客様の前で妹が軽いパニックに陥っていました。
妹ご自慢の整理整頓どころではなく、テーブルの上はとっちらかった彼女の脳内のような有様です。
そこに拍車をかけるように韓国人のお客様がいろいろ要求されるので見るも哀れなことになっていました。言葉がうまく通じないってことは大変なことです。
バベルの塔を作った人には苦情を言いたいところです。
ですがこの二組以外外国人客の来店はありませんでした。それもまた少しさみしいまかない婦です。
なんかこの店だけブラックホール的に置き去りにされているような・・・それでも充分忙しいので良いっちゃぁ良いんですけどね・・・


今日はまかない婦のひいおばあさん鶴婆ちゃんの祥月命日です。まかない婦がまだ小さかった頃『オババちゃん』と呼ばれて鶴婆ちゃんは同居していました。
すでにかなりひどい認知症にかかっていたので子供だった自分には怖かったり嫌だったりの思い出しかないのですがそれでもオババちゃんの好物は覚えているのでこの後買い物に出たら買ってこようと思っています。
豆板というお菓子をご存じでしょうか?文字どうり金時豆やえんどう豆を砂糖衣に閉じ込め板状にしたお菓子です。

これが一応その豆板に似たお菓子ですがオリジナルはもっと大きかったと思います。お祭りの屋台でよく売っていました。
たぶん覚えもない本当に小さいころオババちゃんはその甘いお菓子をまかない婦にも分けてくれたのでしよう。でなければまかない婦がオババちゃんの好物を覚えているはずもないですものね。
ですが命日と言ってもゆっくりお参りするまもなく、ついさっき夕方5時近くになってようやく買ってきたという体たらくです。
こんなんだったら昨日のうちにいろいろやればよかったのですが、昨日はかなり頭に来ることがあったので夕方からふて寝して貴重な自分の時間を無駄にしてしまいました。
腹など立てて損をするのは自分なのだと分かってはいるのですが、わが心さえ思うようにはならないものです。
そんな昨日に比べたら狂ったように忙しかった今日は良き日でした。

たった2人で切り盛りする小さな酒屋で妹はまかない婦をダラババアと呼びこき使い、まかない婦は妹をバカゴリラと呼んで意趣返しをします。
そんなやり取りがあまりにもくだらなくて笑ってしまいます。笑いは嫌な黒い思いを洗い流してくれました。これも皆バカゴリラ様のおかげでございます。
ということで明日も2人で頑張るつもりです。


きのう3台ある自販機のお金を集金したらそれだけで6万円ほどあったようです。100円玉が300枚以上、50円は60枚、10円は100以上ありました。もちろんこのほかに1000円札や500円玉もあったわけでかなりの売り上げです。
本当は月末に集金しなければならなかったのですがいろいろ忙しかったうえに母と甥の誕生日パーティーがあったのでいつも落ち着いて店じまいするところ妹にせかされながらの店じまいとなり自販機の集金どころではなかったのです。

有言&無言のプレッシャーをかけ続ける妹にプチ切れしたまかない婦は妹に
「バカゴリラ」と意味不明の暴言を吐き、妹ばかりか友禅作家の叔父まで呆れさせてしまいました。

バカでもゴリラでもない妹ですが何らか口汚くののしってやりたい気がしたのです。

それに引き替えわが愛しの自販機たちは黙って働き続けせっせとお金を稼いでくれます。
さらに街灯があまりついていない当社の前の小道では自販機の明りが道を明るく照らしています。以前お隣に住む小父さんに
「これのおかげで明るくて助かるわー。」と感謝までされました。
本当に優れものですが、今現在1台の蛍光灯4本のうち2本が消えてしまっています。早急にメーカーに電話して元の明るい子に戻してやらねばなりません。
すっかり寒くなったうえ朝の早い社員を抱える当社では温かい飲み物が欠かせません。コーンポタージュやお汁粉、ホットレモンにココアが売れる季節になってきました。
今年は暖冬だといううわさを聞きましたが、今のところかなり寒いのでしばらくこれらのホットドリンクが売れそうな気配です。
でもなんですよね、『コーンポタージュのコーンって最後の一粒までなかなか出ない』問題の解決法なんかないですかねぇ・・・

昨日美容院へ行って髪を切ってきました。


美容院には美容師さんは6人ぐらいいらっしゃいましたが最初から最後までお客はまかない婦一人でした。それもちょっと寒かったです。

その帰りにデパ地下に寄って少し晩御飯のおかずを買おうかと思ったのです。
なんとなく餃子気分だったのですが入ってすぐのところにおあつらえ向きに宇都宮餃子の出店が出ていました。
すぐに買って帰ろうと思ったのに売り子のお兄さんが試食の餃子を食べろというのです。こちらはすでに品物に手がかかっているのに・・・
とりあえずいろいろなことにNOと言えないまかない婦は勧められるまま餃子を口に運びました。
アチッ!口の中で異常な熱さの餃子がさく裂しました。

「熱いから気をつけて。」って後から言ってどうすんだよ!

熱くても口から出すわけにもいかず、悶絶の一時が過ぎると間違いなく火傷した口の中で餃子がイヒヒと笑いました。

当然買っては帰りましたが、その日の餃子気分は雲散霧消。何せ口の中の皮膚がペロンと一枚むけました。


宇都宮餃子、熱すぎるぜ!!旨かったけどなっ!

夕べ母と甥の誕生日パーティーを開きました。



母は80歳甥は22歳ださぅです。80歳とはまたでかい年です。


妹一家が金沢全日空ホテルで作ってもらったオリジナルのバースデーケーキです。浩子ちゃんと真君足して102歳です。
いつものように妹家族4人とまかない婦に母、友禅作家の叔父と弟が参加です。義妹は風邪気味なので自宅でぶっ倒れているはずです。

酒屋が無茶忙しかったのでろくな用意ができませんでした。80歳の母が自分の誕生日パーティーの準備を黙々とやってくれました。


なにはなくともこれさえあればのお寿司の出前です。

みんな結構好きなのでチーズを用意しました。マスカルポーネと白イチジク、熟成ミモレットにコンテ、ウォッシュタイプのチーズは何だったか忘れましたが食べごろのとろけ方です。フルーツたっぷりのパンも用意しました。

ハムのプレートです。ソフトサラミは姪の大好物、ドライソーセージは先日軽井沢で買ってきたものです。分厚く切ったハムは千葉の叔父から頂いたものです。

水牛のモッツァレラチーズとフルーツトマト、キュウリです。

何とか暇を見つけて作っておいた酢蓮根です。

20分茹でただけのゆで豚ですが人気です。
このほかに弟が松茸の汁物の下準備をしていました。食べたはずですが記憶にありません。たぶん作ったのは妹でしょうね。
楽しく食べ、飲んで過ごしました。飲んだ酒は知り合いから頂いた福井の常山のうすにごり純米大吟醸と地元石川の常きげん山田錦四割磨きの大吟醸です。ビールはモルツとスーパードライ、焼酎は天使のわけまえです。


ご機嫌の大人たちの中で受験生の姪は明日テストだと言ってブルーぶちかましています。

今日は珍しくピザのない誕生日でした。もちろん食べ物が足りないということはありません。いつもながら楽しいひと時でした。
次のパーティーは年末の31日です。そんとき妹が忙しすぎて爆発していないことを今から願うまかない婦でした。

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