まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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最近ちょっと忙しすぎてイライラしています。一番の原因は酒屋が忙しいからでしょうか?ここ数日はお取引先様へ送る荷物を揃えるのに四苦八苦です。
更にその原因を探っていくと宅急便ドライバーとの軋轢があります。この融通の利かないアンチャンは夕方早い時間にやってきて荷物を作っている中でも待ったなしです。ですからわが妹は常に緊迫しています。
「手伝って!」の悲鳴に近いコールがこのごろよく酒屋方面から発射されます

とはいえまかない婦自体も余裕のある仕事をしているわけではありません。いきおいしておいたほうが良い翌日の仕込みも出来ず、翌日も押してしまい昼食の出来上がりもギリギリです

午前中昼食を作り終えた後、毎日クックパッドにごはん日記を投稿しているのですが、こんな誰も見ていないようなものを延々とやり続ける自分に我ながら呆れています。でも『継続は力なり』の言葉を信じて続けているわけです。
クックパッドの当社ブランドページは始めて2年ちょっとですが、閲覧数はすでに30万回を超えています。当社のHPはそれよりずっと前からですが閲覧数は48000回ほどです。やはりクックパッドの力は偉大です。
ですからどの仕事も手を抜くことも出来ず八方塞になっています。クックパッドはごはん日記ではなくレシピの検索が多いのだと思いますが、この辺りももう少し手を加えるとアクセス数が上がります。でも、なかなかそこまで行き着けません

更に忙しさに拍車をかけているのが昼食を食べる人数がジリジリと増えていることと、この暑さで自販機の飲料の売り上げが伸び、その補充や注文にも一段と時間をとられることです。
正にどこにも楽のできる要素がありません。毎日毎日汗だくで働いていますが、一体いつまでこんな体制で働き続けるのでしょうか?
先代まかない婦の祖母は90歳まで社員として働いていましたし、その後も厨房の仕事を手伝ってくれていました。
まかない婦、いくら歳をとったとは言え90歳まではまだまだ遥か遠しです。そこまでいけるのかどうか怪しいものだと思っていますし、そしてその時点まで働いていたいのか自身でもわかりません。
とにかくここ数日は疲れきってしまい、昨晩など布団も敷かずにたたみの上にすっころがって寝ていました。あっ、そいつは酔っ払っていたからか?
この分では酒の量も少し控えたほうが良いのかも・・・・・無理かな?
そんなことなどゆらゆらと考えているここ数日のまかない婦でした。
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今日のお昼頃ようやく来月のHP用の原稿が出来上がり、いつもの業者さんに全ての素材をメールで送りました。これでようやく一息つけます

一息つけるようになったのならちょっと立ち止まればよいのに、この馬鹿はそれが出来ません

どの馬鹿かというとわたくし、まかない婦のことであります。自分でもうんざりしてしまうほどの馬鹿者です

何をやらかしたかというと

これです。やっと余裕が出来たからと買い込んできた魚たち。コゾクラ18匹、鰯8匹、赤カレイ4枚、甘海老・・・大量

あっちで甘海老を買ってくれと頼まれホイホイ。こっちでトロ箱入りの魚をシェアして買いたいと言われホイホイ。心の中では『今日は余裕があるから。』と、自分で自分をなだめています。
こんなに買ってきても魚嫌いの社員がいっぱいいてほかのおかずも用意しなければならなくなるのは分かっていての暴走です。
まかない婦の腕前ではこの量の魚をさばくのにかなりの時間がかかります。しかも今酒屋がかなり忙しいのです。自分で自分の首を絞め続け、窒息死寸前のまかない婦。金沢ではこのような人のことを『ダラに付ける薬がない。』と言います。ダラというのは馬鹿者のことです

そんなわけで今から甘海老を何とかしようと思います。それでは皆様また明日。馬鹿者はうんと働かしてやることにします

Re: 「ダラブチ」or「ダラボチ」 * by まかない婦
bodai_juさん、当家ではダラブチでした。でも確かに能登ではダラボチと言うようですね。
実は明日東京の『のとだらぼち』と言うお店が当社のお取引先様によりリニューアルオープンされるようです。また取引先が一件増えるわけです。嬉しいけど更に忙しくなるのでしょうね。ちょっとビビッています
実は明日東京の『のとだらぼち』と言うお店が当社のお取引先様によりリニューアルオープンされるようです。また取引先が一件増えるわけです。嬉しいけど更に忙しくなるのでしょうね。ちょっとビビッています


昨日まかない婦は母と2人で墓参りに出かけました


特に信心深いわけではないのですが、亡くした人の存在が自分の中ではかなり大きかったことに死なれてから気づき、かと言って死んでしまった人にしてあげられることは本当に少なく、ただ墓参りや仏間に花を飾り続けています。
それに墓参りの後母と2人でホテルのラウンジでカクテルを飲むのがここ十年来のひそかな楽しみになっています


これ、昨日ラウンジでオーダーしたチーズの盛り合わせです。いつもより気合の入った盛り付けになっていました。でも、母のキールは飲んだとたんにむせてしまうほどアルコールがきつく、まかない婦のマティーニにはオリーブが入っていませんでした。
いつもオリーブなど無用だと思っていたくせに入っていないとなるとなぜか物足らぬ思いです。人とはほんに勝手な生き物です

墓参りのもう一つの楽しみは寺から帰る道すがらいろいろな鉢植えや庭に咲く花を眺めることです。

昨日こんな立派な鉢植えを見かけました。

これってなんの花なのでしょうか?名前は分かりませんが本当にきれいで大きく、見事でした

墓では巨大な蚊がゼロ戦のように飛び回っていて、お経を唱えながら足踏みしたり腰をひねったりして蚊をよけていましたがやっぱり食われてしまいました

墓参りのカバンの中には虫よけスプレーと虫刺されの薬が常に用意されています。大量に噴射した虫よけスプレーにむせ返りながらの墓参りでしたが、そんな状況でも2人とも食われたので昨日の蚊の攻撃がいかにすさまじかったか少しは分かっていただけるかと思います
虫刺されといえば先日尾瀬に行ったとき夜外で飲んでいて何十か所も虫に刺されたとこのブログでもお話ししたと思います。
そして昨日がまかない婦の誕生日だったことも書きましたよね?
それで妹がまかない婦の誕生日プレゼントにとこんなものを買ってくれました。

虫よけのヘッドネットと虫よけリングです。まかない婦の分だけでなく友人のすーちゃんの分まで買ってくると言っております。
しかし、尾瀬ヶ原の暗闇の中こんなものをかぶった2人が酒を飲んでいたら何かの妖怪かと思われるのではないでしょうか?

それにすっぽりネットをかぶったとして、どうやって酒を飲めばいいのでしょうか?すーちゃんももらって喜んでくれるかどうかはなはだ疑問と思わざるをえません。
妹の好意だけは確かに受け取りました。が、ネットをかぶるかどうかただ今考え中であります


* by sue
あの時、そのネットがあれば あんなに刺されなくて済んだのかしら…。まだ顔が ボコボコだよ。確かに、お酒を飲むには不便そうなので、酔ったら 何処かへ飛ばしてしまうかも!? パエリアでは、もう虫が いなさそうなので、ぴぃの勇姿が見られなくて残念!!
* by まかない婦
すーちゃん、パエリア祭りには虫がいないと聞いて安心しました。でも念のためにネットは持ってくか?
かぶらせてあげるよ
かぶらせてあげるよ


実は今日がまかない婦の誕生日です。そんで、昨日の晩誕生日パーティーを開催しました

なあに、誕生日にかこつけての宴会です。私たちだけでなく妹の子供たちも宴会は大好き




ケーキに歳の数だけローソクを立てることが不可能な年齢になりました。そんなことをしたらハリネズミケーキになってしまいます


本当のことを言うと昨日はあまりにも忙しかったのでローソクなんてどうでもいいやという気持ちでした。

お約束のお寿司は当家の宴会の必須アイテムです


そして、ピザとポテト。これにサドンデスという本当に辛いタバスコをかけ食べます。
この他にも角切りのローストビーフ、焼きナス、鶏のから揚げ、アサリの味噌汁、チーズとパン、などいろいろ用意しました。
酒は菊姫の山廃純米吟醸原酒と赤霧島、ビールです。かなり飲んだはずなのに一升瓶が空になっていませんでした。こんなこと当家の宴会では珍しいです。おかげで奥能登の白菊の純米大吟醸は出番がありませんでした

何だろう、まかない婦と妹しか日本酒を飲まなかったのかな?それにしても減っていません。
それなのにまかない婦グラングランに酔っ払い、途中対出を申し渡されました

おかげで後片づけもせず寝床へ直行しました

これって結構幸せコースですよね

世界中のすべての人が穏やかで幸せに暮らせれば良いのですが・・・そんなことを思う今日のまかない婦です


昨日やっと今月号の『山と渓谷』通称ヤマケイを手に取りました。忙しくて本を開ける余裕もない今日この頃です

今月号のヤマケイではパウダーシートの検証をしていました。いろいろな山道具の検証をしているこの雑誌、レインウエアー、登山靴、テントなどいつも興味深く見てしまいます。
パウダーシートは山道具とは言えないかもしれませんが、これのおかげで汗みどろで小屋に着いた後などさっと体をふくとかなりさっぱりするので助かっています。
最初にこのシートを使った時は感動しました。発明してくれた方にお礼を言いたいです。
まかない婦の働いていた尾瀬の弥四郎小屋には立派なお風呂があります。しかし、湿原保護のため石鹸やシャンプーは使ってはいけないことになっています。
それでもお風呂に入るだけで随分とさっぱりするのでありがたいと思っています。
この立派なお風呂が出来てすぐの頃、遊びに行ったまかない婦に極秘任務が与えられました

山小屋奥様のかおりさんから「お客さんと一緒に風呂に入って問題が無いか観察せよ。」との指令です。
問題なんてあるのか?と、疑問には思いましたが、多分早く風呂に入れてやろうと思ってくれての事と理解してお客さんにまぎれてお先にお風呂をいただきました

と・こ・ろ・がここで大問題が勃発しました。女風呂の中でお客さん同士が喧嘩を始めたのです

喧嘩の中身は1人のお客さんがシャンプーを使ったことをもう1人の人がとがめたところから始まった言い争いです。
チェックインのとき受付で必ず「お風呂でシャンプーや石鹸は使わないで下さい。」とお願いしているのですが、軽くスルーされてしまったようです。
その方は聞いていないと言い張っていましたが、そんなはずはありません。スパイになったまかない婦はすぐさま風呂を出て、この出来事をチクリました。
するとすぐに全館放送が入り「重ねてお願いいたします。湿原保護の為お風呂での石鹸、シャンプーのご使用はご遠慮下さい。」と再度告げられました。
この先は見てはいませんが多分風呂場でのバトルも収まったことでしょう。わかりますけどね、髪を洗いたいその気持ち・・・
パウダーシートのような画期的なものが頭髪用にも何かあるといいですね。水を使わなくても良いアルコール系のシャンプーもありますけどね。何かもうちょっといいものが出来るのではないかと思っているまかない婦です。
誰か作ってくれませんか~、もうちょっと良い感じの頭髪用のクリーナー。お願いしま~す



今日という日は妹にとって大変な厄日だったようです。
まず、宅急便が昨日送り出した東京のお得意様の酒を割りました。そのすったもんだの間に妹の苦手なお客様が来店されました。
たまたまその時自販機飲料の補充をしていたまかない婦にそのお客様の相手を押し付け、用があるからと出て行ったきり帰ってきません。
私もそのお客様に手こずりながら帰ってこない妹にイライラしていました


お得意様からは破損の状況の電話が入るし、慣れない一升瓶の包装を頼まれるし、しかもまだ荷造りがあるのではないでしょうか?何やってんだといぶかりながら4階まで包装紙を取りに向かう途中3階食堂を覗いてみると母とおしゃべりしながらパンを食っている妹を見つけました。
「何やってんだ!」

サボる妹をどやしつけて酒屋へ戻りようやく包装もしてお客様を送り出しました。酒屋の店番を妹に返したのはかなり遅くなってからです。
まかない婦にも大事な仕事があります。もう月末なので来月のHP用のオリジナル料理を作らなければなりません。材料は揃えましたがもう時間がありません

この仕事は明日するとして、とりあえず買ってきた材料を下ごしらえしておかねばと取り掛かってすぐ妹からSOSの電話がありました。 「手伝ってくれ~!」
お得意様へ送る荷物を作ってくれと言うのです。妹はいつもまかない婦の荷造りに大変不信感を抱いています。荷造りをしてくれというところを見るとよほどせっぱつまった状態です

酒屋に駆けつけると荷造り以外に婚礼祝いのお酒を用意しなければならないようです。
しかし、こんなときに限ってプリンターのインクが切れています。伝票の打ち出しはかろうじて出来るものの、のしはおかしな色になってしまい少々無理があります。
でも、まかない婦と違って妹の字は悪くありません。「手書きで書けば?」と勧めたのですが何枚か書いてみた字がどうしても気に入らないらしく、ギフトの部門のプリンターで打ち出しに行ってしまいました。
テーブルの上には立体的な鶴の水引がかけられお酒は既に用意されています。後はのしを貼り、風呂敷で包むだけです。
呆れたことに妹がさっき持ってきた風呂敷は破れていてお役に立ちません。ついていない日と言うものはここまでマイナスのサイクルが回るものなのでしょうか?
破れた風呂敷を手に提げた妹の姿は哀れでもあり、おかしくもある人生の縮図のようです。
帰ってこない妹を待っている間に、もうお祝いのお酒のお客様が来店されました。四の五の言っている余裕は有りません。妹が放り出していった手書きののしを見せOKをいただいて、後は風呂敷です。
風呂敷を取りにまかない婦もギフト部門に走りました。残念ですがギフトのプリンターでものしはまだ打ち出されていません。
ターイム・アウト

ニュー風呂敷を手に持って酒屋へ走って戻りました


すべてが終わった後、妹は疲労困憊し涙目でまかない婦を見ていました。
その顔には「疲れたよパトラッシュ、お前もだろ?」と、書いてありました。
こんな日妹は手取川さんのお酒を買います。大好きな山本杜氏さんの顔を思い浮かべながらその酒を飲むのです。今日買って帰ったのは吟白寿です。
さて、まかない婦はどの酒を買いましょうか?今日はもちろん日本酒ですよね?どの子にしようかなぁ・・・

さてさて、どのお酒を買おうかしら?

実は去年何年ぶりかに尾瀬へ行き、途中で知り合いの背負子さんの浜村さんに会ったのですが、その時懐かしさのあまりまかない婦は言ってはならない言葉を言ってしまったのです。

この言葉が浜村さんを深く傷つけたらしく、私は小屋の奥さんのかおりさんからと友人のすーちゃんから二度とそんなことを言わないようにときつく言い渡されてしまいました

そんでもって今回も往路で浜村さんとすれ違ったのですが、彼の方からすかさず「先に言っときます。まだ、やってます。」と言われてしまいました。
覆水盆に返らず・・・妹の旦那に言わすと『こいた糞は戻らん』のですわ・・・ゴメンネ、浜村さん

まかない婦愛用のトレッキングポールもすーちゃんからはボロカスです。でも、尾瀬が中高年の登山者であふれていたころまかない婦は彼らの持っている杖がうらやましかったのです。
なぜなら重い荷物を背負った足弱のまかない婦は手ひどく転ぶことが多く、ついには下りばかりではなく登りの途中でもひどく転倒するに至ったからです

もう尾瀬には行けないと悲観していたまかない婦を再び弥四郎小屋へと連れて行ってくれたのは、間違いなく2本のトレッキングポールです。
すーちゃんが言います。「1本でも邪魔な杖をなぜ2本も使うのか?」だってモンベルの店員さんが「ダブルの方が安定感がありますよ。」と、勧めてくれたのです。
そう言うと「2本売るためだな。」などとすーは言うのです。
「良いもんね。ダブルストック同好会に入るから。」と言いつつ歩いていると、ダブルストックの人も結構居るものです。なんとなく親近感を抱きながらストック人を観察してしまうまかない婦です。
さて、ダブルストックのおかげで転ぶこともなく弥四郎小屋に着いたまかない婦ですが、着いた時間が夕方だったので弥四郎小屋はお客様を迎えてすでに戦闘状態でした。到着のご挨拶もはばかられるほどの忙しさです。
とりあえずは持ってきたお土産のうち要冷蔵の物を勝手に厨房隅の冷蔵庫にしまっていました。
「おかしな奴がいる!」鋭い声がしておっさんがすっ転がるようにまかない婦の眼前に立ちふさがりました


おかしな奴との指摘はあながち間違ってはいませんが、長年通い続けているおかしな奴です。そこんとこよろしく

しかし、そのおっさんはまかない婦の顔を見ると「ぴーちゃんか。」と、突然のトーンダウンです。良く見れば去年顔を合わせたことのある小家主の良一さんの友達でした。
あっ、ぴーというのは弥四郎小屋でのまかない婦のニックネームです。苗字が柿本なので柿ピーからとったあだ名です。
そんなわけでその夜から3日間昔なじみのおかしな奴は弥四郎従業員の食事を作り続け、新人の従業員からも別れを惜しまれる存在になりました?
やっぱり食べ物の力は偉大です。どうやら餌付けに成功したようなのでまた美味しい餌を持って山に行こうと思っています



山から帰ったまかない婦、実は何十か所もの虫刺されで厳しい思いをしています。デコデコです

こんなことになったのは夜に外で酒を飲んでいたからです


二晩とも外で飲んでいたのですが、去年も同じことをしてデコデコに食われています。そこで今年は長ズボンのすそを靴下の中に入れ込み、ダウンを着て頭はタオルでほっかむりするという完全防備だったはずなのですが、お山の虫さんはそんな甘ちゃんではなかったようです

まかない婦と友人は自業自得なので仕方のないところですが、誘って連れ出した山小屋娘のノンちゃんがどうなったか今ちょっと心配しています。帽子をかぶっていたけど多分彼女もデコデコです。
ゴメン、ノンちゃん

私たちが働き始めたころは小学生だったノンちゃんが山で立派に働いているのを見て頼もしく思いました。でも考えてみれば子供のころからしっかりした子だったよね。
遊びに行くと今は昔の山小屋子供たちが温かく迎えてくれるのも嬉しいことです。
そう言えば去年も会ったフランス人のイーヴとまた会い、去年のお土産のお礼を言われました。

それにしても彼、フランス人とも思えぬ礼儀正しさ&日本人以上の気遣いの人です。フランスにもこんな人が居るのですね。
まかない婦は今回ここ何年か弥四郎小屋に働くフランス人の訳を友人のすーちゃんに尋ねてみました。なにしろいつ行っても必ずフランス人が働いています。


聞くと最初はフランス生まれフランス育ちの日本人の男の子がバイトに来たのが始まりだったそうです。その彼が次の年から友人を連れてくるようになったとか。
まかない婦も数年前にその子に会っていますし、連れてこられた2人のフランス人とも会いました。思っていたより良い人もいるのだと思ったことを覚えています。
さて、次回は8月の末のパエリア祭りに参加したいと願っているまかない婦ですが、その時も多分またほっかむりして外飲みに出かけることでしょう。お供はやっぱりワイルドターキーか?
今回は白州の10年がスキットルに入っていたけど、すーちゃんがターキー一本持ってきていたので古い友人にここでも歓迎してもらったように感じました。
そう言えば去年弥四郎に行ったとき、小家主の良一さんに見せてもらった以前のパエリア祭りの動画でイーヴがギターのようなものを弾いていました


それどころか舞台の上でフラメンコを踊る踊り子が2人



そんなわけで次のイベントに今から心躍るまかない婦でした。

3日間の弥四郎小屋里帰りより帰ってきました。今日はその顛末をご紹介しようと思います。
まず沢山写真を撮ってきたのでそれ見てもらおうかな?

まかない婦の大好きな羊草です。

名も知らぬ花です。

もう、アザミが咲いていました。これが咲き始めるとなんとなく秋の気配を感じます。

今が盛りのキンコウカです。地味な花ですがかなり沢山咲いていました。

ニッコウキスゲの群生ですが、今年はやっぱり少ないですね。鹿の害だとかで以前は暑苦しいほど咲き誇っていたのに今は群生を見つけるのが難しいほどです。

地塔もたまには撮っておきます。

これも尾瀬らしいかしら?

夕焼けが素晴らしかったので撮ってみましたが、本当はもっと凄かった。少しばかり、いえ、かなり逃しちゃっています


これは尾瀬ではないのですがふもとの戸倉にある弥四郎小屋秘密の駐車場近くに咲いていたアジサイです。あまり見事だったので撮ってみました。

これはまかない婦を見送ってくれた弥四郎小屋の小家主ファミリーです。前から奥さんのかおりさん、小家主の良一さん、御嬢さんのノンちゃんです。
まかない婦がお邪魔した時ずっと忙しかったらしく体調不良者続出でしたが、見送りしてくださった時のみんなは元気でした。
来月末にまた行くつもりです。待っててね

色々な出来事もあったので明日以降も弥四郎小屋ネタで行こうと思っています。それではまた明日

* by bodai_ju
命の洗濯をしてきましたね。
* by やまねこ
お帰りなさい。
花の画像がいいですね。
心が癒されます。
花の画像がいいですね。
心が癒されます。
Re: タイトルなし * by まかない婦
bodai_ju さん、おかげさまでリフレッシュしました。
でも、一日三食の従業員のための食事作りを頼まれたので結構頑張って作りました。みんな喜んでくれたのでそれも良かったかな?
でも、一日三食の従業員のための食事作りを頼まれたので結構頑張って作りました。みんな喜んでくれたのでそれも良かったかな?
Re: タイトルなし * by まかない婦
やまねこさん、花も景色も素晴らしい所です。夜は蛍を見ながら友人と酒を酌み交わしました。
尾瀬ならではの楽しみの一つです。
尾瀬ならではの楽しみの一つです。
胸いっぱい * by いぬこ
今日掃除中弥四郎小屋のカレンダーを発見。
かおりさんのことを思いだし、検索しているうちに、ここにたどりつきました。お元気そうな顔みて感激。
かおりさんとは、20年以上前に、外国で出会いました。若かった!尾瀬なかなかいけなくて、、、。
かおりさんのことを思いだし、検索しているうちに、ここにたどりつきました。お元気そうな顔みて感激。
かおりさんとは、20年以上前に、外国で出会いました。若かった!尾瀬なかなかいけなくて、、、。
Re: 胸いっぱい * by まかない婦
いろんな所でいろんな人とつながっているものなのですね。
弥四郎小屋のスタッフの写真見ましたか?とても気に入っています。写したのはかおりさんのご主人良一さんだと思います。
尾瀬は良いですよ。今はもう小屋じめしちゃって静かな尾瀬だと思います。
弥四郎小屋のスタッフの写真見ましたか?とても気に入っています。写したのはかおりさんのご主人良一さんだと思います。
尾瀬は良いですよ。今はもう小屋じめしちゃって静かな尾瀬だと思います。
* by いぬこ
スタッフの写真見ていません(?)
パソコン苦手で、、、、。
尾瀬とご縁が深いようですね。
まかない婦さんのブログ・写真を拝見して、やっぱり尾瀬(弥四郎小屋)に行きたくなりました。
あまり忙しくない時期で、たそがれたいです。
いつごろがおすすめですか?
パソコン苦手で、、、、。
尾瀬とご縁が深いようですね。
まかない婦さんのブログ・写真を拝見して、やっぱり尾瀬(弥四郎小屋)に行きたくなりました。
あまり忙しくない時期で、たそがれたいです。
いつごろがおすすめですか?
Re: タイトルなし * by まかない婦
> いぬこさん、スタッフの写真は弥四郎小屋のホームページで見れます。小屋締め前の写真でもちろんかおりさんも写っていますよ。お知らせのところの「営業終了しました」の写真をクリックすると大きな写真になります。
> 私にとっての尾瀬のベストシーズンは7月中ごろのニッコウキスゲの咲くころで、夏休み前。
> 小屋側も余裕があって湿原も若々しくお勧めです。連絡入れてから行けばかおりさんも待っていてくれると思います。
> とりあえず今年はもう小屋締めしてしまっているので来年ですね。
> 私もその時期にいつも行きますよ。
> 私にとっての尾瀬のベストシーズンは7月中ごろのニッコウキスゲの咲くころで、夏休み前。
> 小屋側も余裕があって湿原も若々しくお勧めです。連絡入れてから行けばかおりさんも待っていてくれると思います。
> とりあえず今年はもう小屋締めしてしまっているので来年ですね。
> 私もその時期にいつも行きますよ。
見ました * by いぬこ
まかない婦さんの言われたとりにしたら、スタッフの写真見ることができました。
懐かしいお顔拝見できました。
わたしのまわりに尾瀬に行った人っていない(?)んです。北海道だから自然に興味ないのかも、、、。
まかない婦さんのブロブで、素敵な写真も拝見できこことは違う尾瀬の素晴らしさ知りました。
ありがとうございます。
沼がモネの絵のようになる頃は、一番混む時期でしょうか。
懐かしいお顔拝見できました。
わたしのまわりに尾瀬に行った人っていない(?)んです。北海道だから自然に興味ないのかも、、、。
まかない婦さんのブロブで、素敵な写真も拝見できこことは違う尾瀬の素晴らしさ知りました。
ありがとうございます。
沼がモネの絵のようになる頃は、一番混む時期でしょうか。
* by まかない婦
いぬこさん、モネの絵のようなとは多分羊草のことだと思います。羊草の季節は7月下旬から9月だそうですが、花は午後二時近辺しか咲いていません。ひつじの刻に咲くので羊草だそうです。
ただ、睡蓮の葉のようなこの草の葉はいつ行っても見られるように思います。
花が見たいなら季節より時刻を気にしてください。
それではまた何かわからないことがあれば聞いてください。
ただ、睡蓮の葉のようなこの草の葉はいつ行っても見られるように思います。
花が見たいなら季節より時刻を気にしてください。
それではまた何かわからないことがあれば聞いてください。

実は明日から3日間会社を休んで古巣の尾瀬 弥四郎小屋へ遊びに行きます

今年に入って休んだのは正月の1日2日と先日お取引先の望岳苑さんのオープンの時に一泊しただけなのでまかない婦としてはかなり盛り上がっています

山小屋友達のすーちゃんが車で上毛高原まで迎えに来てくれると言うので行き帰りの道中もさぞかし楽しいだろうと期待は高まります。
友達って良いもんですよね

今ふと思い出したのですが以前インドを1人で旅行していた時、インド人の占い師に手相を見てもらったことがありました。



それを聞いたときまかない婦は呆れました。恋愛運はともかくとして、もう2度と旅行なんかするものかと心に硬く誓っていたからです。詐欺、泥棒、痴漢と散々なインド旅行に懲り懲りして海外旅行は2度としない決心でした。
それを占い師に告げると「いいえ、あなたは又旅行をします。」と、自信たっぷりに言われました。この、へっぽこ占い師め!すっかりインド嫌いになっていたまかない婦は心で毒づきました

彼、その後もまかない婦の手のひらを何度も覗き込みながら「恋愛運が一つもない。」とつぶやき続けていました。わかったよ!もう

よほど珍しい手相だった模様です

しかし、その後やっぱり何度も旅行に出かけたまかない婦です。きっかけは弥四郎小屋の掃除のときに誰かが掛けたインド音楽です。あの独特のはじけた歌声を聴いていると胸の奥の開けてはならない扉が開いてしまうのです。
音楽には言葉以上の力があるようです。
そんなわけで旅と友人に恵まれるはずのまかない婦の人生でしたが、金沢に帰ってきてからはほとんどが社員旅行程度の旅で昔のようにはいきません。
でも、自由に旅をし続けたあの何年かがまかない婦の人生の中のコアになって、辛いことばかりの時も耐えていけるのです。
人の一生、明日は何が起こるのかも分かりません。今こうして静かに暮らしていても明日もそうだとはとても言いきれないですよね。とりあえずは今年もう一度弥四郎小屋へ行きたいと強く思っています。
8月31日のパエリア祭りにぜひ参加したいからです。その日にはもう一組の友人、山ちゃん夫妻とも会える予定になっています。何年も会っていないけど、会えばすぐ親しく過ごせるはずの人たちです。
やっぱり友人にも恵まれているのかな?
とりあえずは明日早起きして(と言っても普段から4時代には起きています)朝食の準備をし、6時半には会社を出る予定です。
そんなわけでこのブログもクックパッドのごはん日記も3日間お休みします。23日には楽しいお土産話を一杯持って復帰する予定ですので皆様よろしくお願いします

* by やまねこ
元気で行ってらっしゃい。
Re: タイトルなし * by まかない婦
やまねこさん、ありがとうございます。
もう帰ってきました
もう帰ってきました

人生のコア&インド夜想曲 * by いぬこ
かなりの速度で、スクロールしても、「インド」の文字は、キャッチしてしまう臭覚は犬以上です。
「人生のコア」まさしくいぬこも同じなのです。
周りの人には理解にされないので、旅の話は、ほとんどしません。そこで、このブログが被害にあってしまったようです。
「インド夜想曲」あれは、小説です。
解りにくかったですよね。
いぬこの場合、最初の一行で、
やられ一気読みでした。是非!
「人生のコア」まさしくいぬこも同じなのです。
周りの人には理解にされないので、旅の話は、ほとんどしません。そこで、このブログが被害にあってしまったようです。
「インド夜想曲」あれは、小説です。
解りにくかったですよね。
いぬこの場合、最初の一行で、

レンタルチャイルド * by まかない婦
いぬこさん、レンタルチャイルドという本が出版されているのを知っていますか?文庫化されているのですが、旅行中うわさには聞いていたが・・・という悲惨な話のルポです。
読んでも本当の事とは思えませんでした。悲惨です。
読んでも本当の事とは思えませんでした。悲惨です。
本 * by いぬこ
レンタル・チャイルド、知りませんでした。
検索すると、あらすじが、、、。
思えば、いぬこがインドに行っていた頃、足などを、親に切られたという乞食がゴロゴロしていましたが、そういうことだったのでしょうか。
もうひとつ、是非ご紹介したい本が!
グレゴリ青山さんの「ひみつのグ印観光公司」という漫画の単行本なんです.
アジア旅行の漫画ですが、すごくまかない婦さんかと重なるんです。
印度、ネパール、タイ、中国など行ったものでないとわからない、めちゃ面白いものです。
検索すると、あらすじが、、、。

思えば、いぬこがインドに行っていた頃、足などを、親に切られたという乞食がゴロゴロしていましたが、そういうことだったのでしょうか。
もうひとつ、是非ご紹介したい本が!
グレゴリ青山さんの「ひみつのグ印観光公司」という漫画の単行本なんです.
アジア旅行の漫画ですが、すごくまかない婦さんかと重なるんです。
印度、ネパール、タイ、中国など行ったものでないとわからない、めちゃ面白いものです。
Re: 本 * by まかない婦
いぬこさん、本の紹介ありがとう。読書は大好きなので探して読もうと思っています。
それにしてもインドではよくない噂をよく聞きました。100ルピー払うと子供の乞食の頸動脈を切り死ぬまで躍らすとか、道路に首だけ出して埋めバクシーシをねだるとか・・・
足の無い人もたくさんいてスケボーに乗ってすごいスピードでぶっ飛ばしていたり、ネパールでは何年にもわたり同じ場所に片足が胴回りほどの太さになっている乞食の人が居たり・・・
自分で見たことだけでも日本ではあり得ないことがたくさんありました。
でもあの本を見ると、自然ではなく切られたり目をつぶされたりが横行しているそうです。生まれた国が違うだけで過酷な人生を歩まざるを得ない人が居ることに脅威を感じます。
それにしてもインドではよくない噂をよく聞きました。100ルピー払うと子供の乞食の頸動脈を切り死ぬまで躍らすとか、道路に首だけ出して埋めバクシーシをねだるとか・・・
足の無い人もたくさんいてスケボーに乗ってすごいスピードでぶっ飛ばしていたり、ネパールでは何年にもわたり同じ場所に片足が胴回りほどの太さになっている乞食の人が居たり・・・
自分で見たことだけでも日本ではあり得ないことがたくさんありました。
でもあの本を見ると、自然ではなく切られたり目をつぶされたりが横行しているそうです。生まれた国が違うだけで過酷な人生を歩まざるを得ない人が居ることに脅威を感じます。
ヒェー! * by いぬこ
頸動脈!そんな話は、初めてだす。
気が遠くなりそうです。
あの国
では、考えられないことで、胸痛むことがたくさんありますよね。
暖衣飽食の国に生まれたことは、自分の責任でもないですが、あの国にいると、自分を否定されますよね。
ネパールのカトマンドウG・H近くの三叉路付近にいつもいる、足の悪い乞食は、お金持ちだという噂がありました。
いぬこは彼に、ビスケットを「食べないかい」と出されたんですよ。
なんだか、嬉しかった!
気が遠くなりそうです。
あの国

暖衣飽食の国に生まれたことは、自分の責任でもないですが、あの国にいると、自分を否定されますよね。
ネパールのカトマンドウG・H近くの三叉路付近にいつもいる、足の悪い乞食は、お金持ちだという噂がありました。
いぬこは彼に、ビスケットを「食べないかい」と出されたんですよ。
なんだか、嬉しかった!

Re: ヒェー! * by まかない婦
いぬこさん、まかない婦はネパールに行く度機内食の残りのパンやナッツなどを路上生活している子供にあげたりしていました。でも、お金の方が良いと顔に書いてあったです。
南インドの駅で女の子にせがまれお金をあげたのを母親らしき女の人が取り上げ、その子が泣き出しても笑って返そうとしなかったのを見て心が冷え冷えしました。親が子供の物を取り上げるのかと驚いたのですが、ひょっとしたら親子ではなかったのかもしれませんね。
貧すれば鈍す。恐ろしいことです。ひょっとしてあそこで泣いていた子が自分だった可能性もありですよね。ここでこうして暖かな部屋でパソコンに向かっていることが奇跡のように幸せなことだと思い知らされます。
かと言ってどうしてあげることも出来ないのですが・・・
南インドの駅で女の子にせがまれお金をあげたのを母親らしき女の人が取り上げ、その子が泣き出しても笑って返そうとしなかったのを見て心が冷え冷えしました。親が子供の物を取り上げるのかと驚いたのですが、ひょっとしたら親子ではなかったのかもしれませんね。
貧すれば鈍す。恐ろしいことです。ひょっとしてあそこで泣いていた子が自分だった可能性もありですよね。ここでこうして暖かな部屋でパソコンに向かっていることが奇跡のように幸せなことだと思い知らされます。
かと言ってどうしてあげることも出来ないのですが・・・
* by いぬこ
本当にそうですね。
マザーテレサにでもなるしかないです。
巨万の富があったら、と考えますが、1兆円あったって、救うことはできません。インドばかりじゃないですもの。
せめて、私のように体力も、お金も、勇気もない者にできることは、覚えておくこと。
そして、自分に与えられているものに感謝し、愚痴らず、不平を言わず、生きていくことだといぬこは思います。
が!、そいつがなかなか難しい。
まかない婦さんは、いろいろなことを、ポジティブに変えてしまうデライ・ラムロな方です。
そういう若い人が増えたらいいのになーと思います。
近頃の若者は、インドなど危ないところに、わざわざお金をかけて行くってのが理解できないそうです。
甥に、「本や、ネットなら、お金もかからないし、安全だし、、、」と言われ、「あーあ違うんだよ」と心の中でショックを受けながら、作り笑顔で応えた私
是非、10回目のネパールへ、ラ・ジャノス!
マザーテレサにでもなるしかないです。
巨万の富があったら、と考えますが、1兆円あったって、救うことはできません。インドばかりじゃないですもの。
せめて、私のように体力も、お金も、勇気もない者にできることは、覚えておくこと。
そして、自分に与えられているものに感謝し、愚痴らず、不平を言わず、生きていくことだといぬこは思います。
が!、そいつがなかなか難しい。
まかない婦さんは、いろいろなことを、ポジティブに変えてしまうデライ・ラムロな方です。
そういう若い人が増えたらいいのになーと思います。
近頃の若者は、インドなど危ないところに、わざわざお金をかけて行くってのが理解できないそうです。
甥に、「本や、ネットなら、お金もかからないし、安全だし、、、」と言われ、「あーあ違うんだよ」と心の中でショックを受けながら、作り笑顔で応えた私

是非、10回目のネパールへ、ラ・ジャノス!
Re: タイトルなし * by まかない婦
いぬこさん、まかない婦はけっしてプラス思考ではありません。でも以外に切り替えは早いです。
そう言えば数年前に海外で拉致され首を切られた旅行者が居ましたよね?どういう経緯で入ってはいけない国に行ったのかわかるような気がします。
多分ゲストハウスで他のバックパッカーに自慢したかったのでしょうね。それといくばくかの危険を楽しむ気持ち・・・結果は悲惨でしたが、ありうる話だと思いました。
いぬこさんもあの事件は覚えているでしょう?どう思いましたか?
そう言えば数年前に海外で拉致され首を切られた旅行者が居ましたよね?どういう経緯で入ってはいけない国に行ったのかわかるような気がします。
多分ゲストハウスで他のバックパッカーに自慢したかったのでしょうね。それといくばくかの危険を楽しむ気持ち・・・結果は悲惨でしたが、ありうる話だと思いました。
いぬこさんもあの事件は覚えているでしょう?どう思いましたか?

金沢ついさっきから又雨が降り始めました



さっき通りかかった家のアジサイがあまりに綺麗だったので写真に撮ってみました。この分ではもうしばらく雨が続くのかもしれません

さて、今日は先日行燈祭りの後に伺った『兼見御亭』(けんけんおちんと読みます)での納涼会席を紹介します。会食者は友禅作家の叔父と母のお姉さんが2人、妹1人、まかない婦とその母の総勢6人です。

通された部屋の床の間に飾りものがしてありました。これメロンで作った料理長さんのフルーツカービングです。そう言えばバンコクでこんなの見たような気がします。
わざわざ作って下さったのでしようか?おもてなしの心ですね


テーブルにはすでに籠に盛り込まれた前菜が用意されていました。小さな串に刺されたドジョウのかば焼きが好評でした。まかない婦の好物の雲丹がゼリー寄せになってほおずきに見立てられています。

まかない婦は母の一番上のお姉さんと2人で日本酒をいただきました。親戚の会食の時はこの伯母さんの隣に座ることが多いです。叔母も日本酒が好きなもので・・・物は加賀鶴さんの特別純米酒です。

次に出てきたのはトウモロコシ豆腐です。

お造りです。鮑は酒蒸しだそうで能登の天然塩でいただきました。手前のラデッシュは金魚になっていました。鮑のそばには黄色い人参で作った蝶がとまっています。さすがカービングの匠というところでしょうか?スズキのあらいが旨かったです。


煮物の枝豆饅頭の銀餡かけです。

冷たい鉢物です。そうめんや鰻のかば焼き海老などの寄せ物です。

鮎の塩焼きに見えますが違います。揚げてから焼いたとおっしゃっていました。全然しつこくなかったですよ。

洋風の魚介の蒸し物アメリケーヌソースです。これ旨かった


酢の物が4種類とそれにつける調味料です。

ごはんと鱧真薯の澄まし汁です。

デザートのマンゴープリンとトマトのコンポートです。

わらび餅の入ったコーヒーゼリーにイチジクが飾られていました。

添えられていたお品書きも忠実なイラスト入りで良かったです。たくさん食べましたが一品一品の量がさほどではなかったので最後まで美味しく食べられました。
また来年行燈祭りに行こうと思います。そしてみんなで美味しいものを食べましょう。叔父さん、伯母さん、長生きしてくださいね


きのうまかない婦は母や叔父、伯母たちと連れ立って『行燈まつり』に行ってきました。護国神社という神社で戦没者の名前が入った行燈が掲げられる慰霊のための催しです。
まかない婦の祖父はフィリピン沖で戦死したと聞いています。祖父は末っ子の叔父の顔を見ることなく逝ってしまいました。
去年から伯母や叔父と連れ立って母はこのお祭りに行っています。母は長女でもないのに当家の後を継ぐというおかしな役回りです。ですから郷としての仕事は母がしなければなりません。
このお祭り正式には『万灯 みたままつり』というお祭りです。
今回の顔ぶれは6人。まかない婦とその母、母の姉が2人、妹が1人、あと友禅作家の叔父で金沢在住の叔父伯母の全員が参加です。
一番年下の叔母が当家に迎えに来てくれることになっていたのですが、待てど暮らせど現れません。たまりかねた母がTelすると「あれっ、今日やったっけ?」と信じられないおとぼけです

当社に在職中の叔母の連れ合いに今日のことは言ってあったのですが、その叔父がどれだけ言っても叔母は「今日ではない。」と突っぱねたのだとか・・・?はあっ?何で?
とにかく私たちはタクシーで神社へ向かいました。

時は6時半過ぎ、少しだけ薄暗くなり始めています。

戦没者の名前と家を継いで行燈になにがしかの喜捨をした人の名前が連ねて書かれています。

祖父の行燈を見つけました。一番高いところにあるので写真が撮りにくくなっています。

行燈の数は一体いくつあるのでしょう?このひとつひとつに亡くなった人とその家族の思いがユラユラと揺れています。あまりの数にまかない婦は少々恐れをなしました。
こんなにもたくさんの人が死んでいったのですね・・・

境内ではかがり火がたかれていました。お盆の送り火でしょうか?おじいちゃん本当にフィリピンから金沢に帰ってきてたのかなぁ?もっとおもてなししてあげればよかったよ。酒が好きだった(やっぱりまかない婦の祖父です)そうだから来年からは当店自慢の日本酒を手向けることにします。
この後叔父伯母たちと近くの『兼見御亭』(けんけんおちんと読みます)でご馳走を食べ、楽しく時を過ごしました。その模様はまた後日(多分明日)お知らせしようと思います。ホナ


テレビで放送されているのでご存知の方もいらっしゃるでしょうが、今日『ルビーロマン』の初競りがありました。

これはうちの社長が今日競り落としてきた房です。ルビーロマンには厳しい規制があり、たとえ何万円の値が付こうと500gの重さに満たない房は化粧箱には入れてはいけない決まりです。500g以下の房はこの紙のカップに入れられます。
今日の初競りで500g以上の房はたった一つだけ。その房には40万円の値が付いたそうです。残念ながら競り落としたのは当社ではありません

ルビーロマンは確かに高いぶどうですが、普通高くても一房2万円ぐらいです。初競りの物と特別品質の良いものにだけ高価な値が付きます。
特に初競りの最高値の物を競り落とすとテレビや新聞で取り上げられ、その宣伝効果は多大なものになるのでみな初競りには高値を付けるのです。
毎年どこの八百屋が競り落とすかで水面下いろいろな駆け引きが行われているようです。その八百屋の後ろに初競りの最高値の房を買い入れるホテルや料理屋さんが居て、新聞ではその店が大きく取り上げられます。
各八百屋は自分のところのお得意様のために代理戦争をしているようなものです。
かくして今年の仕入れ先が決まり朝から繰り返し放送され続けています。ちなみに競り落とした八百屋は『堀多商店』、ルビーロマンを手に入れたのは日航ホテルだそうです。
まだまだ出始めなので房も小さいですが、これからどんどん良い房が出荷されることでしょう。まかない婦も八百屋の一員として楽しみでもあり期待もしています。
ルビーロマンについて詳しくお知りになりたい方は当社HP上の「ミニ知識とレシピ」のページ、「ルビーロマン」のボタンをクリックしてみてください。情報は常に更新していくつもりです。
ホナ、また明日


昨日は夕方時間に余裕があったので母と2人で駅前まで遊びに出かけました。母が新しいメガネを作りたいと言っていたので、まず金沢駅の百番街のなかの眼鏡屋さんに行ってみました。
実はまかない婦も最近この眼鏡屋さんで新しいメガネを2つ作ったばかりです。以前のメガネは店員さんの言うなりに最初に勧められたメガネにしていました。
でも最近おしゃれなメガネ人が増えていますよね?まかない婦もせめて自分の気に入ったフレームでメガネを作ろうかと思い立ったわけです。てか、以前からそうすべきだったのですがなんとなく時間をかけて選ぶのが気恥ずかしかったわけです。どこどこまでも生きていくのがへたくそな人間です

さて、母のメガネも無事に決まって、まかない婦は待ち時間の間に大好きな本屋さんへ行って文庫本を3冊買ってきました。どれもおもしろそうです。
この後お気に入りのかばん屋さんでまたしても小さな買い物をして。少々疲れたので休憩をすることにしました。
この休憩場所にまかない婦はちとうるさいです。とにかくやかましいところ、隣との距離が近すぎる店、椅子がさっさと出て行けよがしに座り心地の悪そうな店、これらのところはすべて

となると、駅中では難しそうなのでとりあえずアパホテルに向かいました。しかし、ここのラウンジ椅子の距離が近すぎます。すいていればそれでも良いのですが結構混んでいます。この近さで座れる人はかなり無神経か仲良しこよし関係の人たちです

しょうがないのでアパを後にして全日空ホテルへ。と、その途中の音楽堂。この規模の建物に喫茶スペースがないのは不自然です。チェックしてみると2階に良さそうなカフェ発見!
勇んで上がって行ったのですがクローズ

さて、やっぱり全日空ホテルへ行くことになったようです。ここのラウンジは依然と少し変わったようですね。
席に着くと椅子も良い感じ、あまり混んでもいないしゆったりくつろげる感じです。し・か・も、奥まったところに素敵なバーを発見しました

お約束のように母はキール、まかない婦は赤ワインに加賀野菜のバーニャカウダーが付いたお得なセットを頼みました。
ニューバー発見に心は浮き立ちます

今度から駅での一休みはこのラウンジに決定です

新しいお気に入りを見つけ、ウキウキ気分で帰宅したまかない婦でした。

お盆に突入しましたね。まかない婦宅でも昨日母に仏壇掃除をしてもらい、その後精霊棚を作り花も新しいものに替えました。

力作の精霊棚です。お供えは竹筒に入った水ようかんと水まんじゅう、小玉スイカです。仏壇の中には響というウイスキーも収納されています。
ご先祖とはいえまかない婦の家系ですからどうせ呑兵衛に決まっています。ウイスキーなら何人かで飲めますよね


一般的には胡瓜の馬と茄子の牛を飾るのですが、まかない婦の家は加賀野菜を扱う八百屋です。胡瓜は太胡瓜という重さ600gほどのジャンボ胡瓜、茄子は釣り合いを考えて米茄子で作っています。足は楊枝ですが今にも折れそうです。

盆提灯も飾りました。お墓参りは明日行く予定です。何せ6軒も回らなければならないので一仕事です。
今朝激しく降る雨音で目が覚めましたが、今は嘘のように晴れています。さすが天候激変都市金沢です。今も天気はまずまずですが風がかなり強く吹いています

この状態で墓参りに行くと風でなかなかろうそくに火が付かず苦労することが分かっているので、明日で正解なのかもしれません。
今日はこれから何をしましようか?週末に古巣の弥四郎小屋に行くことになっているのでその準備でもするか?
でも、来週末の弥四郎小屋、お客さんも多いけど助っ人で働く人が異常に多いらしく総勢20人を超えるのではと友人のすーが言っております。そのレベルになるとお客さんのお世話より身内の食事作りが大変になってきます。
とりあえずまかない婦はまたしてもお呼びでない女らしく、働かないようにと厳しく言い渡されるようです。身内の食事作りに専念するか・・・
今年人手が足りないと言っていたのは春先だけだったのかな?雪が解けたらすぐ行けばよかったよ


そんな不快な天気の中昨日、まかない婦は母と叔母、社長である弟と4人でしいの木迎賓館の『ポール・ボキューズ』さんのガラディナーを堪能してきました。
ガラとはなんなのかわかりませんが7月14日のパリ祭を記念してフランスと能登の食材を使った特別ディナーが7月12日に饗されました

今日はそのお料理をご紹介します。

まず最初にHiramatsuと言う名のオリジナルシャンパンが振舞われました。立ち昇る泡の細かさがシャンパンの出来を物語っています。

メニューには載っていませんがチーズのシューだそうです。シャンパンのお供かしら?来るなりガツガツと食べてしまったので4個あったのが2個に減っています。たこ焼きではありません


前菜のシマエビです。赤ピーマンのソルべを一口いただいてから食べて欲しいと説明されました。なるほど繊細な味わいです。
ここからワインは白ワインに代わりました。Gaubyと言う作り手のヴァンド・ペイのワインだそうですが非常に力強く美味しいワインでした。まかない婦とその弟は何杯飲んだことやら・・・


感動的に美味しかった鴨のフォアグラのソテーです。ソースがまた絶品です



マトウダイのソテーと夏トリフのアンサンブルです。トリフのスライスが大盤振る舞いされています。泡を使った料理がもてはやされているのは知っていましたが食べたのははじめてかも・・・

黒毛和牛のローストと夏野菜です。ワインはここからメドックの赤ワインに代わりました。

デザートの桃のコンポートです。丸ごと1個の桃にややひるみましたが食べてみるとあまりにも美味しくてスルリと食べきってしまいました

ワインは甘口のデザートワインに代わっています。酒屋だからわかるのですがこのデザートワインと言うものは大変高価なものが多いです。普段は飲みませんがこうやって飲むとしみじみと良いものだと分かりました。

食後のコーヒーのお供にマカロンやトリフなどの小菓子も出ました。最後まで揺るぎのない美味しさです。
ディナーは美しい楽曲を楽しむように終わりました。量も程よく本当に食を楽しむことが出来ました。
食事を終えて帰るときにシェフが玄関先まで見送ってくださいました。何と、私達がタクシーに乗り込むまで迎賓館の玄関で頭を下げておられました。
「実るほど頭をたれる稲穂かな」こちらの方こそ頭が下がりました


今日少し嬉しいことがありました

誰も気づかないかもしれないけど、気づいてサービスをしてくれた人や料理長さんの目に触れればきっと嬉しいだろうと思い、汚い文字でほんの数行書いたのですがそれがどうも支配人さんのところまで行ったらしいのです。
とても喜んでくださり、当社の担当者に連絡が入ったそうです。誰が座ったかもわからぬ席に残された言葉がそんな大げさなことになるとは思わなかったのですが、そのことで曹洞宗の経典『修證義』の中の一説を思い出しました。『愛語よく回天の力あることを学すべきなり』という言葉です。
自分なりの解釈ですが、他人の良きところを認め誉める言葉、その言葉自体に力があり愛語は自ら回っていく力を持っている。といったところでしょうか?
ですから会社の中で誰かが他の人を誉めていたら、まかない婦はなるべくそれを本人に伝えるようにしています。「〇〇さんがあなたのこと誉めていたよ。」それを聞いた人もうれしく、誉めていた人に好意として戻ってくると思うのです。良き循環が生まれるような気がします。
直接褒められるのも嬉しいことですが、間接的に褒められるのもまた格別嬉しいものですよね。
でも反対にマイナスの言葉にも力があり負の循環が生まれる場合もありますよね。マイナスの言葉の力を増大させないように自分のところでシャットダウンすることも大切なことです。
言葉って本当に面白いですね。最近のまかない婦とその妹のお気に入りは加越酒造さんの蔵人奥田さんの決め台詞「お許しください。」です。
許しを請わねばならないことなど何一つないのに多用される「お許しください。」に翻弄されるまかない婦と妹です。
そう言えば今日いただいた加越さんの『酒ゼリー』の箱の中にまたぞろおかしな記載を見つけました。
「このゼリーは加賀の月 月光 純米大吟醸をわずかに加えたものです。」これって加越さん一流のシャレでしょうか?
この前発売されたお酒にも「おそるおそる発売します」の文字があったような・・・おもしろすぎるよ加越酒造さん

これからも末永くお付き合いください。売り上げも少ないちっぽけな酒屋ではありますが加越さんの大吟醸初しぼりに惚れております

こうしてお互い笑いながら、楽しくお商売が出来れば嬉しいですよね。商売を通じていろいろな方と知り合いになれるのもありがたいことです

石川県の酒販店の末席を汚す当社柿市商店、こんな私どもをどうかお許し下さい


今日の話題は昨日母と行ってきた『伝統加賀友禅工芸展』の話にしましょうか。
このブログにも何度か登場していますが、まかない婦の叔父の1人が友禅作家です。今日改めてパンフレットを見ていたら『加賀友禅技術保存会副会長』という肩書になっていました。
この加賀友禅技術保存会は石川県の無形文化財に指定され、現在は10人の作家が認定されているそうです。叔父はその中の1人です。

叔父の息子であるまかない婦の従兄弟柿本結一も友禅作家で、今回の展覧会では銀賞を受賞しました。作品名は「夢衣」。華やかでありながら気品漂うまさに夢のごとく美しい衣です。
県立美術館で展示されていたので写真を撮るわけにはいかなかったのですが、展覧会の受賞作が写真付きで紹介されていたのでそこから画像をお借りします。

これです。やっぱり実物と写真では全然違いますが、とりあえずのご紹介です。
やはり賞を受賞する作品はそれぞれに素晴らしく、銅賞の3作品も金賞受賞作も見事でしたし、それだけではなく心をひきつける何かがあるように感じました。他の受賞作を見てみたい方は『伝統加賀友禅工芸展』で検索してみてください。
展覧会には石川県の無形文化財である10人の友禅作家の作品も展示されています。こちらは是非会場まで足を運んでご覧になってください。7月14日まで県立美術館で開催されています。
ちなみに叔父の柿本市郎の作品は2点。叔父らしい緻密でゆるぎない作風の「秋明菊」とやや具象化された「水芭蕉」です。
金沢の美術館と言えば『21世紀美術館』が有名ですが、県立美術館の重厚なたたずまいと館内の静寂は美しきものを愛でるにあいふさわしいとまかない婦は思っています。
以前はここの会員だったのですが、旅人になったり山小屋従業員になったりしている間にいつしか美術館からも足が遠のいてしまいました。今回は叔父が招待券をくれたので行きましたけどもね・・・
美術館からの帰り道クラフトショップに立ち寄りまたしてもガラスの酒盃をゲットしました。今回は『西山芳浩』という作家さんのものです。なかなか良いですよ。

これです。この盃で万歳楽の白山氷室を飲みました。旨かったです。
今日は生きている岩魚を買って来て今厨房で串に刺して干してあります。久しぶりに串打ちしてグリラーで焼こうかな。赤イカの旨い刺身と太胡瓜と白貝の酢の物もスタンバっているのでやっぱり日本酒ですよね


* by やまねこ
私も県立美術館の落ち着いた雰囲気が好きです。
ところで、まかない婦さんの従兄弟柿本結一さんのお名前が赤字で書かれています。
私が若い頃、「人様の名前は赤で書いてはいけない」と教わりました。
今は、あんまりそういうことは言わないのでしょうかねぇ。
ところで、まかない婦さんの従兄弟柿本結一さんのお名前が赤字で書かれています。
私が若い頃、「人様の名前は赤で書いてはいけない」と教わりました。
今は、あんまりそういうことは言わないのでしょうかねぇ。
Re: タイトルなし * by まかない婦
やまねこさん、アドバイスありがとうございます。早速緑色に替えておきます。

ちょっと聞いていただけますか?うちの妹の口の悪さには全く呆れてしまいます

妹「ちょっとあんた、ズボンが尻にくいこんどるぞ!」そういわれれば確かに今はいているズボンちょっとタイトではありますが、そんなに目立っちゃってたかな?
ま「構わんといて、くいこもうがくいこむまいがあんたに関係ないやろ?」
妹「それじゃパンツが汚れるやろぅ?」
ま「あたしのパンツの心配しとるがか?」
妹「そうや、心配してやっとるがやわ。」

妹のくだらん話は続きます。ある女性社員にも同じようにチェックを入れ、くいこみ注意報を発令した妹。
「や~ん、くいこんでたぁ?」と返す彼女を弐の太刀でバッサリです


「後ろならまだしも、前までくいこんどったらしゃれにならんぞ。」言われた彼女大うけだったらしいです

獣ぞろいの柿市商店、社員は結構シャレのわかる優れものを揃えています。
それにしても昨日の妹はおかしなエプロンをしていました。彼女にまったくそぐわないピンクのエプロンです。
実は古くなったリキュールに炭酸の入った商品を処分しようとしたとたん吹き上がって彼女は柚子しゅわー(商品名です)まみれになったのだとか

ここ数日の暑さで炭酸もやる気満々にいきっていたらしいです。かなり大量に処分しちゃったみたいですが、小さな商いの当店には手痛い損害ですよね

そんなわけで似合いもしない昔のエプロンの登場となったらしいです。妹曰く「パンツまで柚子しゅわーまみれだ。」そうです。それはさぞかし気持ちが悪いでしょうね。
それにしても一生懸命やっているのにお客さんが来ないのはなぜ?やっぱり入りにくい感じの店なのかなぁ?
「お客さ~ん、入ってみまっし。結構良い子が揃っていますよ~。」あっ、良い子ってのは妹のことではありませんよ




さて、もうすぐお盆ですけど皆さんの地域ではお盆は7月ですか?8月でしょうか?金沢では街中は7月、郊外は8月なので結局両月ともお盆の行事があると言う理不尽な構図になっています。
何でも気に病むまかない婦は今から仏壇掃除やお花の手配、6件参らなければならない墓参りのことを考えて少しだけブルー入っています

このお盆関連のことでおもしろい話を小耳にはさみました。
昨日近江町市場の顔見知りの魚屋さんのところで見知らぬ人に質問されました。
「お盆のお飾りのセットはどこで買えばいいのでしょうか?」と聞かれるその方は東京から金沢に移り住むことになった方のようです。
ですが、そのセットってなんでしょう?反対にこちらから聞いてみました。
お答えによるとオガラで作られた牛や馬、蓮の葉とマコモの敷物などがセットになって東京さではデパートなどで売られているそうな。へー、知らんかったわ。金沢では見たこと無いけど・・・

まかない婦の家でも以前はやっていませんでしたが亡くなった祖母に頼まれて本を参考にそれらしきものを作っています。ただし胡瓜の馬は加賀野菜の太胡瓜で作るので、ナスの牛は米ナスで作っています。
そんで、マコモってのがどこに売ってるのかわかんないのですだれで代用していますが、蓮の葉は本にも載っていなかったので考えたこともありませんでした。
処変われば品変わる。まったくこんな小さな日本の国の中でさえ「へー!」っと驚く事柄が満ち満ちています。秘密の県民ショーでぜひとも取り上げていただきたいですね。てか、もうやってたりして・・・
念のためにネットで調べてみたら本当にそんなセットが売られていて二度びっくりしました。迎え火送り火用のオガラも付いて1365円だそうです。びっくりしたなぁ、もう!
日本中一緒だと思っていたのに金沢だけだったことはカレーに千切りキャベツが付いていることと、コケと言うのが金沢ではきのこ一般の事を指すのに、全国的にはコケは苔むすの苔の事なので金沢できのこの汁物をあらわす『コケのおつゆ』は他県民にはまったく通じないこと。
それと「カッキャマ」と言うのが金沢では「柿山」の方言だと思っていたのですが、「柿山」自体が他県民には通用しない単語で、全国的には「オカキ」と言うのだということぐらいかしら・・・
たぶんまだまだいろいろとあるのでしょうね。そういえば北海道出身の社員が納豆に砂糖をかけるとか、赤飯の豆が甘納豆だと言っていたような・・・道理で北海道出身の友人がガタガタの歯をしているわけだよ


さて、今日は昨日の続き。白山市の望岳苑でのお食事レポートです。
まず着いて早々ウェルカムドリンクが振舞われました。

地元のぶどうのジュースだそうです。まかない婦の妹はてっきりワインだと思ったのがジュースだったので愕然としていました。ヤマタノオロチには酒以外の飲み物が理解できないようです

夕食は午後7時から始まりました。天狗舞のあげ潮をグラスに注いで乾杯です

ここ白山市では宴席の最初の乾杯は日本酒ですることが条例で定められています。まかない婦やその妹はもともと最初っから日本酒なので痛くもかゆくもない決まり事です。

さて、前菜です。望岳苑では地元白山市の素材を使うことになっているので、地方色豊かな献立になっています。卯の花、アマゴの甘露煮、カタハ、ウド、胡麻豆腐です。料理長の手作りなのはわかりますが前菜にしてはこの甘露煮大きくないかい?勿論おいしかったので頭から尻尾まで100%食っちまいましたけどね


次は白山堅豆腐の食べ比べです。3店の豆腐、違いが分かるように醤油も付けず食べてみました。確かに違いますが1番と3番は似ているので言われなければ分からないかも?

鮎の背ごしとイワナの刺身です。鮎がすごく旨かったです。刺身を取った後のイワナの骨の天ぷらも全部いただきました。思いのほか大きくてボリュームがあります。それとこの大葉でっかくない?

イノシシ肉の入った茶碗蒸しです。肉はもちろんのこと椎茸の存在感がありました。獅子肉に何の違和感も感じず美味しく食べられたのは意外でした。

イワナの塩焼きです。まかない婦たちがチェックインした時金沢支社長さんが炭火で焼いていました。まかない婦にとってイワナはなじみ深い魚です。働いていた山小屋へ行くための登山口に弥四郎小屋のOGがいていつもイワナを焼いていました。入山するときと下山してきた後よく食べたものです。
亡くなった父もイワナが大好きだったので肝硬変の父のため塩を打たない塩焼きを焼いてもらっていました。あっ、余談でしたね

このイワナすごく旨かったです。日本酒との相性は素晴らしいですよね



椀物のジャガイモ真丈です。もう、かなりお腹が一杯で食べるのが辛くなってきています


イノシシ肉の陶板焼きです。これ旨かったですよ



ここで天ぷらが出てきました。まかない婦太っている割に揚げ物が苦手です。


蕎麦の実ごはんとなめこ汁です。ここまできてまかない婦まだ食べています。同席している妹が呆れています。いつもは酒席でこんなにゃぁ食べないまかない婦。今日はかなり調子が良いようです。でもなんだか北京ダックかイカ飯になったような気がします。

お腹が破裂しそうになっているところへぜんざいが出てきました。料理長さんは私達をどれほど大食漢だと想定されているのでしょうか?旨いけど・・くっ、苦しいです

この後まだ小さなチーズケーキが出て、コーヒーも出ました。食べ続けた時間は二時間半。フランス料理のフルコースを超える勢いです。食べた人たちもサーブした方々もお疲れ様でした。
さて、この後部屋に帰りましたがあまりにもお腹が一杯で苦しくて眠れませんでした。妹ではありませんが食べたものの霊が枕元にたち「何でそんなに食ったのか?」と長時間にわたりまかない婦を責め立てました。お陰で翌日の朝食も完食できませんでした。料理長さんごめんなさい


これが翌日の朝食です。サラダと味噌汁が凄く美味しかったです。味噌汁の中に入っていた豆腐普通のお豆腐ですか?旨かったなぁ

食後にトチ餅が出てきました。大好きだけど食べられません。懐紙に包んで持ち帰りました。
大盤振る舞いの食事と物音一つ聞こえない静かな宿の贅沢な空間を満喫し、社長さんに見送られて金沢へ帰りました。その後一日半の時が経っていますが、いまだに満腹のままでちっともおなかか減りません。これはきっと3kgばかり体重が増えていることでしよう。おとろっしゃ、おとろっしゃ・・・
P.S.人手が無いためか社長さん自らお運びや皿洗いをされていました。ご苦労様でございます

ヘルプに入っていた女性がとても明るくて感じが良かったです。あんな人が働いてくれるといいですよね。
さてさて、何をさておき無事オープンおめでとうございます。お疲れ様でした。山家の食事、珍しいもの満載でしかも美味しかったです。でも女性には量が多かったかな?
静かな宿で読書三昧もいいものですね。まかない婦的にはドンピシャのお宿でした。天気がもう少し良ければありがたかったかな?あっ、それは雨女のせいか?強力だからなぁ、この雨女


ついさっき山奥のお宿

信じられないことなのですが、あれほどの規模の宿を金沢支社長さんと料理長さんのたった2人でオープンさせた模様です。その根性にまず大きな拍手を送りたいと思います


それにしても他のスタッフゼロですか?凄いですねぇ

とにかく今日はその模様をお知らせしようと思います。
金沢からおよそ一時間半、土砂降りの大雨の中カミナリに見送られて車で出発しましたが雨女のまかない婦を妹が何度もにらみつけています。

白山市の奥深く、微妙な分岐のところに先日は見かけなかった手作り感満載の立て札を見つけました。

言わしてください、ちょっとしょぼいです

でも建物は立派ですよ。ですが外観を写真に撮るのを忘れていました。あまりに天気が悪かったもので・・・でも、泊まったお部屋は撮ってきました。
剣と言う2階のお部屋です。ツインの洋室と8畳の和室、ヒノキ風呂と広々とした洗面所、トイレすら広くてゆったりと余裕を持った造りです。多分ふんだんにお金をかけて造られた施設なのでしょうね。
こんなお部屋が7つもあるのです。これはまかない婦が働いていた山小屋よりいろいろと大変かも・・・でも宿泊可能な人数が違うからなぁ・・・望岳苑さんは満館で34名、弥四郎小屋は300名ほどでしょうか?でも営業形態があまりに違うから比較は出来ませんね。

ベットルームです。

広々とした和室でゆっくりと読書を楽しみました。大きなテレビもあったけど気付いたら一度もつけなかったなぁ・・・

ヒノキ風呂は最高に心地よかったです。朝晩2回入ってきました

夕方6時前に着いたのですが、社長さんもいらっしゃっていてにこやかに迎えてくださいました。オープン初日で、しかも宿泊者はほとんど社長さん達の顔見知りの方ばかりなので夕食は7時に揃ってはじめることになりました。
最初に金沢支社長さんからの挨拶がありました。 「望岳苑支配人の原です。」のご挨拶にまかない婦とその妹はあごがブラジルまで落ちました

はっ、あなた様は金沢支社長様ではなく、望岳苑の支配人様だったのですか・・・まったく知りませんでした

とりあえず天狗舞のあげ潮で乾杯し、白山麓の素材をふんだんに使った食事が始まりました。まかない婦とその妹は富山県の酒販店「なかやす」さんの社長さんと同じテーブルです。この方親父ギャグ炸裂の楽しい方でした。話も弾みお酒も進みました。3人で4合瓶3本と300mlの瓶1本開けました。
ブログがあまりに長くなったので、夕食以降の話はまた明日。今日はこれから整体に行ってまいります。ホナ


今日まかない婦は妹と2人本日オープンの宿泊施設『望岳苑』にお泊りに行きます。
こちらは酒屋と青果物業両方のお得意様であるスローフード方舟さんが白山市で開業する宿泊施設です。
「私は今日もうこれを着て来た。」と妹が誇らしげに言うので彼女の方を見やると、見慣れたペラペラしたガーゼで出来たようなブラウスを着ています。

そうだと答える妹の返事に驚きはさらに募ります。・・・それが、よそ行き・・・?そのガーゼのビラビラが・・・
それで行って失礼にはならないものだろうか?
なんちゃって、まかない婦に至ってはTシャツで出かけようとしているのですが・・・でも、そのTシャッ高かったのよ、まかない婦にとってはとっておきのよそ行きなのよ・・・


それでは、あと数時間で山深い宿に出発いたします


その一日のしめくくりにまかない婦とその母はお出かけしました。金沢駅近くのマリエールオークパイン金沢というお取引先の日本料理の会『七夕の膳』に出席するためです


このお取引先様は結婚式場ですが、宴会などもされています。そしてここのお料理は大変おいしいと評判です。
ピアノの生演奏を聴きながら食事会が始まりました。

先附 茶碗蒸しのようでしたが洋風の名前が付いています。見た目通り美味しい一品でした。

前菜です。 まかない婦この沢蟹まで食べました。料理長さんが蟹も食べてくれと話されたからです。蟹はもちろん小さな鮎の干物もとても美味しかったです。
当社の社長の話ではここに付いている小さなもろキュウが恐ろしく高くて、多分刺身よりお金がかかっているだろうと言っています。もちろん残さず食べました。

ビールとウーロン茶しかないのかとがっかりしていたのですが、カクテルやワインなどもあり親切に注文を取りに来てくださいます。まかない婦は冷酒を2本と白ワインをグラスに一杯、ちびっこウーロン茶を2本いただきました。

お造りです。トロとペコロスの醤油漬けが旨かったです。

冷し鉢という冷たい煮物です。冷房が強かったのとこの冷し鉢で内から外から冷やされ、まかない婦はショールを取り出し体に巻きつけました。ホテルでの宴会などではよくあることなので忘れない限りショールは持って出かけます。

揚げ物です。わかりにくいと思いますが骨付きのラム肉の天ぷらです。まかない婦は骨付き肉が大好き。骨の周りの肉を鋭い前歯でこそげ取って完璧に食べきります。でも、ちょっとボリュームがあり過ぎるような・・・カレー塩とラッキョウソースが食欲を増進しますが、そろそろ限界かも・・・とりあえずこのお皿までは完食しています


箸休めのシャーベットも食べましたがこれ以上食べられるのか?気持ち悪いほど食べると母の非難を連日浴び続けているまかない婦ですが、その我にしても既に限界を超えつつあるように感じます。

おーっと、ここでまさかのメインデッシュの登場です。

素晴らしく柔らかいヒレ肉だと母が言っています。まかない婦には既に食べる拷問になりつつあり、肉より付け合せのピクルスに親和性を感じました。野菜が旨いです。あっ、野菜は当社柿市商店から仕入れてくださっています。


アナゴのひつまぶしが出てきました。とりあえず一口は食べたのでしよう。味を覚えていますから・・・

鱧のお吸い物です。くっ、苦しい・・・


ですが、甘いものは別腹とはよく言ったものでデザートは食べてしまいました。パリッパリのクレームブリュレとガトーショコラ、フルーツも残すわけには参りません。


お約束のコーヒーまでいただいてこの日のコースは終了。
料理に一つの手抜きもなく、お見事でしたがまかない婦にはボリュームがありすぎました。嬉し苦しの七夕の膳、デザートは織姫彦星を表していたのかしら?
料理ばかりではなくスタッフの方々の行き届いたサービスにも頭が下がりました。飲み物があと少しになると必ずそばに来てくださりオーダーを取っていかれます。目が行き届いているということですよね。
それにしても万年ダイエット中のまかない婦には辛いお勤めになりました。2kgほど体重が増えたのではないかとびくびくしながら家路に着いたまかない婦でした


昨夜、

どうやら飲み過ぎた・・・みたいですね

どうも最近あの古代ガラスの薩摩切子を買ってから飲みすぎ注意報発令中です。あまりに美しいグラスに注いだ酒のなんと旨いことか・・・

妹も叔父に買ってもらったよく似た薩摩切子を持っていますが、そのグラスのせいで飲みすぎるのだと言っています。この前天狗舞の蔵の方に喋っているのを聞いていたら、家で飲んで二日酔いになり立ち上がることも出来ず匍匐前進で移動して旦那に「今日のマッサージの予約をキャンセルしてくれ。」と頼んだら「ダラんねぇけ!」(馬鹿かお前は!)と手ひどく怒られたと言っていました。
そりゃ、旦那でなくっても怒るわな

妹によるとそれもこれも美しすぎるグラスが悪いのだとか・・・まっ、まかない婦も同じようなものですか?
そう言えばついさっき、行きつけのお寿司屋さんの若主人さんが来店され秋の限定酒『ひやおろし』の注文を入れていかれました。そして「この前は大丈夫でしたか?」とまかない婦に聞かれるのです。
・・・大丈夫って、何が?
「ほら、手取川のあらばしり一本呑んでグラングランになってタクシーで帰ったでしょ?」
へっ?そうだったの?なぁ~んも覚えとらんけんね


う~む、どうも最近記憶喪失に陥るパーセンテージがうなぎ上りに上がっているような・・・やっぱ、脳ドック受けておくべきだったかな?
それにしてももう『ひやおろし』?それが来てるってことは当然ボジョレーヌーヴォーも来てるよね?そうつぶやいたらカナカンの浜ちゃんが「もうテーブルの上に積みあがっています。」と悪魔の微笑みで答えてくれました

おとろっしゃ、おとろっしゃ・・・酒で記憶喪失になっている間に月日が飛ぶように過ぎていきます。マジ怖いです


まかない婦とその妹今かなり疲れています。酒屋のお得意様が今日東京駅に新店舗をオープンされ、3日後には白山市に宿泊施設を開業されます。その準備とお中元でヘロヘロになっています。
考えてみれば小さい商いながらもこのお中元シーズンは忙しいのです。その上お得意先様のオープンが重なり、ほとんど妹1人でやっている酒屋はパニック状態です

まかない婦がもっと手伝ってあげれればよいのですが、まかないの仕事のほかにもいろいろやらなければならないこともあり、こちらははるか昔からテンパリ状態続行中です。
こんな時にお互い肩や首がおかしなことになってきます。首の骨に生理的湾曲が無いとかで筋肉痛になりやすいのです。これではまた近々首を手で支えなければ起き上がれないという情けないことになりかねません。
妹は呪文のように「頭が痛い、首が張る、背中が痛い。」とこぼしています。彼女かなり若く見えるみたいですけど相当の御歳です。まかない婦と2人老骨に鞭打って働いているのです。
そんな働き者の呑兵衛がまがりなりにも働き続けられているのは心をいやしてくれるものがあるからです。

昨日のまかない婦にエネルギーをくれたのはこの地物のジュンサイです。能登の沼で取れるこのジュンサイ、ゼラチン質がすごく分厚くてプルプルです。水のように映っているのは全てジュンサイのぬめりの部分です。
大きさも破格ですが入荷量が少なく、次に手に入れられるのがいつなのかの予測もつきません。昨日は500g入れの袋が3袋だけしかありませんでした。
そのうち1つを自宅用に買い、もう一袋を親戚の叔父のために買いました。弟である社長も欲しかったみたいで「今日1日ディスプレイして売れ残ったら自分が買う。」と言っていましたが結局売れてしまったらしいです。
ジュンサイ争奪戦はかなり厳しい戦いです。
そして今は大好きな本がまかない婦の枕元に積みあがっています。読んだ本と読んでない本2つの山の高さは高いです。読みたい本がそばにあり、うまいおかずがあるばかりでなく極上の酒と美しい器が仕事終わりのまかない婦を待っていてくれます。
それだけでも本当に幸せです

妹の方は娘がテスト中だとかでお勉強に付き合って飲んだくれて起きているようで疲れマックスになっているご様子です。まさにズタボロです。
でも、まかない婦が彼女の娘なら飲んだくれの母が無理して起きていても別にどうという事も無いような気がします。
その無理しなければならんのか?母とは左様に厳しき職業か?嫁にも行かず屁もひらず(否、屁はときどき・・・)のこの身には所詮理解不能の妹の頑張りです


今日山小屋仲間のすーちゃんからメールが来ました。山から帰ってきて弥四郎小屋の様子を知らせてくれたのです

まかない婦の大好きな『弥四郎清水』の水飲み場も小奇麗になったようで、まかない婦も早くいかなくっちゃです

そう言えば数週間前に遠足の途中ではぐれてニュースになっていた小学生が居ましたね。まかない婦は子供のころ遠足に行くときには必ず遭難した時のために食料などを揃えて出かけました。
でも、この話を義妹にすると「そんな子供おらんやろう。あんたやっぱり病んどるわ。」と言われてしまいました。

現にあの子供達も遭難したようなものなのでは?
そして用心深いおかしな子供は大人になり、用心深いおかしなオバサンになりました。阪神大震災の後からずっと避難用の食料や備品などを揃え、使い潰したザックに詰めて半年ごとに期限切れになりそうなものを交換しています。もう18年ですか・・・
義妹からはこんなに重いザックを背負って逃げれるはずが無いと嘲笑されていますが、多分背負えますよ。昔はもっと重い荷物も背負っていたし、そんなときには火事場の馬鹿力が出ることになっています

非難されても止められません。とにかく粘着質な性格なので物事をなおざりにすることが出来ずやらなければならないことが雪だるま式に膨れ上がっています。
哀れなジェイコブ・マーレーです。ガチャーン、ガチャーン!引きずる鎖の音が聞こえます。
どこまで行けるのかしら?ま、行けるとこまで行くまでです

話は変わりますが、さっき店番を交代するために酒屋に来たら妹が「くっせー、くっせー、何や生臭いぞ!」と、まるでジャックと豆の木の巨人のようなことを言います。
臭いかもしれません。サラダ用に買った茹で海老の殻をむいていたら半分ほど傷んで異様な臭気を放っていました。今日買ったばかりなので何とか食べられないかと思いよさそうな海老だけもう一度茹でてみたのですが、ためしに食べたら味がしませんでした。
昔腐った肉を食べられないかと試したときも同じようにまったく味がしなかったものです。やっぱりダメなのでしょうね、もったいないことです。
妹にその話をすると「どうせ魚屋さんには言えないんでしょう?」と言われました。言えませんが、自分の造る料理には気をつけようと改めて思いました。物の傷みやすい季節です。
用心、用心・・・
あっ、ブログ書いたのにアップするの忘れた
手遅れだけど今からアップしときます。
こんにちは、まかない婦です。
7月1日月曜日、今日は氷室開きの日です。
藩政時代加賀藩では冬の間『室』と呼ばれる貯蔵庫に雪を詰め、旧暦の6月1日にこの室を開き、切りだした雪を将軍家へ献上していたのだそうです。何でもお江戸まで4日で雪を運んだとか・・・大変ですねぇ
今の金沢では氷室の日は『氷室饅頭』と呼ばれる饅頭を食べる日になっています。他にも『氷室の竹輪』を食べる風習も残っています。

実は近江町市場の中の岩内蒲鉾店とは遠い親戚関係にあり、いつも親しく挨拶を交わす仲です。でも、何か買うと必ずおまけをしてくれるので反対に申し訳なくて買い物できずにいるヘタレキャラのまかない婦です
そんな意気地なしも今日ばかりは竹輪を買わなければなりません。買ったらやっぱりおまけしてくれて、更に焼きたてのホカホカを袋に入れてくれました。普通の竹輪よりかなりぶっといです。
妹と2人獣のようにかじりついて焼き立て竹輪を食べました。ジュースを買いに来た社員が私たちのガブリつき顔を見て引いていました
竹輪のほかに当店は酒屋でもありますから『氷室の酒』も飲まねばなりません。

とりあえずはこれですか?萬歳楽さんの『白山氷室』という氷酒です。シャーベット状の酒をスプーンで食べ、ミゾレ状になったら切子のグラスに移していただきます。夏にはなかなか良いものですし、ほかの県ではあまりないようですね。
何やかや言いながら結局最後は酒を飲む話に落ち着きがちなまかない婦のブログ、お酒に興味のない方が見たらさぞかし呆れてしまうでしょうね?
ま、呆れられようがどうしようが飲みますけどね・・・
ウヒッ!


7月1日月曜日、今日は氷室開きの日です。
藩政時代加賀藩では冬の間『室』と呼ばれる貯蔵庫に雪を詰め、旧暦の6月1日にこの室を開き、切りだした雪を将軍家へ献上していたのだそうです。何でもお江戸まで4日で雪を運んだとか・・・大変ですねぇ

今の金沢では氷室の日は『氷室饅頭』と呼ばれる饅頭を食べる日になっています。他にも『氷室の竹輪』を食べる風習も残っています。

実は近江町市場の中の岩内蒲鉾店とは遠い親戚関係にあり、いつも親しく挨拶を交わす仲です。でも、何か買うと必ずおまけをしてくれるので反対に申し訳なくて買い物できずにいるヘタレキャラのまかない婦です

そんな意気地なしも今日ばかりは竹輪を買わなければなりません。買ったらやっぱりおまけしてくれて、更に焼きたてのホカホカを袋に入れてくれました。普通の竹輪よりかなりぶっといです。
妹と2人獣のようにかじりついて焼き立て竹輪を食べました。ジュースを買いに来た社員が私たちのガブリつき顔を見て引いていました

竹輪のほかに当店は酒屋でもありますから『氷室の酒』も飲まねばなりません。

とりあえずはこれですか?萬歳楽さんの『白山氷室』という氷酒です。シャーベット状の酒をスプーンで食べ、ミゾレ状になったら切子のグラスに移していただきます。夏にはなかなか良いものですし、ほかの県ではあまりないようですね。
何やかや言いながら結局最後は酒を飲む話に落ち着きがちなまかない婦のブログ、お酒に興味のない方が見たらさぞかし呆れてしまうでしょうね?
ま、呆れられようがどうしようが飲みますけどね・・・

* by やまねこ
暑い日に、切子のグラスで氷酒を飲むのはなんとまあ贅沢なことでしょう。
弥が上にも、冷感がつのりますね。
弥が上にも、冷感がつのりますね。
Re: タイトルなし * by まかない婦
やまねこさん、まったく器一つで酒の味が違います。美しい器で旨い酒を飲むとき、至福の喜びを感じます。
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能登から来た友人は「ダラボチ」と言われたそうです。
まかない婦さんの家ではどうだったのでしょうか。