まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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朝から金沢はパタパタと雪が降っています。

ここ最近金沢ではコロナの患者が増えています。ホストクラブでの会食がクラスターになったようです。
思えば病院以外のクラスターはカラオケだったり同窓会だったりで『なぜ今それをするのか?』と聞きたくなるような案件ばかりです。県民性が心配になる今日この頃ですよ。
さて、全国的にもそうなのかもしれませんが街は閑散としています。
近江町市場には木枯らしが吹き

今日聞いた話では取引先のホテルが休業に入ったとか、別のホテルのレストランが閉められているとか・・・良い話が全く聞こえてきていません。
どうなるんだろう?不安です。
柿市商店の従業員食堂では相変わらず売れ残った野菜を使い切るのに汲々としています。
明日は山ほど渡されているマッシュルームをソーセージの炒め物に使うことにしました。カリーブルスト風の味付けにするつもりなので数日前に作った自家製のケチャップも使います。
でも心配なのは肉ばかり食うケダモノが今度はソーセージばかりをほじくり返して食うのではないかとの案件です。
甘く見たらだめなんですよ。今朝の食卓で鶏と長ネギの炒め物から肉だけ掘ってご飯に乗せ『肉丼』にして貪り食うケダモノに母と2人呆れていたら、2分もせずに肉だけ完食し、またしても炒め物の鉢を突撃する、そして肉だけかっさらいまたしてもの肉丼を食う姿に呆れより恐怖を感じました。
人でなし。物の怪の類か?

柿市商店、物の怪成分やや多めの社員をそろえております。(`・ω・´)ゞ
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雪が降っています。金沢もシャレにならんことになってきたようです。

ついさっき車のバッテリー交換に向かっていたはずの妹から電話が入り、雪で立ち往生して戻ってこれなくなったと連絡がありました。
妹の悲鳴のような
「店閉めろ。街中は立ち往生した車だらけで大変なことになってる。客なんか誰も来ないぞ!」の宣言の勢いに押され酒屋も4時に閉店しました。
もっとも店の前も新雪のゲレンデ状態になっており、この雪蹴散らして酒買いに来る猛者も居なさそうです。

当社の社員の中でも富山方面に向かった数人は午後5時現在まだ帰社しておりません。お泊りか?

ちなみにこちらは今日の昼頃の当社近所の様子です。左奥に当社の車も写っています。
もちろん現在はもっとひどいことになっております。どうなっちゃうのかしら・・・不安しかありません。


天気予報通りの荒れた天気が続いています。でもお隣の富山県の方がひどいみたいで富山方面に配送している社員が70cmほど雪が積もっていたといっていました。
さっきニュースで見たら富山の積雪84cmだそうです。半端ないです。

いたるところで車が雪にはまり立ち往生しているらしいです。
金沢ではさほどでもありませんが一応少しは積もっています。
そんな中、台車に酒を積んで酒屋から本社のバックヤードに運ぼうとしたのですが雪で台車が全く動きません。無理やり押して20cmも進んだでしょうか?
見かねた男性社員が二人来てくれて手で運んでくれました。
「自動車でさえ雪にはまって動けなくなっているのにそんなもんで運べるわけないだろう」
ただただ呆れ目線でした。
あっ、おっしゃる通りですね。面目ない。
天気がひどいのとコロナがひどいので街中の人通りもすっかり絶え、まるでゴーストタウンみたいになっています。
つくづく寒い年明けになりました。



金沢はまたしても観光客数が膨れ上がっているようです。結局首都圏から近いし、コロナの患者数も少なめ、さらに今冬の味覚がおいしさを増しています。そりゃ来るよね。
嬉し恐しの金沢人です。

さて、金沢と言えば伝統行事?の報恩講の時期です。これは大体11月の行事だと思うのですが、当家では月初めの日曜日が月経の日になっているのでいつの間にか12月の初めが報恩講の時期になっています。
一番参るのはこの時精進料理を作り仏壇に供えなければならないことです。最近親戚から聞いたところによるとそれも取り寄せできたりするらしいですが当家ではいまだにこぶだしを使って作っています。

そんでもってこれが今年の『ほんこさんの御膳』でございます。
まず炊き立てのご飯。右はこぶだしと薄口しょゆで作った澄まし汁で長芋と三つ葉です。
真ん中は義妹がいつも作ってくれている切れ漬けです。白菜、ニンジン、大根です。
大きな椀には煮物を入れてあります。生麩とシメジ、京ニンジンの煮物です。京ニンジンは隣で見ていた義妹が一個だけ花形にしてくれたのでそれを使いました。
右奥のお椀には味噌を大葉で巻いたもので市販品ですがおいしかったので使ってみました。
しかし器が小さいので普段と同じように作ると違和感半端ないものになるのでちまちまと素材を小さく刻んで作っています。シメジはもともと大小様々なので使い勝手が良いです。
長芋は細く刻んだうえ長さも半分に切りました。ちまちまちまちま作っております。
今御膳も作り終わりお坊様の到着を待っております。終わった後もいろいろと後片付けがあるので結構大変な『ほんこさん』です。
ああ、金沢では報恩講のことを『ほんこさん』と呼んでいます。多分他県には通用しない言葉なのですよね。報恩講さえあるのかどうか疑わしきところだと思っております。
