まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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昨日犬の具合が悪くて休んでいた社員が今朝出社してきました。朝挨拶をして
「胃腸炎で普通のものが食べられないから昼ご飯はキャンセルする」と言われ・・・えっ?
具合が悪かったのは飼い犬ではなくご本人だったようです。
『胃の具合が悪い』がどこで『犬の具合が悪い』になったのか謎ですが、今ではペットも家族として人権(犬権?)を認められていますから家族の具合が悪ければ休むよねーになっていました。
あっ、そういえば金沢弁ではイヌのことをインと言ったりするので余計発音されていないンが事態をややっこしくしているのかもしれません。
子供がコロナに感染して自宅待機していた人たちも全員復帰してきました。ヤレヤレでございます。
金沢は規制がなくなり急に観光客さんたちが増えたように思います。昨日は久しぶりに中国語をしゃべるグループに遭遇しました。少しずつ、少しずつ元の暮らしが戻ってきているのかな?
ウクライナのことを思うとホッともできないけど寒さも薄らぎ、サクラもちらほら咲き出して春だなーと思います。


春が平和も運んできてくれれば良いのですが・・・
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先日30年近く働いてくれた社員さんが退職されました。健康上の理由ということですが本人曰く
「あの階段を野菜の箱を持って上り下りするのはもう無理」という話でした。
あの階段とは二階建てになっている冷蔵室の上の冷蔵庫までの階段です。まかない婦にしても荷物を持って追い立てられるように上り下りするのはもとからあきらめています。人のあまりいないときにゆっくり上ったり下りたりする階段です。
ですが確かにそこを走って上り下りする社員は割と多いかな?一種のパフォーマンスのようにも思います。『俺ってこんだけできるんだぜ』的な?そしてトロトロ上り下りしている人は冷たい目にさらされそうです。ドンガメのひがみかもしれません。🐢
まあ、体調もいまいちのようなのでゆっくりと養生してもらった方がよさそうです。
昨日いろいろな手続きのために来社され社長と話しておられましたが長年勤めた人の退職にしては寂しいと思いました。
その社員さんはまかない婦たちの父が亡くなっ時にすでにはたらいた方です。
遺体になった父が帰宅したとき夜中の1時頃だったはずなのに待っていてくれた数人の社員の中の一人だったことを覚えています。
社員というよりもっと近しい人たちと思っています。あの頃わが社は今より家族的だったよね。もう25年ほど前の中秋の名月がこうこうと輝いていた寒い日でした。思えば同じ時期です。

会社も少しずつ大きくなり社風も変わってきたように思います。決して素晴らしい会社ではないけど退職した人が『みんなで行った旅行が一番楽しい思い出だ』と言っていたように、海外旅行ではなくても国内の旅行でも積み重ねた楽しい思い出は確実にみんなの中に残っていると思います。
コロナもようやく下火になり、またみんなでバス旅行もできそうです。これからも楽しい思い出が増えるような会社であれば良いなと思っています。
退社された社員さんにはありがとう、ご苦労様でしたと頭を下げたいと思います。本当にありがとう。お体を大切にしてください。

そろそろ松茸の季節です。

となると社長の腰痛の季節でもあります。これは松茸を箱詰めする作業台が社長の身長にあっていないため毎年引き起こされる悲劇です。
ところが、まだ松茸の出荷がほとんどない時期にギックリとやってしまったらしいです。魔女の一突きですか?

上体をそらし気味にして足は引きずって歩いています。ギッギッギッと音のしそうな歩き方です。
そしてもう1人背の高いベテラン社員が柿市マシーン(当社の車を社員がそう呼んでいます。カキマと短縮して呼ばれることもあります)から這い出るように降車しました。
「どうしたん?」
「ギックリや」
ギックリ社員が2人になりました。こちらの社員はブリキのおもちゃのロボットのような動きです。ギギギギギギキとさび付いたボディを引きずっています。
自分だけではなく社長も同類と知っていて、そこだけ嬉しそうでした。
それでも二体のロボットは仕事も休まずギギギと働いています。休めばどうかね?


今日妹の指令により4階の冷蔵室から日本酒を抜き取っていました。冷蔵室内は暗いので物を見つけるのは結構大変です。
ですがついさっき社員が同じ冷蔵室に荷物を入れようとしていたはずなのに見当たりません。しかも冷蔵室のドアが開きっぱなしです。
『ちょっとー、仕事終わったんならドアは閉めようよ』若干プリっとしながらドアを閉めようとしたらドアの前の薄暗がりにさっきの社員がペタンと座っていました。
フロアの電気は切ってあって、雨模様の天気と相まってフロア全体がひどく暗いです。しかもまかない婦かなり目が悪いうえに冷蔵庫と梅雨真っ盛りのフロアとの行き来で眼鏡が激しく曇っています。
要するにほとんど見えない暗いフロアで黙って座り込んでいるその社員はかなりホラーな感じです。

しかもよく見ればどうやらどこかを怪我したらしく血が滴っています。ヒーーーーーーーー

更に曇った眼鏡をはずすと大量の荷物が台車ごとひっくり返っているのが確認されました。荷物のほとんどが豆腐だったようで100丁以上はあるだろう重量級の荷物が大惨事です。
とりあえず荷物を一箱ずつ脇によけました。座り続ける社員に軽くバニクッタまかない婦は
「誰か呼んでくるよー」と叫びながら3階食堂に救助を求めて下り、慌てながらも助けてくれと要請しました。
いち早く反応したのは義妹です。さすが元看護婦です。

結局社員のけがは爪がはがれた程度で、まかない婦の慌てぶりとは若干の差異があったようですが大ごとにならなくて本当に良かったですよ。
突然の事態にうまく対処できないことが露呈されてしまいましたが、まあ些細な問題です。
ひっくり返った豆腐も問題ないと社長が言っていました。それも良かったー。100丁以上の木綿豆腐が従食に回ってきたらホラー以上の異常事態になるところでした。
それにしても薄暗がりでうずくまる社員の姿があまりにも異常で肝の冷えたまかない婦でした。((((;゚Д゚)))))))

先日しばらくの間働いてくれていた派遣社員の女性の契約期間が終わりました。
驚くことにその派遣会社で当社からの依頼があると聞いて自ら手を上げ当社勤務を希望してくれたのだそうです。
理由は『サラメシで見た従業員食堂でご飯を食べたかったから』と聞きました。
オイオイ、サラメシの取材断らなくって良かったよ。求人の役に立つなら受けといてよかったです。
でも彼女曰く『5キロ太った』って、えーーーーーーーーーーーーーーーー!! (゚△゚;ノ)ノ
そういえばよくお代わりしてたけどまさかそこまでとは・・・
とてもきれいな人でそんなに太ったようには見えませんでしたが・・・はい、全く。(・Д・)ノ
彼女は最近結婚したばかりで海外勤務のご主人のもとに向かう予定だったのですが、今行けるのかな?
全く厄介なコロナのやつです。人の幸福をめたくたにすんなよ。ε=ε=(怒゚Д゚)ノ
コロナのために客足ばったりだと思っていた金沢ですが卒業旅行風の若いグループが目につくようになってきました。
近江町市場内の金沢おでんの店なんかは今日はほぼ満員でした。少し期待していいのかな?
全世界的にこの騒動が収まることを願いながら今日は全くお客様が来店されない酒屋の店でブログ書いてるまかない婦です。(;´д`)<萎ェェェ↓