まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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昨日ご飯作りの仕事がなかなか進まず大変でした。次第に機嫌が悪くなりそれにつれ人相も悪くなっていたと思います。

昨日のメニューは豆腐ハンバーグだったのですが最後にハンバーグ用のソースを作ろうとしてとんだ失敗をしてしまいました。
焦っていたのと慢性的に右手が痛いので新しいソースのキャップがどうしても開かず、歯でキャップの一部を噛んで開けようとしたのです。
ベチッ!

「何やっとるんや!」呆れた義妹がまかない婦をたしなめます。

キャップが取れたのは良かったのですが取れてはいけない部分まで取れてしまったようです。

道理でなかなか外れなかったわけです。義妹が
「あんた、歯が丈夫やね。」と呆れています。イラつきの頂点でソースのキャップを噛み引きちぎった獣のような顔が少し怖く見えたのかもしれません。

いつもそそっかしい義妹のことを『破壊王』と呼び笑っていたのですが、これでは人のことを言っている場合ではありません。

「しょうがないなぁ。」と言いながら義妹が空いた別のソースの容器に移し替えてくれました。本当にしょうがないことでございます。

今日はうって変わって作業が進みました。いつもこんなだと楽なのですが・・・
まっ、いろいろありますよね。(;一_一)
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昨日月に一度の墓参りに行って来ました。

墓参りの帰り道歩きながら、菩提寺や道沿いの家々に咲く花を見るのがいつの間にか一つの楽しみになっています。
今は梅雨なのでアジサイの花が多かったけど一口にアジサイと言っても色々な種類があるのだなぁと感心してしまいました。


菩提寺で見かけた珍しい植物です。白いのはやはり葉でしょうね?花はしだれた小さな房の方でしょう。

これも何なのかわかりませんが結構存在感のある花が咲いています。

特に珍しくもないですがきれいです。

小さな花に寄って写してみました。

何の花かはわからなくてもきれいだなぁと見とれます。

小さな小さな青い花です。

真ん丸のくすだまみたいなアジサイです。

重たそうに垂れ下がっていました。

これも珍しいアジサイですが、去年沢山咲いていたトランクルームの脇にあった木は根こそぎ伐採されたようです。

このアジサイは初めて見ました。

本当にいろいろな種類があります。

淡い色と花の大きさ、形が何ともいえず優しいアジサイです。
寺町を抜けると、すぐに金沢の繁華街片町に差し掛かります。ここにもいろいろ面白そうなお店が増えていました。
めったに行かない大和デパートに寄った後、いつもの東急ホテルでこれまたいつものカクテルとチーズを楽しみました。
顔見知りのスタッフの方が
「一応メニューを持ってきてみました。」と立派になったメニューを渡してくれながら
「いつものですね?」と確認していかれたのですが、いつものであるはずのマティーニの味がいつも通りではありませんでした。
あれっ?と思ってバーの方を見ると
「ひょっとして味が違いますか?」と聞かれました。どうやら新しく入った方が作ったカクテルだったらしいです。
そのマティーニにはいつものような味の深さというかまろやかさが無かったです。作った方と同じく若い味でした。
母のキールもいつもより甘かったそうです。
そんな小さな違いまで分かってしまうほど通い慣れたラウンジです。
これからもずっと月に一度ここに座ってキールとマティーニの親子を続けられればうれしいですね。

梅雨の一日、花とカクテルに癒されたひと時でした。
* by タ-チK
とても綺麗ですね。最初の白い葉は半夏生(はんげしょう)です。次はくちなし?ですかね。鮮やかな色とりどりの花は心を癒してくれます。それにしても写真を撮るのが上手で感心しています。
Re: タイトルなし * by まかない婦
ターチKさん、ありがとうございます。
ですがさほど上手な写真でもありません。ちょっとボケているのも時々ありますよ。
ですがさほど上手な写真でもありません。ちょっとボケているのも時々ありますよ。

昨日妹が出張で居なかったのでまかない婦が一日中酒屋の店番をすることになりました。
忙しければ酒屋として働けばよいし、暇だったら来月のHP用の原稿を作るつもりでした。
結局ほどほどに忙しく、原稿も作り終えることが出来たというまかない婦にとってありがたい状況になりました。ですが一日が終わってみるとぐったりと疲れていたので、やはりいつもと違う仕事というのは疲れるものなのだと妙に納得した次第です。

さて、新しく入荷してきた酒を予約をいただいた店舗ごとに分けておこうと思い本社4階のバックヤードに向かうため、し『ばらく席を外します』の張り紙をして本社4階に着いたとたんに酒屋から呼び出しを受けました。どうやらお客様がいらっしゃったようです。
ついさっきまでお客様のいらっしゃらない時間がかなりあったのにタイミング悪しです。
戻ってお買い物も終わり、4階の酒の整理も終わったのでいつもの海苔巻で昼食を済ませました。

まかない婦として機能していないので昨日の当社社員のお昼御飯はレトルトカレーとインスタント麺にしてもらいました。


ですがこんな昼食は自然派志向の人にはとんでもないのでしょうね・・・現に酒屋のお客様に純米以外のお酒は絶対に買わないお客様が居らっしゃいます。
まかない婦としては純米かどうかよりどんなお米を使っているのかの方が気になります。
お酒造りに使われるお米は酒造好適米といわれるもので私たちが普段食べているごはん用のお米とは違うものです。ですが好適米以外の米を使ったり、極端に言えば米ぬか様の削りカスのような米粉を使っても醸造用アルコールさえ入れなければ純米酒と言えることになるのです。

それはさておき、当店のお客様は昨日も純米のお酒2本と甘酒を一本買っていかれました。そして貴重品の天狗舞の純米酒を試飲させてくださったのです。
入荷が少ないので自分たちで飲むことは控えていたお酒です。
このお酒先般の天皇陛下来県の折に出すためだけに作られた金沢酵母と石川県独自の酒米『石川門』で作られた純米酒で全部で1000本しか作らなかったのだそうです。
味は穏やかでとがったところの全くないお酒でした。ちょっと燗を付けて味の変化をみてみたいような気がしました。
お客様はいつものようにお地蔵様のようににこやかにほほ笑んで帰って行かれました。

色々な方に支えられながら細々営業を続けている小さな酒屋、店員は大酒のみの妹と小酒飲みのまかない婦のどちらかしかいません。
それでも姉妹揃って酒好きなので置いてあるお酒は結構良いもの揃っています。金沢にいらっしゃるときは是非覗いてみてください。ではでは・・・


昨日の夜ファンタジー・オン・アイス・イン・金沢に行って来ました。この話題を自分のブログに載せるなどおこがましいのですが、本当に素晴らしかったです。
出場したスケーターだけでも素晴らしいですよ。羽生結弦、プルシェンコ、ハビエル・フェルナンデス、ランビエル、安藤美姫、鈴木明子、織田信成、ジョニー・ウィア(独特の世界観を持つプロスケーター)、ブライアン・ジュベール、ジェフリー・バトル、トマシュ・ベルネル、ナム・ニュエン、本田真凛、宇野昌磨、ペアの世界選手権優勝者、スケートとフラフープを合体させた女性スケーター、そして空飛ぶペアスケーター・・・
しかも岡本知高やサラ・オレインなどの一流歌手や演奏者とのコラボレーション、照明、光、音、会場の手拍子や拍手で大変な盛り上がりでした。
これは観てもらわなければ伝えられません。
車の渋滞、駐車場の満車、長い列、食いっぱぐれた夕食、夜中の11時に帰ってきて酒屋の店じまいをしたこと、すべてひっくるめてもおつりがくる感動と興奮、驚嘆のひと時でした。この2倍以上大変でも一向構いません。
いつもテレビで見ているあの選手たちが自分のすぐ前をスケート靴の音を立てて滑って行くのです。しかも試合では絶対に観れないパフォーマンスが満載です。
満席で立ち見の人たちもたくさんいましたけど、それでも絶対に観てほしいですよね。
本当におこがましいのでこのくらいにしておきます。とにかく行って良かったです。次の機会があればまた絶対に行きたいものです。


今朝のことです。朝一番に冷やしたお茶を取りに行こうとエレベーターを開けたとたんに大きな箱の中に入ったムッチャクチャに割れた卵が目に入りました。

しかもその箱の中には豆腐も何丁かあって卵まみれになっています。箱からも卵が漏れだしエレベーターの中までヌルヌルです。

一瞬見なかったことにしようかとも思いましたがそんなわけにもいかず厨房に運び込んで卵を選り分け始めました。
完全に割れたもの、割れていない物、ひびの入ったものに分け、何度も手を洗いながら卵の殻も取り除いていきます。100個の卵を選り分け使える状態にするのに15分ほどかかりました。
母はうめきながらエレベーターの中の掃除をしています。
朝食の用意が間に合わないかと思いましたが7時には何とか形が付きました。汁物はもちろんカキ玉汁です。
どれほどひどい状況だったのか写真に撮っておけばよかったのですが、見たとたん逆上するような有様だったのでそこに思い至りませんでした。
一日の始まりとしては何とも悲惨な幕開けです。
ですがこれほどひどい状態の物を捨てずに上げてきたことはある意味アッパレです。だってどう考えても顔をしかめられることは分かり切っていますものね。
それを思ってまかない婦と母も耐え、今日の昼ご飯が卵料理に変更になったわけです。

スタッフドオムレツは結構美味しかったですよ。今玉ねぎが新玉なので一層美味しかったのかもしれません。
柿市商店従食部は今日も会社とともに頑張っています。


昨日マリエール・オークパインさんでの四季を味わう日本料理の会に行って来ました。今回は『水無月の膳』だそうです。
ギリギリに行ったのでテーブルは一番後ろの席でした。まかない婦と母、年配のご夫婦、新婚に間違いない若いご夫婦、そして女の方が1人。
年輩のご夫婦は他の人と話す雰囲気ではないし、若夫婦に至っては何をか言わんです。となるとまかない婦が話しかけない限り隣の席に座った女性は孤独に食事をすることになりかねません。
知らない人に話しかけるなど柄ではないのですが、今までたくさんの人にそうしてもらったように今回はまかない婦が話しかける番のようです。
話してみるとそれもまた楽しく、食事会が一層良きものになりました。話しかけて良かったとチビた心のまかない婦は思ったのです。

最初に出てきた前菜です。一番奥には能登の松川さんのジュンサイが酢の物になって控えていました。味替えの鮎が美味しかったし、イブリガッコとマスカルポーネのポテサラが美味しかったです。

お刺身は2種のナメロウと中トロと鯛でした。中トロが口の中でとろけましたが確かまかない婦この手のお刺身は苦手だったはずなのですが、どうなっちゃってんだか・・・

苦手でも美味しいものは分かるということですかね?

太刀魚のブイヤベースです。汁まで頂こうと思っていたのに
「もうよろしいですか?」と聞かれハイと言ってしまいました。
「いいえ汁まで飲みたいのです。」とは日本人的には言いづらいことですが、ちょっと残念でした。

揚げ物です。アナゴがでかいですね。後ろの方にあったサツマイモの鹿の子揚げが美味しかったです。

サラダが出てきました。上に乗っているのは完熟トマトのシャーベットだそうですが昨日の食事の中で一番美味しかったかもしれません。サラダも色々な野菜が美味しかったです。

もうすでにお腹いっぱいの状態でメインの肉が出てきました。ロースステーキにフォアグラも添えられています。かなりアップアップしながらそれでも完食しました。
同じテーブルの人たちもこの肉に苦戦しています。量的には決して多すぎることもないのですが、揚げ物か肉かどちらかで良かったように思いました。
この一皿にコーンスプラウトが添えられていました。ほんの一本のスプラウトですが味わい深い野菜です。食べ残ししようとしていた斜め向かいの方にちゃべちゃべと食べるように指示したところはお節介なおばさんそのもののまかない婦です。
昨晩のまかない婦の役どころは場馴れしたお節介なおばさんです。なかなかの名演でしたよ。


混ぜ込みご飯と鯛のうしお汁です。美味しいのですがすでに量的にまかない婦のキャパを超えているようです。

デザートを食べ、飲んだコーヒーが苦み走って旨かったです。
しかし、こりゃまた確実に体重増加だな・・・それがちょっと哀しい昨日のまかない婦でした。

とにかく今までと違って場を盛り上げようと微力ながら頑張ってみました。思えばこの会の過去のテーブルでも話しかけてくださった方は結構いらっしゃいました。
テーブル全体が和気あいあいの雰囲気になれば楽しさもひとしおです。今まで人任せでしたがもうまかない婦の番が回ってきているのかもしれませんね。
次回からも頑張ります。

気遣い素晴らしい。 * by N子
そうなんですよ。いい年なんで飲んだり食べたりの席ではもう、自分ながらピリピリするぐらい目配り気配りしてしまいます。
そして気のおけない連中になった時の堕落っぷりといったらものすごい落差です。もう首からバネ出てます。
でも何かのはずみで一人で混じっちゃた人など、もう会うこともないけどその一時は楽しく過ごしたいですよね。
そして気のおけない連中になった時の堕落っぷりといったらものすごい落差です。もう首からバネ出てます。
でも何かのはずみで一人で混じっちゃた人など、もう会うこともないけどその一時は楽しく過ごしたいですよね。
Re: 気遣い素晴らしい。 * by まかない婦
N子さん、わたくしこの年になってやっとそんなことが出来るようになりました。ようやく大人になったなぁと感慨深いです。
元が元なので自分としては上出来の方だと思います。
まあ、身内の宴会では毎回記憶喪失ですからそのあたりのゆるさも良い感じですか・・・
元が元なので自分としては上出来の方だと思います。
まあ、身内の宴会では毎回記憶喪失ですからそのあたりのゆるさも良い感じですか・・・

グオー、グオーグググググ

どうやら昨晩飲み過ぎてしまったようです。いつもなら目覚めるとすぐ枕元に置いてある本を読むのですが、今日はそんな気にもならず二度寝してしまいました。

幸い今日は中央市場が休みなので会社も休み。

そう言えば昨日は加越酒造さんの袋しぼりの純米大吟醸 無濾過生原酒『虹』



虹です。

春純米です。
虹と春という名前まで美しい銘酒に酔いしれいつもよりかなり多めに飲んだ模様です。
それにしてもこの春純米、本来なら店に残っているはずの無いお酒です。すでに発売された夏純米さえ売り切れてしまったのに残っていたとは驚きでした。
実は売り切れてしまった別のお酒が冷蔵庫の後ろの方にでも隠れているのではないかと家探ししていたら、目当ての酒は出てはこなかったのですがこの春純米を見つけたのです。
こりゃ大変だと思い冷蔵庫の前面に並べて置いたらそれを見た妹もびっくりしていました。
でもお酒としては結構◎なんですよ。特に今年の春純米は活性が強いらしく蓋を開けようとすると自らポンという音とともに栓が勝手に抜けるので毎回驚いてしまいます。
別にお酒が噴きあがるわけではなく、ピリピリと舌の上で爆ぜる程度でかなりいい感じです。
あと一本残っているだけですが売れ残る心配をしなくても良いお酒というのは助かります。
まあ、そんなわけで昨日は飲み過ぎました。あっ、昨日もか・・・


先日ユニークな絵ハガキが届きました。

これなのですが、陶器のアクセサリーを作る作家さんからのハガキでまた金沢に来るというお知らせです。
このキンキラキンの犬だか猫だかのペンダントにとても惹かれます。
そう言えばふらりと立ち寄った百貨店のアクセサリー展でこの方のペンダントを買ってからもう一年が経つのですね。
何故覚えているかというとそのペンダントを付けて叔父たちと一緒に7月のお盆の時期に万灯みたま祭りに行ったのを覚えているからです。

まかない婦が買ったのはこれです。かなり渋いでしょう?
妹に言わすとまかない婦はいつもド派手なアクセサリーを付けているという評価ですが、これは派手ではないですよね。ただ存在感は有りますか・・・
それにしてもあれから早や一年、月日の経つのは早いものです。
この作家さんのアクセサリーは本当に見事で今でも忘れられません。今年も1つ買いたいものです。
う~んと・・・今回はド派手な奴にしようかな?なにせ着ている服がけっこうどうでもいい服しか着ていないのでアクセサリーでお出かけモードにするしかないんですよね。

どこへ行くにもモンベルのウエアというわけにもいかんですものね。めんどくさいもんです。
明日も社長に頼まれてマリエール・オークパインさんの食事会に行くことになっています。あそこの料理もサービスも素晴らしいので嫌ではないのですが、やっぱり今着ているいい加減なTシャツというわけにはいかんですわ。
健康診断を目前にして人生最高体重に増加し続けていた絶望的な状態が収まり、ようやく緩やかに体重が落ちる気配が見えてきました。なぜなら健康診断を受け終わったからのようです。

これ一つとっても自分で自分を持て余すまかない婦の苦悩が理解していただけるのではないでしょうか?
まかない婦にとって世界中で一番厄介な人間が自分です。これってトホホですよ。

トホホ人生まっしぐらのまかない婦の一年は瞬く間に過ぎていくことになっているようです。


今朝、7時からの朝食が始まって間もなく怪我をした社員が何らかの手当てを求めて3階食堂にやってきました。
「救急箱ってありますか?」って聞かれましたがキズバンくらいしか用意がありません。
どうやら車の扉で頭を打ったらしく頭から血が出ているようです。

頭はちょっと厄介です。

とにかく傷の手当は昔と大きく変わりました。昔は傷口を消毒して乾かす方法がとられていましたが、今は180度変わりました。
まず傷口は水などで洗い、水けをふいた後特殊な絆創膏を貼り付け、傷口からしみ出てくる浸出液を保持します。この液が傷を治すのに大切なのだそうです。
会社としての用意はありませんがまかない婦という商売柄その手の絆創膏は常備してあります。ですが頭では髪の毛が邪魔で付けられません。
結局そのまま病院へ行った彼は傷をホッチキスで止められて帰ってきました。
オイオイ文房具かよ・・・

勿論医療用の物とは分かってはいますがホッチキスで止められたことが本人的にもちょっと受けたらしく、会う人ごとに
「ホッチキスで止められた。」とくどいていました。
止めるときは結構痛かったそうですが縫うのと違って頭皮のダメージが少ないのだそうです。まあ、あんまり大事にならなくて良かったですよ。
食欲もあるようだし、シャワーもOKなんだそうです。

頭にホッチキスを刺している本人、今もまだ働いています。ご苦労様、お大事にね。


昨日は3週間ぶりに友禅作家の叔父と母と3人で外食しました。
家族が留守で寂しい叔父と、仕事が忙しすぎて娯楽の少ないまかない婦と母は時々一緒に外食することでお互いの足りない思いを埋めているのです。
3人で割勘の食事をする叔父言うところの『割り勘会』は楽しい娯楽になっています。遠慮せず高いお酒を頼んでも誰も嫌な顔もしないし、出された料理は3人できれいに食べつくすことにしています。
昨日は武蔵が辻にある『はな乃』さんという日本料理のお店に行きました。料理人さんは若い方ですが料理がめっちゃいけています。

付き出しが何なのか聞き逃してしまいましたがトビコやカニの身、内子、刻んだオクラなどがのせてある豆腐状のものです。
突出しって大事ですよね?これがダメな店は料理も期待できません。ここの突出しはいつも旨いです。


お刺身の盛り合わせです。ここのお刺身を見ると本当にこの料理人さんの実力が素晴らしいことがよくわかります。
実はまかない婦本来刺身は苦手なのです。でもこのお店のお刺身の盛り合わせは見るだけでも値があります。
カジキ(金沢ではなぜかサワラと呼ばれています)、炙り梅貝、金目鯛(これは塩が振ってあってこのまま食べます)、鯵、しめ鯖、イカ、鱧、ナメラバチメ(多分・・・)です。どれも旨かったけど本来大の苦手のはずのしめ鯖や鯵が旨いというのは信じられん思いです。


叔父が頼んだ水ダコの酢の物です。タコにきちんと仕事がしてあって食べやすく軟らかです。

赤イカのゲソです。結構レアな感じで焼いてあって激ウマです。イカ大好きイカ男の弟に食べさせてやりたい逸品です。

万願寺唐辛子の焼き浸しです。これも旨いです。

昨晩の料理の中で実は一番うまかったと思う枝豆です。パリッと焼かれた枝豆が激ウマでした。家庭でやるならオーブントースターでこれ風の枝豆が作れるかもしれません。

茶碗蒸しの中にも鱧が入っていました。この料理人さん関西で修業したのかしら?

漬物の盛り合わせです。3人とも血圧が高いのだから止めておけばいいのにと思うのですが、一番血圧の高い叔父が漬物大好きです。

炙ったカラスミ・・・体に悪いものが本当に旨いのです。


出汁巻き卵も熱々で美味しかったです。

ここから〆になります。叔父の頼んだジャコオニギリです。

母は氷見うどんをオーダーしました。

まかない婦は茶蕎麦にしました。
料理も酒も美味しくて割り勘会はご機嫌で帰宅しました。



来月は千葉や名古屋の叔父たちも金沢にやって来ます。また楽しい宴会がある予定です。
人生のたそがれ時にこんな幸せな時間が嬉しいと思うまかない婦でした。


今日金沢はいつもに増して観光客が多く、大変なことになっています。
妹が所用で午前中出勤できなかったので、いつもより早くお昼御飯を作り上げたまかない婦は10時半ごろから酒屋を開けました。
いえ、開けようとしていたら裏口から数人のグループのお客様が来店され、カーテンを開ける余裕さえなくお商売が始まりました。
まるで昔のように発送する荷物が作る暇もないまま溜っていきます。在庫の無いお酒の発送まで受けてしまいました。勿論お客様も了解の上です。
ようやくロールカーテンを上げ本格的に開店しましたがその後からもお客様はどんどん入ってこられます。
昼過ぎに妹が出勤してきてからも忙しさは続きました。厨房の方には構っていられないけど母と義妹が何とかやってくれているでしょう。
何個目かの荷造りをしている私に妹がダメ出しをします。
「何やこれ汚らしい。こんなんダメやろう。あんたの美意識どこにあるんや?」
ほんの少し結束バンドをきつく締めすぎせっかく貼りつけた包装紙がよれてしまったのは、確かにあまり良くない感じですがまかない婦にとっては『もう良いでしょう助さん。』です。このおっとろしく忙しい日の疲労困憊した夕暮れ時にかまされた非難はあまりに厳しいです。
妹の言うとおりだと思いながら情けないやら可笑しいやらで涙が出てきました。

涙が出てしまうほど忙しい一日、今日はそんな日でした。


昨日妹とまかない婦、知り合いの人と3人でご飯を食べに・・・いや、一杯飲みに行きました。

知り合いの方はもともと酒屋のお客さんだったのですが、出先のお酒の会で偶然再会し、なんとなく馬が合う人なのでいつか3人でお酒を飲みに行こうと約束していたのです。
何年越しかの約束がようやく実現しました。

行ったお店は当社近くの『馬数』という日本料理のお店です。このお店は以前義妹がランチを食べに行って大絶賛していましたし、何より近いのがうれしいです。
予約の電話を入れたときに今日はカウンターしか空いていないうえ、店側も2人しかいないので料理の提供に時間がかかるかもしれないと言われましたが、一緒に行く方が食が細いことを知っていたのでそれでもかまわないとお願いしたわけです。
思った以上ににぎわっていた店内できびきびと働くオーナーご夫婦は先の言葉がウソのように酒も料理も素早く出してきてくれました。
そしてその料理がみんな美味しかったです。

これは義妹のお勧め通りかなりポイントの高いお店です。

特に注文した岩ガキのど迫力の大きさ&旨さと鮑のおいしさ&安さに舌を巻きました。
またしても常連になりたいお店が増えてしまった幸せなまかない婦です。

この後もすったもんだいろいろあったのですが長くなりそうなのでまた明日にでも・・・
ホナ


昨日健康診断が終わった後、母と待ち合わせて駅前のフォーラスでショッピングを楽しみました。
しばらくすると母が喉の渇きを訴えたので飲食のフロアに行き、ハワイアンカフェで一休みすることにしました。


ここはエマニエル婦人ばりの籐椅子がステキなのですが、手前のビニールシートの席もゆったりとしていてどの席に案内されても良い感じです。
東京でパンケーキが流行りだしてしばらく後にできたお店ですが、度々利用しています。
ですが噂になっていたエッグベネディクトパンケーキは何度注文してもいつも売り切れで一度も食べたことがありませんでした。
昨日もだめもとで注文してみると初めてオーダーが通りました。
「えっ、有るんですか?ワー、初めて食べれる!」盛り上がるまかない婦と母に店員さんも笑っちゃっています。

大盛り上がりで初めて食べたエッグベネディクトパンケーキは美味しかったのですが思ったよりずっとおなかが膨れてしまいました。

見たところさほどのボリュームでもないのですが・・・1個ずつ食べたわけだし・・・


一緒に頂いたノンアルカクテルが多かったのかな?
この後外食しようと思っていたのですがとても食べれそうに無かったのであきらめてサラダなどを買い込んで軽い夕食をとりフェードアウトすることになってしまいました。
それも少し残念と言えば残念なのですが、念願のパンケーキを食べることが出来たのはラッキーです。
ほとんどが健康診断でつぶれてしまった貴重な休日でしたがまあ良かった・・・かな?
食事以外でもお目当ての展示販売があると聞いて行ってみたものの、既に別の企画展に変わっていたりしてちょっとだけついてない感じの昨日の休日でした。収支は微妙かな?


今日は月に一度のお休みの日です。ですが、今月は当社の健康診断の月なのでこの貴重な休日は検診の日となりました。
何せ胃カメラまでやるので半日以上かかってしまいます。

結局10時から昼過ぎ1時半までかかってしまいました。
それでもまかない婦は普通の人が1時間横になっているところを30分で切り上げてきたので本来なら終わるのは午後の2時だったわけです。こりゃ1日仕事ですわ。
いい年なので何かあっても当たり前かなとは思うのですがさして悪いところもなかったようです。
ただ太り過ぎと血圧が高いことは注意されました。

まかない婦担当の先生に訴えました。
以前体重を5%程度減らせば全ての数値が改善すると言われ体重を落としたことがあったのです。5%以上落とし、その状態を1年以上キープしたのですが、すべての数値にびた一文も改善が無くまかない婦のモチベーションはダダ下がりに下がってしまい、今ではダイエットに取り組もうという気になれないでいます。
それを聞いた先生は少し同情してくれたようですが、それでも体重を落とすことを薦めました。
・・・言ってもいいですか?あまり説得力が無いんですけど・・・
でもまあ、このままの状態では見た目がかなり悪いのでできればまた体重を落とそうとは思っています。あくまでできればですが・・・
それと血圧が高いのはここ数日薬を飲んでいないのと、かかりつけのクリニックと自宅で測る自動血圧測定器の数値に明らかなずれがあることを言ってみました。
自宅で測ると明らか不味い数値なのですが、クリニックで先生が測るとそれなりの正常値になっているのです。
白衣高血圧というのは聞いたことがありますがその反対って有るのでしょうか?
まかない婦はこの状態をクリニックの先生の毛深い手を見てリラックスする『毛ガニ効果』と密かに名づけています。
検診担当の先生は自宅で時々測り、それをクリニックの先生に見せるようにおっしゃいました。
面倒な仕事がまた一つ増えるようです・・・

そうそう、今年は2年に1度の婦人科の検診も組み込まれていたので乳がん検診を受けたのです。
自分の胸がプラスチックに挟まれてせんべいみたく伸されるのを呆れて見ていたのですが、その後その検査をした人が深刻そうな顔をして婦人科の診察に行くようにと告げたので、すわ最初のガンは乳がんか?と思い冷や汗が流れました。
冷や汗を流しながら持ち込んだ文庫本を読んでいるとしばらく待たされたあと診察を受け、別に何でもなかったのだと分かりました。
安心しました。ガンなどになったら誰がまかない婦の代わりに社食を作ってくれるでしょう?母の食生活も無茶苦茶になるだろうし大変なことになります。
母がガンだと宣告されたとき
「大変だ、数日後に迫った同窓会の旅行に行けなくなる。」と言ったことに呆れたまかない婦ですが、自分も大差ないのかもしれません。
とりあえず、大したこともなく検診の病院から仮釈放された今日のまかない婦でした。



北陸新幹線開業が間近に迫ったころから金沢には観光客が多くなりました。外国人のお客様もぐっと増えてきたように思います。
まかない婦は英語が得意なわけではありませんが、挨拶程度の英語ならOKです。まあ、言葉というのはやる気で結構通じるものです。
ですが、昨日はちょっと勝手が違いました。

来店されたのは6人くらいの若い外国人のグループで人種も様々でした。その人たちに質問攻めにされ、まかない婦たじたじです。

お薦めの日本酒はどれか?何故これを薦めるのか?梅酒はどうだ?あなたならどれを選ぶ?エトセトラ、エトセトラ・・・
一生懸命お相手しましたが6対1では形勢不利、次第に追い詰められ蝦蟇の油のように汗がたらーり、たらり・・・

特に薦めた日本酒が限定品だということを説明するのに四苦八苦です。
そして最後に
「明日は何時から店を開いていますか?」と聞かれ、9時だと答えたもののはたして妹がこのグループ相手に戦えるのかどうかと思うとおかしいやら、心配するやらで・・・
どうやら今日はいらっしゃらなかったようですが、こんな調子なら本当に英会話教室へ妹ともども行った方が良さそうな雲行きです。
今金沢に100年に1度と言われる追い風が吹いているのだそうです。その風にあおられてぶっ飛ばされそうになっているまかない婦とその妹ですが、風が強い割には売り上げはイマイチのような・・・
やっぱ店員1人でやってる酒屋って無理があるのかな・・・


先日いろいろなところを掃除してくれていた義妹が懐かしいものを見つけ出しました。

何十年も前に小学生だったまかない婦と弟が買ってきて、それ以来当家の誕生日会にずっと使われていた鉄製のローソク立てです。
レトロ&チープな感じが昭和の香りです。

これを買ってきてその後恒常的に誕生日会をするようになり、寺内貫太郎一家並みの無茶苦茶だった当家に少しだけ平和をくれた立役者です。

しかも今回初めて気づいたのですがこのローソク立て亀山ローソクの製品なのですね。箱も残っているのでひょつとしたらお宝鑑定団に出せば結構な値段がついちゃったりして・・・

まっ、そんなことは無いでしょうが当家にとってはまさにお宝です。
以前の家を改築する際自社ビルの方に持ってきたのだと思うのですがそれきり行方不明になっていました。
見つけてくれた義妹に感謝です。

これからもこれを使って楽しいホームパーティーを開き続けたいものだと思うまかない婦でした。

それにしても懐かしいわー。


昨日は姪の誕生日会をしました。誕生日会という名のピザと寿司を食う日になっていますが、みんなピザも寿司も好きなのでそれで良いのです。


みんなでハッピーバースデーの歌を歌って主人公がろうそくを吹き消します。


人数が多いので寿司は二桶頼みます。


ピザも2枚です。トマト嫌いの母のために甥がトマト抜きのピザをオーダーしてきてくれました。

鴨肉です。

まかない婦の作った和牛のたたきです。大きすぎると妹が不満を漏らしています。

叔父も来るかと思い隠れサラダ好きの叔父のためにサラダを用意しました。フルーツトマト、パプリカ、ホワイトアスパラ、スナップエンドウ、トウモロコシです。
この他に小鯵の南蛮漬けも用意しましたし、義妹が鰯の団子汁を作ってくれました。美味しかったです。
ずっと続いている誕生日会=寿司を食べる日がこれからも続けば良いのですが、人生何があるかわからんものです。
皆で寿司を食べたこの日をありがたく思いながら、常きげんさんの去年の金賞受賞大吟醸をみんなで美味しくいただいた幸せな昨晩でした。


先日本を読んで徹夜をしたという話をしましたが、その時読んでいた本が気に入りもう何回も読み返しています。3冊組なので読み返しも大変な時間がかかります。
物は『いいかげんな夜食』という本です。まかない婦仕事柄料理がらみの本にひきつけられることが多いです。有川浩さんの『植物図鑑』しかり、髙田郁の『みおつくし料理帖』しかりです。
料理以外の題材も勿論OK。たとえば今野敏の『隠蔽捜査』、畠中恵の『しやばけ』シリーズ、和田竜の『のぼうの城』、モンゴメリの『青い城』など憑りつかれたように何度も読み返した本は数知れません。
でも忙しい毎日の中読書の時間を作るのは大変なのです。
そこで隙あらば読むという体制で持ち歩いているカバンには必ず本が入っています。バスを待つ間、オーダーした料理が手元に来る前、入浴中など細かく読んでいます。
それが母には大変な不満らしいです。

何しろ母と出かけてもしょっちゅう本を読み始め、母は1人で置き去り状態になることが多いのです。悪いとは思っているのですがどうしても本が読みたいのです。
そんなまかない婦が
「近頃の若い子たちはしょっちゅうスマホに憑りつかれてるよね。」と言ったところ
「あんたにそんなこと言う資格は無いわ!」と母に一喝されてしまいました。
なるほど御もっとも。返す言葉は無いうえ爆笑してしまったまかない婦でした。


本 * by N子
そうなんですよね。
昔本ばっかり読んでると不良とか、もっと昔は左とか言われましたよね。ちょっと前の漫画とか、今のゲームと同じだよね。私は本と漫画世代です。やめられんよね。
昔本ばっかり読んでると不良とか、もっと昔は左とか言われましたよね。ちょっと前の漫画とか、今のゲームと同じだよね。私は本と漫画世代です。やめられんよね。
Re: 本 * by まかない婦
N子さん、全く止められないのです。特に気に入った本は何度でも読み倒します。
子供のころは漫画が止められなかったです。今は漫画にはあまり惹きつけられなくなりました。なぜなのかは分かりません。
でも『11人いる 』なんかは今でも名作だと思います。
子供のころは漫画が止められなかったです。今は漫画にはあまり惹きつけられなくなりました。なぜなのかは分かりません。
でも『11人いる 』なんかは今でも名作だと思います。

昨日今日と蒸し暑い日が続いています。金沢にも濃厚に梅雨の気配が漂っています。
義妹がいつも食堂に持ち込んでくる自宅のお花も梅雨仕様に代わりました。



アジサイだけでもう一種類咲いているのだそうです。さすがの大邸宅です。

当家では自社ビル3階の和室がジャングル化していますが、花は咲いていないみたいですね。
さっき母が伯母に
「凄いジャングルジムや。」と言っていました。オイオイ、公園か?ジャングルジムは違うやろう。

近江町市場には梅雨のお魚『コゾクラ』が並んでいます。これは鰤の一番小っちゃい奴です。うんと小さい方が美味しいので本当に今だけのお魚です。
鮎も出てはいますが、今年は手取川がにごっていて鮎も極端に少ないらしいです。
今日はA鮮魚店でお刺身を買い、B鮮魚店で呼び止められて酢〆のコハダを買い、C鮮魚店で朝どれの小鯵をひと山買いました。そして家に帰り、義妹と母にまたしても
「ダラんねえけ?(馬鹿じゃないの?)」と叫ばれています。
えーっと、ダラですけど何か?

要りもしないものを言われるがままに買い続ける、不思議な病持ちのまかない婦でーす。


今日能登のジュンサイの生産者の方からまたジュンサイが送られてきました。

見事と言うより言葉が見つからないド迫力のジュンサイです。ゼリー質の分厚さがこの写真で分かればよいのですが・・・
それにしても先日当社に来てくださった時かなりいっぱい頂いたのにまた頂くのは心苦しいです・・・

頂いたジュンサイの入ったタッバに当社のお昼御飯の天ぷらを少し詰めてお返ししただけなのにまた頂いてしまいました。何とかお返しをしなければならないのですが、ジュンサイの開いてしまった葉と茎の良い料理法は無いかと考えておられるようなのでそちらで協力するのが一番良いのかもしれません。
まず、軟らかそうな葉をジュンサイと一緒に茹でて酢の物で食べてみました。やはり少し硬く、口触りがよくありません。
次に天ぷらにする方が居ると聞いてやってみました。

パリッと揚がって美味しかったのですがせっかくのゼリー質は全くなくなり、ジュンサイの風味も感じられず色もイマイチです。食べておいしいけどこれで良いのかな・・・
そして今日は包丁で刻んでみようとしたのですがせっかくのゼリー質が取れてしまいます。
そこでフードカッターで刻んでみました。その後茹でて様子を見たらなんとなく山形のダシのような外見になっています。
それならダシの素材として使ってみればよいかなと思い、トライしてみました。

なんとなくそれ風にはなりましたが食べてみるとやはり口に残ります。ダシにもジュンサイの葉はなじまんようです。

こうなるとやはり天ぷらが一番おいしく食べられる食べ方かな?
ジュンサイの葉っぱ、結構難しいですね。


今日金沢は爽やかに晴れています。天気が悪いことが当たり前のような金沢でこれはラッキーなことです。
更に今日は当社のゴルフコンペが行われています。

当社のゴルフコンペが良い天気なことは珍しいらしいです。
社長は数日前からのこのゴルフの景品を揃えることに奔走しています。
「凄い景品や!」と言われることがよほどうれしいらしく張り切って用意を進めていました。
新年会の景品にしろ、コンペの景品にしろ彼はとにかく気張ります。

これは太陽の卵と呼ばれている高級マンゴーですが、これも景品らしいです。他にもいろいろ用意していましたが元来秘密主義者なのでこっそり、こっそりやっているようです。
ゴルフバックもみましたが1位の景品は自宅に隠してあったみたいです。
まかない婦としては社外の人の方が多いコンペなんぞにつぎ込むよりも夏祭りでもして社員の家族ともども楽しむことの方が良いと思うのですが、以前非常に痛い目にあっているので恐ろしくて言い出せません。
何しろ明日は天気が悪そうだとか、今日飼い犬に噛まれて気分が乗らないとかのくだらん理由で何度も予定が伸び、そのたびビールのメーカーの方に大迷惑をかけたので2度と夏祭りはやるまいと心に決めています。
いつもグジグジと決断の遅い社長が、延期の決断ばかりは素早く下し、頑としてひるがえさないので本当に呆れました。
こんなに歳を取ってからマジ喧嘩をしたのはあの時だけだったと思います。
そして今日晴れやかに広がる青空を見て、ウヒウヒと笑っているであろう我が弟を想像しています。
まあ、嫌なことが続いたから楽しいこともなくっちゃね。まっ、良いか?

今日なんだかものすごく眠いと思ったらそれもそのはず昨晩一睡もしていなかったのです。

実は先日妹が郊外のショッピングモールに連れて行ってくれたのですが、そこの本屋さんがリニューアルして更にきれいになっていました。
本屋で徘徊する時間を30分以上くれたので文庫本を6冊も買ってしまいました。
その本の内1から3までのシリーズものがあってそれを昨晩2冊読んだので眠る時間が無かったのです。

最初は1冊だけのつもりだったのです。1冊目を読み終わったのが夜中の12時過ぎでした。ここで止めておこうと思い風呂に入ったのですが、風呂上りに2冊目のさわりだけ読もうと手を伸ばしたのが大きな間違いでした。
おもしろかったので1時まで本を読むことにしたのですが1時が2時になり3時半まで読み続け、あと少しで読み終わるので結局4時過ぎまで読みふけりました。
こうなったらこのまま起きていた方が辛くありません。まかない婦の目覚まし時計は4時20分から鳴り始めます。
さすがに3冊目に手を出すことは思いとどまりましたが、読み終わった2冊の気に入った部分を読み直して起床時間の4時40分まで粘りました。
今3冊目を読みたくてうずうずしています。
ですがさすがに眠くて睡魔に襲われ別世界へ行ってしまいそうです。

ついさっきも義妹に片づけてない煮物のことを聞かれ、全く理解できずにポカンとしていたら体調が悪いのかと思われたようです。
実は完徹したとぶっちゃけたところ義妹と母から
「ダラんねぇか?(馬鹿じゃないの?)」と散々に言われてしまいました。
まかない婦完徹なんてやっていられるお年ではないのです。

でもダラだからやってしまったのです。多分今日の夕方酒屋の店番をしながら熟睡してしまうかもしれません。いや、そればっかりは避けたいので待望の3冊目を読みながら睡魔と闘うことにします。
あっ、これもおさぼりりになるからダメか・・・
今日の夕方確実に地獄を見ることになりそうです。

* by ごえもん
まかない婦さん、徹夜明けでまだお仕事できる若さと体力はどこから?
今年の百万石祭りはやはり例年に比べて一段と賑やかだったのでしょうか?
どういう訳か一度も見たことがないので石川県人を名乗れないかもしれません(⌒-⌒; )。
今年の百万石祭りはやはり例年に比べて一段と賑やかだったのでしょうか?
どういう訳か一度も見たことがないので石川県人を名乗れないかもしれません(⌒-⌒; )。
Re: タイトルなし * by まかない婦
ごえもんさん、徹夜はやっぱり無謀ですよね。でも本当に読書が好きなので気の乗った本は読み終わるまで止められません。
今年のお祭り本当にたくさんの人出でした。でも金沢はまだそれにきちんと対応できていないのではないだろうかと少し心配です。
次はお盆のお休みあたりで人が多くなるのだと思います。来年は北海道フィーバーになるはずなので今年一年だけかも知れませんね。
最近は新幹線を使ったオレオレ詐欺があるようで東京までお金を持って走る年配者の方が居るようです。世の中油断も隙も有ったもんじゃありません。
今年のお祭り本当にたくさんの人出でした。でも金沢はまだそれにきちんと対応できていないのではないだろうかと少し心配です。
次はお盆のお休みあたりで人が多くなるのだと思います。来年は北海道フィーバーになるはずなので今年一年だけかも知れませんね。
最近は新幹線を使ったオレオレ詐欺があるようで東京までお金を持って走る年配者の方が居るようです。世の中油断も隙も有ったもんじゃありません。

先日妹のヘルプに酒屋へ行ってみると妹はお得意先への荷物を作っている最中でした。
まかない婦を見ると
「そこにある荷物の下2つがクロネコのクール便やから持って行ってくれ。」と言うので
「分かったよ。」と言って台車に2つの荷物を載せて近所のクロネコさんの営業所まで荷物を届けてきました。
まかない婦が帰ってくると
「そんならご飯を食べてくるわ。」と裏口の方へ歩いて行った妹が突然立ちすくみ
「なんで荷物残っとるんや!」と言いながらおっとろしい目でまかない婦の方を睨みつけました。

何でって言われても下の2つを持ってったけど・・・
「上のもクロネコなんに何で持っていかんのや、信じられん

ありっ?そう言うこと?全然気づかなかった、下の2つって聞いたから上のは佐川急便だとばっかり思っていたよ・・・

ハイパーカロリーで怒りと驚きをあらわにしている妹が怖くて、パシリの姉ちゃんはすぐにまた荷物を持ってクロネコに走りました。
クワバラクワバラ、最近の妹はかなり怖いです。

身内にだけ強く出る妹に今日も使われているまかない婦でした。


昨日百万石まつりの行列が通り、茶会や踊り流し、薪能も滞りなく催されたみたいです。

今年の利家とまつはなかなか良いと皆が言っていました。菊川さんはそばで見ればもっときれいなのでしょうね。内藤さんの背が高いことも話題になっていました。
ですが以前は自宅の前を通っていた行列が別の道を行くようになったので、最近はもっぱらテレビで見ています。
こっちの方が良く見えるのでいいのかもしれません。

北國新聞(きたぐに新聞ではありません、ほっこく新聞と読んでください。)の一面です。人出は結構あったみたいですね。
その割に商売がイマイチなのは毎年そうなのですが、今年こそはと思っていたのに当てが外れた感じです。
街中には昨日も観光客があふれていました。金沢城公園で何かやっているようなのですがあんなにたくさんの人に対応できているのかどうか少し心配です。
お天気の方は昨日の午後から良くなってきました。そのせいか花粉症の症状が結構きつくて頭蓋骨が飛び出していくようなくしゃみが連発して出ます。

まあ、せめて天気が良いのだけは観光客の人たちにとってラッキーだったとは思います。もともと天気は悪くて当たり前の金沢ですからね


昨日のお昼御飯にかに玉風卵を焼きました。

こんな感じです。カニ足や刻みネギが入っていて自分で言うのもなんですが結構おいしいおかずです。
なのにこの料理は嫌だと言う我儘な社員が居ます。仕方がないので冷凍した平天を解凍し、焼き網で焼くことにしました。
平天を本人に渡し、レンジで解凍してもらうことにしたのですが、その皿がいつまでたってもレンジの中で回っています。
オイオイ、いくらなんでもやり過ぎていないかい?
義妹に指摘され皿を取り出そうとしたのですが皿まで熱々になって取り出すことが出来ません。
あーあ、以前にも居ましたねこんな人。その人箸で取り出してましたけどね。

その熱々の皿を持ってきて更に焼いてくれと言われた義妹が
「こんなんダメやわ!」と叫んでいます。

平天が草加せんべいのようにカチカチになり、割ってみると炭になっていました。
初めて見たよこんなの・・・まったく限度を知らないおっさんです。
柿市商店あくまでも粒ぞろいの社員を揃えています。

そうそう、金沢では昨日から百万石まつりが始まりました。

浅野川で友禅灯篭流しがあり

街中では小学生がちょうちん行列で頑張っていました。
あいにく昨日は雨が降り、しかも気温も低かったので大変だったと思います。
今日はダラダラと長い行列が街中を練り歩いています。今年の前田利家役は内藤剛志さんでまつの役は菊川怜さんです。
この行列が祭りのメインなわけですが、他にもお茶会や踊り流しなどがあり、夜には薪能が催されるらしく、明日もまた何やらあるらしいです。
どのみち明日も仕事なのであまり関係ない感じですかね・・・ホナまた明日


昨日嬉しい出来事がありました。能登のジュンサイの生産者の方が当社を訪ねてくださったのです。
実は以前、天然物だと言われていたこの立派なジュンサイが絶滅危惧種ではないかとの話になり、思い余ってこの生産者の方にファックスで実態をお聞きしたのです。
すぐに丁寧な手紙を頂き、栽培物であることを知らされ安心して販売したり食べたりできるようになりました。

今年もそのジュンサイが入荷し始めてきたのでつい先日もこのブログに載せたのです。
どうやらそれがお目に留まったらしく、訪ねてきてくださいました。

手土産に頂いたジュンサイです。こんな風になっているのですね。

ところでジュンサイのこの部分、マッチ棒のようになっているところが何なのか以前から疑問でした。

これです。

実はこれがジュンサイの花で、前の写真のマッチ棒状の物はそのつぼみだと教えていただきました。
そして開いた葉っぱは天ぷらにする料理人さんがいると聞き、早速やってみました。

ぬめりのある葉っぱだったのにカリッと揚がってジュンサイらしさは無いけど美味しかったです。本当にパリパリなんですよ。
嬉しい来訪者さんは空になったタッパに当社の天ぷらを詰められ持って行かれました。要らなかったかとは思いますが何かもらってほしかったまかない婦です。
今日も立派なジュンサイが当社に入荷しています。まだ当分は楽しめそうなので母共々楽しみにしています。
あっ、頂いたジュンサイの中にちゃんと普通のジュンサイもたっぷり入っていましたので昨晩も堪能させていただきました。
本当にありがとうございます。


つい2日ほど前、鶏キムチ鍋の中から鶏肉だけを皿に取り、肉なしのキムチ鍋にした社員が居たことをこのブログで書きました。
そのキムチ鍋にまた鶏肉を追加してもう一度鶏キムチ鍋を作り直したんです。

それを今朝又朝食用のおかずとして出しておいたのですが、今度は別の社員がまた鶏肉をかっさらってただの肉なしキムチ鍋にしてしまいました。

前回と違うのは肉だけ取って行ったわけではなく、肉中心に取って行ったことですか・・・
もう鶏キムチ鍋はダメだと思ったまかない婦、今度はそこに豆腐を切って麻婆豆腐風に作り直しました。

するとそこに前回の肉泥棒が朝ご飯を食べに来て、またぞろ麻婆風キムチ鍋の中から豆腐だけを皿に取って行ったのです。
ま「ちょっと待った

A「え~、そうですか?良いじゃないですか。」
ま「絶対おかしいって。そんなん反則や!」
近場に居た他の社員もまかない婦に同調してくれました。当然です。
このおかしな社員に今さら
「お前はおかしいぞ!」と言うのも今さら過ぎる話なのですが、それでもあえて言わして下さい。
「汁物系のおかずの中から具だけを皿にとっていく、その行為はおかしいぞ!」
言えどむなしい風が吹くばかりですが、言わずにいるとさらにエグイことをしそうな気配満々なので一発釘を刺しておいた今朝のまかない婦でした。

追記:このキムチ鍋、この後また豆腐を足して作り直し、無事すべて食べつくされました。めでたしめでたし。


最近金沢には外国人のお客様もかなり増えています。中国系の人も多いのですが、ウエスタンの人たちもかなり増えたように思います。
これは近くのホテルがホリデーイン系列に入ったことも関係しているようです。
まかない婦と母のお気に入りの店カフェアルコ・メルカートさんではお客様のほとんどがウエスタンの人であることもしょっちゅうあるようで、一瞬ここはどこの国なのかと思ってしまうほどです。
さて、そんなこんなの毎日の中昨日の夕方に酒屋に入ってこられた外国人カップルのお相手をしてつくづく思いました。もう少し英語の勉強をした方が良いのではないかということです。
言っていることの90%ほどは分かるのですが、残り10%ほど理解できないことがあります。聞いてくる質問など限定されているはずですからこの10%は実際にはもっと大きな値のはずです。
そして喋る方ですが、どうしても右と左がごっちゃになってしまうのです。まあこれはボディランゲージでカバーできるのですが、とっさのときにレフトとライトが出てきません。
普段の生活では今何年かということが分からなくなりがちですが、英語ではこの左右がネックです。

昨日も日本料理でお勧めの店は無いかと聞かれ、いちば館の中の口福さんを薦めたのですが3番目の角を左に曲がると言わねばならんところをまっすぐ行って左に曲がると言ってしまったので行きつくことが出来たかどうだか・・・

そうそう、口福さんでは外国人への対応に力を入れているようで、外国人の学生をバイトに使っているようです。
先日も見た目はまるっきりの日本人でしたが
「自分は日本人ではないので聞き取りが難しい。」と言っているバイトの人が居たので大きな声ではっきりと2回注文を繰り返しました。これで大丈夫なはずです。

かなりイケメンのお兄さんでしたがどこの国の人かしら?
後から心配そうな顔をした日本人スタッフがフォローしているのもなかなか良い感じでした。
この外国人の増加は北陸新幹線開通の前から始まっていましたがこの先も減ることは無いのかもしれません。
やっぱ、英会話とか習いに行った方が良いのかな?
時間が無いのでちょっと無理っぽいけど、出来れば行った方が良いのでしょうね。
妹はもう1人酒屋に人を入れることも考えているようで、その人は英会話OKの人を希望しているみたいですが、
「こんな安月給でそんな人が来るのか?」ということが悩みの種のようです。
それでなくても超求人難の昨今の金沢です。タナボタのような新人を求めるより自分が英会話ならった方が早いような・・・


今朝の柿市商店従業員食堂はにぎわっていました。昨日の鶏大根が食べつくされ、作って置いた卵焼きも社員の口の中に消え、冷凍してあったのを戻した揚げ餃子も無くなりました。

次にまだ残っていた鶏キムチ鍋を出してあったら、そこへご飯を食べに来たAさんがその鍋の中からなけなしの鶏肉2個を取って行きました。
ま「オイオイ、肉だけ取って行くってそんなの反則やろう。」
A「疲れているので力の付くものが食べたいんです。」
ま「鶏キムチ鍋なのに肉だけ皿にとるのはおかしいよ。」
A「たった2個の肉取っただけでそんなに言わなくても良いじゃないですか・・・」
たった2個でもなけなしの肉です。残された鶏キムチ鍋は鶏無しのキムチ鍋になってしまいました。

そう言えば義妹が言っていたのですが、昨日の副菜のカボチャのサラダをお代わり用の鉢に出したり入れたりを繰り返す不審人物が居たので何をしているのかと尋ねたところ
「チーズだけを取ろうとしているのだ。」と平然と答えたそうです。
そして言葉通りカボチャを振り払って鉢に戻し、角切りにしたチーズだけを極力取ろうとしていたとか・・・
オイオイ、それも有り?この世の中ってこんなの有りだったっけ?
欲望のまま突っ走る柿市商店社員の前になすすべもなくたたずむまかない婦でした。


昨日は日曜日だったので2時頃には昼食の後片付けも終わり、その後自由に使える自分の時間でした。
ぼさぼさになった髪の毛をカットしてもらうため美容院に行きたいなとは思ったのですが、やっておいた方が良い仕事が結構あります。
まず溜りまくった大根を退治するために次の日「鶏大根」にしようと思ったのですが、鶏と大根だけではボリューム不足なので卵も付けたいところです。
となると前日に茹で卵は作っておいた方が仕事ははかどります。
そしてもう1つ

見たとたんげんなりしてしまう大量でしかもほっそいアスパラです。
早くきれいにして茹でてしまわなければどんどん劣化してしまいそうです。
結局この2つの仕事をしていたら夕方5時を回ってしまいました。アスパラだけで2時間はかかったと思います。こんな能率の悪いことを平日にやることはできません。
でもおかげで今日の仕事は結構楽でした。
やらないならやらないで何とかはなるのですが、美容院へ行かなければ死んでしまうわけでもなし、仕事を片づける方を選んだまかない婦です。
追い詰められた月末も終わり、今日から少し余裕のある月初めです。
今晩は何か美味しいものでも作りましょうか?

そうそう、今日買い物に行ったときに近所のカナカンジョイさんに寄ったのです。1年程前からこのお店では珈琲を飲めるように店の一部を改築してお客さんもそこそこ入っています。
それは知っていたのですが、そのコーナーにカップ酒なども並べられているのを見て
「あれ?お酒の角打ちもやってるんだね。」って言うと
「あのねぇ、何を今さらだよ。1年以上前からやってるよ。」と言われてしまいました。
見ているようで見ていないものなのですねぇ・・・

そう言えば数日前に働いている柿市社員を見てふと気づいたのです。
「あれっ?A君いつの間にか髭面にしたんやね。」その場にいたほとんどの社員があきれ顔でまかない婦の方を見ました。
「もうずいぶん前からですよ。」
あっ、ああ、そうなんだ。ちっとも気が付かなかったよ・・・

まかない婦あんまり物を見てはいないようです。まあ、A君が髭面にしようが、ジョイさんが角打ちを始めようがまかない婦にとってはさほどの影響もないので良いのですが、これまた近所のデパートの一角で角打ちをやっているのを見てちょっと心惹かれたまかない婦です。
でも、他所の酒屋で酒を飲むわけにもいかずすごすごと帰ってきました。
あっ、角打ちって言うのは酒屋の片隅で立ち飲みをするシステムで升を使ったところからこんな呼び名があるそうです。何か好きだわ~この言葉。
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