まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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昨日接客中にスマホの呼び出し音が鳴っていました。なかなかでないのでお客様に
「携帯鳴っていますよ」と教えてあげたら
「僕じゃありません」と言われたので慌ててポケットを探ると本当にまかない婦の携帯が鳴っていました。
おかしいな、ほとんど鳴ることなどないのに・・・(。´・ω・)?
まあ、出る前に切れていたので見てみると古い友達でした。でも接客中だし、用があるなら又かけてくるだろうと思いスルーしました。間違い電話という可能性もあるしね。あるよね?
そのお客様が結構長い間いらっしゃってすっかり電話のことを忘れていました。7時1分前突然現れた友人が
「セーフ」と嬉しそうに宣言します。7時閉店ギリギリ前に滑り込めたのがよほど嬉しかったらしいです。
そのあと以前に進めた日本酒を買い、贈答用に包装した後発売されたばかりの『初しぼり』の中から2本選んで買ってくれました。
(-ω-;)ウーン、友人的にはセーフだったのか・・・
妹がよく
「あんたの友達すげーのばっかり」と言っています。
妹よ、所詮平地の友には限界があるのだよ。本当にスゲーのは山関連の友達ですわよ。あの人たちの中に紛れるとまかない婦の普通さが光り輝くのですから。

一応曲がりなりにも人生に敷かれたレールの上を走る人と、途中下車する人とは尺度が違う感じかな?
でもそんな昔馴染みたちにとても惹かれるまかない婦です。

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今日酒屋に顔を出したらたまにやってくる同級生が店内にいました。梅酒を買いに来てくれたようです。
すると急に自分はもう年寄りといっても良い年なのだ。子供と年寄りがマスクのために死んだ案件が何件もあるからこれから自分はマスクをしないのだ、息苦しいのだと熱く語り始めました。
見てみると本当にマスクをしていませんでした。驚愕。

「私は喘息だけどマスクをするよ」

「えー、なんで?」
酷い咳が続くこの体でマスクなしに外出すれば社会の敵だよ。なに?人とトラブル引き起こすのダメなんだよ。苦手、なんかすごく苦手。しかも私マスクの有用性信じてますから。
てかこの人めんどくさいよ。『めんどくさい人』認定だよ。
店の入口にも『マスクの着用をお願いします』って書いてあるけど字読めるよね。
熱く正当性を主張していた同級生は喘息患者の切実なる訴えに押されてごにょごにょ言いつつ帰っていきました。
当店ご来店の際はマスク着用をお願いいたします。

あっ、あんまり関係ないけどさっきひどくせき込んだらパンツが裂けたよ。今交通事故に合ったらかなり恥ずかしいことになるなとふと思うまかない婦でした。使い込んでヘロヘロになった肌触りが良い感じだと思ってたけど経年劣化でしょうかね?

昨日友人のお父様のお通夜に参列してきました。
話しでは会場内は親戚の席だけで一般の参列者は焼香だけして帰ることになるという話でした。
ですが訪れてみると葬儀社のスタッフの方が
「このようなご時世なので参列するかどうかは参加者の方の判断にお任せします。焼香されるなら今です」
と、言われてもタクシーが渋滞に巻き込まれ今にも葬儀が始まりそうだったし会場の席もまだいくつも空いていました。普通に参列して問題なさそうだったので一番端の方の席に座りました。
家族葬と言っても参列者が少ないだけでごく普通の葬儀だと思ったのですが、読経が終わり僧侶の退出のあと喪主の挨拶で度肝を抜かれました。
まかない婦の友人が喪主としてあいさつをしたのですが、一般的なあいさつではなく彼女は朗々と物語を読み上げる女優でした。
まさに女優がステージの上で詠っています。いやはや恐れ入りました。そういえば先日自作の小説が彼女から送られてきたのですが、忙しさにかまけてまだ未読です。
いろいろな葬儀があるのだと改めて認識しました。
家族葬ということなので葬儀の後はなるはやで会場を後にしたまかない婦です。合掌🙏

今日、友人の旦那が久しぶりにやってきていろいろと迷惑をかけていきました。もちろん買い物はしてくれたのだけどあまりな態度に呆れかえるまかない婦です。

まず小売部門に行って
「オイ、箱もってこい」です。当社社員が
「後ろの店の方に箱ならいっぱいあるのでどうぞ」と呆れながらも対応したのに
「箱もってこい」を連呼して持って来させたそうです。
この後スイカを買ってくれたと言っていましたが、いくらお客さんでもこの態度は無いよね。
まかない婦は小売部門の社員に
「厳しく対応していいからね」と言っておきました。悪い人ではないのですが一般常識から外れ切っている人なので常人の理解の及ぶものではありません。
酒屋でも同じような感じですが、妹はこの人に慣れているのでさほども問題ではありません。
まかない婦が会ったのはその後で酒屋の裏口から入店と同時に景品の棚に突進し、くだらんおもちゃのようなものを選んで
「もろてもいいやろ」(もらってもいいよね)と言いながらこちらを見て、ブフフと笑いました。
まかない婦をじろじろ見た後
「富子と一緒や」と嬉しそうに笑い帰っていきました。
暗にまかない婦が太ったことを自分の妻と一緒だと言って喜んだようです。
もー、この中身が子供で側だけ年取ったおっさん何とかしてくれませんか?多分まかない婦の友人もこれには参っていると思いひそかに同情しました。
結婚するのって大変だなーとふと思った今日の日です。


昨日妹と酒屋の店番を代わった後、先日作った来月のHP用の料理をレシピ化しようと思っていました。簡単な料理だったので時間もさほどかからないはずです。
ですが・・・その後近所に住む同級生が訪ねてきて酒を買ってくれたのですがまったくのんびりとしていて長時間かかってしまいました。
「これにしようかな?でもこれはどうなの?ふーん、やっぱりこれにしようかなぁ・・・」
って、あんた、さっさと決めてくれ。暇そうに見えるのかもしれないけどこの時期に暇している八百屋や魚屋は居ないんだよ。あんたも長年この場所で暮らしてきたならわかるんじゃないの?
のんびりといろいろ迷っているマイペースな同級生に内心溜息を吐きつつ顔では威圧しないように耐えていました。
そういえば妹もまかない婦と交代するとき涙目で
「仕事なーんにもできなかった」と訴えていました。
常連の話の長いお客様がレジの前で延々と話し込み1時間余りも粘ったのだそうです。その間たくさん入店してきた別口のお客様はレジ前が一向に明かないのですべからく退場していったとか・・・
さらにようやくそのお客様が去って、よし、頼まれた発送の荷物を作ろうと奮起したところにまかない婦の友人がお酒を買いに訪れたのだとか・・・
ああ、あああああ、あの人ね。彼女も決断できないミスKYさんなんです。姉妹そろってマイペースなお客様に翻弄された昨日の日だった訳です。
あれっ?KYってまだ有効な言語だよね?ひょっとして死語の世界?
なんだか世の中の巡りの速度に置き去りにされているまかない婦でございます。
