まかない婦のお勝手ブログ
私は柿市商店という石川県金沢市の八百屋で働いているまかない婦です。 自分の周りに日々起こる、おかしな出来事などを取り上げて、ブログを書いてみようかなと思っています。
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来月のホームページ用にまたオリジナル料理を作りました。

これです。山菜の昆布締めサラダ風の料理になっています。
本来は加賀野菜の料理を作るのですが3月というのは旬の加賀野菜がない時期です。なので最近3月は山菜を取り上げることが多いです。
えーっと、昆布締めってわかるかな?主にはお刺身などを昆布に挟んで風味付けする料理法ですが野菜でやっても結構おいしいです。なので茹でた山菜を一晩昆布に巻いて翌日盛り付けたサラダ風の料理です。
料理自体は茹でて昆布に巻くだけなので簡単なのですが、ここで問題なのが量です。
これ、最初は2人分として作っていたのですが、途中で『こんな量を2人で食べきれるか?』と疑問を抱き4人分に変更したのです。使った素材はコゴミ、ウルイ、菜の花、ヤングコーン、オクラと甘えびで、エディブルフラワー(食用の花)は生のまま使いました。甘エビは生のものを昆布締めにしています。あと、生ハムを添えました。
ほとんど野菜だけど量が多いよ。(゚△゚;ノ)ノ
基本になった菜の花が結構ボリュームがあるところが間違いの素です。
そして今日菜の花の写真を撮るために巻いてあったフィルムを外してしまったのでそのまま当家の夕食に使うことになったのですが、ゆでたサラダにしたらやっぱり量が多かったです。もちろん母と2人分で絶対食べきれない量です。
このポンコツもう栄養士とは言えんな。(#^ω^)ビキビキ
多分今晩量が多すぎると母に文句を言われながら食べることになりそうな気がします。

寂しいポンコツの愚痴っぽいお話でした。
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今日当社のお昼御飯は筑前煮でした。生タケノコをあく抜きしたものが冷蔵庫に保存されず(寒いから良さそうな気がしなくもない)ヤバい感じになってしまったと渡されたのがきっかけです。
そこで生タケノコまで使えることは少ない筑前煮を作ることにしました。
この筑前煮はまかない婦のこだわりのレシピです。使う食材はタケノコ、レンコン、人参、鶏もも肉、ゴボウ、こんにゃく、干しシイタケですが煮込んでいく順番があります。
他のものは良いのですが鶏もも肉は煮こみ過ぎるとばらけてしまうし、人参は硬くもなくさらに荷崩れしないちょうどよい硬さにしたいのです。そしてレンコンはシャキシャキに仕上げます。
「これ生じゃないのか?」とか
「硬くて食べられない」と言われても逃げずにシャキシャキを押し通します。
さらに言えば干しシイタケは前日から冷蔵庫で戻すとふっくらとよく戻ります。
これらをすべて網羅して順々に煮込んでいく偏執狂的なレシピです。
これがそのレシピです。でもあまりにも複雑だと言われ簡易バージョンも作りました。
こちらがそれです。あんまり変わらん?そ、そうとも言う。


月が改まり、今月の料理もちゃんとホームページに載っています。

これです。巨大シイタケをスライスして二個分焼きました。椎茸はたんぱくなので少しのバターやベーコンの脂では味が付きません。なのでチーズやベーコンと一緒に食べる料理にしました。

その前に作ったこの料理は肉の焼き汁プラスバターで椎茸に味が付く予定でしたが、椎茸の焼き縮が激しく、何がメインの料理なのかが謎です。これではステーキメインで椎茸は添え物にしか見えません。
ですが妹がこちらの方が肉が旨そうで没にするのはもったいないというのです。
確かに肉は旨かった。

でも違うのよ。私は椎茸の料理を作りたかったのであって添え物の椎茸料理は

ちょっともったいない気はします。肉旨かったしね・・・🥩
でも野菜の料理を作るんだよー、肉じゃないんだよ。だって八百屋なんだから。そしてのと115がおいしいことを喧伝するのも目的なんだよ。だからやっぱりこれで良いのです。すこーしだけ残念ではありますけど・・・
のと115、おいしいよ。


もう月末になってきました。なので恒例のオリジナル料理を作ります。
来月2月用の料理です。この時期を逃すと無理なので『のと115』を食材として使うことにしました。本当は『のとてまり』と行きたいところですが値段が高すぎます。115でも充分立派なので115で決行です。あっ、のと115とは巨大原木椎茸の品種で、これの優良品で一定の基準をクリアすると『のとてまり』として認められます。
lhttp://www.kakiichi.co.jp/article_detail/6811.html
詳しくはこちらをクリックしてください。
そして今回はヒレ肉と一緒に焼くことにしました。ヒレ肉も115も結構お高いのでできれば出来立てを食べたいところです。
なので酒屋の店番が終わってから作ることにして母と二人で出来立てをいただきたいと思います。ステーキ焼いて冷めてたら哀しいよ。

そこで今現在撮影用のボックスを組み立て、グラスを用意し、食材も切って、時間のかかるものはすでに作りました(フライドガーリック)。
後は肉とシイタケを焼いて、鉄板にのせ撮影します。
ペアともいえる日本酒は手取川さんのスパークリングドットという発泡系のお酒でワイングラスで飲んでほしいと注釈がついています。
ステーキはトンカツソースで食べる派なのですが、今回は醤油かな?塩かしら?
どうやら塩になりそうです。マルドン塩というおいしい塩があるからあれを使おうかな?
写真撮影までうまくいくのか?そして熱々を食べられるのか?五分五分と言ったところでしょうか。
料理を作るにあたりクックパットで以前作った料理をチェックしていたら亡くなった名古屋の叔父が私の作った料理を作ってアップしてくれているのを見て、哀しいやら嬉しいやら・・・
温かい思いに今も包まれているのだなーとあらためて思いました。ありがとう、ありがとう・・・

月末なので来月のオリジナル料理を作らなければなりません。11月の加賀野菜として『源助大根』を選び今まで作ったことのない料理を考えます。
うーん、肉を甘辛く煮付けたものの横に大根の太めの千切りを盛り付ける・・・これって源助大根でなくてもいいよね。

やっぱり源助大根を使うなら柔らかく煮込んだ料理がベストかな?
ということで早く柔らかくなるように厚みを薄くして煮込んだ大根にすることにして二日がかりで作った煮物ですが、大根は抜群に美味しかったけどあんとして使った鶏ひき肉がボソボソしていてあまりおいしくない。

しかも肉の量が多かった。🍖🍗🥩
主役は源助大根なので肉が出しゃばっても良くない。このレシピでは肉は脇役であるべきと考え豚小間に変更し量も減らしました。さらにゆずの皮の千切りをしょうがの千切りにして、添えた三つ葉の代わりに小ねぎを加えることにして作り直しました。
うーん、一回目より良いか?まあ今回はこれで行くことにしました。

これから

これに変更しました。器も自分の会社の記念品の器から先日従兄夫婦からもらってきたものに変えました。
上の方が見た目はいいけど多分下の方がおいしいです。なので今回はこれだね。

